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【汗編】浴衣で暑い時の対策3選

①脇の下を紐で縛る

白い紐

脇の下を紐で縛ってから浴衣を着ると、顔や脇の汗を抑えることができます。なぜ汗が抑えられるかというと、半側発汗という身体の仕組みがあるからです。半側発汗とは、体を圧迫した位置から半分の箇所の汗が出にくくなることです。そのため、脇の下を紐で縛ると、脇から上の汗が出にくくなります。

暑い夏でも、涼し気に和装を着こなす芸子さんや舞妓さん達は、半側発汗を上手に利用して着付けしています。汗を抑えるコツは、少し強めにしっかり縛ることです。いつもより強めに縛ることで、夏祭りや花火大会などの浴衣デートの時に、汗で化粧が崩れるのを防ぐことができますよ。

腰ひもを使っても良いですが、専用のひもを使うとしっかり縛ることができます。汗を抑えるための専用のひもは、汗止め帯や汗止めバンドという名前で販売させれています。ひもで縛ることで痒くならないか心配な人は、柔らかいレースタイプの素材を選びましょう。

②帯の下にタオルを入れる

タオル

帯の下は、汗をかきやすいのでタオルや手ぬぐいを入れましょう。タオルや手ぬぐいが汗を吸ってくれるので、快適に過ごせますよ。浴衣や帯が、汗で傷むのを防ぐことができるのでおすすめです。タオルがずれないか心配な時は、上から腰ひもを結んで固定してください。

また、タオルや手ぬぐいには、汗対策をしながら体型補正をする役割もあります。浴衣は洋服と違い、身体の凹凸が無い寸胴体型の方が美しく着こなせます。タオルを浴衣の下に入れることで、体型補正ができるので浴衣姿が一層美しくなります。

③制汗剤やベビーパウダーを使う

ベビーパウダー

浴衣を着る時は、制汗剤やベビーパウダーを使いましょう。汗をかきやすい脇や、首元をメインに制汗剤やベビーパウダーを付けてください。汗を抑えたり吸収してくれるので、涼しい着こなしができますよ。汗をかきやすい女性は、制汗剤をかけた上からベビーパウダーをはたくのがおすすめです。

【保冷剤編】浴衣で暑い時の対策3選

①冷えピタを貼る

雪の結晶

浴衣を着る時は、お肌に冷えピタを貼りましょう。汗をかきやすい背中や、帯を重ねる部分に貼るのがおすすめです。デート中に冷えピタが落ちないように、帯や腰ひもの下に貼ると良いですよ。タオルを使って補正をする場合は、タオルの下に冷えピタを貼ることで蒸れ防止になります。


②保冷剤をたもとに入れる

扇子を持つ浴衣女性

保冷剤を浴衣のたもとに入れると、暑さ対策になりますよ。浴衣のたもととは、下に長く伸びた袖の部分です。浴衣のたもとに保冷剤を忍ばせておくと、冷気が浴衣の中に充満して涼しく過ごせます。

夏祭りや花火大会などの野外では、保冷剤が溶けやすいので予備を持ち歩くようにしましょう。保冷ポーチの中に保冷剤を入れておけば、たもとに入れた保冷剤が溶けた時に交換できます。

③保冷剤を帯下に入れる

保冷剤

保冷剤を帯の下に入れ込むと、涼しく浴衣を着こなせますよ。帯の部分は、布が重なるのでどうしても暑くなりやすいです。保冷剤を入れ込むことで、汗や蒸れを防止できます。

保冷剤を入れたまま野外に出ると、保冷剤が溶けやすくなり水滴が出てくるので注意しましょう。保冷剤をガーゼやハンカチで包んで帯下に入れておくと、水滴を吸ってくれるのでおすすめです。

【肌着編】浴衣で暑い時の対策3選

①和装インナーを着る

鏡を見る女性

浴衣の下に和装インナーを着ると、涼しく着こなせます。和装インナーには、肌襦袢や和装スリップなどさまざまな種類があります。和装インナーを選ぶ時は、目が粗い素材やメッシュ素材を選びましょう。和装インナーには、冬用もあるので必ず夏用を選ぶようにしてください。

浴衣は夏用の和装なので、涼しく着れるように薄く透けやすい素材で作られています。そのため、和装インナーを着ずに浴衣を着付けると下着が透けてしまいます。和装インナーは、浴衣の透け防止にもなるのでおすすめです。

②和装インナーの代用品を着る

白い下着の女性

和装インナーの代用品を着ると、浴衣を涼しく着こなせます。蒸れてベタつくのを防止できるので、夏祭りや花火大会デートに最適です。ブラトップやロングスリップ・ペチコートは、和装インナーの代用になります。暗い色や派手な色だと透けてしまうので、白色やベージュ色がおすすめです。


浴衣で歩くのに慣れていない女性や、足元がふくよかな女性にはステテコが適しています。汗による股ズレを防いで、浴衣の足さばきを良くしてくれますよ。

③速乾性や冷感タイプのインナーを着る

白い装いの女性

浴衣の下には、速乾性や冷感タイプのインナーを着ましょう。蒸れを防止して、快適に過ごすことができますよ。夏祭りや花火大会は野外で開催されるので、どうしても暑い環境で過ごさなければいけません。

速乾性のインナーだと、汗をかいてもすぐにサラサラなります。また、冷感タイプのインナーは、ひんやりするので暑い野外でも涼し気に過ごすことができます。

【素材編】浴衣で暑い時の対策3選

①ポリエステルの生地を選ぶ

浴衣と帯

汗をかきやすい女性は、ポリエステル生地の浴衣を選びましょう。ポリエステルにはさまざまな種類があり、浴衣に使われるものは速乾性や吸湿性に優れています。風通しが良いので、夏祭りや花火大会デートに最適です。ポリエステル素材の浴衣は、自宅で簡単に洗えるのでクリーニング代を節約できます。

②綿絽の生地を選ぶ

綿呂生地

浴衣で汗が心配な女性は、綿絽の生地を選びましょう。綿呂とは、綿100%の生地に細かい穴が入ったものです。普通の綿素材の浴衣より、とても涼しいので暑さや蒸れ対策に最適です。風を通しやすく、涼やかに着こなせます。

③絞り生地を選ぶ

絞り生地

絞り浴衣は、生地に凸凹があるので他の素材に比べて肌に張り付きにくくなっています。絞り染めで染めらており、見た目が爽やかで着た時に清涼感があります。浴衣が汗で張り付くと、さらに暑さが増します。絞り浴衣は、サラサラとした着心地なので夏祭りや花火大会デートを快適に過ごすことができますよ。

【帯・襟元編】浴衣で暑い時の対策3選


①兵児帯を選ぶ

兵児帯

浴衣で涼しく過ごしたい時は、兵児帯を選びましょう。兵児帯は子供が使うものと思われがちですが、普通の帯よりも涼しいので大人にも人気があります。大人用のおしゃれな兵児帯は、自宅で洗えるタイプのものもあるので着た後のケアも簡単です。

涼しい兵児帯で子供っぽい着こなしにならないためには、前板を使用することが大切です。前板とは、帯を締める時にお腹にあてる帯の芯です。前板を使うことで、前側の帯にシワが入るのを防ぐことができます。浴衣姿がすっきり美しく見えるので、夏祭りや花火大会などのデートに最適です。

以下の記事では、浴衣を自分で着付けする方法についてご紹介しています。初心者でも簡単に着付ける方法や、帯やおはしょりについても知ることができますよ。参考になりますので、ぜひご覧ください。

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②襟を抜く

ピンクの浴衣女性

襟を後ろに引いて握りこぶしが1つ入るほど、隙間を開けましょう。風が通り抜けるので、涼し気に着こなすことができます。女性らしい色っぽい着こなしになるので、夏祭りや花火大会などの浴衣デートにおすすめです。

③襟をV字に着付ける

うちわを持つ浴衣女性

浴衣デートで暑さが心配な時は、襟をV字に着付けましょう。首元が涼しいと、汗や蒸れを防ぐことができます。襟を鋭角に着付けると、ふくよかな女性やバストが大きな女性もスマートに美しく着こなせますよ。

【下準備編】浴衣で暑い時の対策3選

ここまで、浴衣を着る時の暑さ対策についてご紹介しました。浴衣を着る前に、下準備をするとより涼しく過ごすことができますよ。

①ペパーミントオイルで沐浴する

バスタブと入浴剤

浴衣を着る前に、アロマテラピーのペパーミントオイルで沐浴すると涼しくなります。真夏は、浴衣を着ていない状態でも暑いので、そのまま浴衣を着るとさらに暑く感じます。着付けの前に身体を冷やしておくと、浴衣を涼し気に着こなすことができます。

まず、バスタブにお湯を入れて、ペパーミントオイルを3~5滴ほど入れましょう。よく混ぜた後に、10~15分浸かると1~2時間ほど清涼感が続きますよ。爽やかで涼しい香りをまとうことができるので、夏祭りや花火大会などのデート前におすすめです。

以下の記事では、口コミで人気のアロマオイルブランドについてご紹介しています。おすすめの精油の使い方についても知ることができますよ。参考になりますので、ぜひご覧ください。

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②冷たいシャワーを浴びる

シャワー

浴衣を着付けする前は、冷たいシャワーを浴びましょう。冷たいシャワーで毛穴がキュッと閉まるので、汗を抑えることができます。毛穴レスで美しい肌に見せることができるので、デート前の女性におすすめです。

夏祭りや花火大会デートは楽しいですが、暑くてベタつきやすいです。冷たいシャワーを浴びて着付けすると、化粧崩れの防止になりますよ。浴衣が汗で張り付くのを防ぐことができるので、綺麗な着こなしができます。

③涼しい部屋で着付けする

エアコン

浴衣を着る時は、いつもより涼しい部屋で着付けをしましょう。着慣れない浴衣を自分で一生懸命着付けると、汗をかきやすくなるからです。誰かに着付けてもらう時も、人が増えることで部屋の温度が上がりやすくなります。

汗をかきながら着付けをすると、外に出た時にさらに暑く感じます。エアコンの設定温度を下げて着付けをすると、清涼感のある状態でデートに向かうことができますよ。

浴衣の暑さ対策を知って夏祭りや花火大会を涼しげに楽しもう

浴衣は暑さ対策をして着付けると、涼しく過ごせます。制汗剤や汗止め帯を使うことで、サラサラした着心地を持続させることができますよ。また、和装インナーや代用品を着ると、透けを防止しながら汗を吸収してくれます。

涼しい浴衣の素材や、帯の種類を選ぶことも大切です。浴衣の暑さ対策を知って、夏祭りや花火大会を涼しげに楽しみましょう。以下の記事では、浴衣の夏祭りデートを失敗させないコツについてご紹介しています。可愛く見える仕草やNG行動についても知ることができますよ。参考になりますので、ぜひご覧ください。

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