美味しい味噌汁の作り方
毎日飲みたい美味しい味噌汁の作り方【基本編】
味噌汁は日本人にとって馴染みの深いソウルフードです。そんな味噌汁は単に作るだけでは味を損しているかもしれません。毎日飲みたい!と思うような美味しい味噌汁の作り方を知って、昨日以上の美味しい味噌汁を作りましょう!
基本の作り方は上記の通りです。再度加熱するときは沸騰させると味噌の風味が飛んでしまうので、沸騰させないように加熱して完成となります。味噌はお玉にすくって菜箸で溶き入れることによって溶け残りを防止することができます。
- 1鍋に水と好きな具材を入れ火にかける
- 2具材に火が通り、沸騰したらいったん火を止める
- 3沸騰が落ち着いたら味噌を溶き入れる
- 4再度加熱して完成
美味しい味噌汁の作り方【基本編・出汁入り味噌の場合】
毎日飲みたい美味しい味噌汁の作り方【出汁の取り方】
最近では手軽に美味しい味噌汁を作れる出汁入り味噌が定番化していますが、より美味しい味噌汁を作るなら出汁の取り方も知っておきたいですよね。今回は煮干しを例として出汁の取り方を紹介します。
出汁を取るのは面倒ですが、手間をかけた分だけ味噌汁は美味しくなります。毎日ではなくとも、時間があるときには出汁を取った味噌汁を作ってみても良いのではないでしょうか?
- 1煮干しは頭とはらわた(お腹の黒いわた)を取り除いておく
- 2鍋に水を入れて煮干しを30分程度浸からせる
- 3煮干しが水を吸ったら沸騰させる
- 4沸騰後は弱火にして10分程度煮詰め、アクを取る
- 5キッチンペーパーなどで濾して完成
煮干しの出汁の取り方
美味しい味噌汁を作るコツ
出汁を取って美味しい具材を入れて味噌を溶き入れれば美味しい味噌汁になるとは限りません。美味しい味噌汁を作るにはコツがあるので、以下のコツをよくチェックしながら美味しい味噌汁を作りましょう。
何も考えずに味噌汁を作るのと、具材に合わせた調理法、味噌の溶き方、火の加減などを考慮して作った味噌汁では当然味が違います。自分が、そして家族が美味しい味噌汁を飲むためにも、コツをよく理解して味噌汁を作りましょう!
- 味噌は入れすぎない(味噌汁1杯に対して味噌大さじ1杯が目安)
- アクは取り除く
- 火が通りにくい具材は先、温めだけの具材は味噌の後に入れる
- 香り付けの意味のある具材(ネギなど)も味噌の後
- 沸騰させすぎない
味噌汁を美味しく作るコツ
また同じ味噌汁の記事なら以下もチェックしておきましょう!味噌汁にだってギフトセットがあるんです!日本人のソウルフードである味噌汁を大切な人にプレゼントしてみましょう!
味噌汁の定番の具の組み合わせ人気ランキングTOP3
定番人気の具の組み合わせランキング3位「大根&わかめ」
定番人気の具の組み合わせランキング3位は「大根&わかめ」です。和食の飲食店でもよく組み合わせされる大根とわかめも、家庭では人気となっています。同じ組み合わせでも家庭によって切り方が違うのも面白いですよね。
大根の辛味が苦手な人でも味噌汁に入れることで甘みを増すので食べやすくなります。大根嫌いに大根を食べさせる料理としても向いているので、味噌汁の具材に困ったら大根とわかめはおすすめです!
定番人気の具の組み合わせランキング2位「なめこ&長ネギ」
定番人気の具の組み合わせランキング2位は「なめこ&長ネギ」です。ぬめぬめ素材のなめこと長ネギも相性が良く、大好きという人も多いでしょう。ネギの辛味がなめこにいいアクセントを出している組み合わせです。
なめことネギだけでも十分美味しい味噌汁になりますが、ここに豆腐や油揚げといった具材を入れてもなお美味しいです。なめこや長ネギもスーパーでよく手に入るので、味噌汁のレギュラーメンバーになりやすい組み合わせですね。
定番人気の具の組み合わせランキング1位「豆腐&わかめ」
定番人気の具の組み合わせランキング1位は「豆腐&わかめ」です。やはり豆腐とわかめは単独でも人気のある具材となっていて、それらを組み合わせて作る味噌汁は美味しいもので、老若男女問わず人気があります。
どちらも安価で手に入ることから家計の味方ともいえ、食卓に上る回数も他の具材よりも多いでしょう。豆腐やわかめは味噌との相性も良いので、より美味しく感じられる具材といっても良いでしょう。
POINT
わかめとネギの組み合わせにご注意
豆腐やわかめの味噌汁にはネギを入れる人も多いでしょう。しかし実はわかめとネギの組み合わせはNGなんです。テレビなどのメディアでも多く情報発信されていますが、ネギに含まれている「リン」という栄養素がわかめのカルシウムの吸収を阻害するので、味噌汁にしても他の料理にしてもわかめとネギの組み合わせにはご注意です。味を楽しみたいだけなら組み合わせるのも良いですが、栄養目的なら一緒に食べないようにしましょう。
味噌汁の変わり種の具材10選
味噌汁のおすすめの変わり種の具材①天かす
味噌汁のおすすめの変わり種の具材1つ目は「天かす」です。天かすといえばお蕎麦のおつゆに入れるイメージはあれど、味噌汁に入れるという人は少ないでしょう。しかし味噌汁と相性がよく、程よい油とふにゃふにゃ感がくせになります。
おすすめの組み合わせはわかめやネギと一緒に入れることです。天かすは後から入れても良いですし、作っている最中に投入しても構いません。ただしあまり水を吸いすぎるとふやけすぎてしまうので、形を保ったまま楽しみたいなら食べる直前に入れるのがおすすめです。
味噌汁のおすすめの変わり種の具材②鶏肉
味噌汁のおすすめの変わり種の具材2つ目は「鶏肉」です。豚汁など、お肉が入った味噌汁は別に珍しいことではありませんが、豚に比べると鶏肉の味噌汁ってあまりみかけませんよね。しかし鶏肉を入れた味噌汁も美味しいと評判です。
特に鶏肉には女性に嬉しいビタミンB群やビタミンAを含んでいます。肌を健康に保つうえで欠かせない栄養素が鶏肉には入っていますし、ヘルシーという点においても女性が取りたい食材の一つでもあります。
味噌汁のおすすめの変わり種の具材③ベーコン
味噌汁のおすすめの変わり種の具材3つ目は「ベーコン」です。和食である味噌汁に、洋食の食材であるベーコンは似合わないのでは?と思うでしょうが、最近では豆乳や牛乳、生クリームを使用したクリーミーな味噌汁も登場しています。
敢えて洋風な味噌汁にすることで、さまざまなおかずに対応できますし、クリーミーな味噌汁はついくせになってしまう味がします。ベーコンの深みと野菜の旨味が合わさって何杯でも飲みたくなりますよ。
味噌汁のおすすめの変わり種の具材④オクラ
味噌汁のおすすめの変わり種の具材4つ目は「オクラ」です。ねばねば食材であるオクラだって立派な味噌汁の具材です。オクラといえばお浸しや納豆のお供として活躍しますが、味噌汁にだって同じように入れれば美味しい味になります。
オクラのねばねばが苦手という人でも、味噌汁にすることでねばねば感が薄まり食べやすくなります。いつもとは変わった味噌汁が飲みたい時にもおすすめなので、一度作ってみてはどうでしょうか?
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑤鯖缶
味噌汁のおすすめの変わり種の具材5つ目は「鯖缶」です。近年その栄養価の高さから注目を集めている鯖缶ですが、実はある地域では味噌汁の具として使われているんです!鯖の味噌煮があるくらいですから、味噌汁との相性もばっちりです!
鯖缶は汁に栄養素がギュギュっと詰まっているので、鯖缶の汁まで味噌汁に活用することで無駄なく栄養を摂取できます。あまりの美味しさに毎日飲みたい!とさえ思ってしまうので、まだ試していない人は今日にでも鯖缶の味噌汁を作ってみましょう!
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑥トマト
味噌汁のおすすめの変わり種の具材6つ目は「トマト」です。トマトも洋食向きの野菜ですが、実は味噌汁の具材として活用できます。トマトの甘酸っぱさとお味噌がマッチして、ついくせになってしまう味になっています。
トマトは女性に嬉しいリコピンが豊富で、加熱することでその栄養素がより高いものとなります。味噌汁はトマトにとって栄養価を上げる料理なので、毎日作って飲めば美白効果が期待できます。またトマトは皮にもリコピンが含まれているので、皮をむかずに使うのがポイントです!
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑦とうもろこし
味噌汁のおすすめの変わり種の具材7つ目は「とうもろこし」です。味噌味のラーメンの具材としても人気があるとうもろこしですが、味噌ラーメンに合うなら味噌汁に合わないはずがない!ということで、味噌汁の具材としておすすめです。
とうもろこしは仄かに甘いので、これなら野菜嫌い・味噌汁嫌いな子供でも飲むことができます。また味噌ラーメンのようにバターを入れて飲むとまろやかな味噌汁が楽しめるので、味噌ラーメンが好きならぜひとうもろこしの味噌汁も作ってみましょう!
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑧ニラ
味噌汁のおすすめの変わり種の具材8つ目は「ニラ」です。炒め物の具材として人気があるニラですが、味噌汁に入れたって美味しいのを知っていますか?合わせる具材は卵や油揚げがおすすめで、こちらもくせになる味をしています。
ニラは独特な味をしているので子供には不人気かもしれませんが、βカロテンやビタミンK、葉酸などさまざまな栄養素が含まれています。特に妊娠中の女性が取りたい野菜でもあるので、妊娠中に意識してニラの味噌汁を飲むと良いでしょう。
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑨もやし
味噌汁のおすすめの変わり種の具材9つ目は「もやし」です。主婦の心強い味方といっても良いもやしは味噌汁にだって合う具材です。とうもろこし同様に味噌ラーメンの具材として活用されているので、もやしだって味噌との相性はばっちりです。
もやしの味噌汁ならあまりお金をかけずに作ることができますし、ちょっと変わり種の味噌汁が飲みたいときにスーパーで買ってすぐに作れます。シャキシャキとした食感を残すことで満足のいくもやしの味噌汁ができるでしょう。
味噌汁のおすすめの変わり種の具材⑩鮭
味噌汁のおすすめの変わり種の具材10つ目は「鮭」です。あら汁があるように、食卓で馴染みの鮭だって味噌汁の具材として活用できます。鮭のちゃんちゃん焼きも味噌を使用しているので、味噌汁に入れてまずいということはありません。
鮭の味噌汁を作るときは鮭をよく水洗いしてから味噌汁に入れましょう。パックから取り出した鮭は生臭いので、そのまま切って入れると味噌汁にも生臭さが出てしまいます。軽く水洗いするだけでも生臭さが改善されるので、魚の生臭さが気になるときは水洗いしてから使いましょう。
味噌汁の保存方法
味噌汁を冷蔵保存する場合はよく冷ましてから
味噌汁を冷蔵保存する場合には、いったん粗熱を取って冷ます必要があります。熱い状態で冷蔵庫に入れると腐りが早くなったり、風味が劣化するのが早まるので絶対にやめましょう。
冷蔵庫で数日置くのであれば密封できる容器に移してから冷蔵庫に入れます。また夏場など、なかなか温度が下がりにくいような環境では、氷水に浸したり、冷たい水を入れて冷ます方法もおすすめです。
- 1味噌汁を作る
- 2味噌汁を冷まし粗熱を取る
- 3常温またはそれ以下になったら冷蔵庫に入れる
味噌汁を冷蔵保存するやり方
味噌汁を冷凍保存する場合は野菜や具材に注意
味噌汁を冷凍保存する場合も、冷蔵同様に粗熱を取って冷ましてから冷凍します。ただし具材によっては冷凍に向かないものもあるので、冷凍して食感が変わるといわれる食材(例えば豆腐やこんにゃく)は冷凍しないようにしましょう。
お鍋のまま冷凍すると場所を取りますし、霜が付きやすいのでおすすめできません。必ずタッパやフリーザーパックに入れて直接空気に触れないようにし、具材に気をつけて冷凍しましょう。
- 1味噌汁を作る
- 2味噌汁を冷まし、粗熱を取る
- 3味噌汁をタッパやフリーザーパックに入れて冷凍する
味噌汁を冷凍保存するやり方
味噌の風味を楽しみたいときの保存方法
味噌の風味を楽しみたいときの保存方法は、味噌を入れる手前で保存することです。味噌を入れて温めてしまうと途端に風味は薄れていくので、味噌を後入れ状態にしておくことで味噌の風味を守ることができます。
飲むときに味噌を入れるという手間はかかりますが、風味を楽しみたいときには味噌を入れる手前で保存した方が美味しい味噌汁が飲めます。外出先では使えない保存方法ですが、自宅で楽しむ分には温めて味噌を溶かすだけなので試してみてはどうでしょうか?
美味しい味噌汁は具材によって味を変える!
味噌汁を毎日飲んでいる人もいるでしょう。そんな毎日飲むことの多い味噌汁だからこそ、美味しく飲みたいですよね。単に味噌汁といっても、調理方法は具材によって異なりますし、具材によってさまざまな味に変化します。
毎日同じ具材も良いですが、栄養のことを考えるといろんな具材と組み合わせた方がより美味しく感じられます。味噌汁の具材や変わり種はまだまだ多いので、自分にとって美味しいといえる具材を探してみましょう!
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