山形弁の告白｜東北地方の方言の特徴やかわいい方言＆なまり一覧も

東北地方編｜山形弁の特徴は？

山形弁は地域によって話すペースが異なるのが特徴

山形弁は地域によって話すペースが異なるのが特徴です。山形県の日本海に面した地域では、おっとりとした話し方が特徴です。これに対し、内陸側の地域では早口の傾向があります。同じ山形県内でもイントネーションや言葉の使い方なども異なることがあります。

山形県の方言は、「村山弁」「庄内弁」「置賜弁」「新庄弁」の4つに分けられます。それでは、地域ごとに異なる方言の特徴を紹介していくことにします。

山形県の方言①「村山弁」「庄内弁」

山形弁の中の「村山弁（むらやまべん）」は、村山市や山形市を中心に使われている方言です。東北地方で使われているズーズー弁を使う地域として知られています。村山弁で使われている言葉の語尾に「す」を付けて話をすると丁寧な印象の言葉になります。

山形弁の中の「庄内弁（しょうないべん）」は、県内の庄内地方で使用されている方言です。庄内地方で使われている方言でも、海沿いの地域と山寄りの地域、市街地によって異なる言葉があります。また、庄内方言は京言葉のような言葉も使われることがあります。

山形県の方言②「置賜弁」「新庄弁」

山形弁の中の「置賜弁（おきたまべん）」は、県南部の米沢市などがある置賜地方で使われている方言です。山形弁の方言①の「村山弁」と同じように、ズーズー弁が使用されています。「村山弁」と同じズーズー弁が使用されますが、「村山弁」と比べて話すときの雰囲気が柔らかく優しい印象を与えるのが特徴です。

山形弁の中の「新庄弁（しんじょうべん）」は、新庄市がある県北部で使われている方言です。「村山弁」と同じような言葉が使われます。ですが、「村山弁」の特徴である語尾につく「ず」が「じゅ」になるのが「新庄弁」の特徴です。

山形県で使われている東北弁と山形弁を標準語に変換した言葉一覧

山形県で使われている東北弁と山形弁を標準語に変換した言葉を一覧にまとめました。使い方の例文も合わせて紹介します。一覧で紹介した以外にも、山形県の方言は、まだまだたくさんあります。どのような方言があるか気になる方は、一覧の下に山形弁をまとめた記事がありますので、そちらをご覧ください。

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山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフの例文10選！前編

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文①ありがとうはおしょうしな

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の1個目は、ありがとうのことは「おしょうしな」というです。この「おしょうしな」という言葉は、山形県内でも置賜方言が使われている地域で使われることが多い言葉です。

そのため、庄内弁や村山弁が使われている地域で「おしょうしな」と言っても伝わらないことがあるようです。「おしょうしな」を漢字で書くと「御賞詞名」となり、古い武家の時代に際だって攻勢期をあげたものへの感謝の気持ちを表わしたのが語源となるようです。

古くからの言葉を今でも大切に使っているなんて素敵ですよね。しかも、この「おしょうしな」は敬意を払う相手には「おしょうしなっし」という風に使い分けされているというのですから、すごいとしか言い様がありません。大切に使われてきた、ありがとうという意味の「おしょうしな」意味を知るとより心に響きますよね。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文②好きだず

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の2個目は「好きだず」です。「好きだず」はストレートに「好きです」を伝える時に使う言葉です。真っ直ぐに「好きだず」と気持ちをぶつけられたら、素直に嬉しいと感じてしまうはずです。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文③好きだったんにゃー

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の3個目は「好きだったんにゃー」です。「好きだったんにゃー」は庄内弁の言い方で、「好きだったんです」という意味。

例としては「おめぇのこと、ずっと前から好きだったんにゃー」となります。「好きだったんだにゃー」なんて言われたら、緊張していた気持ちがふっと和んでしまいそうですよね。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文④好きなんだごで

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の4個目は「好きなんだごで」です。「好きなんだごで」は、置賜方言の好きの伝え方で、「好きなんです」となります。使い方としては「おめぇのことが好きなんだごて」となり、ほんわかとした可愛いらしい告白の仕方になります。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑤好きなんだのー

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の5個目は「好きなんだのー」です。この好きの伝え方は庄内弁の言い方になります。意味は、置賜弁と同じように「好きなんです」となります。庄内弁は、フランス語と話すときの雰囲気が似ているといわれることがあります。

そこでオススメなのがこちらの記事です。こちらの記事では、フランス語のおしゃれなフレーズや格好いい単語がまとめられています。果たして、本当に庄内弁とフランス語に似た雰囲気のものがあるのでしょうか。ぜひご覧になって頂いて、似ているかどうかジャッジして頂けたらと思います。

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山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフの例文10選！後編

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑥好きだったんだず

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の6個目は「好きだったんだず」です。こちらの好きの伝え方は村山弁で、使い方としては「おめぇのことが、ずっと好きだったんだず」となります。この語尾に使われている「～だず」は村山弁の特徴で、日常の会話でもよく使われる可愛い語尾の言葉となります。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑦手っこばつないでもいいが

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の7個目は「手っこばつないでもいいが？」です。「手っこばつないでいいが？」は手を繋いでもいいですかという意味になります。女性からと可愛らしく言われたら、嬉しくつい力強くギュッと繋いでしまいそうですね。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑧一緒にいでけんねが

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の8個目は「一緒にいでけんねが」です。「一緒にいでけんねが」は「一緒にいてね」や「一緒にいてくれる？」という意味になります。

「一緒にいでけんねが」と言われたら、頼られているような感じがして悪い気はしないはず。任せておけ！と守ってあげたくなるのではないでしょうか。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑨付き合ってけんねが？

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の9個目は「付き合ってけんねが？」です。意味は「つきあってくれませんか」となります。例文としては「おらとつきあってけんねが？」ですが、このときに使う「おら」は自分という意味で男性でも女性でも使用する言葉です。

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文⑩付き合ってけろ

山形弁のかわいい方言・なまり＆告白セリフ例文の10個目は「付き合ってけろ」です。これは、付き合ってくださいという意味になります。「付き合ってけろ」だけでも通用しますが、「好きなので付き合ってけろ」と好きな気持ちも一緒に伝える事で確実に気持ちを伝えることが出来ます。

恋人のように仲良くしていても、本当に付き合っているのだろうかと不安に感じることありませんか。そのような時は、こちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

こちらの記事では、付き合っているかどうかの確認の仕方や聞くタイミングなど必要な情報についてまとめられています。一人で、悩んでいるよりもまずは、こちらの記事を参考に付き合っているかどうか見極めていただければと思います。

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山形弁でかわいい告白をしてみよう

山形弁の告白やかわいい方言について紹介してきました。東北地方や山形県で使われている方言の一覧も、ご覧になっていただけたでしょうか。山形県内でも使われている方言によって、イントネーションや言葉が異なることが分かり、山形弁と言っても様々あるのだなと感心してしまいましたね。

好きな人に告白したいけど、どうやって告白したら可愛い伝え方が出来るかなと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ山形県の方言の柔らかい言い方を参考にしていただけたらと思います。