手ぬぐいのあずま袋とは?
手ぬぐいのあずま袋について|元々は風呂敷の進化系
手ぬぐいのあずま袋とは、手ぬぐいをもっと便利に使いやすくするために袋状に縫っているもののことを指します。あずま袋は元々は正方形の大きな風呂敷でものを包んでいた時代から、西洋文化の移行により誕生したものといわれています。
手ぬぐいや風呂敷など元々が1枚の布でできているあずま袋は、持ち手部分を広げるだけで小さくたたんで収納できるのがメリットとしてあげられます。また持ち手部分を自由に調節できるので、中に入れるものや体型に合わせて調節できるので使い勝手がいいです。
手ぬぐいのあずま袋について|洗濯しやすい
手ぬぐいで作ったあずま袋は、元々は手ぬぐいを縫い合わせたものなので洗濯機で簡単に洗うことができるのも魅力の1つです。普段もちあるくカバンなどは中々洗うことが難しいですが、洗濯機で洗え通気性抜群ですぐに乾燥する手ぬぐいのあずま袋は常に清潔な状態を保つことが出来ます。
手ぬぐいのあずま袋は簡単に洗濯できることから、中に入れるものを選ばないので公園や外で遊ぶ際に持ち歩いておくことで便利に活用することができます。
手ぬぐいのあずま袋について|中身の形を選ばない
手ぬぐいのあずま袋は、手ぬぐい1枚で作られているので強度としてはあまりないですが中に入れる物の形を選ばないのが魅力です。そのためお弁当袋としてやエコバッグとしても、とても使い勝手がいいのでおすすめです。
手ぬぐいは厚みも少ないので、レジャーや旅行へ行く際の仕分けバックとして使えばスッキリと見やすく整理することができるのでおすすめです。またキッチンストック袋にしたり、小物入れ、かごバックの内袋としても使用することができます。手ぬぐいのあずま袋は、アイデア次第で使い道は無限大です。
下の記事ではダイソーやセリアで購入することができる、おすすめの風呂敷をたくさん紹介しています。あずま袋の元となった風呂敷で作ることもできるので、手ぬぐいに好きなデザインがない場合には風呂敷もチェックしてみるのもおすすめです。ぜひ記事を布選びの参考にしてみてください。
手ぬぐいのあずま袋の作り方は?
【手作り】手ぬぐいのあずま袋の作り方①必要なものは100均で揃う!
手作りで手ぬぐいのあずま袋の作り方としてまずご紹介するのが用意する材料と必要な道具です。あずま袋のメインとなる手ぬぐいを初めとする必要な材料はすべて100均で揃えることができるので、手軽に手作りあずま袋に挑戦することができます。
また裁縫に必要な布をはさみでカットしたり、寸法をはかったりという工程もないので初心者の方でも簡単に素敵なあずま袋を作ることができます。手縫いでもできますし、もしミシンがあるのであれば、短時間で簡単に作ることができます。
- 手ぬぐい
- 縫い針
- 縫い糸
- アイロン
- ミシン(手縫いでも大丈夫です)
手ぬぐいのあずま袋に必要な材料
【手作り】100均手ぬぐいのあずま袋の作り方②アイロンをかける
手作りで100均手ぬぐいのあずま袋の作り方1つ目の工程は、手ぬぐいにアイロンをかけシワや折れ目、またゆがみを解消していきます。新品の手ぬぐいのままでも作ることは可能ですが、アイロンをかけておくと仕上がりも綺麗になります。
またシワや折れ目がなくなることで、より簡単に作りやすくなるので人手間ですがアイロンをかけておくほうがおすすめです。また畳んだ際に布がまっすぐ重ねることができるので、縫うときもゆがみが少なくなります。
【手作り】100均手ぬぐいのあずま袋の作り方③折りたたむ
手作りで100均手ぬぐいのあずま袋の作り方2つ目の工程は、手ぬぐいを3つ折りたたむ作業です。まずは手ぬぐいを表面を上にして広げ、長い辺を3等分して内側に折りたたみます。長さを図って正確に折りたたむ必要はないですが、長さをはかってから折りたたんでも問題ないです。
また折り目がしっかりとつくように下りたんでいくことがポイントです。定規などで折り跡が残るようにこすってもいいですし、アイロンを当てればより綺麗に折り目をつけることができるのでおすすめです。
【手作り】100均手ぬぐいのあずま袋の作り方④縫っていく
手作りで100均手ぬぐいのあずま袋の作り方3つ目の工程は、ザクザクと指定の場所を縫っていく作業です。縫う場所は2箇所でどちらも直線縫いなので、手縫いでもミシンでも簡単に縫っていくことができます。まず1箇所目は3等分に折っている左側を広げ、2枚重なっている部分の上側をなみ縫いしていきます。
右側部分が縫えたら、次は左側部分です。まずは右側の縫っていない下側を三角形になるように折り、左の手ぬぐいを3つ折りした線にあわせ折りたたみます。今度は初めに縫った部分の反対側の下部分をなみ縫いしていきます。
この時に2枚だけが重なっている状態で縫うようにしましょう。右側の布を一緒に縫ってしまうと持ち手がなくなってしまい、バックが広がらなくなるので注意しましょう。
【手作り】100均手ぬぐいのあずま袋の作り方⑤ひっくりかえす
手作りで100均手ぬぐいのあずま袋の作り方4つ目の工程は、ひっくり返して形を整える作業です。2箇所を縫ったら後は表に返して形を整えれば完成です。中に物をいれ持ち手部分を結べばあずま袋として使用することができます。使用しない時は小さく折りたためるので、カバンの隅にいれてもかさばりません。
あずま袋は直線縫いしかないので、裁縫初心者の方でも簡単に手作りすることができるのが魅力です。下の記事では裁縫の基本的な縫い方や手順などを、初心者でもわかりやすく説明してくれています。基本の縫い方を知ることで仕上がりにも差がでてくるので、ぜひこちらの記事と合わせて参考にしてみてください。
手ぬぐいのあずま袋をお弁当袋にする方法は?
手ぬぐいのあずま袋をお弁当袋にする方法①サイズ調節をする
手ぬぐいのあずま袋はお弁当袋にするには少し大きいと感じる場合も多いのではないでしょうか。お弁当袋として使用する場合は、お弁当箱が中で動かないようにピッタリサイズの袋を作るのがおすすめです。
サイズの目安としてはお弁当箱の横幅プラス4~5cm程度足した長さを目安にし縦1:横3の割合で手ぬぐいをカットしましょう。例えば18cmのお弁当箱の場合は22cmを基本とし縦22cm:横66cmの長さになるようにカットしていきます。
カットする場合は、端からほつれてしまうのでミシンでジグザク縫いで処理しておきましょう。ミシンがない場合は縫い代を2~3cm程度とり、3つ折りにしてなみ縫いを行うことでほるれを予防することができます。
手ぬぐいのあずま袋をお弁当袋にする方法②基本の作り方同じ
初めに寸法を合わせて手ぬぐいをカットしておけば、あとは基本の作り方と同様の流れで簡単にお弁当箱にジャストサイズのお弁当袋が完成します。縫う前にしっかりとアイロンで折り目をつけておくことで仕上がりも綺麗になります。
手ぬぐいのあずま袋をお弁当袋にする方法③まちを作る
基本のあずま袋の作り方で完成しても良いのですが、お弁当袋などのある程度高さがあるものを入れる場合にはフィットしやすいようにまちをつくるのがおすすめです。まちをつけることで両端の飛び出している部分もスッキリするので、カバンの中に入れてもかさばりにくくなります。
まちを作る場合にはまずお弁当を入れた状態で、どのくらい両端が飛びだしているのか図っておき、それを目安にまち部分を縫うようにしましょう。基本的には端から2~3cm程度でまちを作るとちょうど良いサイズになります。
- 12箇所縫った後のひっくりかえす前の状態にします
- 2はみだす部分の角を頂点に二等辺三角形になるようにしるしをつけます
- 3しるし通りに縫っていきます
- 4※持ち手部分を一緒に縫わないように確認して縫っていきます
- 5ひっくり返し、角を整える
【手ぬぐいあずま袋】まちの作り方
お弁当袋と共にお弁当に必需品なのが、お弁当箱です。下の記事ではダイソーやセリアなどの100均で購入することのできる、おすすめのランチボックスについて紹介しています。お好みのお弁当箱やお弁当袋ならランチタイムが楽しくなること間違いなしです。ぜひこちらもチェックしてみてください。
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法は?
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法①厚みをプラス
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする場合には、2枚重ねて厚みをもたせることで強度をプラスすることができます。今回は手ぬぐい2枚使用して、リバーシブルのあずま袋のエコバッグの作り方を紹介します。
多少の違いはありますが、あずま袋の基本の作り方と余り変わらないので初心者の方でも簡単にリバーシブルのエコバッグを作ることができます。違う柄の手ぬぐいを選ぶ場合には多少寸法に違いがある場合があるので、その場合は小さい手ぬぐいに合わせてカットしておきましょう。
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法②あずま袋を2つ作る
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法として1つ目の手順は、2枚の手ぬぐいをそれぞれ基本のあずま袋の作り方に従って縫っていきあずま袋を2つ作ります。最初の段階で2枚の手ぬぐいの長さを調節しているので、とくに長さを計らずにサクサク縫って大丈夫です。
あずま袋が2つできたら、1つはそのまま裏の状態で広げもう1枚は表に返して広げておきます。裏が表面に出ているものを外側にして中にもう1枚のあずま袋を重ねいれます。この時、表同士がくっついている状態で重ねるようにしましょう。
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法③口を縫い合わせる
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法として2つ目の手順は、あずま袋の口部分の2枚重なっている部分を縫っていきます。両脇分がきっちり合うように何本かまち針を打って、丁寧に縫い合わせましょう。
また全て縫い合わせるのではなく、数cm程度返し口として間を空けておきましょう。返し口は余り小さすぎると返す時に大変なので、裁縫に慣れていないという方は5cm程度空けておくと返しやすいのでおすすめです。
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法④表に返す
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法として3つ目の手順は、縫い合わさった手ぬぐいを表に返して整える作業です。先ほどの工程であけておいた返し口から布を取り出し、2枚の手ぬぐいが表が出るように整えます。
返し口はまつり縫いを行い糸が見えないように縫う方法でも大丈夫ですし、口周りをグルッと一周ステッチしても大丈夫です。この時点で一度折り目を整えるようにしてアイロンをかけておくと、縫った場所が落着くので仕上がりが綺麗になります。
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法⑤持ち手アレンジ
手ぬぐいのあずま袋をエコバッグにする方法として4つ目の手順は、お好みで持ち手部分をアレンジするやり方です。あずま袋はそのまま結んで使うことも出来ますが、持ち手を作っておくとより使いやすくなるので、エコバッグとしてつかう場合は持ち手をつくるのもおすすめです。
作り方は簡単で結び目部分を2枚合わせ、三角形になるようにまっすぐ縫うだけです。また下の動画で手ぬぐいで作るあずま袋エコバッグの作り方を詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
おしゃれなバッグとしても人気のある麻かごバッグは、丈夫でしっかりとしたつくりなのでエコバッグとして使っている方も多いです。下の記事では初心者で手編みができる麻かごバッグの編み方を紹介しています。気分に合わせたエコバッグを使ってみたいという方にもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
手ぬぐいの手作りあずま袋で便利な収納袋を作ろう!
手ぬぐいで簡単に手作りできる、あずま袋の作り方やお弁当袋やエコバッグのアレンジ方法について紹介しましたいかがでしょうか。あずま袋は畳めばコンパクトにカバンに収納できるのに、エコバッグや小物入れ、お弁当袋など様々なシーンで活躍できます。
最近では100均でも様々な可愛くおしゃれなデザインの手ぬぐいがあるので、お好みのデザインで手作りあずま袋に挑戦してみてはいかがでしょうか。簡単にできる実用的なあずま袋の魅力が、少しでも伝われば幸いです。
下の記事でははぎれや余った布を使用した可愛い小物をたくさん紹介しています。簡単な雑貨の作り方も紹介しているので、家庭に布があまっているという方にはおすすめな記事です。ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
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