シーツを洗う頻度の平均は?
シーツを洗う頻度の平均は週1回
シーツを洗う頻度の平均は週1回です。人間は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われています。シーツには目に見えない皮脂の汚れや汗が染み込んでいるので、定期的に洗って清潔なシーツで快適に眠りたいですね。
シーツは出来るだけ洗わない方が、傷まないので良いと思われがちです。しかしシーツに皮脂の汚れや汗が染み込んだままだと、ダニや雑菌が繁殖してしまいます。またシーツが黄ばんでしまい、ダメになってしまうスピードも早まります。シーツを定期的に洗うことは、シーツの寿命を伸ばすことにもつながります。
シーツはクリーニングに出すことも出来る
シーツはクリーニングに出すことも出来ます。シーツの生地は木綿やポリエステルで出来ている物が多く、これらはご家庭の洗濯機で洗うことが可能です。冬場に利用する方が多いミンク調やボアシーツなどは自宅で洗うと傷みやすいので、クリーニング店に出した方が良いでしょう。
クリーニングの値段はシングルサイズのシーツで800円前後です。ご家庭の洗濯機で洗ったほうがコスト的にはお得です。汚れがひどい場合や、お客様用の大切なシーツはクリーニング店にお願いするようにした方が良さそうです。
シーツを洗濯する頻度のおすすめは?
シーツを洗濯する頻度のおすすめ①夏場は週に2・3回
シーツを洗濯する頻度のおすすめの1つ目は、夏場は週に2、3回です。夏は寝ている間にかく汗の量が増えます。また寝汗が気持ち悪く、夜中や明け方に目が覚めてしまった経験をされた方は多いのではないでしょうか。汗でいつも以上に湿ったシーツはこまめに洗濯をし、清潔なシーツを使うようにしたいものです。
とくに小さなお子さんや赤ちゃんは体温が高く、大人以上に汗をかきやすいです。シーツの洗濯が間に合わない場合には予備のシーツを何枚か用意しておくと良いでしょう。また「汗の吸収パッド」を布団とシーツの間に入れて、布団まで湿気が行き届かないように防ぐのも1つの策です。
シーツを洗濯する頻度のおすすめ②冬場は10日に1回
シーツを洗濯する頻度のおすすめの2つ目は、冬場は10日に1回です。寒い時期でも寝ている間に汗はかいています。空気も乾燥しているので、シーツを洗う頻度を少なくしても良いですが、ダニの温床にならないように最低でも10日に1回は洗濯をした方が良いです。
冬場に天気の悪い日が続いている時は、暖房の付いている部屋がシーツを干すのに適しています。乾燥しがちな部屋も、濡れているシーツを干すことで加湿器の代わりになり一石二鳥です。
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント5選
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント①洗濯表示のタグを確認する
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイントの1つ目は、洗濯表示のタグを確認するです。シーツには必ず洗濯表示のタグが付いています。多くのシーツはご家庭の洗濯機で洗う事が出来ますが、特殊な素材のシーツはご家庭で洗濯が出来ない物もあります。その場合にはクリーニング店に依頼してください。
シーツが日本製の物でなくても、洗濯表示は近年世界共通の記号が使われています。必ず洗濯表示を確認して、見合った洗濯方法で洗うようにしてください。
シーツは洗濯機ではなく、手洗いすることも可能です。きれいなバスタブにお湯をはり、洗濯洗剤を入れて手でしっかりともみ洗いします。大変な作業ですが、気になる汚れを目で見ながら洗えますし、生地も傷みにくいです。きれいなお風呂用のスリッパがあれば、足で踏み洗いしても良いでしょう。
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント②シーツのほこりを取り除く
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイントの2つ目は、シーツのほこりを取り除くです。シーツは布団から出たホコリや、人間の身体から出た垢をキャッチしてくれるフィルター的な働きもしています。シーツを洗う前に目に付くほこりは取っておかないと、洗濯中の中に分散されて余計にシーツに付いてしまいます。
特にボックスシーツの四隅はほこりが溜まりやすいです。洗濯しても落ちずに残っているのを見ると、ガッカリしますよね。先に取り除いておくことで、シーツの隅々まできれいに洗い上がりますよ!
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント③洗濯ネットに入れる
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイントの3つ目は、洗濯ネットに入れるです。シーツをそのまま洗濯機に入れると、生地の繊維が傷んでしまいます。シーツを洗う時は洗濯ネットを活用してください。シーツは洗濯ネットに丸めて入れるのではなく、じゃばら折りにするとすみずみまで水が行き渡り、より汚れが落ちます。
「じゃばら折り」とは、均等な大きさで山折り谷折りを繰り返していく畳み方のことです。シーツだと表と裏を交互に畳んでいくことになります。洗濯ネットは入れる物よりも大きいサイズを選んだ方が良いと思っている方が多いですが、畳んだ状態でジャストサイズなネットに入れてください。
次の記事では100均ショップで販売している洗濯ネットを紹介しています。洗濯ネットを活用すると、洗濯槽に当たってこすれたり、他の洗濯物と絡むことを防ぐことが出来ます。100均ショップでは種類豊富な洗濯ネットが販売されています。用途に合ったものを選ぶのに、大変参考になる記事です。ぜひご覧ください。
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント④シーツに合った洗剤を使う
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイントの4つ目は、シーツに合った洗剤を使うです。それぞれの生地に適した洗剤を使うことがベストですが、どれを使って良いか分からないという時は「中性洗剤」を使うと良いですよ。生地の繊維が保たれて、やさしい風合いで洗うことが出来ます。
ふんわりと仕上げたいからと柔軟剤を使う方は多いと思いますが、量は適量を守ってください。柔軟剤は使い過ぎるとシーツの生地を傷めてしまい、逆に肌触りが悪くなることがあります。柔軟剤なしでも干す前にシーツを上下にバサバサと振ったり、ピンと張って干すことで繊維が立ち上がり、ふんわりとした肌触りになります。
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイント⑤洗濯機は「ドライコース」
シーツを洗濯する時に気をつけるべきポイントの5つ目は、洗濯機は「ドライコース」を選ぶです。シーツの生地が傷まないように、洗濯機のモードは「ドライコース」や「手洗いコース」といった通常よりも丁寧に洗えるモードを選ぶと良いです。電気代や水道代も通常モードと大きな差はありませんので安心して使ってください。
洗濯にお風呂の残り湯を使う場合は、すすぎだけは真水にすることをおすすめします。お風呂に浮かんでいた垢やゴミがシーツに付いてしまうと、せっかくの洗濯が台無しになってしまいます。きれいな水でさっぱりと仕上げたいですね。
シーツの正しい干し方は?
シーツの正しい干し方①風通しの良い日陰に干す
シーツの正しい干し方の1つ目は、風通しの良い日陰に干すです。洗い上がったシーツは、お日様の光りをたっぷり当てて乾かすと気持ち良い!と思っている方は多いのではないでしょうか。シーツは太陽の紫外線を直接浴びると、繊維が傷んでしまう可能性があり、シーツの寿命を縮めてしまいます。
また風通しの良くない場所に干すとシーツの湿った状態が長引き、カビや嫌な臭いの原因となります。風通しの良い場所を選んで、出来るだけ早く乾かすようにしてください。
シーツの正しい干し方②ピンと張った状態で干す
シーツは風通しの良い場所で、ピンと張った状態で干してあげてください。ピンと張ると生地の繊維が立ち上がり、フワッとした気持ちの良い肌触りになります。乾くスピードも早くなり、シワにもなりにくいのでアイロンをかける手間も省けますよ。
次の記事では洗濯機周りの収納方法とアイデアを難易度別に紹介しています。洗濯には使うアイテムが多く、どう整理したら使い勝手が良いのか、頭を悩ます方は多いのではないでしょうか。どれも手軽に挑戦できる方法であり、100均ショップで販売しているアイテムも活用しています。ぜひ参考にしてください。
シーツの正しい干し方③シーツハンガーを活用する
シーツの正しい干し方の3つ目は、シーツハンガーを活用するアイデアです。物干しスペースが狭く、シーツを乾かす場所にお困りの方にはシーツハンガーを活用することをおすすめします。名前の通りシーツを干すのに適しているアイテムで、1度に数枚のシーツを干すことが出来る優れものです。
シーツハンガーは軽くて持ち運ぶことが簡単に出来るので、ベランダでも室内でも活用することが出来ます。干せるものはシーツに限りません。乾きにくいバスタオルなどを干すのにもおすすめのアイテムです。
シーツの正しい干し方④M字型に干す
シーツの正しい干し方の4つ目は、M字型に干すです。物干しざおが2本あるならば、アルファベットのM字型に干すと、シーツの乾きが早くなります。シーツの真ん中部分をへこませることで風の通り道が出来るので、室内に干しても短時間で乾きますよ。下から扇風機を使って風を送っても良いでしょう。
次の記事では物干し竿のDIY方法をご紹介しています。洗濯物を干すときに必須アイテムですが、部屋干しの時にそのまま使うと生活感が出て、お部屋の雰囲気を損ねることがあります。おしゃれで使い勝手の良い物干し竿の変身させるアイデアが、たくさん紹介されていてとても参考になる記事です。ぜひご覧ください。
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント5選
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント①布団カバーの交換は月に1回
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイントの1つ目は、布団カバーの洗濯は月に1回です。布団や布団カバーも寝ている時の汗を吸収しているので、適度に干したり洗濯して交換しないとカビやダニが発生する原因になります。汗の吸収率は7割がシーツ、3割が布団カバーと言われています。
布団カバーは家庭で洗濯することが出来ますが、布団自体は重たく手軽に洗うことは難しいです。布団にとって湿気は大敵なので、出来るだけ干して湿気を逃すようにしてください。お天気の悪い日はエアコンを除湿モードにして、2時間ほど放置するだけでも水分が抜けて布団の重さが変わります。
POINT
布団はすぐに畳まない!
畳の上に布団を敷いている場合、起きてすぐに畳まないようにしてください。起きたての布団は寝ていた時の体温で温まっており、また湿ってもいます。ダニが発生しやすい環境になっているので、少し時間をおいて熱が冷めてから畳んでください。
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント②布団カバーは裏返して洗う
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイントの2つ目は、布団カバーは裏返して洗うです。布団カバーは外側でなく、内側にホコリや皮脂の汚れが浸透して付いています。シーツを洗う時と同様に、目に付くほこりやゴミはあらかじめ取り除いておくと、洗濯機内でほこりが分散しません。
また布団カバーはネットに入れて洗うと、生地を傷めることがなくきれいに洗い上がります。布団カバーを洗うことは、取り外したり、裏返したりと女性にとっては大変な作業です。下記の動画では、布団カバーの簡単な取り付け方を紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント③枕カバーだけでなく枕も洗おう
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイントの3つ目は、枕カバーだけでなく枕も洗おうです。枕を定期的に洗っている方は、案外少ないのではないでしょうか。枕は髪の毛に付着しているフケや垢、寝ている間にかく汗で想像以上に汚れています。いくらカバー交換しても、カバーを通して汚れは枕に染み込んでいます。
枕に使われている素材には洗える物と、洗えない物があります。洗える素材の代表例は、洗えるポリエステル、パイプです。洗えない素材の代表例は、洗えないポリエステル、羽毛、低反発ウレタンです。
洗える枕でしたら洗濯表示に従って、洗濯機か手洗いをします。枕は乾くまでに時間がかかるので、お天気の良い日を狙って洗濯すると良いでしょう。洗えない枕でしたら、定期的に干してください。枕専用のハンガーを活用すると干しやすく、枕の乾きが早くなります。ホームセンターや100均ショップで販売していますよ。
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント④枕カバーは毎日交換しても良い
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイントの4つ目は、枕カバーは毎日交換しても良いです。枕には寝ている間中頭をのせているので、汗や雑菌が染み込んだ状態です。毎日交換することで枕カバーの寿命は短くなりますが、構わないという方でしたら毎日洗うと衛生的で気持ち良いですよ。
また髪の毛に整髪料を付けたまま寝てしまった場合は、次の日に枕カバーを交換することを強くおすすめします。枕カバーに染み込んだ整髪料は寝ている間に顔につくと、肌荒れを引き起こすこともあります。枕カバーはすぐ交換できるように、ストックを何枚か用意しておくと便利ですよ。
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイント⑤ベッドにすのこを活用する
布団や枕カバーを洗濯する頻度&ポイントの5つ目は、ベッドにすのこを活用するアイデアです。近年は畳の上にお布団を敷くよりも、ベッドで寝ている方の方が多いのではないでしょうか。ベッドは毎日の布団の上げ下ろしをしなくてすむので楽ですが、その分湿気がこもりっぱなしになり、カビやダニが発生しやすくなります。
ベッドにすのこを敷くと空気の通り道ができ、湿気がこもりにくくなります。定期的にシーツ類を洗うすることに加えて、すのこを活用すると寝具類の寿命を伸ばすことが出来ます。すのこは100均ショップで種類豊富に販売されていますので、ぜひお試しください。
次の記事では、100均ショップで販売されているすのこを活用したDIYアイテムを紹介しています。DIY初心者の方でもチャレンジしやすく、とても100均ショップのすのことは思えない仕上がりですよ。DIYの良さは何と言っても自分の好みのデザインで、使い勝手が良いように作れることです。ぜひご覧ください。
シーツを洗濯しよう!
シーツの洗濯頻度や方法。布団と枕の洗濯、交換頻度をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。シーツ類の洗濯は大きくてかさばるので後回しにしがちですが、適度に洗わないと返って寿命を短くしてしまいます。またホコリや雑菌は身体にも良くありません。
家族が多い方にとってシーツ類の交換は大変な作業ですが、ふかふかで気持ちの良いシーツは家族に喜ばれること間違いなしです。お天気の良い日には積極的に洗濯して、心地良いベッドタイムを過ごしてくださいね!
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