メガネのレンズの傷を修理・修復する方法は?
レンズの傷を修理・修復する方法①新しいレンズの交換
メガネのレンズの傷を修理・修復する方法1つ目は、「新しいレンズの交換」です。基本的に、一度ついてしまったレンズの傷を修復する事は不可能と思って下さい。しかし、メガネ屋さんの持って行けば、レンズの料金さえ支払えば、新品のレンズに交換する事で解決する事ができます。
また、購入時、メーカーの保証がある場合には、保証期間内であれば無料で交換する事もできますので、保証書はしっかりと保管しておいてください。その為、まずは保証書がある場合には、保証期間を確認してからお店に出向くというのもおすすめです。
また、レンズの交換も可能ですが、レンズと一体化しているメガネもあるので、新品の物を検討してみるというのもいいでしょう。使っているレンズの度数がわかっている場合、購入からそんなに時間が経っていない場合には、視力検査なしで購入する事も可能な場合がありますので、時間も掛かりません。
レンズの傷を修理・修復する方法②歯磨き粉などの研磨剤を使用する
メガネのレンズの傷を修理・修復する方法2つ目は、「歯磨き粉などの研磨剤を使用して修理する」という方法です。メガネに傷が入ってしまった場合、まずは自分で直せる方法はないのか?と思う人も多いですよね?そんな時に、「研磨剤」を使用する方法を思いつくと思います。
しかし、研磨剤を使用する事で、傷がついていない部分も傷つけてしまう恐れがあります。しかしながら、研磨剤で傷が付いている部分とそうでない部分の凹凸を失くす事はできるので、そういう意味でも傷を目立たなくする事は、可能です。また、1~2回程度であれば、そんなに酷い違いは見られないと思います。
何に対してもですが、やり過ぎは禁物です。研磨し過ぎる事により、レンズ自体が変形してしまう恐れがある事は、覚えておきましょう。レンズが変形してしまえば、視力などにも影響してくるので、できるだけ自分で対処しようと思わない事が大事です。
レンズの傷を修理・修復する方法③研磨剤はレンズのコーティングを剥がす
メガネのレンズの傷を修理・修復する方法3つ目は「研磨剤はレンズのコーティングを剥がす事もある」という事です。メガネのレンズというのは、何層ものコーティングを塗り重ねて作られています。その為、研磨剤を使用する事により、レンズのコーティングを剥がしてしまう危険性がある事は、覚えておかなければいけません。
研磨剤により、傷を目立たなくするという事は期待できますが、それと引き換えにコーティングによって保護されていたUVカットや反射やレンズのくもりなどに対する機能を損なってしまう可能性がある事は、覚えておかなければいけない事実でもあります。
ここに、メガネレンズの保護にも役立つ100均でも購入できる眼鏡クリーナーを紹介している記事がありますので、この記事を参考に、メガネレンズをきれいに保つアイテムを使ってみて下さい。
メガネのレンズの傷防止に!おすすめのコーティング剤・洗浄剤5選
コーティング剤・洗浄剤①nanotolPro|¥1,980
メガネレンズだけでなく、光学レンズなどの細かい傷防止や汚れ防止に一役買ってくれるおすすめのアイテムです。一拭きでピカピカにしてくれるので、クリアなレンズを維持してくれるという事もあり、常備しておくとレンズを長持ちさせる事も可能です。また、レンズの表面にナノ粒子で保護膜を作り、汚れにも強くなります。
コーティング剤・洗浄剤②ガラス面クリーナーFC150|¥909
フッ素樹脂やケイ素樹脂のパワーでツルツルピカピカにしてくれる優れものです。また、メガネのレンズだけでなく、スマホの画面やカメラのレンズまであらゆるレンズに使用できるという事もあり、コスパの面でも最強と言えます。メガネレンズについた指紋などにも効果的に汚れをコーティングして汚れ防止もしてくれます。
コーティング剤・洗浄剤③スッキリ爽快シート|¥360
こちらのシートは、メガネのレンズの汚れを落とすだけでなく、くもりもしっかり止めてくれる優れものです。シートタイプですので、使いやすいのも特徴です。1包ずつ個包装になっているという事もあり、衛生面でもおすすめです。メガネのレンズだけでなく、サングラスやヘルメットにも使用できますよ。
コーティング剤・洗浄剤④メガネのシャンプー除菌EX|¥348
水洗いができないメガネやフレームには、使用できませんが、泡の力でメガネを丸洗いできるおすすめの商品です。こすり洗い不要のタイプなので、擦る事で懸念される傷もつける事なく、効果的に洗浄ができます。また。フレームや鼻当て部分の汚れなども洗浄だけでなく、除菌もしてくれるので、常に清潔に使用できます。
コーティング剤・洗浄剤⑤ニューメガネブク10錠入|¥752
こちらの洗浄剤は、強力な酵素のパワーでレンズやフレームの汚れを隅々まで落としてくれます。3分という短時間で洗浄してくれるので、そういう意味でも早めに洗浄を完了させたいという方にはおすすめのアイテムです。汚れが気になった時に、すぐに使えるアイテムというのは重宝しますよね。
ここに、ずり落ちるメガネの対処法をまとめた記事がありますので、この記事も併せて読んでみて下さい。メガネのトラブルというのは、自分でできる対処法とそうでない場合がありますので、知っておくときっと役に立つと思います。
メガネのレンズをお店に修理に出す時の流れは?金額も
メガネのレンズを修理に出す時の流れ
- 1店頭で相談する
- 2視力や用途に合ったレンズを選ぶ
- 3レンズ交換を依頼する
- 4眼鏡を受け取ったら完了
修理に出す時の流れ
レンズの交換が必要な場合というのは、視力が変わって見えずらくなった時や傷が大きく見えずらくなった場合などが基本です。しかし、多くがレンズの交換を勧められる事が多いでしょう。その為、一番どういう対処、予防策をしたらいいのか店頭でスタッフの人としっかり相談しましょう。
その場に、適当なレンズがある場合には、すぐに交換または新品のメガネの購入ができますので、長くても1時間もあれば完了してしまう事がほとんどです。レンズ交換や新品のメガネの購入後は、すぐに持ち帰る事ができるというのもメリットです。
店舗によって、1年間の保証が付いている事があるので、アフターサービスを有効に利用しましょう。ここに、レンズ修理の流れや費用などについて、詳しく紹介している記事があるので併せて読んでみて下さい。
レンズ修理の費用はレンズの種類によって様々
メガネのレンズに掛かる修理費用というのは、選ぶレンズの種類によっても様々です。また、視力によっては、乱視や近視など人によって必要とするレンズもあらゆる種類の中から選ぶ事ができます。
今では、パソコンを日常的に使用する人の為に、「ブルーライトカット」のレンズや「UVカットレンズ」などニーズに合わせたレンズを購入する事も可能です。これらは、すべてコーティング剤の違いによって作られているので、オプションを上手く利用しながら自分のニーズに合わせたレンズ選びもできますよ。
メガネのレンズの寿命はどのくらい?
一般的なメガネのレンズの寿命は1年半~2年くらい
メガネの寿命をご存知ですか?メガネの寿命と言っても、日中はコンタクトを使用しているという人は、家にいる時にだけメガネを使用している人もいると思いますので、そういう人にとっては、この寿命の目安でメガネを交換するというのは、早いと感じる人も多いと思います。
しかし、メガネレンズの寿命というのは、使う頻度によって変わるというよりも経年劣化する物という風に認識しておく事が基本です。レンズには、先ほども説明しましたが、コーティング剤によってコーティングされる事により、使いやすくなっています。その為、時間が経つにつれて、そのコーティングも取れてしまうのです。
また、当たり前ですがレンズはガラスの物よりもプラスチックのレンズの方が早く寿命を迎えます。しかし、傷というよりも使っているうちにレンズの度数が合わなくなってしまう事も多いので、そのタイミングで買い替えるという人も多いと言えます。
ガラスのレンズよりもプラスチックの方がコーティングが剥がれやすい
一昔前よりも、比較的安価に買えるようになってきたメガネですが、その理由はレンズの造りにも関係しています。安価に購入できる眼鏡のほとんどは、「プラスチック製のレンズ」を使用しています。プラスチック製のレンズは、安価で購入できますが、それ故、傷が入りやすく、コーティングが剥がれやすくなっています。
また、熱に弱いというデメリットを持っています。間違っても、サウナや入浴中に使用するような事はないようにしてください。コーティングが剥がれてしまう事により、細かな傷が入りやすくなるだけでなく、外してその辺に置いたままにしておけば、すぐに傷が入ってしまう事があるので傷防止策として注意しましょう。
プラスチックレンズは傷を防止する為にも乾拭き厳禁
メガネのレンズというのは、中でもプラスチック製のレンズは乾拭きする事によりレンズに傷が入りやすいという事をご存知でしたか?レンズの表面に付いたゴミや埃をティッシュペーパーなどで乾拭きしてしまうと、表面のゴミをレンズの上で引きずってしまう事と同じ事をしている事になります。
表面のゴミを引きずってしまえば、当たり前ですが傷がつきやすいレンズに傷が入ってしまいます。その為、拭きとる場合には、必ずレンズの表面を水洗いしたうえで、行うようにしてください。ちょっとした意識を持つ事で、レンズの寿命を伸ばす事も可能だという事を覚えておけば、長く使用する事も可能になります。
ここに、メガネの寿命と安いメガネと高いメガネの差についてまとめた記事がありますので、この記事を参考に、メガネを使用している人は、寿命を伸ばす為にはどんな防止策をしたらいいのかを考えてみて下さい。ちょっとした意識次第で、長持ちさせる事も可能ですよ。
メガネのレンズの表面の傷を修理する事は不可能
今回は、「メガネのレンズ表面の傷を修復する方法」をテーマに、修復する為に掛かる費用などについても触れて紹介してきましたが、いかがでしたか?自分でメガネのレンズの傷を修復する方法として、歯磨き粉などの研磨剤を使用したりしている人もいるかと思いますが、やり過ぎるとメガネ自体の機能を失ってしまいます。
しかし、コーティング剤を上手く利用する事で、傷をつきにくくする事は可能です。また、ガラスのレンズよりもメジャーになりつつあるプラスチック製のレンズですが、安いなりの理由がありましたよね?でも、いくつもメガネをコレクションしたい、すぐに買い替えたいという方には、メリットも多いのも事実です。
その為、プラスチック製のレンズであっても、注意事項をしっかり守る事で、防止策を講じて長持ちさせる事も可能です。ぜひこの機会に、適切なレンズの取り扱い方について知識を深めてみましょう。
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