27歳男女別の平均貯金額・中央値・平均年収は？貯蓄額と貯金なしも

27歳男性・女性の平均年収は？

20代の平均年収は346万円

20代の男女の平均年収は346万円です。そして男女別に見てみると、20代男性の平均年収が365万円、20代女性の平均年収が319万円となっています。やはり、まだまだ女性の方が男性より年収が少ないのが実態です。また、職種によっても年収の差がでてきているようですね。

27歳男性の平均年収は393万円

27歳男性の平均年収は393万円です。しかし、実際に見てほしいのは手取り額です。手取りとは、社会保険料や所得税、住民税などを引いた、実際に手元に入る金額です。年収が393万円の場合、約315万円が手取りになるようです。

まだ社会人5年目となり、役職についている人も少ないでしょう。むしろ、27歳はこれからという時期です。もう新人ではなく、中堅どころにきて期待されている立場でしょう。なのでキャリアアップをするためにもとても大事な時期です。今後の年収にも大きく左右される歳だと言えるでしょう。

27歳女性の平均年収は349万円

27歳女性の平均年収は349万円です。男性と比べるとやはり少なくなっていますね。同じように手取り額を見ていくと、約280万円くらいになります。男性よりは少ないですが、大きな差はないようですね。

女性はこの歳になると、結婚や出産など、ライフプランも考えると思います。今の会社に結婚してもずっといたいのか、辞めたいのか、それとも結婚はせずにキャリアの道に突き進んでいきたいのか。女性は選択に悩みますよね。27歳は今後の将来にも影響してくる歳なので、どの道に進んでもいいようにしておきたいですね。

以下の記事でも27歳男女の年収などについて書かれていますので、参考にしてみてください。都道府県別、学歴別にも載っているので、あなたの状況により近い平均年収が分かると思います。

27歳の平均年収【男女別・都道府県別・学歴別】

27歳男性・女性の貯金額（貯蓄額）は？

27歳男性の平均貯金額（貯蓄額）は190万円

27歳男性の平均貯金額（貯蓄額）は190万円です。大卒から働いている人はちょうど5年になりますので、コツコツ毎月貯金をしていた人は190万円という額は可能でしょう。また、実家暮らしなのか一人暮らしなのかということでも差はでてきますね。

男性の場合は、女性よりも社会人になると一人暮らしをしている人が多いのではないでしょうか。会社から家賃補助が出ていたり、社員寮があるなどという場合はいいのですが、何も補助などが出ないとなるとなかなか貯金を多くするというのも難しいでしょう。一人暮らしをする場合は、会社の待遇なども重要になってきますね。

27歳女性の平均貯金額（貯蓄額）は138万円

27歳女性の平均貯金額（貯蓄額）は138万円です。前述のように一人暮らしか実家暮らしかという差もありますが、女性の方が服や美容など、働きだしたら見た目も気になるのでお金がかかってくることも多いと思います。自分で稼いだお金を自分磨きに使って貯金があまりできていないという人も多いのではないでしょうか。

しかし、女性の方が将来について現実的に考えている人が多いようです。美容は自分のご褒美にお金を使ったとしても、食費や交際費など抑えるところは抑えてやりくりするというのが、男性より上手な人が多いでしょう。なのでコツコツ計画的に貯金ができている人が、このくらい貯金ができているようですね。

27歳男性の貯金額（貯蓄額）の中央値は50万円

27歳男性の貯金額（貯蓄額）の中央値を見ていきます。まず平均値と中央値の違いですが、平均値とは全て足したものから人数で割ったものを言います。一人でも極端に多い金額だとその人のせいで平均値が上がってしまうのです。しかし中央値は小さい順に並べで真ん中にくる数字を言うので、より現実的な数字になるのです。

これに従って27歳男性の貯金額（貯蓄額）の中央値を見ていくと、50万円となります。27歳といえば社会人5年目なので、交際費や奨学金の返済などなかなか貯金が難しいかもしれません。これを踏まえて、50万円という数字は現実的な数字でしょう。

27歳女性の貯金額（貯蓄額）の中央値は30万円

27歳女性の貯金額（貯蓄額）の中央値を見ていきます。前述したように平均値は138万円ですが、中央値で見ていくと30万円となります。これも男性同様、社会人5年目で支出も多いため、なかなか貯金を毎月継続的にするというのが難しいというのが現実でしょう。

以下の記事でも27歳の貯金や年収など詳しく書かれていますので、こちらも参考にしてみてください。今のあなたの状況がどのくらいなのか、今後どうすればいいのかが分かると思います。

現実を知る！27歳平均貯金額・中央値・年収！男性と女性の違いも

27歳男性・女性の詳しい年収＆貯金（貯蓄）事情

27歳男性の毎月の貯金額は約3万円

27歳男性の毎月の貯金額は約3万円となるでしょう。これは、27歳男性の平均貯金額から計算しています。平均貯金額は190万円なので、毎月2～3万円、ボーナスで10万円程度貯金をするか、毎月約3～4万円の貯金を継続できたとしたら、約190万円貯まる計算となります。

27歳女性の毎月の貯金額は2万円

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27歳女性の毎月の貯金額は約2万円となるでしょう。これは、27歳女性の平均貯金額から計算しています。平均貯金額は138万円なので、毎月1～2万円、ボーナスで10万円程度貯金するか、毎月約2～3万円の貯金を継続できたとしたら、約138万円貯まる計算となります。

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27歳男性・女性で「貯金なし」の割合は？

27歳のピンポイントのデータはないので、20代の貯金事情を見ていきます。金融広報中央委員会の「暮らしと金融なんでもデータ」によると、「貯金なし」の割合が45.3%となっています。そして20代全体の中央値を見ていくと、なんと「0円」だったのです。実はほぼ半分の人が貯金がないというのが実態なのです。

貯金（貯蓄）の目標金額までいくら必要？

27歳の目標貯金額はいくらなのでしょうか？目安として、年収と同じくらいの貯金があるのがいいと言われています。27歳だと年収が300万円を超えている人が多いと思いますが、300万円の貯蓄はありますか？これはあくまで理想の貯金額ですが、実際は平均貯金額よりだいぶ高いですよね。

社会人になって、交際費や生活費、自分投資などでなかなか貯められていない人も多いと思います。以下の記事ではみんなの目標貯金額を聞いているので、リアルな声と目標を聞いて自分のモチベーションも上げてみてください。毎日少しでも心がけることで、数年先の貯金額に現れてくるので頑張りましょう。

2018年の目標貯金額を聞いてみた

27歳男性・女性の貯金（貯蓄）の目的は？

27歳男性の貯金（貯蓄）の目的①結婚のため

30歳に近付くと、結婚などを考え出す年齢ですよね。男性はこれから子供などができたとき、「妻と子供を養うお金がないと！」とか「家を買うお金を貯めないと！」などプレッシャーもあると思います。そのためにはできるだけ貯金が多いほうが安心ですよね。このように、将来のことを考えて貯金をしている人が多いようです。

しかし、結婚にはいくらかかるのかはっきりとは分からないですよね。そんなあなたのために、結婚資金はどのくらい必要なのか以下の記事に書かれているので参考にしてみてください。結婚式だけでなく、ハネムーンや新居などについても書かれていますので、これから貯金をしていく中で目標金額が分かると思いますよ。

結婚資金はいくら必要なの？いつから貯める？貯め方と内訳も徹底解説！

27歳男性の貯金（貯蓄）の目的②いざという時のため

男性は女性に比べて貯金は「なんとなく」している人が多いようです。「何かあったときのために」「いざというときのために」など、目標ははっきりしていないけど貯金をしています。

転職をしようと思った時にも、すぐに決まらないと生活するお金がなくなってしまいますよね。何か資格を取りたいと思った時や車を買いたと思った時など、いざというときはいろいろありますね。そういうときのために貯金をしている人が多いようですね。

27歳女性の貯金（貯蓄）の目的①結婚のため

女性は「将来のために」と目標がはっきりしている人が多いようです。まず女性の一大イベントは結婚ですよね。これを目標に頑張っている人は多いのではないでしょうか。女性は出産などで働けなくなってしまう期間もあります。そういったことでも、結婚で必要な資金を貯めて安心したいと思っているのでしょう。

27歳女性の貯金（貯蓄）の目的②老後のため

「将来のために」貯金をしているということは、結婚の次は老後ですよね。女性は堅実に今後の人生を考えている人が多いので、老後に備えてできるだけ多く貯金をしようと思っています。また、現在の20代30代の人たちは年金がもらえるかどうかも危ぶまれています。そのためにも、できるだけ貯金をしているのでしょう。

老後はいくらくらい必要なのか、どのくらい年金がもらえるのかなど不安な人は多いと多いと思います。以下の記事では、老後に必要なお金などについて詳しく説明しています。自分がどのくらい貯めたら安心なのかなど、今のうちに知っておくといいと思います。これでまた貯金の目標が定まってくるでしょう。

老後資金の必要額とは？目安はいくら？老後を楽しく過ごすためのポイント

27歳男性・女性が効率的に貯金（貯蓄）をする方法・コツは？

27歳男性・女性が効率的に貯金（貯蓄）をする方法・コツ①定期預金

定期預金とは、最初に決めたある一定の期間までは引き出しができず、毎月決まった額が自動的に貯蓄されていきます。普通の預金より金利が少し高いというのが定期預金のメリットですね。会社で財形貯蓄のシステムがあれば給料から毎回天引きされていくので、強制的にためることができるでしょう。

27歳男性・女性が効率的に貯金（貯蓄）をする方法・コツ②節約

日々の小さな積み重ねも大きな節約になります。「今まで昼食はコンビニや外食だったのをお弁当の日を作る」「毎日コーヒーを2本買っていたのを1本にしたり、マイボトルにコーヒーを入れてくる」「外食ばかりではなく自炊をする」「飲み会は終電に間に合わすようにしてタクシーを使う頻度を減らす」などいろいろあります。

このような日々の積み重ねや心がけを一年、二年と続けるだけで、大きな節約になるのです。今までこのくらいと思っていたことも、少し気を付けながら生活してみてください。無理のないくらいで日々心がけることが、長く続ける秘訣です。

以下の記事では、一人暮らしの人向けにもっと詳しく節約の方法が書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。「これやってしまってる！」と心当たりが見つかると思いますよ。一度見直ししてみるいい機会になるのではないでしょうか。

貧乏な一人暮らしの節約生活術9選｜楽しむコツ/貯金/食費節約レシピ

27歳男性・女性が効率的に貯金（貯蓄）をする方法・コツ③固定費を見直す

固定費とは、家賃や保険料、通信費などがあると思います。保険料などは見直しをしていない人も多いのではないでしょうか。社会人になると付き合いなどもあり知り合いの保険に入ったという人も少なくはないと思います。しかし、何個も入っていたり必要ないものまで入っているということもあるので定期的に見直しが必要です。

また、家賃は自分の給料の1/3以上かかっていませんか？スマホやインターネットなどの通信費は今のままの契約で大丈夫ですか？「プランを変えたらすごく安くなった」「乗り換えをしたらキャッシュバックやプランが安い」などということもあります。固定費はついそのままにしてしまうことが多いので、見直してみましょう。

27歳男性・女性が効率的に貯金（貯蓄）をする方法・コツ④投資

ある程度貯金ができたら、それを運用していくこともこれからの時代には大切です。例えば、株やFXなどです。最近では少額からでもできるようになっており、初心者の人でも始めやすくなっています。また、株主優待などがあるものは人気で初心者でも始めやすくなっています。

しかし、知識がない状態で投資をするのはやめましょう。あくまで資産運用であって、ギャンブルになってはいけません。資産を増やすためにやったのに減ってしまっては意味がないので、始めるときは慎重にしてくださいね。他にも効率的な貯金方法を以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

人生の転機である27歳で一度見直しをしてみよう！

27歳男女の年収や貯金など、お金についてリアルなお話をしてきましたがいかがでしたか？27歳と言えば結婚や転職などを考える人が多く、人生の転機とも言えるでしょう。そこで一度、自分はどのくらい貯金が必要なのか、何を目標にいくら貯金をしたらいいのかなどを見つめ直すといいでしょう。

貯金をしていく中で、ただ貯金をするより目標があるほうが人は頑張れます。何のためにいくら必要なのかを知っておくことで、モチベーションも上げることができるでしょう。しかし、27歳は自分のキャリアアップのためにも大事な時期です。節約ばかりではなく資格取得など将来の自己投資をすることも大切です。