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手作りシルバーアクセサリーの作り方3選!

手作りシルバーアクセサリーの作り方①彫金

彫金

彫金は金属の塊を使用して、道具を使ってアシルバークセサリーを作成する技術全般のことです。作り方は金属の板状や棒状などの地金を工具(鏨や金槌)で彫ったり、叩いたりして加工、細工をしてシルバーアクセサリーを作ります。

彫金で作成するメリットは、基礎を学習すれば全行程を自分で仕上げられることです。金属の地金は硬く、割れたり折れたりすることが少ないため、自由自在に金属を加工、細工ができオリジナルのシルバーアクセサリーを作ることができるメリットがあります。

デメリットは、熱した金属の地金を加工するしっかりとした場所の確保が必要になることと、金属の地金を彫ったり、叩いたりするための工具が必要になることです。本なども出ていますが、実際に作業してみると初心者には難しいところもデメリットです。

手作りシルバーアクセサリーの作り方②ロストワックス

蝋

ワックスという蝋を削ったり加工、細工をして原型で型をとり、その型へ金属を流し込みシルバーアクセサリーを作成する方法です。工具はワックスに平行線を書いたり、下書きをするカニコンパスや、深さや外径などの寸法測定ができるノギス、ワックス部分を取扱いに必要な糸鋸、

ワックスを整形する際に削ったりするヤスリなどを使います。ロストワックスで作るメリットは、彫金と違い素材が柔らかいので、曲線やボリューム感など様々な表面処理(テクスチャー)を表現するときに、型に金属を流し込むため無理な力が必要なく思い通りの形に加工しやすいことです。

型を取り鋳造するので量産も可能ですので販売などに適しています。デメリットは自分で鋳造するのは難しいため、専門業者に鋳造(キャスト)を発注することが必要になるので、全ての工程を自分で仕上げることができないことです。初心者には少し始めにくい部分があります。

手作りシルバーアクセサリーの作り方③銀粘土(シルバークレイ)

シルバークレイ

銀粘土(シルバークレイ)は、銀粘土素材を使用して、造形しシルバーアクセサリーを作る方法です。銀粘土(シルバークレイ)とは水分と純銀をマイクロサイズまで微粒化した粉末と、バインダーと呼ばれる結合材などを混錬させた粘土です。

銀の融点961.93度よりも低い温度で加熱することによって、粉末が固まり焼結体といわれる物体になります。銀粘土での作成メリットは、造形中に粘土が乾いてしまいヒビが入ってしまっても水を足してあげれば、ある程度の練り直しが可能で修正や造形がしやすいことです。

銀粘土(シルバークレイ)を焼くときはガスコンロで手軽に焼けるので、比較的簡単に作ることができます。全工程を自分で仕上げることが可能です。他の作り方と比べると関連本や作成方法が載っている本やキットなどが多く販売されています。


初心者でも簡単手作り銀粘土アクセサリー!事前準備3選

初心者でも簡単手作り銀粘土アクセサリー①準備する道具

道具

新聞紙、下敷き、銀粘土、クッキングペーパー、テープ、付箋、ステンレスブラシ、磨きベラ、ピンセット、スポンジ研磨材、スパチュラ、シルバーポリッシュクロス、リングサイズを測るためのシート、リングを巻きつける木芯棒、いぶし液、中目ヤスリなどの用意が必要です。

ガスコンロもしくは電気コンロや銀粘土を焼くための網なども準備がひつようです。なかなか一度に揃えるのが面倒な場合は、初心者むけのシルバーアクセサリーを作るセットが販売されているのでまずはそれで、作ってみるのもおすすめです。

初心者でも簡単手作り銀粘土アクセサリー②作業スペースの確保

作業スペース

机が汚れてしまわないように、新聞紙を敷きます。敷いた新聞紙の上に下敷きをのせます。その上にクッキングペーパーをテープで貼り付けます。クッキングペーパーを張ることによって、銀粘土がくっついてしまうことを防ぎながら作業ができます。

次に容器に水を入れ近くに置いておきます。作業中に水が必要になるため便利です。あとは使用する道具を近くに並べておきます。乾燥しやすい銀粘土ですので、スムーズな作業が必要なため途中取りにいくことが無いように準備をしましょう!

初心者でも簡単手作り銀粘土アクセサリー③作業前の注意点

注意

銀粘土をガスコンロで加熱する時に、バインダーの成分が燃焼することによりガスが発生することがありますので、念のため室内の換気を行いながら作業するのがおすすめです。また、焼き上がり直後は、大変高温ですので注意してください。軍手などを使うこともおすすめです。

銀粘土を使ったシルバーアクセサリー作り方の工程

工程①銀粘土を扱いやすい硬さまでこねて調節する

こねる

難易度が高めの彫金やロストワックスの作り方より初心者でも簡単にできる作り方が銀粘土(シルバークレイ)を使った作り方です。銀粘土細工なので、自由に形が作れて、乾いて来たら、水を足せばいいので安心して作ることができるため初心者の方にはおすすめです。

銀粘土を袋から取り出します。硬いようなら少しこねて扱いやすいぐらいの硬さに調節し、表面が固まってきてしまったら、手に少し水を付けて、水分を与え柔らかくして作成していきます。このとき水が多すぎるとベタベタになってしまうので、注意が必要です。

工程②ガスコンロで加熱して冷やしてヤスリがけ

炎

銀粘土をしっかり乾燥させたら、ガスコンロ(電気コンロ)に網を乗せて、800度の温度で5分から10分焼きます。焼き上がりの目安は、作成したサイズより一回り小さくなれば出来上がりです。その後1時間ぐらい置いて、水につけて完全に冷やしていきます。

この時真っ白な状態になっています。水気をふき取とり、丁寧にヤスリやステンレスブラシなどを使って表面を削り磨きます。力を入れすぎると、傷がついてしまうので、慎重に磨いていきましょう。だいぶ最終形に近づいてきている状態です。

工程③いぶし仕上げや鏡面仕上げ

シルバー

仕上げの方法が色々ありますが、水で冷やして丁寧にヤスリをかけ作品をピカピカに磨いていき鏡のように、自分が映りこむぐらいに磨いて仕上げる鏡面仕上げや、紙コップなどに80度ぐらいのお湯を入れてそこへ、いぶし液を3滴入れリングを入れます。

段々と黒くなってきたら、自分好みの丁度いい色で用意していたピンセットを使って取り出し、水気を拭き取り黒い部分をなくしたい部分に研磨剤を付けたクロスで磨いて黒い部分を落として作るいぶし仕上げなどでオリジナリティをだして完成です。

初心者でも簡単にできる銀粘土を使ったシルバーアクセサリーの作り方4選

初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方①指輪

シルバーリング

初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方一つ目は指輪です。付箋を木芯棒に巻き付けてテープを使って留めます。付箋の上にこねた銀粘土を細長く伸ばし棒に巻き付けていきます。好みの形に形成して、ドライヤーで乾かしていきます。乾いたら慎重に付箋を木芯棒から外します。

再度慎重にリングから付箋をきれいに剥がして、まだ壊れやすいため優しくヤスリでバリを削ったりして微調整をします。必要に応じて、いぶし液につけ加工します。オリジナリティを出して完成です。リング作成本も沢山出版されています。指輪の関連記事を参考にしてみてくださいね。


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初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方②ブレスレット

シルバーブレスレット

初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方二つ目はブレスレットです。チェーン部分まで全部銀粘土で作るのは難易度が高いので、皮ひもと銀粘土を使ってブレスレットを作っていきます。ワンポイントの部分を銀粘土で作り、端と端に皮ひもを通す穴を開けておきます。

片方は少し大きめにし、銀粘土で作った留め金を通すように作成します。皮ひもを穴に通してボンドで止めて出来上がりです。ワンポイントを作る工程は変わりませんが、石などを細工するのも素敵です。ブレスレットの関連記事を下記に紹介していますので参考にしてみてくださいね。

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初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方③バングル

バングル

初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方三つ目はバングルです。作り方は、手首のサイズを測って、自分好みの幅にして銀板にふちを付けていきます。一気に丸めると厚みがあるので壊れしまう可能がありますので少しずつ丸めていきます。

作る工程はあまり変わりませんが、シルバーアクセサリーの中でも難易度は少し高めです。はじめは、シンプルなものから挑戦するのがおすすめです。慣れてきたら、難易度を上げていきトルコ石などを使ってインディアンジュエリーづくりに挑戦してみるのもいいですね。

石を細工したりすると付け方が難しかったり、シンプルに作成するのとは違い銀の厚さが必要になるために腕のサイズに曲げる作業が難しくなりますが、挑戦してみてはいかがですか。バングルの関連記事を紹介していますので参考にしてみてくださいね。

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初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方④ペンダント

シルバーペンダント

初心者でも簡単にできるシルバーアクセサリーの作り方四つ目はペンダントです。チェーン部分は難易度が高めなので、市販のものを代用したり、皮ヒモなどで作るのもおすすめです。立体的な形や、平らに伸ばして形成したり粘土なので自由に作ることができます。

ヒモを通す穴を忘れずに作ってください。石などで細工をするのもおすすめです。作成工程は変わりませんが、リングなどと違い、棒に巻き付けるなどの工程がないため粘土細工を楽しむように、自由自在にオリジナルのアクセサリー作りが楽しめます。

余ってしまった銀粘土の表面に水を軽く塗っておき、二重にしたサランラップの中央に置きます。サランラップで包んだ上からウエットティッシュで包み、さらに上からサランラップで包みもう一度ウエットティッシュで包んだら、銀粘土が入っていた袋に戻して保管します。

彫金でシルバーアクセサリーを作るには?

ゼロから彫金でシルバーアクセサリーを作るには①本を読む!

book

少しレベルを上げて彫金に挑戦するときは本もたくさん出版されていますのでおすすめです。本格的なものから手軽にできるものまで出版されていて金額は1,000円ぐらいから6,000円ぐらいの本が出版されています。是非参考にしてみてくださいね。

ゼロから彫金でシルバーアクセサリーを作るには②教室に通う

作業

なかなか工具をそろえたり金属を叩いたりする場所がない方には教室もおすすめです。彫金教室で加工や細工まで先生に教えてもらいながら作成が可能です。教室の料金は材料費込みで4,000円ぐらいから10,000円未満のところが多く中には彫金でない作成方法の場合があるので確認が必要です。

銀粘土や彫金でオリジナルシルバーアクセサリーを作りましょう!

ターコイズ

いかがでしたか?本など読むのとやってみるのではやはり違うと思いますが、初心者の方には、銀粘土を使った作り方がおすすめです。慣れてきたらトルコ石(ターコイズ)などを使って細工を施してオリジナルのインディアンジュエリーを作っても素敵ですね。

インディアンジュエリーは4大部族のホピ族、ナバホ族、サントドミンゴ族、ズニ族の作品がよく目にするもののようです。どんな作り方が他にあるか本などでも調べてみましょう。関連記事を下記に紹介していますので参考にしてみてくださいね。

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