お正月にはなぜ年賀状を送るの?由来は?
お正月に年賀状を送る理由①明治時代に郵便制度ができたから
お正月に年賀状を送る理由の1つ目は、明治時代に郵便制度ができ始めた事がきっかけです。元々奈良時代から新しい年が明けたことをお祝いする風習が始まったのですが、遠方の方にはできていませんでした。しかし、郵便制度が始まり遠方の方にも安価で書き送れるという事で、これが今に至っています。
お正月に年賀状を送る理由②友人・親戚・会社に一年の感謝を伝える為
お正月に年賀状を送る理由の2つ目は、友人・親戚・会社に一年の感謝を伝える為です。新年のご挨拶と同時に、昨年お世話になった感謝を年賀状に添えます。普段なかなか会えない方にもこのような風習がある事によって、お互いに懐かしみ近況報告をする事で、お互いの関係性を保つことができます。
お正月に年賀状を送る理由③由来
お正月に年賀状を送る理由の3つ目は、由来です。近年、年始の挨拶は欠かす事のできないものですが、昭和24年にお年玉付き年賀はがきが発行され、12月25日までに投函すると元日には届くというシステムが導入されました。これが、これまで以上に年賀状を送るという一年に一度の挨拶状が確立されていきました。
お正月に年賀状を送る理由④日本人にとって特別なものだから
お正月に年賀状を送る理由4つ目は、日本人にとって特別なものだからです。年賀状は、12月25日までに郵便ポストに投函すると新年の元日に届きます。近年では、メール等が普及し年賀状が少なくなっているように感じますが、実際は昔から変わらず多い様です。それほど日本人にとって年賀状は特別なものになっています。
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるの?
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか①相手を気遣う内容
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか、1つ目は、相手を気遣う内容です。年賀状は新年の挨拶のとても大事なものですので、まずは相手を気遣う内容を書きます。「お元気ですか」「ご無沙汰しておりますが お変わりはありませんか」など、簡単で良いので書き添えます。気遣う言葉はとても嬉しいものです。
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか②送る方へのメッセージ
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか、2つ目は、送る方へのメッセージです。送る方によって内容は異なりますが、「子供達は元気に過ごしていますか」「今年も○○にチャレンジするそうですね」など、相手の日常に関わる内容を書き添えます。自分の事を話題にあげて貰えると嬉しいものです。
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか③近況報告
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか、3つ目は、近況報告です。新年の挨拶状では自分の近況報告をしましょう。相手の事ばかり伺わず、自分の近況報告をする事によって相手が読みやすくなります。ただし、会社の上司に対する挨拶状は控えた方が無難です。相手が自分と近しい関係性なら問題ありません。
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか④今年の目標
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか、4つ目は、今年の目標です。自分の目標を書き添える事によって、より親近感を感じさせる事ができます。「今年こそはかわいいウエディングドレスが着れるように頑張ります」「今年は○○達成頑張ります」など、自分が取り組む事を書くと最後の結びの言葉が書きやすいです。
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるの⑤変わらぬお付き合いの依願
年賀状の一言メッセージはどんな言葉を添えるのか、5つ目は、変わらぬお付き合いの依願です。依願とは、本人から願いよることです。「今年も昨年と変わらぬお付き合いを宜しくお願い致します」「今年もどうぞ宜しくお願い致します」が依願にあたります。最後の結びの言葉には、このような挨拶を添えて締めくくりましょう。
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方例文
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方①友人宛て
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方の1つ目は、友人宛てです。友人は交友関係の幅に寄りますがあまり固くなり過ぎないように書くと良いです。ただし失礼のないように気を付けて下さい。「明けましておめでとう今年も一緒に旅行行こうね」など簡単で構いません。自慢話などは不快に感じるので控えて下さい。
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方②親戚宛て
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方2つ目は、親戚宛てです。親戚は年齢層が幅広いので、年齢が近い方や親しい方には「今年もよろしくね!」のような簡単な一言で良いです。年齢が上の方やなかなか会わない方も多くいらっしゃるので、そのような場合は近況報告は必ず添えて依願もしっかり書きます。
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方③会社宛て
宛名別年賀状の一言メッセージの書き方3つ目は、会社宛てをご紹介します。会社の場合は目標よりも昨年のお礼と依願をすると良いです。「今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます」このように書くと当たり障りもなくスマートです。また、仲が良い上司に対しては、目標など書かれても良いです。
POINT
間違った挨拶状
出産祝いなどのお礼を年賀状でする方がいらっしゃいますが、その都度お返しをするものとし、この場では控えて下さい。あくまでも新年のご挨拶です。年賀状のついでに出産祝いのお礼を書くのは間違いです。
一言メッセージで近況報告する時の文例
一言メッセージで近況報告する時の文例①友人宛て
一言メッセージで近況報告する時の文例の1つ目は、友人宛てをご紹介します。「結婚してから初のお正月を迎えました」「資格取得に毎日励んでるよ」「また一緒に食事いこうね」「新たに家族が加わりました」「昨年から○○にはまっています」このように、話口調で楽しい気持ちで書くと書きやすくなります。
一言メッセージで近況報告する時の文例②親戚宛て
一言メッセージで近況報告する時の文例2つ目は、親戚宛てをご紹介します。「家族一同お陰様で元気に過ごしています」「○○に引っ越しました」「上の子供が高校に進学しました」「また夏休みにでも会える事を楽しみに待っています」「今年は新しい家族が増える予定です」このように、家族の報告をすると書きやすいです。
一言メッセージで近況報告する時の文例③会社の仕事仲間宛て
一言メッセージで近況報告する時の文例3つ目は、会社の仕事仲間宛てを紹介します。会社の方に書く場合は、普段から親しくさせて頂いている方に書くと良いです。「また一緒に飲みに行きましょう」「また皆で○○に行きましょう」「今年も社員旅行楽しみにしています」このように共通の話題に触れると相手も嬉しいです。
POINT
会社の上司・部下宛て向けの近況報告注意点
会社の方に書く場合は、普段から親しくさせて頂いている方に書くと良いです。あくまで仕事上のお付き合いなので、仕事以外でお付き合いのない方は新年の挨拶のみでも良いです。
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例①友人宛て
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例1つ目は、友人宛てです。「今年はぜひ会えるといいね」「なかなか会えないけどお互い仕事や家事頑張って行こうね」「今年の同窓会楽しみしているね」このように、ご無沙汰している友人には年賀状を送る事によって、距離を縮める事ができる大切な役割りを果たします。
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例②親戚宛て
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例の2つ目は、親戚宛てです。「ご無沙汰しております 皆さんお変わりないでしょうか」「あれから体調の方はどうですか こちらはお陰様で皆元気にやっています」親戚は年齢が様々ですが、家族内での行事の際は顔を合わせる方々です。当たり障りのないように書きます。
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例③会社宛て
一言メッセージでご無沙汰している方向けの文例3つ目は、会社宛てです。会社を退職してからもしばらくその関係が続いている方向けです。「すっかりご無沙汰しておりますお元気でしょうか」「ご無沙汰しておりますが皆さんお元気でいらっしゃいますでしょうか」「お健やかに新春をお迎えのことと存じます」
年賀状での心得る大切なマナー
年賀状での心得る大切なマナー①忌み言葉は使わない
年賀状の一言メッセージで気を付ける事の1つ目は、忌み言葉は使わないです。去年の「去」という字には「別れる」「離れる」という意味合いがあります。「去年」ではなく「昨年」や「旧年」と書くのが正解です。お正月はおめでたい場なので、忌み言葉は避けるようにして下さい。大切なマナーなので覚えておいて下さい。
年賀状での心得る大切なマナー②喪中の方に年賀状は控える
年賀状での心得る大切なマナー2つ目は、喪中の方に年賀状は控えるです。送ってしまった後から知ってしまった場合は、慌てず「寒中お見舞い」にて失礼をお詫びします。そのような事は誰しもあるので対処の仕方を覚えておくと良いです。「寒中お見舞い」とは、松の内(1月1日から7日まで)です。
年賀状での心得る大切なマナー③句読点は使わない
年賀状での心得る大切なマナーの3つ目は、句読点は使わないです。年賀状は、句読点を使用しません。意外と知らない方も多いようですが、昔の日本の手紙には句読点を使用しておらず、この慣習が年賀状に関しては残っています。読みにくく感じますが、スペースを空けて対応してください。
マナーを守り社会人として恥ずかしくない年賀状を書こう
年賀状に添えるメッセージについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?年賀状の由来などを知ると改めて年賀状の良さに触れる事と思います。ラインやメールでの年始のご挨拶ももちろん良いですが、古くから伝わる「年賀状」にてのご挨拶もまた風情があって良いものです。また、お正月に関する記事も併せてご覧下さい。
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