一人暮らしのガス使用料の平均は?
一人暮らしのガス使用料の平均①プロパンガスか都市ガスかで料金が変わる
一人暮らしのガス使用料の平均1つ目は、都市ガスかプロパンガスかで料金が変わってきます。プロパンガスは、プロパンやブタンが主成分になっておりそれをボンベに入れた状態で各家庭に届けられます。そして定期的にガス会社が各家庭を周り、ボンベの交換をしてくれます。
一方、都市ガスはメタンが主成分で、ガスホルダーと呼ばれる供給所から地下に張り巡らされているガス管を通して各家庭に供給されます。また、自宅にあるガスがプロパンガスなのか都市ガスなのか分からないときは、ガス漏れ警報器が設置されている場所を確認してください。
プロパンガスは、空気より重いため警報器が低い位置に設置されています。そして、都市ガスは空気よりも軽いため天井などの高い位置に警報器が設置されています。そして、月々のガス代は、都市ガスよりもプロパンガスの方が約1.6倍高くなってきます。
一人暮らしのガス使用料の平均②プロパンガスは月々約4,400円
一人暮らしのガス使用料の平均2つ目は、プロパンガスは月々約4,400円と言うことです。ガスはm3(立法メートル)と言う単位を使います。
一人暮らしの一カ月のガスの平均使用料は約5m3です。そして、プロパンガスは1m3あたり約500円かかり、月々の基本料金と合わせると4,400円が平均の金額となっています。
一人暮らしのガス使用料の平均③都市ガスは約1,650円
一人暮らしのガス使用量の平均3つ目は、都市ガスは月々約1,650円と言うことです。都市ガスは1m3あたり130円とプロパンガスより大幅に安くなっています。そして、こちらも一カ月のガス使用料を5m3と仮定し、基本料金と合わせると1,650円が平均金額となっています。
プロパンガスと都市ガスになぜこれだけの差があるかというと、プロパンガスは定期的に各家庭を周りボンベを交換する必要がありその分人件費がかかってきます。しかし、都市ガスはガス管を通して各家庭に供給するためそこまで人件費がかかりません。
また、プロパンガスは都市ガスよりも熱量が多いため、都市ガスはどうしてもガスの消費量が多くなってしまいます。しかし、プロパンガスは都市ガスに比べ約2倍もの熱量を持っているので、都市ガスの消費量が多くなったとしてもやはりプロパンガスの方が料金が高くなってしまうのです。
一人暮らしでもガス代が高くなる原因は?
一人暮らしでもガスの料金が高くなる原因①何度も追い炊きをしている
一人暮らしでもガスの料金が高くなる原因1つ目は、何度も追い炊きをしていることです。お風呂に追い炊き機能が付いている家庭は多いと思いますが、こちらが操作しなくても一定の時間帯は自動で追い炊きしてくれる機能が付いているものもあります。
そして、追い炊きをすればその分ガス代もかかってくるので、知らず知らずのうちに何度も追い炊きされておりその分ガス代が高くなってしまうと言う場合もあります。
一人暮らしでもガス代が高くなる原因②シャワーを出しっぱなしにしている
一人暮らしでもガス代が高くなる原因2つ目は、シャワーの出しっぱなしです。ゆっくりお風呂に入ると一日の疲れも癒すことができますよね。しかし、シャワーを出しっぱなしにしているとその分ガス代が高くなってしまいなおかつ水道代も高くなってしまいます。
1分シャワーを出しっぱなしにすると約6.8円かかってしまいます。このため、日頃からシャワーを出しっぱなしにすることが多い人はガス代も高くなってしまいます。
一人暮らしでもガス代が高くなる原因③1m3が高額な会社と契約している
一人暮らしでもガス代が高くなる原因3つ目は、1m3の金額を高く設定しているガス会社と契約していると言うことです。プロパンガスの場合は、各会社が自由にガス代を設定できるため、会社によってガス代がそれぞれ違います。
ガス代が高いことが気になる場合は、ガス代を高く設定しているガス会社と契約してしまっている可能性があります。その場合は、消費者組合であるプロパンガス料金消費者センターに相談すると、自分のライフスタイルに合ったガス代を設定しているガス会社を紹介してくれます。
また、ガス会社を変更する手続きも代行してくれます。この消費者センターのサイトを下に載せておきますので参考にしてくださいね。
一人暮らしでもガス代が高くなる原因④プロパンガス料金の値上げ
一人暮らしでもガス代が高くなる原因4つ目は、プロパンガス料金の値上げです。プロパンガスの場合は、ガス会社が個々でガス代を設定でき、ガス料金を公開していない会社も多くあります。そして、ガス会社がガス料金を値上げしたとしてもそれを各家庭に告知しなくても良いことになっています。
そのため、知らぬうちにガス代が値上げされておりそれによってガス代が高くなってしまうと言うケースもあります。プロパンガスの場合は、ガス代が高くなったと感じたらガス会社に問い合わせてみてくださいね。
一人暮らしでもガス代が高くなる原因⑤ガス漏れが発生している
一人暮らしでもガス代が高くなる原因5つ目は、ガス漏れが発生していると言うことです。家を空けることが多かったのにガス代が明らかに高額になっている場合は、ガス漏れが発生している可能性があります。その場合は、毎月ポストに投函されるガス検針票に書かれているガスの使用量を確認します。
明らかに使用量が多いとガス漏れの可能性が高いです。ガスの元栓を閉め忘れていないか、ガス栓やガス機器に亀裂や損傷がないかなどチェックしたり、ガス会社に問い合わせてみましょう。
ガス代を節約する方法は?
ガスの料金を節約する方法①節水シャワーヘッドを使う
ガスの料金を節約する方法1つ目は、節水シャワーヘッドを使うことです。節水シャワーヘッドを使うと水道代の節約になることはもちろん、使用するお湯の量も減らすことができるのでガス代も節約することができます。
ガスの料金を節約する方法②追い炊きをする回数を減らす
ガスの料金を節約する方法2つ目は、追い炊きをする回数を減らすことです。お風呂が湧いたらお湯が冷める前にすぐに入るようにして追い炊きをする回数を減らしましょう。また、自動で追い炊きしてくれる機能が付いているものもあると思います。その場合は、自動の追い炊き機能をオフにしましょう。
ガスの料金を節約する方法③お風呂場でお湯を使う時間を1分短縮する
ガスの料金を節約する方法3つ目は、お風呂場でお湯を使う時間を1分短縮することです。体を洗うときや頭を洗うときなどついついシャワーを出しっぱなしにしてしまいがちですよね。また顔を洗うときもお湯を出しっぱなしにしている人も多いと思います。
そんなシャワーやお湯を使う時間を、毎日1分短くするだけで年間で約12.78m3のガスを節約することができ、お金に換算すると1,755円お得になります。また、17分間シャワーを出しっぱなしにすると浴槽一杯分と同じ量のお湯を使うことになります。
そのため、17分以内に入浴を済ますことができる人は浴槽にお湯をはるよりもシャワーだけに留める方がガスの使用料を抑えることができます。
ガスの料金を節約する方法④お風呂のお湯を保温するために保温シートを使う
ガスの料金を節約する方法4つ目は、お風呂のお湯を保温するために保温シートを使うことです。追い炊き機能を使えばそれだけガス代がかかってしまいます。そんなときは、お風呂に浮かべるだけでお風呂のお湯を保温してくれる保温シートを使ってガス代を節約しましょう。
ガスの料金を節約する方法⑤料理をするときは蓋を使う
ガスの料金を節約する方法5つ目は、料理をするときは蓋を使うことです。具材にしっかり熱を通したいときや、味を染み込ませたいとき鍋に蓋をしたりまたは落し蓋を使うと思います。
このように、調理中によく蓋を使うようにすると年間で約21.7m3のガスを節約することができ、お金に換算すると3,434円お得になります。また、調理中にこまめに蓋を使うことで火の通りが速くなり調理の時間を短縮することができます。
ガスの料金を節約する方法⑥一つの鍋で一緒に茹でる
ガスの料金を節約する方法6つ目は、一つの鍋で一緒に茹でることです。料理をするときは、鍋を同時に2つ使うことは多いと思います。しかし、水を入れた鍋を火にかけ沸騰させるとその分ガスを使うためガス代が高くなります。
そのため、一緒に茹でれる具材は同じ鍋で同時に茹でるようにしましょう。例えば、パスタを茹でるときは同じ鍋で野菜も一緒に茹でるなどこれだけでもガス代の節約になります。この方法で調理すると、年間で10m3のガスを節約することができ、お金に換算すると1,373円お得になります。
また、パスタは一度に全部使い切ることができればいいですが、使い切れないことがほとんどですよね。そんな、残ってしまったパスタを上手に保存できる保存容器をご紹介します。その記事を下に貼っておきますのでこちらも合わせてご覧ください。
ガスの料金を節約する方法⑦お皿を洗うときはお湯を使わない
ガスの料金を節約する方法7つ目は、お皿を洗うときはお湯を使わないことです。冬になるととても水道水がとても冷たくなるので少し水を使うだけでも手がかじかんでしまいますよね。しかし、お湯を使えばそれだけガス代もかかってしまいます。冬場は辛いかも知れませんが、できるだけお湯を使わないように心がけましょう。
ゴム手袋をすると水が冷たくてもうまくしのぐことができます。またお湯を使う場合でも、つけおき洗いをして最後にお皿をお湯ですすぐようにすればお湯を使う量を減らすことができガス代の節約にもなります。
ガス代を節約して快適な一人暮らしを!
一人暮らしだとできるだけ光熱費は抑えたいですよね。電気や水道も節約できる方法はたくさんありますが、ガスも節約できる方法がたくさんあります。ぜひ上手にガスを節約して快適な一人暮らしを送ってくださいね。
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