ハンバーグに合うおかずって?
洋風ハンバーグには洋食のおかずがおすすめ
献立を考えるに当たっては、料理のジャンルを統一することが大切です。デミグラスやトマトソースを使うような洋風ハンバーグには、洋食で献立を考えましょう。付け合せや副菜はもちろん、汁物も味噌汁ではなくスープで統一感を意識してみてください。
また、洋食ではこってりとしたメニューに偏りがちなので、サラダなど野菜の部分で口当たりの軽いものを作るようにしましょう。フレッシュトマトや茹でブロッコリーなどを添えるだけでも箸休めに丁度良く、彩りも抜群です。
和風ハンバーグには和食のおかずがおすすめ
大葉や大根おろしを使うような和風ハンバーグの場合は、献立も和食で統一しましょう。副菜には煮物やしょうゆベースの炒め物など、汁物には味噌汁を合わせると良いです。とは言えハンバーグ自体は洋食なので、軽めであれば洋食を組み込んでも問題はありません。
和食の献立にする場合、彩りやフレッシュ感が不足しがちなので、フレッシュサラダなどでバランスを整えるように意識しましょう。サラダに関しては洋食よりになってしまっても目立ちにくく、ドレッシングを和風のものにすることで統一感を演出することもできます。
洋風ハンバーグに合うおかず:簡単サイドメニュー4選【付け合わせ編】
簡単サイドメニュー①にんじんのグラッセ
にんじんのグラッセとは、にんじんをバターと砂糖で甘く煮詰めた料理です。レシピは非常に簡単で、にんじんの他バターや砂糖、塩といった調味料があれば作れます。少量から好きな分だけ作ることができ、扱いやすい一品と言えるでしょう。
見た目にもつやがあり、彩りも鮮やかで器を綺麗に盛り付けてくれます。おかずにしては甘めの味付けですが、箸休めには丁度良く、バターの香りによってデミグラスソースとも相性が良いです。甘さに関しては砂糖の分量で調節してみてください。
簡単サイドメニュー②マッシュポテト
マッシュポテトとは、茹でたじゃがいもを潰し、生クリームなどを加えてクリーミーに仕上げる料理です。食材はじゃがいものみ、他は生クリーム(もしくは牛乳)や砂糖、塩コショウなどの調味料があれば作れます。色味としては黄色を彩り、デミグラスソースともトマトソースとも相性が良いです。
味付けは甘めで、濃い味のソースとマッチします。また形状的にソースを含みやすく、他の料理と喧嘩しないので付け合わせには最適です。レシピに関しては生クリームの変わりに牛乳を使うことで、比較的あっさりとした仕上がりにできます。
簡単サイドメニュー③フライドポテト
フライドポテトといえば付け合わせの定番で、特に洋食との相性が抜群の一品です。揚げるだけの冷凍食材としても販売されており、簡単に調理できるのもアドバンテージです。じゃがいもから作る場合であってもレシピは簡単で、カットと予熱だけで下処理が終わります。素揚げしたあと塩を振れば完成です。
じゃがいもは味を含みやすい食材なので、シンプルな調理によって付け合わせにも最適な一品となります。フライドポテトはハンバーグに限らず洋食全般に付け合わせることができるため、覚えておくと便利です。
簡単サイドメニュー④生野菜・茹で野菜
こってりと濃厚な洋風ハンバーグには、フレッシュな野菜を付け合わせましょう。口当たりもさっぱりとし、彩りとしても鮮やかで優秀です。調理の手間もほとんどありません。生野菜であれば、トマトを添えるのがおすすめです。トマトの酸味が口の中をリセットしてくれる上、色味も美しく映えるでしょう。
茹で野菜であればブロッコリーやいんげんなど、緑色の野菜がおすすめです。これらの野菜は茹で上げることで色が鮮やかに出るため、付け合わせとして彩りを補うには最適の素材と言えます。デミグラスはもちろん、トマトソースなど赤味がメインのお皿にも映えるのが嬉しいポイントです。
洋風ハンバーグに合うおかず:副菜4選【もう一品編】
副菜・もう一品①グラタン
グラタンはハンバーグと同じ洋食で、献立としても口当たりとしても統一感があります。洋風ハンバーグ同様にこってりとしたメニューではありますが、味の種類が異なるため副菜としてもしつこくなりません。むしろミルキーな味わいはパンチのある濃い味と相性が良いです。
ただし、グラタンを副菜として並べる場合には、サラダやスープなど他のおかずでさっぱりとできるように工夫をしましょう。献立を組み立てる上では全体のバランスが大切です。反対に言えば、他のおかず次第で主菜と副菜がこってりでも大丈夫ということになります。
副菜・もう一品②ジャーマンポテト
ジャーマンポテトとは、バターで焼いたじゃがいもをベーコンや玉ねぎと一緒に炒め合わせる料理です。味付けは塩コショウやクレイジーソルトなどシンプルな調味料のみで、簡単にもう一品を作ることができます。
こってりしすぎずスパイシーで、もう一品の副菜にも優秀です。黄色をメインに赤もあり、彩りとしてもバランスが取りやすいでしょう。レシピの補足として、仕上げにマヨネーズをかければ味に酸味を、色味に明るさを加えることができます。
副菜・もう一品③スパニッシュオムレツ
スパニッシュオムレツとは、玉ねぎやベーコン、ピーマンなどお好みの具材と一緒に焼き上げる卵料理を指します。味付けは塩コショウや粉チーズなどで簡単に、ケチャップをかけて食べるのがおすすめです。
チーズやケチャップなどで洋風に仕上がる上、卵特有のやわらかい味わいによっても洋風ハンバーグとよく合います。また卵の黄色とケチャップの赤で彩りもよく、色味の少ないハンバーグにぴったりです。
ハンバーグに合うおかず:サイドメニュー4選【サラダ編】
サイドメニュー・サラダ①ポテトサラダ
ポテトサラダはじゃがいもを潰して作るため味の馴染みが良く、マヨネーズの酸味が濃い味のハンバーグによく合います。具材にはきゅうりやハム、にんじんなどを使い、彩りを補うにも優秀な一品です。葉物野菜を敷くことで違和感なく緑を足すこともできます。
ただし、ハンバーグの付け合わせにマッシュポテトを添える場合には、避けた方が良いです。じゃがいもを潰した料理として類似するため、見た目にも口当たりとしても並べるのは好ましくありません。
サイドメニュー・サラダ②トマトサラダ
フレッシュトマトをメインにしたサラダは、さっぱりとして濃い味の洋風ハンバーグとの相性が良いです。ドレッシングに炒めた玉ねぎやベーコンを加えると旨味が増し、単品でも美味しいサラダになります。以下のレシピを参考にしてみてください。
トマトサラダを献立に加える場合は、ハンバーグの付け合わせにフレッシュトマトを添えないようにしましょう。サラダにもフレッシュトマトを使用するため重複してしまいます。
- トマト…1~2個
- ベーコン…2枚程度
- 玉ねぎ…1/4個
具材
- 砂糖…小さじ1
- しょうゆ…小さじ1/2
- 酢…大さじ1
- サラダ油…大さじ2
- 塩コショウ…少々
ドレッシング
- 1トマトは5mm幅の薄切りにする。
- 2ベーコンはお好みの大きさに、玉ねぎはみじん切りにする。
- 3玉ねぎとベーコンを炒め、軽く火を通す。
- 43をドレッシングに加えてよく混ぜる。
- 5トマトを器に盛り、4をかけて完成。
レシピ
サイドメニュー・サラダ③シーザーサラダ
シーザーサラダは生野菜をメインにしつつも濃厚な味付けで、洋風ハンバーグとよく合います。市販のドレッシングを使えば、お好みの野菜を盛り付けるのみのレシピで手間も少なく簡単です。生ハムなどを盛り付ければ塩味も加わり、献立が締まります。味が濃厚な分、他のおかずで全体のバランスを取るようにしましょう。
ハンバーグに合うおかず3選【スープ編】
おすすめスープ①コンソメスープ
コンソメはどんな食材とも相性が良く、具材を選ばずに美味しいスープを作ることができます。また洋食の味付けにも使われるように、洋食との相性がとても良いです。ハンバーグともよく合います。
比較的あっさりめに食べられるので、洋風ハンバーグの他におかずがこってりに偏っている場合は特におすすめです。溶き卵を加えれば柔らかい味わいになり、全体にまとまりが出ます。
- 玉ねぎ+ベーコン+卵
- じゃがいも+にんじん+玉ねぎ+ウインナー
- キャベツ+玉ねぎ+ウインナー+トマト缶 など
おすすめの組み合わせ
おすすめスープ②オニオングラタンスープ
オニオングラタンスープは味付けにコンソメを使用するため、洋食との相性が非常に良いです。洋風ハンバーグとの相性も間違いありません。炒めた玉ねぎの香りと、チーズの塩味が献立全体を引き締めてくれます。
バゲットやチーズを使うため存在感のあるスープにはなりますが、味付けとしてはしつこくなく、こってりめの献立に合わせても問題ありません。レシピとしては手間が掛かる分、レストランのようなオシャレな食卓を演出してくれます。
おすすめスープ③コーンスープ
コーンスープは牛乳や生クリームをメインにコンソメで味を調えるスープです。ミルキーな濃厚さとコンソメの味わいで、洋食かつ濃い味のハンバーグとよく合います。子供にも好まれる味付けなので、お子様のいる方であれば特に試してみて頂きたい一品です。
ただし、コーンスープを献立に取り入れる場合は、グラタンなどホワイトソースを使う料理は避けましょう。レシピに重なる部分が多いように、味わいも重複してしまうからです。
和風ハンバーグに合うおかず:簡単サイドメニュー2選【付け合わせ編】
サイドメニュー①もやし炒め
和風ハンバーグは比較的シンプルで繊細な味付けであるため、付け合わせもシンプルであっさりとしたものに合わせましょう。もやしを塩コショウで炒めただけの簡単なレシピでも、和風ハンバーグの付け合わせとしては充分です。しゃっきりとした食感もよく、ハンバーグとのギャップで良いアクセントになります。
サイドメニュー②なすの素揚げ
和風ハンバーグの付け合わせには、野菜の素揚げも簡単でおすすめです。特に素揚げでも美味しい野菜として、今回はなすをピックアップします。レシピとしては食べやすい大きさに乱切りしたなすを素揚げして、熱いうちに塩を振りましょう。ハンバーグの和風ソースとも相性がよく、付け合わせに最適です。
和風ハンバーグに合うおかず:もう一品2選【副菜編】
もう一品・副菜①根菜メインの煮物
和風ハンバーグに合わせる副菜としては、煮物の中でも野菜メインであるものがおすすめです。主菜のハンバーグが肉料理なので、もう一品の副菜としては肉を押し出さないようにしましょう。特に大根を使った煮物はしつこくなりにくく、ハンバーグと合わせても美味しく食べられます。
必ずしも肉を入れてはいけないということではなく、具材の1つとして加えることは必要です。ハンバーグに牛の味わいがありますので、もう一品の方には豚や鶏を使うのが良いでしょう。
- 大根、にんじん、しいたけ、豚バラを使った煮物
- 大根、ネギ、鶏ももを使った煮物
- カブ、鶏ひき肉を使った煮物 など
根菜を使った煮物一例
もう一品・副菜②きんぴらごぼう
しょうゆと砂糖で甘辛く炒めるきんぴらごぼうは、和食の定番とも言える炒め物です。ごぼうの香りが効いて、ハンバーグと同じ和風料理でも全く違った味わいが楽しめます。統一感がありつつもくどさがなく、和風ハンバーグの副菜として大変優秀です。
和風ハンバーグに合うおかず:サイドメニュー3選【サラダ編】
おすすめサラダ①大根と水菜のサラダ
和風ハンバーグにサラダを合わせる場合、サラダもあっさりとしたものの方がが好ましいです。レシピとしてはフレッシュな水菜に塩もみした大根とツナを合わせ、お好みの和風ドレッシングで和えましょう。以下のポイントレシピを参考にしてみてください。さっぱりと味をまとめるには、青じそドレッシングがおすすめです。
水菜の緑と大根の白で色味が明るくなります。和食の献立では色味が不足しがちなので、野菜の色味を取り入れられるようなメニューを意識すると視覚的なバランスも良くなります。
- 水菜…5cmほどの幅に切り分け、水にさらしてシャッキリさせる。
- 大根…細切りにして塩もみをする。水分が出たら固く絞る。
- ツナ…油を切って和える。
- ドレッシングには青じそがおすすめ。
作り方のポイント
おすすめサラダ②豆腐のサラダ
レタスなどお好みの野菜に豆腐を乗せて、適当な和風ドレッシングで仕上げるサラダです。かつお節を散らせば香ばしく旨味が増し、より美味しく召し上がれます。あっさりとした口当たりで、ハンバーグに合わせるもう一品としても優秀です。豆腐には舌触りの良い絹豆腐をおすすめします。
おすすめサラダ③ねばねばサラダ
ねばねばサラダとは長芋やオクラ、めかぶなどネバリやヌメリのある野菜を使ったサラダです。いずれの野菜も和風ドレッシングとの相性がよく、和風サラダとして活躍してくれます。土台にレタスなど歯触りの良い野菜を盛り付けると、サラダとしてのまとまりが出るためおすすめです。以下のレシピを参考にしてみてください。
- 長芋…角切りにする。
- オクラ…板ずりの後やわらかく茹で、小口切りにする。
- めかぶ…汁ごと盛り付ける。
- 市販の和風ドレッシングで美味しく召し上がれます。
作り方のポイント
和風ハンバーグに合うおかず2選【汁物編】
おすすめ汁物①お味噌汁
和風ハンバーグは和食のメニューなので、お味噌汁全般と相性が良いです。具材に何を使用しても美味しく合わせることができます。和風ハンバーグや付け合わせに、もう一品の料理に使った食材を活用してお味噌汁を作っても良いでしょう。
おすすめ汁物②お吸い物
和風ハンバーグに合わせる和食の汁物としては、お吸い物も挙げられます。だしに塩やしょうゆで味付けをした、味噌汁よりもシンプルであっさりとした一品です。あまり薄味になるとハンバーグに負けてしまうので、シンプルでもしっかりとした味付けになるよう注意しましょう。以下のレシピを参考にしてみてください。
- 三つ葉…1束(ざく切り)
- たまご…2個
- 昆布だし…600ml
- みりん、酒…各大さじ1
- 薄口しょうゆ…小さじ1
- 味の素、塩…少々
みつばとたまごのお吸い物(4人分)
- 1昆布だしにみりん、酒、薄口しょうゆ、味の素、塩を加え、味を見て整える。
- 2水溶き片栗粉でうすくとろみをつける。
- 3溶きたまごを加え、ふんわりと火を通す
- 4三つ葉を加え、軽く熱を通して完成。
レシピ
足りないものを補うように献立を決めよう!
献立を考える上で大切なのは、「統一感」と「バランス」です。洋食であれば洋食の献立を、和食であれば和食の献立を組みましょう。
具体的な付け合わせに関しては、主菜に対して何が必要なのかを考えてみると候補が絞られてきます。もう一品の副菜やサイドメニュー、サラダで不足を補うようにすれば、比較的スムーズに答えが見えてくるでしょう。その中から苦手食材やメニューを排除しつつ、献立を整えてみてください。
洋食に合わせて献立を考える場合には、下の記事も参考にしてみてください。洋食のバリエーションを増やすことで、ハンバーグの献立にも応用することができます。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事