ご飯の冷凍保存のメリットや保存の期間
ご飯の冷凍保存のメリットは劣化を防いでくれること
ご飯の冷凍保存のメリットは、劣化を防いでくれることです。やりがちな冷蔵保存ですが、実は冷蔵庫内の温度は約3~6℃で、ご飯の劣化が進む温度は2~3℃とされています。冷蔵庫の温度の方が劣化が進む温度よりも高いため、冷蔵庫保存では日が経つとどんどん劣化が進んでしまいます。
一方で、冷凍保存では乾燥やでんぷんを抑えた状態で保管できます。そのため品質が守られるだけでなく、温め直した際にもふっくらと炊き立てのような美味しいご飯が食べられるのです。また、一人暮らしの方は毎日ご飯を炊くのは面倒ですよね。まとめて炊いて保存しておいた方が、家事効率も良く光熱費も抑えられます。
一人暮らしはまとめて炊いて冷凍する方が便利
一人暮らしの方の場合は、1回の食事で食べるご飯の量は少ないです。それなのに毎日炊くのは時間がかかって面倒であったり、光熱費ももったいないです。週末などにまとめて炊いて保存しておくと、帰ってすぐにご飯が食べられるので便利ですね。
冷凍したご飯の保存期間はタッパーでもラップでも約1ヶ月
冷凍したご飯の保存期間は約1ヶ月が目安と言われています。1ヶ月を過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなることはありませんが、徐々に味が落ちて劣化していくので、早めに食べるようにしましょう。
冷凍保存の際はタッパーかラップで空気に触れないように保存する
冷凍保存の際は、空気に触れないように注意して密封させてください。保存容器にはそのまま入れますが、ラップの場合はなるべく平らにうすく盛り付ければ、解凍時にもムラができにくく、解凍時間も短くなりますよ。また、ご飯が熱いうちにラップや保存容器に入れ、その後粗熱を取って冷凍すると、水分を保つことができます。
急速冷凍で炊き立てご飯に近づける
急速冷凍することで、少しでも炊き立てご飯に近づけられます。ゆっくり冷凍すると、ご飯に含まれる水分が凍る際に細胞を破壊し、水分やうまみ成分が流れて味が悪くなってしまいます。冷凍スピードが早いほど破壊する細胞を最小限にできるので、金属製のトレーに乗せたり、アルミホイルで包んで冷凍すると良いです。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器9選
ご飯の冷凍保存におすすめの容器①ジップロックコンテナー
ご飯の冷凍保存におすすめの容器1つ目は、ジップロックコンテナーです。保存容器と言えば、ジップロックを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。冷凍庫に収納しやすい薄型で、スペースが少ない家庭にもぴったりです。場所を取らずにたくさんの量を保存することができます。
薄型のため加熱がムラなくできる点や、ご飯がベタつかない素材を使用している点も魅力的なポイントです。容量は290mlの1膳用が2パックセットで売られています。保存容器をジップロックで統一している方は、このご飯専用のものもお試しください。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器②パックスタッフエアータイトごはん
ご飯の冷凍保存におすすめの容器2つ目は、パックスタッフエアータイトごはん5Pです。ご飯を美味しく解凍できる凹凸構造になっており、食洗器対応、フタをしたまま電子レンジOKと、ご飯の冷凍保存容器には最適なポイントがたくさんあります。容器はシンプルな半透明で、解凍後にそのまま食卓に出しても気になりません。
容器とフタも共に半透明で、ご飯の劣化状態などを外からも見やすいようになっています。こちらは容量250mlですが、同じシリーズで375mlの大容量タイプも販売されているので、大盛サイズで保存したい男性などにもおすすめです。大容量タイプでも、特徴である凹凸構造のお陰でムラなく加熱できるので安心です。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器③キチントさんごはん冷凍保存容器
ご飯の冷凍保存におすすめの容器3つ目は、キチントさんごはん冷凍保存容器です。女の子のキャラクターが目印のキチントさんシリーズです。底の部分がへこんでいて、凹凸構造になっています。熱気弁がついており、そこを開ければフタをしたままレンジ加熱も可能です。食洗器対応で、容量は1膳250mlです。
同じシリーズで他にもサイズが2種類も展開しています。130mlと小さめサイズはお子さんや女性用に、375mlの大盛サイズは男性に最適です。ご家族で使い分けられるのもとても便利ですね。また、キチントさんシリーズはセット売りだけでなく1個ずつの販売もあるので、買い足しやすいのも人気の秘密です。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器④イノマタ化学電子レンジ容器
ご飯の冷凍保存におすすめの容器4つ目は、イノマタ化学電子レンジ容器楽ちんパックです。冷凍庫から取り出したらフタも外さずにそのまま加熱できます。タッパーによくあるフタのふちに溝がなく、フラットな形状になっているのが特徴です。使わない時にはコンパクトに重ねて収納ができ、しまいやすいのも魅力です。
ふちに溝がない分、洗いやすく乾きやすいとタッパーの悩みは全て解消されます。また、容量は180ml、270ml、630mlの3展開で、かなり大容量のものも扱っています。フタもカラフルでかわいいので、このままオフィスに持って行っても良さそうです。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器⑤プライムパックスタック絶品ごはん
ご飯の冷凍保存におすすめの容器5つ目は、プライムパックスタック絶品ごはん保存容器です。名前に「絶品」と付いているだけあって、解凍後もお米の1粒1粒がしっかり感じられ、究極の冷凍ご飯と言われています。粗熱を取らずに炊き立ての美味しさを保持するのがポイントで、凹凸底がムラなく加熱してくれます。
蒸気が循環する2層構造で、フタ裏にある突起が水分を全体に行き渡らせてくれます。他の保存容器とは加熱後が一味違うと人気の保存容器です。容量は250mlと375mlの2種類展開です。2層構造である点から容量よりも一回り大きいサイズ感ですので、一人暮らしの方の冷蔵庫には場所を取ってしまうかもしれません。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器⑥イオンHOMECOORDY
ご飯の冷凍保存におすすめの容器6つ目は、イオンHOMECOORDYそのままレンジ保存容器です。4つ目に紹介したイノマタ化学と形状が似ています。シンプルな白色で、フタがフラットな形状で洗いやすく、フタをしたまま電子レンジOKです。ご飯用は270mlの容量で、その他のサイズ展開はありません。
トップバリュー製品ということで、4個入り213円という安さからまとめ買いをする人も多いようです。ご飯用以外のタッパーもこのシリーズで様々なサイズが展開されているので、お家の保存容器を統一したい方にもおすすめのシリーズです。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器⑦タニタ食堂おすすめレンジ対応保存容器
ご飯の冷凍保存におすすめの容器7つ目は、タニタ食堂おすすめレンジ対応保存容器です。タニタ食堂とは、東京・丸の内生まれのヘルシー食堂のことです。そのタニタが手掛ける保存容器で、タニタが推奨する1食のご飯量である100gが記されています。ご飯を意識的に減らし、野菜を多くとるように考えられたサイズ感です。
100gが推奨サイズですが、少し多めの140gの容器も用意されていて、100gを2セットと140gが2セットの計4セットの販売となっています。タニタ食堂推奨ということで、ヘルシーな食事を目指されている方に人気の保存容器です。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器⑧iwaki耐熱ガラスパックぼうる
ご飯の冷凍保存におすすめの容器8つ目は、iwaki耐熱ガラスパックぼうるです。プラスチック製のタッパーは安価で便利ですが、ガラス製は電子レンジはもちろんオーブンでも使用できます。保存容器はガラスで統一されている方は、こちらのガラス製のものがおすすめです。
大800ml、中400ml、小180mlがセットで販売されています。ご飯専用ではないため、他の料理にも使えるのがポイントです。ガラス製は突起物や蒸気弁もなく、プラスチック製のタッパーよりも洗いやすいのが特徴です。
ご飯の冷凍保存におすすめの容器⑨ジップロック似のごはん冷凍パック
ご飯の冷凍保存におすすめの容器9つ目は、ジップロック似のごはん冷凍パックです。ジップロックと同様に、タッパーでも平らにご飯を入れることができるものです。とにかく省スペースに保存したい方におすすめです。また、用途に合わせてフタが両面使えるので、このまま弁当箱にしても良いです。
Mサイズ200gで4個入り、Lサイズ300gで4個入りの販売です。ご飯用の保存容器よりは大きめのサイズですが、お弁当としてこのまま使用したい方にはちょうど良いサイズかと思います。
ご飯の解凍方法
ご飯の解凍方法①1食分ずつ容器に移して加熱する
ご飯の解凍方法1つ目は、1食分ずつ容器に移して加熱します。1度にたくさん加熱するとムラが出るので、1食分ずつ加熱するのがポイントです。その際ラップに包んでいたご飯は容器などに移してから解凍する方が、ご飯が水分を吸わずに美味しく温められます。
ご飯の解凍方法②レンジの解凍ボタンは使わない
ご飯の解凍方法2つ目は、レンジの解凍ボタンは使わずにあたためボタンで加熱します。解凍ボタンは自然解凍のようにじわじわと解凍されるので、水分が出て美味しくなくなります。あたためボタンで時間を見ながら解凍するようにしてください。
解凍したご飯はお弁当に使われることも多いですが、解凍したご飯をそのまま詰めるだけでなく、おにぎりにしてみるの良いですよね。おすすめのおにぎりの具について紹介している記事がありますので、ぜひそちらも参考にして冷凍ご飯をお弁当作りにも役立ててみてください。
ご飯を冷凍保存しよう
ご飯の冷凍保存によるメリットから、冷蔵よりも冷凍保存がおすすめであることがわかりましたね。紹介してきたように、有名なジップロック以外からも様々なごはん専用の保存容器も発売されていますので、一人暮らしや夫婦二人家庭の方は多めに炊いて保存するのが効率的ですね。
ご飯の保存は品質が下がりそうで抵抗のあった方も、今は保存容器も進化していますので、ぜひ一度試してみてください。上手な保存と解凍で、いつでも手軽にふっくらご飯が食べられますよ。
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