年収が550万円台の割合は?
男性・女性の年収550万円台の割合は?
年収550万円台=550万円以上600万円以下を指します。男性の年収550万円台の割合は約12.81%で、女性の年収550万円台の割合は約4.97%で、全体にすると約9.58%です。ただ年収階層の中では上位に入っていて、中流階級層にあたります。
男性・女性とも年齢や職業・職種によっても年収は変わってきますが、2017年を見てみると、平均年収は418万円です。職種別・業種別ともに金融分野がトップで、ITと企画も上位に多数ランクインしているようです。こう見ると、年収550万円なら平均より上ということになります。
世帯年収550万円の割合は?
世帯年収550万円の割合ですが、全国でいうと 53,448,685 世帯中上から38.25%20,444,122番目らへんになります。61.75%の世帯が550万円の年収世帯より低収入になります。1世帯当たり平均所得金額は、約541.9万円となっています。
世帯年収の平均は541.9万円ですが、世帯主の年齢別でみてみると、29歳以下が1世帯あたり365.3万円、30代が1世帯あたり558.9万円、40代が1世帯あたり686.9万円、50代が1世帯あたり768.1万円と、50代をピークに上昇し、60代、70代と下降していきます。
年収550万円の手取り年収と手取り月収は?
年収550万円の手取り年収
年収550万円の手取り年収は、約440万円です。これは社会保険料と税金を差し引いての金額ですが、扶養家族がいるといないとでは所得税と住民税が変わってきます。20代でこれくらいもらえると余裕のある生活ができそうですね。
そして、12月の年末調整で生命保険料や地震保険料を控除して払いすぎた所得税は還付されますので、独身者は毎月の所得税の支払いが大きい分、年末調整で返ってくる金額も多いでしょう。ただし、扶養家族がいる場合は、毎月の所得税がいない人と比べて少ない分、年末調整での返金もそう多くないでしょう。
さらに30代になると結婚をしたり家を持ったりしますよね。家のローンがある場合、住宅控除が10年間使えますので、10年間は一度払った所得税が年末調整で返ってくることになります。これは大きいですね。ローンの残高にもよりますが、ほぼ所得税は返金され、余った分は住民税からも控除してくれます。
年収550万円の手取り月収
年収550万円の手取り月収は、約27万円です。年収550万円の中にはボーナスが含まれるためおおよその手取り月収は27万円となります。こちらも社会保険料と所得税・住民税を差し引いての金額となります。
これは、手取り年収が440万円なので、440万円を16で割った金額です。年間の賞与を4倍として計算しました。ただし、賞与も会社や業績などで変化しますので、あくまでも平均的な金額ということです。手取り月収が27万円で1人なら、高額な家賃を払っていなければ十分な暮らしができるでしょう。
年収550万円の人が払う各税金と計算方法は?
手取り年収550万円の税金!計算方法
手取り年収550万円の税金はいくらになるのでしょう。手取り年収が550万円なら逆算をすると総収入は730万円くらいになります。730万円-(730万×10%+120万)=537万円、これが給与所得控除後の金額となります。ここから社会保険料などの控除額を引いて税率を掛けます。
社会保険料はおおよそ14.22%なので、総収入730万円×14.22%は約103万です。所得税の計算は課税対象額に税率を掛けます。537万円-103万円-基礎控除38万円=396万円となり、課税対象額が330万円を超えているので、20%をかけてそこから控除額42.75万円を引きます。
この計算で手取り年収550万円の所得税は36.45万円となります。住民税の場合は基礎控除が33万円となるので、課税対象額が400万円となります。所得割 400万円 x 10% + 均等割 5000円 - 調整控除 2500円 = 40.25万円となります。
年収550万円の税金各控除額
年収550万円の税金は、所得税、住民税、その他の控除額は社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料)12月の年度末には生命保険料、地震保険料が控除されます。そして、扶養家族がいない場合は基礎控除が、扶養家族がいる場合には人数に応じて控除額が変わってきます。
計算方法のところで計算したように年収550万円だとどうなるか計算してみると、まず550万円-(550万×20%+54万)=386万円そこから社会保険料が78.2万円を差し引きます。386万-78.2万-38万=269.8万となります。これが課税対象額です。
課税対象額が330万円までの場合は10%をかけてそこから9.75万円を引きます。年収550万円の所得税は17.23万円となります。住民税は基礎控除が33万円となり、所得割 274.8万円 x 10% + 均等割 5000円 - 調整控除 2500円 = 27.73万円となります。
年収550万円の人は貯金・貯蓄はどれくらいある?
年収550万円の人の貯金・貯蓄額
年収550万円の人の貯金・貯蓄額はどれくらいあるのでしょう。毎月いくらくらいの貯金をしているのでしょう。それは、他の支出金にもよると思いますが、やはり一番大きな支出は家賃です。家賃の金額によって貯金がいくらできるのかが決まってきます。多い人だと、1年で100万くらい楽に貯められることでしょう。
既婚者の貯金・貯蓄額
では、年収550万円の既婚者では貯金の額はどれくらいでしょうか。ただ既婚者でも子供がいる人といない人ではかなり違ってくるでしょう。例えば、家を建てる予定があるなら収入の2~3割、家を買う必要が無いなら収入の1~2割が貯蓄額としての目標などと言われていた時期もありましたね。
計算してみると、手取り年収440万円としたら、年間30%で132万円、20%で88万円です。独身者が無理せず100万円貯めることを考えるとやはり平均貯金額は年間100万円といったところでしょうか。月にして8万円くらいの貯金ができる計算になります。下の記事も参考にしてみて下さい。
独身者の貯金・貯蓄額
年収550万円の独身者の貯金額はどうでしょうか。先に述べたように楽にできる額が年間100万円とすれば、独身者で頑張って貯金をしている人なら150万円~200万円くらいは貯めているのかもしれません。合わせて27歳での平均貯金額の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
年収550万円はどんな生活ができる?
年収550万円の独身者の生活
年収550万円の独身者の生活は、普段欲しいものならひととおり買えるレベルでしょう。ただ都内の一等地などには住むのは、家賃の関係上難しいです。 手頃な価格の郊外の分譲マンションもしくは会社の独身寮に入れば、かなり余裕のある暮らしが出来る筈です。
そのため趣味や嗜好にお金をかけることができ、貯金の額が少なくなるかもしれません。ただ若いうちならまだまだ大丈夫ですが、30代を過ぎると徐々に落ち着き始めていきます。そこで、余裕のあるうちに結婚資金を貯めておくことをおすすめします。
年収550万円の既婚者の生活
年収550万円の既婚者の生活は、平均世帯年収よりも上になりますので、実際には平均よりも良い生活が望めます。ただ東京都になると、住宅や物価の面で地方とはかなり違ってくるでしょう。
ただ子供を持つ家庭となると、きちんとお金を管理して節約していかないと厳しいです。やはり、お金をかけるところとそうでないところを区別して生活していくことが大切です。そうすれば、節約も楽しくできるはずです。
年収550万円の人はどんな仕事・職業の人がいる?
年収550万円を実現している企業や職種・職業
年収550万円を実現している職種は、車掌やSEと呼ばれるシステムエンジニア、薬剤師、作業療法士、社会保険労務士、弁護士、教師、税理士などと資格を持っていないとできない職業が多いです。その他大企業や証券会社等金融系その上外資系企業なら年齢が若くても年収550万円を見込めるはずです。
年収550万円台の企業を調べてみると、平均年収ランキングで1106位~1445位に入るのですが、上場企業で見てみると「伊藤園」や「神戸製鋼」「しまむら」「ブリジストン」などでしょうか。ただ、やはり地方の銀行などがたくさん入っているので、金融関係は年収550万円を実現できている職種なのでしょう。
年収550万円に必要なスキル
年収550万円に必要なスキルは、資格をもっている上にプラスできる何らかの技能を身につけていることです。例えば薬剤師なら薬剤師資格プラス専門の知識を身につけていれば、おのずと年収アップが見込めるはずです。その他サラリーマンなら例えば会社内で技能検定のようなものがあるなら積極的に受験することが近道です。
スキルアップするためには資格取得をして自分を磨いていくことも大切です。業種によっては資格を取得することで、資格手当がつく場合もあります。継続的に勉強していくことで、確実にキャリアアップにも繋がっていくことでしょう。やはり人生一生勉強あるのみです。
またスキルアップには、学校への通学や通信教育講座の受講なども効果的です。資格取得だけでなく、職業訓練のような技能や知識の習得を合わせると、あらゆることに挑戦できます。ただ受講料が高額という懸念がありますが、オンライン講座であれば月数百円から数千円で受講できるものもあるようです。
年収550万円を目指すために取り組むことは?
手取り年収550万円を目指すためにおすすめの副業
手取り年収550万円を目指すためにおすすめの副業はネット副業です。本業の職業だけでは年収アップが望めないなら、空いた時間にネットを使っての副業がおすすめです。スマホでできる簡単なものから高額なものまでさまざまな方法があります。金運アップに関する記事も合わせてごらん下さい。
例えばブログを充実させてこまめにアップしてアフリエイトで稼ぐのも一つです。また、ネットオークションやフリマなどでいろんなものを出品してみるのもいいでしょう。イラストが得意ならアプリのスタンプを考えてみるのもいいのではないでしょうか。
今流行りのそう今はなりたい職業の一つであるYoutuberなどはいかがでしょうか。YouTubeなどに動画を投稿して、そこに載せている広告収入や、動画の再生数に応じた報酬金が収入となります。このYoutuberを仕事としている人もいるようですので、副業としても十分成り立つのではないでしょうか。
手取り年収550万円を目指すためにおすすめの投資
手取り年収550万円を目指すためにおすすめの投資はFXです。FXは素人でも簡単に参加できるとあって、FXを行っている人は実際にはかなり多いようです。為替差益で儲けるということで、平日の間は24時間の取引が行えます。というのもFXの場合は外国為替の取引になり、世界中の為替市場が対象となるからです。
FXはシンプルに言うと、一定時間後の価格が現時点よりも上か下かを予想することなのですが、ギャンブルではなく資産運用だと考えて頂く事が大切です。しかも少額から行えるので、お小遣いで手軽にできるということと、短時間で結果が出ることも利点と言えます。
その他に少額からできるなら手軽なところでは投資信託でしょう。ただ手軽ではありますが、儲けがそれほど多くないのも事実です。コツコツと貯金代わりに始めるのもよいでしょう。外貨建ての投資信託なら利率が良い分リスクもそれなりにあります。
手取り年収550万円を目指すためには転職も視野に
手取り年収550万円を目指して思い切って転職してみるのもいいでしょう。今まで培ってきた経験をより活用し極めたいのなら同業の会社へ、全く違う異業種に飛び込んでみてキャリアを積んでみたい場合は、努力は必要ですが視野が広がり今よりさらにステップアップを期待できることでしょう。
その反面手取り年収550万円を目指すには、いろいろと調べてみた結果、中小企業でも管理職になれば550万円以上の年収も期待できます。転職しなくても出世していけばそれなりに年収も上昇していくことがわかりました。
年収550万円の生活で快適な人生に!
年収550万円の手取りの生活はというと、中流階級層ということで平均より上の生活ができています。貯金もできて、まずまずの生活ができます。余裕をもって生活できることで、人にやさしくできたり、気持ちに余裕が持てるとストレスも軽減されて穏やかな人生を送ることができますよね。
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