Icon search 36px


パスタの食べ方やマナーの重要性は?

パスタの食べ方やマナーの重要性①周囲に不快感を与えない

パスタの食べ方やマナーの重要性1つ目は、周囲に不快感を与えないことです。パスタは比較的カジュアルな料理のため、自由に食べても良いのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。もちろん、家庭では誰もとがめる人はいません。しかし、汚い食べ方を外でしてしまうと、周囲の人が不快に感じることがあります。

うっかりミートソースが服についてしまったという経験はありませんか。これは正しい食べ方ができていないと起こりがちなトラブルです。ある程度年齢のいった大人が、このような食べ方をするのは稚拙な印象を与えてしまいます。それだけでなく、周りにもソースがかかるのではないかと距離をおかれてしまうこともあるのです。

パスタの食べ方やマナーの重要性②食事をより楽しいものに

パスタの食べ方やマナーの重要性2つ目は、食事をより楽しいものにするということです。パスタに限らず、食事の時間は楽しく過ごしたいですよね。そもそも、食べ方やマナーは料理をきれいに美味しい状態で食べるために考えられています。料理が美味しいと、人は自然に笑顔が出てくるものです。

そうすると、会話もはずみ、人と楽しい時間を共有することができます。時には堅苦しいように感じるマナーですが、根底にはこうした理にかなった考えがあるのです。

【基本編】知っておくべき正しいパスタの基本マナー3選!

知っておくべき正しいパスタの基本マナー①フォークを上手に使う

知っておくべき正しいパスタの基本マナー1つ目は、フォークを上手に使うことです。本場イタリアでは、基本的にフォーク1本でパスタを食べます。利き手にフォークを持ち、麺を巻き付けていきましょう。そのとき、盛り付けの頂上を崩さないのがコツ。パスタ全体を皿の奥に押して、手前に巻くスペースを作ると便利です。


日本では、スプーンで受けてパスタを巻くことがありますが、本場イタリアではほとんど行いません。フォークとスプーンの両方を使って食べるのは、まだ上手にカトラリーを扱えない子供だけだとされています。とはいえ、慣れないとフォークだけでパスタを巻くのは意外と難しいものです。最初は少量から練習していきましょう。

知っておくべき正しいパスタの基本マナー②一口で食べられる量を口に運ぶ

知っておくべき正しいパスタの基本マナー2つ目は、一口で食べられる量を口に運ぶということです。慣れていないと、フォークで巻く際つい多めにパスタを取ってしまいます。そうすると、巻きが大きくなってしまったり、巻き切れずにいったん崩したりしてしまいかねません。巻きに苦戦してもたつくのは恥ずかしいですよね。

また、フォークに巻ききれないまま口に運ぶ人がいますが、パスタが上手く口に収まらず、汚く見えてしまうのでやめましょう。収まらなかったパスタを歯で噛み切るのもイタリアでは歓迎されません。むしろ、縁起が悪い食べ方とされています。フォークに巻いたパスタを、上手に一口で食べるのが最も美しい食べ方です。

一口で食べられるパスタの目安は、2~3本です。少ないと感じるかもしれませんが、スパゲッティのような長い麺なら、ちょうど良い量になります。慣れれば巻く量を増やすこともできますが、一度巻いてしまったら戻しづらいので気をつけましょう。

知っておくべき正しいパスタの基本マナー③熱々を食べるべし!

知っておくべき正しいパスタの基本マナー3つ目は、熱々を食べるということです。熱いものを熱いうちに食べるのは、どの料理においても推奨されますが、特にパスタのマナーでは重要視されています。パスタはテーブルに運ばれたその瞬間が1番美味しく食べられるように料理されているからです。

また、パスタは時間が経過するにつれ、麺がソースをどんどん吸ってしまいます。そうなると味が落ちるばかりか、水分を含んだパスタが膨らむことで、かさが増して食べにくくなるのです。そのため、イタリアでは「パスタを食べるときはフォークを手にもって待て」といわれるほど、熱いうちに食べるのがマナーとされています。

とはいえ、自分の皿だけ先に運ばれてきても、手をつけにくいこともありますよね。ケースバイケースですが、「お先にいただいてよろしいでしょうか」と伺い、相手が了承すれば大丈夫だという場合が多いです。その際も、相手に気を使わせてしまわぬように、会話を楽しみながらさりげなくいただきましょう。

【応用編】知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー3選!


知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー①ボンゴレの食べ方

知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー1つ目は、ボンゴレの食べ方です。貝の旨みがたっぷり味わえる人気のパスタですが、貝殻の扱いに自信がないという人もいるのではないでしょうか。フォーク1本で上手に外せる場合は問題ありませんが、難しい場合は手を使っても大丈夫です。

利き手と反対の手で貝殻を押さえて、フォークで身を外しましょう。そのとき、食べやすいからといって、先に全部の貝殻を外してしまうのはマナー違反とされています。2~3個ずつ外して、皿の端に貝殻を寄せておくのがスマートです。小皿をもらえる場合は、小皿に外した貝殻をよけておきましょう。

知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー②ラザニアの食べ方

知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー2つ目は、ラザニアの食べ方です。シート状のパスタとソースを交互に重ね、チーズをかけて焼いたものを熱々でいただきます。そのままフォークを入れたくなりますが、シート状のパスタは簡単に切れません。まずはナイフで食べやすいサイズに切り分けましょう。

小皿をもらえる場合は、食べる都度取り分けて食べます。ラザニアの皿が1人分の大きさで、小皿がない場合は、切り分けたあとフォークでそのまま食べても大丈夫です。

知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー③ペンネの食べ方

知ってるとかっこいい正しいパスタのマナー3つ目は、ペンネの食べ方です。ペンネやマカロニなどのショートパスタは、フォークですくったり、刺したりして食べましょう。ちなみに、本場イタリアではフォークの背にペンネを乗せるのが正しいマナーだとされています。上手に背に乗せられるのであれば、その方法で大丈夫です。

ただ、ぎこちない動きだと逆に目立ってしまいかねません。イタリアでも、普通にフォークですくって食べる人はいます。自分が一番自然に振る舞える方法で食べるのが良いでしょう。

意外とやりがち!悪いパスタのマナー3選!


意外とやりがち!悪いパスタのマナー①すすって食べる

意外とやりがち!悪いパスタのマナー1つ目は、すすって食べることです。日本人は通常、そばなどの麺類をすすって食べています。そのため、パスタもついつい同じように食べてしまいがちですが、海外ではほとんどこのような食べ方はしません。むしろ、ズルズルと音を立ててすするのは不快に感じてしまうことが多いのです。

パスタはもともとイタリアの料理ですから、やはりここは本場のマナーに従うのが望ましいです。特にスープが多めのパスタだと、うっかりすすってしまいがちなので気をつけましょう。スープごとすするのではなく、いったんフォークを置いてからスプーンでスープをすくうのが正しい食べ方です。

意外とやりがち!悪いパスタのマナー②かき混ぜて食べる

意外とやりがち!悪いパスタのマナー2つ目は、かき混ぜて食べることです。パスタの上にたっぷりかかったソースを、フォークでグルグルと混ぜてしまってはいませんか。気持ちは分かりますが、これも悪いマナー例です。フォークで巻き取る際に、ソースと絡めて食べるのがきれいな食べ方だといえます。

食べる前にグルグルと全体を混ぜてしまうと、見た目も汚くなってしまい、美味しそうに見えなくなってしまいます。せっかくきれいに盛り付けられたパスタが台無しになってしまい、作り手にも失礼にあたってしまうのです。皿にソースが残ってしまった場合は、いったんフォークを置いてスプーンでいただきましょう。

意外とやりがち!悪いパスタのマナー③お皿を持って食べる

意外とやりがち!悪いパスタのマナー3つ目は、皿を手に持って食べることです。日本では昔から茶碗を手に持ってご飯を食べますよね。そのため、パスタの皿も手に持って食べる人がいます。さすがに大きな皿を持つ人は少ないですが、小皿に分けたものはどうでしょうか。思い当たる人は気をつけましょう。

海外では、食器を手に持って食べる習慣はほとんどありません。あるとしても小さな子供くらいで、そのような食べ方は行儀が悪いとされています。だからといって背中を丸め、顔を皿に近づけて食べるのも良くありません。背筋を伸ばし、パスタを巻いたフォークの方を口に近づけるのが美しい食べ方です。

これってOK?日本では常識のパスタマナー2選

これってOK?日本では常識のパスタマナー①スプーンを使う

これってOK?日本では常識のパスタマナー1つ目は、スプーンを使うことです。基本のマナーでは、スプーンは使わないと説明しました。しかし、日本のカフェやレストランでは、パスタをオーダーするとスプーンとフォークがセットされることがあります。実際、スプーンで受けてパスタを巻くと上手く巻けますよね。

これはフォークでパスタを巻くことに慣れていない日本で好まれる作法です。そのため、完全なマナー違反ということでもありません。スプーン使用を勧めるお店もあるため、お店の方針に従うのがベストです。スプーンの使用が大丈夫かどうかは、セットされたカトラリーで判断するという方法もあります。

これってOK?日本では常識のパスタマナー②シェアして食べる

これってOK?日本では常識のパスタマナー2つ目は、シェアして食べることです。一般的に海外の高級なレストランなどでは、1皿を何人かで取り分けることはありません。そのため、厳密にいうとマナー違反となります。しかし、パスタ料理は大皿で提供する店もあるので、お店側がOKしてくれれば大丈夫です。

ただし、お店側に断りなくパスタの皿を交換して食べ合うのはやめましょう。周囲に不快に思われることがあります。シェアしたい場合は、あらかじめお店側にその旨を伝えておくのがスマートです。そうすると小皿をもらえたり、最初から分けて盛り付けてもらえたりします。

パスタの正しいマナーを身につけた大人になろう!

どこでも気軽に食べることのできるパスタですが、最低限守るべきマナーがあります。あまり神経質になりすぎるのも良くありませんが、基本的なマナーは覚えておきましょう。日頃からマナーを意識して食べると自然に身に付くようになります。彼とのデートはもちろん、上司との食事も自信を持てるようになりますよ。

パスタをきれいに、美味しそうに食べる女性は誰の目にも素敵なものです。食べ方が不安で頼めなかったパスタも、これからはどんどんチャレンジしていきましょう。

以下の記事では、結婚式の食事についてのマナーを解説しています。結婚式の料理は和食やフレンチなど、さまざまです。大人の女性として、さまざまな料理に対応できるように、基本的なマナーは押さえておきましょう。

関連記事

結婚式食事の基本マナーチェック!あなたの行動は正しい?悪い?

結婚式食事の基本的なマナー、あなたは正しい作法を身についていますか?悪

Small thumb shutterstock 299406014

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

KEYWORD

関連のキーワード


NEW

新着記事


RANKING

人気の記事