年収が900万円台の割合は?
年収が900万円台の割合は給与所得者の上位約6%に入る
年収が900万円台の割合は給与所得者の上位約6%に入ります。年収900万円は年収1000万円に到達する一歩前の給与水準であり、そしてボーナスなしの場合だと月収が手取りで50万円を超えてくる給与水準でもあります。20人に1人という比率でもあり、年収900万円に憧れる人は少なくないでしょう。
年収が900万円台の女性給与所得者は上位約1%のみ
また、年収が900万円台の女性給与所得者は上位約1%のみとなっています。そのほとんどが医師や弁護士といった専門職であり、会社組織の中でトップまで上り詰めてこの給与水準に到達している女性は稀です。年収900万円以下の女性の中にも、年収900万円稼ぐ人と同じくらいスペックが高い人もいます。
しかし、女性は出産や育児を経験するため年収900万円を目指すのは男性よりもはるかにハードルが高い状況です。年々改善はされてきているものの、まだまだ女性に対しては厳しい社会です。年収900万円台の比率がせめて男性と同水準に到達する社会が訪れてほしいものですよね。
年収900万円の手取り年収と手取り月収は?
年収900万円の手取り年収は約618万円
年収900万円の手取り年収は約618万円です。手取り618万円を12ヶ月で割ると月収が約51万円です。年収900万円の税率は約31.5%となっており、年収850万円より高い税率です。また、年収900万円だと毎年住宅ローンに約190万、貯蓄が約126万で理想の生活バランスです。
ちなみに下記の関連記事には手取り年収550万円に関する記載がありますので、よかったら年収900万円と比較して参考にしてみてください。年収に関しては色々な年収層を見ていくことで、さらに上の年収を目指すヒントになる項目が隠されていることも少なくありませんので、是非比べて読んでみてくださいね!
年収900万円の手取り月収は約51万円
年収900万円の手取り月収は約51万円です。手取り約51万円の内訳は家賃が約15万円、生活費が約12万円、教育費が約8.5万円、車のローンが約5.7万円、そして貯金が約10.1万円となります。年収900万円の手取りに対する控除率は約31.5%です。51万円のうち10%の約5万円が旦那の小遣いです。
年収900万円の人が払う各税金の金額と計算方法は?
手取り年収900万円の税金!計算方法
手取り年収900万円の人が稼ぐ額面年収は約1350万円です。所得税が170万円、約住民税が200万円、社会保険料(健康保険と厚生年金)が約134万円控除される計算です。手取り900万円で単身者の計算です。手取り900万円でも、扶養家族の条件で税額が変わります。
ちなみに下記関連記事には年収800万円の場合の手取りや税金の説明がありますが、800万円と900万円の、100万円の差を見ると色々と感じるものがあるかと思いますので、比べてみてください。ちなみに年収が100万円違うと、生活の様相がガラっと変わることもあるものですよ!
年収900万円の税金各控除額
年収900万円の場合、所得税が約88万円、約住民税が6604万円、社会保険料(健康保険と厚生年金)が約115万円が給料控除される計算です。年収900万円の場合、手取り給料は約620万円です。単身者の計算で、年収900万円でも、扶養家族の条件で控除額が変わります。
年収900万円の人は貯金・貯蓄はどれくらいある?
年収900万円の人は毎月約10万円貯金ができる
年収900万円の人は毎月約10万円貯金ができます。手取り月額が50万円であり、その約20%を貯金に回せると考えると10万円は貯金ができるのではないかという計算です。しかし、年収900万円であっても家庭の状況によって、貯金可能額は大きく変わってきます。
1人暮らし世帯であればもっと貯金ができますし、逆に家族が多いと税金が下がり手取り額は増えるのですが、出費もその分多くなるので、年収900万円を稼いでいたとしても月に10万円貯金をするのは難しい状況です。家賃や教育費、そして自動車等とのバランスを考えつつなんとか月に10万円は貯金をしたいものです。
年収900万円の人は1000万円以上の貯蓄が一般的
年収900万円の人は1000万円以上の貯蓄が一般的です。年収900万円の人は標準的に約8年ほどで1000万円を貯金することができますので、老後には3000~5000万円程の貯蓄を残すことができます。年金をもらいながら持ち家で暮らす分には安心できる水準と言えるでしょう。
年収900万円はどんな生活ができる?
年収900万円の生活は車も時計もワンランク上を選ぶようになる傾向がある
年収900万円の生活は車も時計もワンランク上を選ぶようになる傾向があります。年収900万円では住宅ローンの状況や子供の教育費の状況により、うまく生活のやりくりをすれば20万円ほど貯金ができる生活の余裕が出て来るケースがあります。これは年収500万円くらいまでだとほとんど不可能です。
そのため、年収900万円の層で車好きの人であれば、1000万円ほどの車を買うことも躊躇しないでしょう。また、腕時計が趣味の人であれば100~300万円のものを買うこと際しても、お金に糸目は付けないことでしょう。社会人平均給与の500万円くらいの人ではできないことが、年収900万円の人はできるのです。
ただし年収900万円であっても、子供が3人以上いるような状況だと経済状況は厳しくなります。特にその中の誰かが私立の学校に通いだすような状況になると、その学費だけで月間10万円程がなくなる計算になりますので、家計は圧迫されることでしょう。年収900万円の人の生活の余裕にはある程度条件があるようです。
年収900万円の人は一般住宅ではなくタワーマンションや高級住宅を考える
年収900万円の人は一般住宅ではなくタワーマンションや高級住宅を考える傾向にあります。年収900万円の人は、住居費に最低でも月15万円くらい使うことができます。そのため、地方の3000~4000万円程の住宅ローンであれば、年間300~400万円の支払いで、10~15年程で払い終えることができます。
そのため年収900万円台では、他の出費を抑えて住居にお金をかけるのであれば、高級タワーマンションや高級住宅を購入することもできるのです。5000~7000万円の住宅ローンであれば、40歳代前半でこの給与水準であれば30歳頃から払い始めるローンの条件で60歳までには完済ができるでしょう。
どこにお金をかけるかで違ってくる部分ではあるのですが、年収900万円の層は「ここにお金をかけたい!」という考えが明確であれば、その項目に関しては世間から高級品だと認知されているようなものを確実に手に入れることが出来る給与水準なのです。
年収900万円の人はどんな仕事・職業の人がいる?
年収900万円を実現している職業は上場企業の管理職等で企業は第一生命等
年収900万円を実現している職業は上場企業の管理職等です。上場企業と一括りにはできないのですが、新卒で上場企業に入り、課長や部長代理になるとこの給与層になることが多く見られます。また、平均給与がもっと高い会社では年収900万円は課長代理でも達成できるかもしれません。
逆に企業の規模が小さくなるとこの給与テーブルは部長や役員といった、経営層やそれに近い役職にならないと到達しませんが、一概に言えるのは年収900万円をもらっている役職者は、どの会社も欲しがるような業務遂行能力とマネジメント能力を持っているということです。年収900万円稼ぐ人は概してハイスキルなのです。
また、年収900万円を実現している企業には第一生命が挙げられます。第一生命や日本生命等、生命保険会社の大手と言われる会社の給与テーブルが、年収900万円です。これは本社勤務の給料であり、地方の営業職や役職に就いていない人たちの給料は第一生命所属でも、年収900万円よりは低くなっています。
年収900万円に必要なスキルは同世代のライバル相手に昇進試験に勝つ能力
年収900万円に必要なスキルは、同世代のライバル相手に昇進試験に勝つ能力です。年収900万円の層は会社員であればどの会社においても重要ポストに就いていることでしょう。重要ポストに就くためには、同期のライバルが何人もいて、同階級のライバルもたくさんいて、その中を勝ち上がっていく必要があります。
そのため年収900万円台では、会社側からライバルと比較された時に、ライバルに負けない基礎能力や、上層に「一緒に仕事がしたい」と思わせる何かを感じ取ってもらう必要があります。そういった意味ではスキルだけではなく、それを相手にアピールするプレゼンテーション能力も必要になってくるでしょう。
また、年収900万円を稼ぐためにはその業界の中でも、選ばれる専門職であり、選ばれる会社であり続ける必要があります。努力を怠らず、客観的に自分に必要なものが見える人こそ、年収900万円を稼げる人だと言えるでしょう。会社員に限らず専門職や自営業であっても同じような要素が要求されることでしょう。
年収900万円を目指すために取り組むことは?
手取り年収900万円を目指すためにおすすめの副業は講師業
手取り年収900万円を目指すためにおすすめの副業は講師業です。年収900万円を稼ぐ人はおそらく、何か人に教えてお金がもらえるようなスキルを持っているはずです。講師業は誰にでもできるものではないのですが、年収900万円を稼ぐような入スキルの人だからこそお勧めしたいのです。
そして年収900万円の人の、講師業が軌道に乗って来ると、講師業以外のビジネスチャンスも広がります。例えばヘッドハンティングの申し出が来たり、教え方がいいと出版の話が来たりするかもしれません。自分のスキルだけではなく顔を売っていくという意味でも、副業として講師業をやることはすごくおすすめできるのです。
年収900万円台の講師業は簡単にできます。とっかかりはどこかの企業に行くような形ではなく、自宅や公民館でこじんまりとやればいいのです。慣れない人が急に講師業をすると、いくらスキルがあってもそのノウハウが伝わり切らないこともあるので、練習でこじんまりしたものからスタートさせることをおすすめします。
手取り年収900万円を目指すためにおすすめの投資は安定株の購入
手取り年収900万円を目指すためにおすすめの投資は安定株の購入です。安定株とは、配当金が高過ぎず5年10年のチャートを見ても、ごく緩やかに上がっているような株です。あるいはあなたが「この会社が潰れたら日本も終わりだな」と思うような会社の株を買うことです。例えばトヨタ自動車等が挙げられます。
年収900万円台におすすめの株式については0.5~5%くらいまでの配当金がもらえて、また株価が上がれば売って、その差額で利益を出すようなこともできます。ここ5年くらいでNISAも出て、株式投信の非課税枠が出ているので、ちょっとした安い株等に手が出しやすくなっています。
年収900万円台の投資はリスクはあまり取りたくないものです。貯金をしても大して利子が付かないのであれば、安定株を買っておけば貯金よりはリスクがあるものの、貯金の代わりにもなりますし配当金分を利益として取ることもできます。将来的に株価が上がっていたら焦らず売ればガツンと儲かります!
手取り月収が50万円を超えて来る年収900万円を目指そう
手取りの月収が50万円を超えて来るのが年収900万円であり、社会人が目指す給料テーブルの一つの区切りと言えるでしょう。また、年収900万円に憧れを持つ人は少なくないかと思うのですが、どの年収になってもやはり仕事人である限りはいくらでも上の年収を目指したくなるものです。
ここで説明したことがヒントになって、年収900万円を目指して、そしてさらに上の年収を目指せるようになったらうれしいです。誰にでも、年収900万円とその上の年収を目指すことができるチャンスがあります。しかしないと思っている人は気付いていないだけなのです。これをきっかけにまずは900万を目指しましょう!
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