ボールペン画のデザイン例は?
ボールペン画の書き方|絵のデザイン例①デッサンのような仕上がり
ボールペン画で描いた絵のデザイン例1つ目に紹介するのが、モノクロ写真のような絵を描く技法の1つデッサンのような仕上がりのボールペン画です。デッサンは鉛筆や消しゴムで陰影をつけながら本物そっくりの絵を描いてきます。
鉛筆で描くデッサンであれば全体のおおよそのあたりをつけてから、細かい部分と描き不要な部分は消しゴムで削っていく書き方がおすすめです。しかしながら、ボールペン画は修正が出来ないという点では、鉛筆に比べ難易度が高めになっています。
またボールペン画では、鉛筆画とはまた違った風合いのある絵に仕上げてくれます。デッサンのように描くコツとしては綺麗なグラデーションになるよう意識して、少しずつ濃い部分を塗っていくと失敗しにくいのでおすすめです。
ボールペン画の書き方|絵のデザイン例②人物画
ボールペン画で描いた絵のデザイン例2つ目に紹介するのが、ボールペンならではの質感を生かして描いていく人物画です。鉛筆や絵の具と違いペン筋がはっきりと分かるのがボールペン画の特徴ともいえますが、そのペン筋を生かした作品は力強さと温かみが共存した絵に仕上がります。
ボールペンのペンの重なりの多さで絵の濃淡を表現した書き方は、ボールペン画独特の雰囲気ともいえます。ペンの力加減は変えずに色を濃くしたい部分は何度も重ねて描くことで、この独特の雰囲気を演出することができます。
ボールペン画の書き方|絵のデザイン例③立体的なイラスト
ボールペン画で描いた絵のデザイン例3つ目に紹介するのが、イラストをより立体感のある絵に仕上げたデザイン例です。ボールペン1つで影や濃淡を表現することで、平面のイラストも奥行き感を加えることができます。
イラストであればデッサンや人物画のように本物そっくりにする必要がなく、自由に描くことができるので初めてボールペン画に挑戦する方や、普段イラストを描くのが好きな方にもおすすめです。
ボールペン画の書き方|絵のデザイン例④アートでデコレーション
ボールペン画で描いた絵のデザイン例4つ目に紹介するのが、ポールペンで柄を描いてデコレーションしたデザイン例です。前面に渡りいくつもの花を重ねたデザインは、細部にわたって花びらの模様が描かれており1色で描かれているとは思えないほど華やかに仕上がります。
濃淡を表現するというよりは塗り絵感覚でボールペン画を楽しむことができるので、ボールペン画初心者の方にもおすすめできるデザイン例といえます。また黒1色でも素敵ですが、カラーボールペンや色鉛筆、絵の具など他の画材と合わせてデコレーションしても楽しいです。
下の記事ではダイソーやセリアなどの100均で入手できる色鉛筆を紹介しています。ボールペン画と色鉛筆を組み合わせることでより幅広い絵を描くことが出来ます。ぜひこちらの記事と合わせてチェックしてみてください。
ボールペン画の描き方・コツは?
ボールペン画の描き方・コツ①にじみにくい紙を選ぶ
ボールペン画の描き方のコツ1つ目に紹介するのが、絵を描く紙はボールペンのインクがにじみにくい紙を使用することです。上質紙やケント紙などは紙の表面に凸凹がなくツルツルしているため、ボールペンのインクが滲みにくく描きやすいです。
はじめの内は技法やテクニックなど気にせずに、ボールペンで楽しくイラストを描いていくことで自然とボールペンでイラストを描くことに慣れていけます。にじみにくい紙でのボールペン画に慣れてきたら、画用紙やスケッチブックなど表面の凹凸があるものに挑戦するとまた違った味を演出することが出来ます。
ボールペン画の描き方・コツ②基本の図形を描いて練習
ボールペン画の描き方のコツ2つ目に紹介するのが、丸や四角などの簡単な図形や単純な線でできたイラストを描くことです。絵に自信のある人であれば問題はないのですが、絵が苦手と感じている人や上手く描きたいという人は、まず基本的な図形を綺麗に描く練習をするのがおすすめです。
イラストを描くのが苦手、絵心がないと感じている人は、四角や丸などの形が綺麗に描けないという場合が多いです。まずは簡単なものから初めて徐々にステップアップすることが、素敵な絵を描くことへの近道です。
ボールペン画の描き方・コツ③バランスを見ながら下書きをする
ボールペン画の描き方のコツ3つ目に紹介するのが、絵のゆがみやバランスを確認をしながら鉛筆などでしっかりと下書きを行うという点です。プロ級の腕前の方は下書きをしないで一発描きをするかたもいらっしゃいますが、ボールペン画に慣れていない人は下書きをするのをおすすめします。
あくまでも下書きなので細かい所まで忠実に描いておく必要はないですが、下絵の時点でしっかりとバランスを確認しておくことで仕上がりも抜群によくなります。確認方法は絵に線を入れて位置を見たり、裏返して透かしてみたり、向きを反対にしたりすると分かりやすいです。
ボールペン画の描き方・コツ④描きたい絵を写す
ボールペン画の描き方のコツ4つ目に紹介するのが、描きたい絵や写真をトレース紙に写して下書きをする方法です。トレース紙とは薄く下に敷いた絵柄が透けるため、絵をなどりながらうつすことができるものです。トレース紙に写したものを紙にのせなどることで紙に薄く線がうつります。
後は元となったイラストや写真を見ながら濃淡を工夫してボールペンで描いていくことで、絵が苦手という方でも綺麗な絵を描くことができます。風景や町並みなどは時間もかかるため大変ですが、完成したときの達成感はすごくあります。
ボールペン画の描き方・コツ⑤塗り方!薄い部分から描いていく
ボールペン画の書き方のコツ5つ目に紹介するのが、薄い部分から描いていく塗り方をするということです。ボールペンは一度描いた部分を消すことができないため、いきなり濃く描いてしまうと失敗したときに修正がききません。
そのため、まずは全体の輪郭を縁取るようなイメージで描いていき、色が薄い部分や明るい場所から描いていくようにします。濃淡や陰影もおおまかな形ができてから足していく塗り方をすることで、バランスよく陰影をつけることができます。
ボールペン画の下絵を描く際にも大活躍するトレーシングペーパーは、ダイソーやセリア、キャンドゥでも購入することが出来ます。トレーシングペーパーは消耗品なので100均で購入できるのは、とても嬉しいです。ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
ボールペン画の上手く見えるテクニックは?
ボールペン画のテクニック・技法①ハッチングで立体感をプラス
ボールペン画が上手く見えるテクニックや技法1つ目に紹介するのは、平面的な絵を立体感をだすハッチングという書き方です。ハッチングというのは平行の線を絵に加えることで、絵に奥行きが加わるとともに濃淡や陰影をだすことができます。
一言にハッチングといってもクロスハッチングや平行ハッチングなど様々な種類がありますが、ボールペン画を上手く見せるためにはぜひ習得してほしいテクニックといえます。修正ができないボールペンなのでハッチングを入れる際は、全体の仕上がりをイメージしながら少しずつ加えていくと失敗が少なくなります。
ボールペン画のテクニック・技法②点描で絵を描く技法
ボールペン画が上手く見えるテクニックや技法2つ目に紹介するのは、根気の要る作業ではありますが出来上がった時の感動がすごい点描で描いた書き方です。下書きした絵をなどるのではなくひたすら点をうっていくだけなので、初心者の方でも挑戦しやすい技法です。
ひたすらに点を描いていくので通常に描く絵よりも時間は必要になりますが、繊細なタッチのイラストは点描ならではの魅力です。点描の感覚、密度で濃淡をだすことができるので、綺麗なグラデーションを描くことを意識しながら描くと仕上がりも美しいです。
ボールペン画のテクニック・技法③思い切って影を省略する
ボールペン画が上手く見えるテクニックや技法3つ目に紹介するのは、難しいと感じる人が多い陰影を省く書き方です。陰影や濃淡によって奥行き感をだすことができ、絵が立体的になりますが、慣れない内は陰影をどのように加えたらよいかわからず、最悪の場合せっかくのイラストが台無しになってしまうこともあります。
陰影や立体感を省いて四角や花や三角などのパターンを細かく描いてメリハリをつけることで、他のボールペン画にはない個性を演出することができます。陰影のつけるのが苦手という人以外にも、いつもとは雰囲気の違うボールペン画に挑戦したいという人にもおすすめなテクニックです。
下の記事では絵描きの人独特のあるあるをまとめています。絵師の人のあるあるや性格、心理を知ることで、上手なイラストを描くコツが知ることができるかもしれません。ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
ボールペン画におすすめのペンは?
ボールペン画におすすめのペン①良いとこどりなゲルインキがおすすめ!
ボールペン画を描くのにおすすめしたいボールペンは、油性と水性ボールペンのいい所を掛け合わせたゲルインキのボールペンです。ゲルインキは水性ボールペンのような滑らかで軽い描き心地と油性ボールペンの滲みにくく耐水性があります。
ボールペン画は文字を描くことと比べると、細かい部分を書き込んだり長時間ボールペンを握っているということも多いです。そのため滲みにくく細部にわたって描くことができ、その上てが疲れにくいゲルインキボールペンは絵を描くのにおすすめのボールペンといえます。
ボールペン画におすすめのペン②Signo
ボールペン画を描くのにおすすめのボールペン1つ目に紹介するのが、uniballで発売されているSignoのボールペンです。文字を書く際にも滑らかな書き心地で人気のボールペンなので1度は使用した事があるという人も多いのではないでしょうか。
なによりもSignoの魅力は手軽な価格でリピートしやすい点にあります。文房具専門店にあるのはもちろんですが、近所のスーパーやコンビニ、最近では100均でも取り扱っているところは多くあります。インクが切れた際の予備としてもストックしやすい利点があります。
ボールペン画におすすめのペン③PIGMAシリーズ
ボールペン画を描くのにおすすめのボールペン2つ目に紹介するのが、サクラクレパスより発売されているPIGMAシリーズのボールペンです。こちらはイラストが描きやすい0.05mmの太さから品揃えがあり、ボールペン画を描く人の中でも人気の高いボールペンです。
サクラクレパスのホームページで商品をみても使用用途がイラストと記されており、まさにボールペン画には最適なボールペンといえます。絵の細かさによって太さをいくつかそろえておくと絵の幅がグンと広がります。
ボールペン画におすすめのペン④ミリペン
ボールペン画を描くのにおすすめのボールペン3つ目に紹介するのが、寺西化学工業から発売されている通称ミリペンと呼ばれる「RusshonDRAWING PEN」です。名前の通り絵を描くボールペンなので、イラストが描きやすく多くのプロの方にも愛用されています。
このボールペンの最大の魅力ともいえるのが滲みにくさにあります。イラストをボールペンで描いた後に、上から色を塗っても色滲みがほとんどないので、綺麗なイラストを描くことが出来ます。
おすすめのボールペンを紹介しましたが、一番大切なのは自分が1番描きやすいと思うものを使用するということです。下の記事では100均で購入することの出来るおすすめのボールペンをいくつか紹介しています。ボールペン選びで悩んでいるという方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
ボールペン画のコツや技法を知って素敵な絵を描こう!
ボールペン画の書き方やコツや上手にみえる技法やテクニック、おすすめのボールペンなど紹介しましたがいかがでしたでしょうか。身近にあるボールペン1つで素敵な絵を描くことが出来るので、誰でも手軽に挑戦することが出来ます。
最初の内は難しいと感じることも多いかもしれませんが、慣れてきて作品が完成したときには感動ものです。描き方1つで色んな雰囲気をだすことが出来るボールペン画の魅力が、少しでも伝われば幸いです。
下の記事ではダイソーやセリアなどの100均で購入することの出来る塗り絵をたくさんまとめています。ボールペン画の技法やテクニックを練習するのにも塗り絵はおすすめです。ぜひこちらの記事と合わせて参考にしてみてください。
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