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ナプキンのマナーの重要性は?

ナプキンのマナーの重要性①マナーを守る意義

ナプキンのマナーの重要性の1つ目に、マナーを守る意義についてご紹介します。フレンチレストランなど、格式の高いレストランではドレスコードがもうけられていたり、ナプキンの使い方などテーブルマナーを守らなければならない場合があります。このようなマナーを「堅苦しい」「面倒くさい」と感じる方も多いでしょう。

しかし、実はマナーを守ることは、私たちが安心してレストランで食事を楽しむために必要なことなのです。マナーを守ることで、レストランの雰囲気を壊さず気持ち良く料理の味を楽しむことが出来るのです。テーブルマナーをしっかり学んで、レストランでの食事を楽しみましょう。

ナプキンのマナーの重要性②ナプキンの役割

ナプキンのマナーの重要性の2つ目に、ナプキンの役割についてご紹介します。ナプキンは主に「口を拭くとき」と「手指を拭くとき」に使います。食事中は、膝にかけておくことで汚れを防止する役割もあります。また、たたんで椅子に置いておくことで中座しているサインにもなります。

【基本編】知っておくべき正しいナプキンのマナー3選!

【基本編】正しいナプキンのマナー①二つ折りにして膝にのせる

知っておくべき正しいナプキンのマナーの基本1つ目は、二つ折りにして膝にのせるということです。まず、ナプキンは長方形になるように二つ折りにします。そして、折り目を足の付け根側に、分かれている方を膝先に向けて膝の上に置くのが基本的な形です。この分かれている方を使って、口や手指をぬぐいます。

ナプキンは、扇やお花の形などに作られてテーブルの上にセッティングされています。セッティングされているナプキンをいつ手に取ればいいのかということですが、主賓や上司がいる場合はその人が取ってから取るのが良いでしょう。主賓や上司がなかなかナプキンを取らない場合、食前酒が運ばれたときに取るのが良いでしょう。


パーティーなどの場合は乾杯が済んだタイミングでナプキンを取りましょう。それ以外の場合、カップルや友人同士で来たときは、席に着いたらいつ取っても大丈夫です。ですが、様式の文化はレディーファーストなので、女性は自分から進んでナプキンを取るようにしましょう。

【基本編】正しいナプキンのマナー②ナプキンの内側を使ってぬぐう

知っておくべき正しいナプキンのマナーの基本2つ目は、ぬぐうときはナプキンの内側を使ってぬぐうということです。ナプキンの内側を使えば、使った後も汚れが見えず上品に食事を続けることが出来ます。ドレッシングやソースが口についてしまったときは、ナプキンを持ち上げて口周りの汚れをさっとふき取りましょう。

ワインなどを飲む前にも、グラスに汚れが付かないようにナプキンで口元をぬぐっておきましょう。そうするとグラスが汚れるのを防げますし、ソースや油でワインの風味を邪魔されることもなくなります。もしグラスに汚れが付いてしまったら、直接ナプキンで拭かず、指で汚れを拭い取って、その指をナプキンで拭いましょう。

また、フィンガーボウルを使った後も、洗った指先の水気をナプキンの内側を使ってふき取りましょう。真っ白なナプキンを汚すことに抵抗のある方もいるかもしれませんが、もともと汚れをふき取るためのものなので気にする必要はありません。どうしても気になる方は、あまり汚さないようにキレイな食べ方を心がけましょう。

【基本編】正しいナプキンのマナー③食後は簡単にたたんでテーブルに置く

知っておくべき正しいナプキンのマナーの基本3つ目は、食後はナプキンを簡単にたたんでテーブルの上に置いておくということです。キチンとたたむのはマナー違反になります。かと言って、あまりグチャグチャにして置くのも行儀悪く見えてしまいます。ナプキンの角をずらして大雑把に四つ折り程度に畳むのが良いでしょう。

適当にたたんでおくと、「ナプキンのたたみ方に気が回らなくなるほどおいしかった」という、お店への意思表示になります。そして、ナプキンを置く場所は、デザート皿の右側の上方です。もしデザート皿がすでに下げられた後でも、右側に置きましょう。

ナプキンをたたむタイミングですが、お店を出る直前にたたむようにしましょう。食事が終わってすぐ、ナプキンをたたんでテーブルに置くと「早く帰りたい」というサインになってしまい、お店や一緒に食事をしている人に対して失礼になってしまう事があります。食後におしゃべりを楽しむ時間も「ディナー」に含まれています。

【応用編】知ってるとかっこいい正しいナプキンのマナー3選!


【応用編】正しいナプキンのマナー①中座するときは軽くたたんで椅子に置く

知ってるとかっこいい正しいナプキンの応用マナー1つ目は、中座するときは軽くたたんで椅子に置くということです。たたんだナプキンを椅子の上に置いておくと「また戻ってくる」というサインになります。テーブルに置いてしまうと、食事が済んだという合図になってしまうので、テーブルに置かないよう気を付けましょう。

また、食事中に中座するということ自体、実はマナー的にはあまり良くありません。お手洗いなどで席を立つ場合は、出来ればデザートの前などにしましょう。食べかけの料理を置いて中座しないようにしましょう。結婚式などでは、新婦のお色直しなどのタイミングに合わせるのもよいでしょう。

【応用編】正しいナプキンのマナー②ポーチを持っているときは三角折りに

知ってるとかっこいい正しいナプキンの応用マナー2つ目は、女性がポーチや小さなハンドバッグを持っているときは、ナプキンは三角形の二つ折りにするとよいということです。ナプキンの間にポーチやハンドバッグをはさみ、落ちないように膝の上に乗せる事が出来ます。

まずナプキンを広げて、三角形になるように角と角を合わせて二つ折りにします。そして、基本の置き方とは逆に、折り目を膝先に向けて膝の上におきます。次に、体の左右から出たナプキンの端を、太ももの下に入れ込みます。

そうすると、ナプキンがポケットのような状態になるので、そこにポーチやハンドバッグを入れる事が出来ます。こうすることで、膝から荷物が落ちるのを気にせず食事を楽しむ事が出来ます。

【応用編】正しいナプキンのマナー③ナプキンの汚れた部分を内側に折り込む

知ってるとかっこいい正しいナプキンの応用マナー3つ目は、ナプキンの汚れた部分を内側に折り込むということです。ナプキンで拭うときは裏側を使うので、戻したとき自然に隠れて見えなくなるのですが、汚れたところを折り込むとより汚れが目立ちにくく、上品でスマートに見えます。


ナプキンで拭うときに、ナプキンの膝に触れている部分の角の方を使うようにします。そして、使った後はその角を内側に折り込み、更にその上にナプキンのキレイな面が被さるようにします。そうすると見た目もきれいですし、うっかり服に汚れが移ってしまうことも防げます。

意外とやりがち!悪いナプキンのマナー例3選!

悪いナプキンの使い方・マナー例①自前のハンカチやティッシュを使う

悪いナプキンの使い方・マナー例の1つ目は、自分で持ってきたハンカチやティッシュを使うということです。お店のキレイなナプキンを汚してしまうのを申し訳なく思って、自分のハンカチで口や手指を拭いたりするのは間違いです。「このお店のナプキンは汚くて使えない」というサインになってしまいます。

使わなくても、テーブルの上に自分のハンカチやティッシュを置くのも悪いマナーです。最初は気が引けるかもしれませんが、ナプキンは汚れをふき取るためにお店が用意してくれている物です。遠慮せずにマナーを守って使いましょう。

悪いナプキンの使い方・マナー例②食事が来る直前にナプキンを広げる

悪いナプキンの使い方・マナー例の2つ目は、食事が来る直前にナプキンを広げることです。ナプキンを広げるタイミングは、食前酒が運ばれるや料理の注文を終えたときです。主賓がいる場合は、主賓がナプキンを広げてから広げるのが良いです。

料理が運ばれたときに、ウェイターに「ナプキンをお取りください」などと言われてからあわててナプキンを広げるのはとても恥ずかしいことなので、気を付けましょう。

悪いナプキンの使い方・マナー例③食後にナプキンをキレイにたたむ

悪いナプキンの使い方・マナー例の3つ目は、食後にナプキンをキレイにたたむということです。ナプキンをキレイにたたむと「お店のサービスが悪かった」「料理がおいしくなかった」などという意味になってしまいお店に対して失礼になってしまいます。なので、食後はナプキンを軽くたたんでテーブルに置き、退席しましょう。

【番外編】レストランで食事するときの基本的なテーブルマナーとは?

【番外編】レストランでの基本的なテーブルマナー①レディーファースト

レストランで食事するときの基本的なテーブルマナーの1つ目は、レディーファーストです。レストランに入店するときも席に着くときも、男性は女性をエスコートしなければなりません。また、入店の際に予約の名前を店員に伝えるのも男性の役目です。席に案内されるときは店員のすぐ後に女性が続き、その後に男性が続きます。

店員が椅子を引いて案内してくれるかと思いますが、女性が先に座り、座る場所は上座です。女性は慣れないと照れてしまうかもしれませんが、レディーファーストに答えないのも悪いマナーです。男性に恥をかかせてしまうことになりかねないので、遠慮せずエスコートしてもらいましょう。

【番外編】レストランでの基本的なテーブルマナー②落とした物は拾わない

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アレルギーのことが気になり、エレガントテーブルマナーレッスンへのお申し込みを躊躇されていた生徒様より嬉しいご感想を頂きました。 . . . 「昨日はありがとうございました。 食事だけでなく先生とのお話も楽しく、素敵な時間を過ごすことができました。 またアレルギーに関してましてご迷惑をおかけ致しました。申し込みを躊躇していたのですが受け入れてくださり、とても嬉しかったです。 レッスンでは葉物野菜がフォークに刺せない、スープをこぼす、肉が中々切れない、パンくずを沢山落としてしまう、といった悩んでいた部分が一気にスッキリしました。 あとは教えて頂いたポイントを自分のものにできるよう、どんどん出掛けてチャレンジしていきます! 次はぜひアフタヌーンティーレッスンに参加させて頂きたいと思います。 先生もお体に気をつけてお過ごしください。 本当にありがとうございました。」 . . . 実食付きのレッスンは、アレルギーを気にされてお申し込みを躊躇される方が過去にも多くいらっしゃいましたが、本当にお気になさらないでくださいね。 レストランの皆様も私も、お一人でも多くの方に、お食事の楽しさをより感じていただきたいと願っております✨✨ . . 過去のアレルギーご連絡事例としましては、「魚介甲殻類、貝類、生クリーム、バター、生魚、ナッツ類、カカオ、デザート類全般、等々」とても多種に及びます。 どうぞお一人で悩まずに、まずはご相談ください。ご一緒に楽しい学びのひと時を過ごしましょう✨ #エレガントテーブルマナーレッスン #テーブルマナーレッスン #テーブルマナー教室 #テーブルマナー講座 #エレガントマナーレッスン #マナーレッスン #食物アレルギー #アレルギー対応

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レストランで食事するときの基本的なテーブルマナーの2つ目は、落としたものは自分で拾わないということです。フォークやナイフ、ナプキンなどを床に落としたときは、サービス係の人が拾ってくれたり、代わりのものを持ってきてくれます。自分のことは自分で、と思うかもしれませんがマナー違反なので気を付けましょう。

何か拾ってほしいときにサービス係を呼びたいときには、さりげなく目で合図を送りましょう。手を挙げて「すみません」などと大声で呼ぶのはスマートではありません。また、自分以外の誰かが物を落としてしまったときは、さりげなく目をそらして見ないふりをします。これも、相手に恥をかかせないための大切なマナーです。

ナプキンの正しいマナーを身に着けた大人になろう!

ナプキンの正しい使い方や悪い使い方、様々なテーブルマナーについてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。ナプキンは汚れをふき取るためだけでなく、たたみ方や置き方によって様々な意思表示のツールにもなります。ナプキンの使い方をしっかり覚えて、優雅にディナーを楽しみたいものですね。

ナプキンの使い方も大切ですが、気を付けなければならないテーブルマナーには他にもたくさんあります。テーブルマナーについてより深く学びたい方には、以下の関連項目が参考になりますので、ぜひご覧ください。正しいテーブルマナーを身に着けたスマートな大人を目指しましょう。

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