Icon search 36px


洋食でのマナーの重要性は?

洋食のテーブルマナーは和食と違う

ナイフとフォークを使う洋食のテーブルマナーは、箸を使って食べる和食とは違います。どの順番で食べていいのか、道具の使い方などを迷ってしまうことも多いでしょう。そこでレストランや結婚披露宴の席で、迷わないようにテーブルマナーを確認しておくことは大切なのです。

レストランでは基本マナーを押さえれば安心!

テーブルマナーを難しいのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、ナイフとフォークのマナーは基本を押さえてしまえば、そんなに難しいものではありません。基本のマナーを押さえておくと、マナーを心配せずに、食事を楽しめるようになります。マナーについてまとめましたのでご紹介していきます。

【基本編】知っておくべき正しい洋食のマナー3選!

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー①ナイフとフォークは外側から使う

基本の知っておくべき正しい洋食のマナーの1つ目は、「ナイフとフォークのマナー」です。席に着くと目の前には、ナイフとフォーク、飾り皿がずらりと並べられています。総称して「カラトリー」と呼ばれますが、このセッティングは世界共通なので一度覚えてしまうと、海外でも使えるマナーです。

全てのカラトリーは1つの料理に、1本ずつ用意されていて、外側から順番に使っていけばOKです。右端のスプーンでスープを食べたら、続くオードブルはその内側にあるナイフとフォークで、次の魚料理はその内側にあるナイフとフォークで、という順番で使って言います。フルーツやデザートは、上のカラトリーを使います。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー①ナイフとフォークの使い方

続いてご紹介する、基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは「ナイフとフォークの使い方」です。ナイフは右手にもち、ナイフの柄の上に人差し指をのせるように持ちます。フォークは尖っている先端を下向きにして左手にもち、柄の上に人差し指を添えて持ちましょう。

肘を張らないように、リラックスして持つとスマートです。なお左利きの方はナイフは左手、フォークは右手で持ちますが、テーブルセッティングを丸ごと入れ替えることはタブーなので気をつけましょう。


基本の知っておくべき正しい洋食のマナー①ナイフとフォークの置き方

続いてご紹介する基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは「ナイフとフォークの置き方」です。食事中と食後の置き方が違うので覚えておきましょう。まず食事中に、いったん休憩したいときなどはナイフとフォークをお皿の上に「八の字」におくのが基本マナーです。

ナイフの刃は内側(自分側)、フォークは尖った先端が下向きで背を上にしておきます。食べ終わったら、お皿の右斜め下に手前がフォーク、奥がナイフの順になるように揃えて並べます。このときナイフの刃は内側(自分側)を向けますが、フォークは尖った先端が上、背が下、になるように食事中とは逆向きにおきます。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー②ナプキンの使い方

続いてご紹介する、基本の知っておくべき正しい洋食のマナーの2つ目は「ナプキンの使い方」です。ナプキンは口や手を拭くときに使います。広げるタイミングは、お水やドリンクを持ってきてくれたときです。二つ折りにしたら、折り目を自分の方に向けて太ももの上へとおきしょう。

ナプキンを使うときには、折りたたんだ内側の端を使うようにします。もし自分のハンカチを使ってしまうと「このレストランのナプキンは汚れていて使えない」という意思表示になるので、意図していなくてもレストランの方に失礼になってしまいます。テーブルの上に置いたりしないようにご注意くださいね。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー②ナプキンの置き方

続いてご紹介する、基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは「ナプキンの置き方」です。ナプキンを置くときも、食事中と食後の置き方が違いますので注意しましょう。まず食事中に席をたつときは、軽くたたみ椅子の背もたれか、椅子の上に置くのが基本です。お化粧室に行くタイミングはデザート前やお会計まえがベスト。

オーダー前やお料理がテーブルの上にあるときはタブーとなりますので注意しましょう。お隣の方に「お化粧室に行ってきます」と声をかけるとスマートです。食後は、わざと雑にたたんでテーブルの上におきます。きれいにたたむと「料理が美味しくなかった」「今後こちらにはきません」という意味になってしまいます。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー③スープの食べ方

基本の知っておくべき正しい洋食のマナーの3つ目は、食事の方法として「スープの食べ方」をご紹介します。スープはスプーンを使って、手前から奥に動かしてすくっていきます。蕎麦を食べるときのようにズズーッと音を立ててしまうと、洋食では下品とされますので、音を立てないように流し込むようにいただきましょう。


スープの量が少なくなってきたら、イギリス式ではスープ皿の手前を持ち上げ、フランス式ではスープの奥側を持ち上げ、傾けながらすくいます。そのまますくおうとすると、音が出たり、お皿やスプーンが傷ついてしまうこともありますので、基本のマナーだと覚えておきましょう。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー③パンの食べ方とタイミング

続いてご紹介する基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは、「パンの食べ方とタイミング」です。パンは直接かぶりつかずに、一口サイズにちぎって食べましょう。バターやオリーブオイルなどをつけるときも、ちぎってからにします。パンくずを出さないようにするコツは、パンの角をお皿につけたままちぎることです。

パンくずが飛び散らずにすみますので、ぜひ試してみてくださいね。パンを食べるタイミングは特に決まりはありませんが、オードブルと一緒かスープを飲み終わってからがよいでしょう。メインのお皿とともに下げられてしまうので、それまでに食べ終わるとベストです。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー④魚料理の食べ方

続いてご紹介する、基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは「魚料理の食べ方」です。魚料理は、切り身の場合は身が崩れないように丁寧に切り取っていきます。柔らかい身は、フォークですくうように食べると食べやすいでしょう。

一匹丸ごとの場合は、中骨のところに切り込みを入れ、向こう側から食べ、手前側の身を食べます。魚はひっくり返さないので、半分食べたら中骨の下にナイフを差し込み、骨と身を外してから下側を食べます。外した骨はお皿の上の方へ置いておきます。付け合わせはどちらかが残らないように、バランスをみながら食べます。

基本の知っておくべき正しい洋食のマナー④肉料理の食べ方

続いてご紹介する、基本の知っておくべき正しい洋食のマナーは「肉料理の食べ方」です。肉料理は、魚料理と同じように筋に沿って、ナイフを斜めに入れると切りやすくなります。付け合わせも、お肉とのバランスを見ながら食べていきます。

ソースがついているときは、一回ずつ皿の手前にとりつけながら食べます。全部切り分けるのは、肉汁が流れてお料理が台無しになってしまうので、悪いマナーになりますのでご注意ください。肉の焼き加減も覚えておくと便利です。迷ったら「ミディアムレア」か「ミディアム」を選ぶのが無難でしょう。

    肉の焼き加減

  • ベリーレア(ほとんど焼かない状態)
  • レア・ミディアムレア(外側に焼き目がつき、中は赤みが残って多少血がにじむ焼き具合)
  • ミディアム(中心部まで温まった状態で、中はピンク色)
  • ウェルダン(中心部までよく焼けた状態)

【応用編】知ってるとかっこいい正しい洋食のマナー3選!


知ってるとかっこいい正しい洋食のマナー①テーブルマナーは左側から着席

知ってるとかっこいい正しい洋食のマナーの1つ目は「テーブルマナーは左側から着席」することです。着席、退席するときは必ず左側から椅子に出入りするのが、正しいテーブルマナーです。なお、お店の方が最初に椅子を引いた咳が上席となります。

洋食ではレディーファーストが基本になりますので、上席には女性が座ります。男性から先に座ってしまうと失礼になりますので、必ず女性が座ったあとに、男性が座るようにしましょう。

知ってるとかっこいい正しい洋食のマナー②ドリンクは料理に合わせて頼む

知ってるとかっこいい正しい洋食のマナーの2つ目は、「ドリンクは料理に合わせて頼む」です。洋食のレストランでは、一般的に最初に食前酒を注文します。何にしたらよいか迷ってしまうときは、シャンパンを頼むと問題ありません。また、食事のときにも食事に合わせてドリンクを注文していきます。

前菜や魚料理には白ワインがあい、お肉料理には赤ワインが合うでしょう。お酒が強くない方は、ボトルで注文をしなくても問題ありません。

知ってるとかっこいい正しい洋食のマナー③ドリンクは下の方をもつ

続いてご紹介する知ってるとかっこいい正しい洋食のマナーの3つ目は、「ドリンクは下の方をもつ」です。ドリンクのグラスはなるべく下の方を、親指、人差し指、中指の3本を使ってつかんだら、薬指で固定するようにして持ちます。グラスの下の方を持つのは、ドリンクがぬるくなってしまうからです。

意外とやりがち!悪い洋食のマナー例3選!

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例①机の上にスマホを置く

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例の1つ目は、「机の上にスマホを置く」です。洋食のテーブルマナーでは、料理や食器が並ぶテーブルに、ものを置かないことです。スマホが身近にあるとついクセで側に置いておきたくなることもありますが、レストランではテーブルの上には置かないように注意しましょう。

また、バッグや荷物もテーブルに置かないようにしておきます。バッグは椅子の左脇に置くようにします。これは、背中と背もたれの間に置くと椅子に浅く座ることになり、姿勢が美しく見えないためです。

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例②乾杯でグラスをぶつける

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例の2つ目は、「乾杯でグラスをぶつける」ことです。正しいマナーではグラスをぶつけることはNGで、正しい乾杯の方法は、グラスを顔の横で目の高さほどまであげ、アイコンタクトをするのが乾杯になります。

高級なレストランでは、グラスも高級なものを使っているためぶつけるとヒビが入ったり、破損する恐れがあるからです。残念ながら映画やドラマなどでよく見かける乾杯は悪いマナーだということを知り、ぶつけないようにしましょう。

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例③食事中料理のシェアや器の交換をする

意外とやりがちな悪い洋食のマナー例の3つ目は、「料理のシェアや器の交換をする」ことです。美味しい食事を食べたら、ついついシェアをしたくなったり、相手の料理の味見をしてくなってしまいますが、料理のシェアをすることはNGです。相手のお皿に置くのも、器ごと交換するのも悪いマナーになります。

取り分ける動作をすると、せっかくの美しい皿の見た目を見出すことになり、器を交換することは「口に合わないので交換しています」と見えてしまうためです。

洋食の正しいマナーを身に着けた大人になろう!

洋食のマナーは、一度基本を覚えてしまうと世界共通で使うことができるのでとても便利です。ポイントを押さえて正しいマナーを身につけたら、どんな高級レストランでも、結婚披露宴でも落ち着いて食事を楽しむことができるでしょう。

マナーは素敵な大人が身につけていたいものですよね。ナイフとフォークの基本マナーや、結婚式にお呼ばれした際のマナーもぜひ確認しておきましょう。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

マナーは素敵な大人が身につけていたいものですよね。ナイフとフォークの基本マナーや、結婚式にお呼ばれした際のマナーもぜひ確認しておきましょう。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

関連記事

ナイフフォークの基本マナーチェック!あなたの行動は正しい?悪い?

今回は正しいナイフフォークのテーブルマナーについて紹介します。基本のマ

Small thumb shutterstock 316455128

関連記事

結婚式食事の基本マナーチェック!あなたの行動は正しい?悪い?

結婚式食事の基本的なマナー、あなたは正しい作法を身についていますか?悪

Small thumb shutterstock 299406014

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

KEYWORD

関連のキーワード


NEW

新着記事


RANKING

人気の記事