吸盤がくっつかない原因とは?吸盤の原理も
吸盤の原理は圧力差でくっついている
吸盤の原理は圧力差でくっついています。具体的には吸盤の内側の圧力と外側の大気との圧力に差が生じます。簡単に説明すると、壁などに吸盤を押し付けると吸盤の中の空気が外に押し出されます。しかし一方で吸盤は押し付けられた形から元の形に戻ろうとします。
この時に吸盤の中の圧力が外の大気よりもかなり低くなっています。つまり、吸盤自体は元の形に戻ろうとしているのですが、圧力としては、吸盤の外側の大気の圧力の方が吸盤の内側の圧力よりも高いため、外から内側への大気の圧力がかかっている状態になります。この圧力の結果、吸盤が壁にくっついたままになるのです。
吸盤が落ちる原因は真空状態が保たれなくなるから
吸盤が落ちる原因は真空状態が保たれなくなるからです。例えば吸盤に重い負荷がかかってしまう場合には、その負荷が原因で吸盤が変形してしまうため、結果として吸盤の内側の真空状態が保たれなくなり、圧力差が出なくなり、くっつかない吸盤になってしまうのです。
吸盤がくっつかない原因としては、他にも吸盤にほこりや油分などの汚れがついてしまうことも原因の1つとなっています。結果的に吸盤に汚れが付着することで真空状態が作れずに吸盤がくっつかなく原因になってしまうのです。
くっつかない吸盤を強力に復活させる方法
くっつかない吸盤を復活させる方法①吸盤のほこりを除去する
くっつかない吸盤を復活させる方法の1つ目は、吸盤のほこりを除去するということです。前述したように吸盤がくっつくない要因の1つが吸盤についているほこりなので、吸盤のほこりを除去することで吸盤を復活させることができます。
くっつかない吸盤を復活させる方法②お風呂のタイルや壁やシンクを拭く
くっつかない吸盤を復活させる方法の2つ目は、お風呂のタイルや壁やシンクを拭くということです。吸盤のほこりを除去しても、吸盤を取り付ける壁が汚れていたら吸盤がくっつきません。吸盤をしっかりとつけるコツとして、取り付ける部分を拭く必要があることを覚えておきましょう。
くっつかない吸盤を復活させる方法③熱湯で加熱する
くっつかない吸盤を復活させる方法の3つ目は、熱湯で加熱するということです。長年使用して吸盤の形が変形してしまってくっつかない場合には、加熱することで形を戻して吸着力を復活させる方法がおすすめです。
熱湯させて復活させる方法のコツとしては、吸盤ごと加熱しないということです。吸盤ごと加熱すると吸盤が変形してしまいます。およそ70度くらいのお湯に漬けるのが上手に復活させるコツです。
くっつかない吸盤を復活させる方法④電子レンジで加熱する
くっつかない吸盤を復活させる方法の4つ目は、電子レンジで加熱する方法です。お湯を沸かす手間を省く方法ですが、注意点は加熱しすぎると変形してしまうという点です。およそ30秒くらいの加熱が目安です。以下の記事は電子レンジが温まらない時の対処法ついて紹介していますので参考にしてください。
くっつかない吸盤を復活させる方法⑤ハンドクリームを使う
くっつかない吸盤を復活させる方法の5つ目は、ハンドクリームを使う方法です。ハンドクリームを吸盤の内側に塗ることでくっつかない吸盤を復活させることが可能です。この方法は、長年使っていた吸盤のひび割れや表面のデコボコをハンドクリームが埋めることで吸盤の真空状態を助ける役割があります。
ハンドクリーム時のコツは、たくさんを塗りすぎると逆に吸着力が低下することになるので注意しましょう。少量を塗るだけで吸着力は戻ります。また、ハンドクリームの代わりに歯磨き粉ややシャンプーでも代用することができます。
吸盤の吸着力を強力にさせる方法や付け方やコツ
吸盤の吸着力を強力にさせる方法①お風呂のタイルや壁に透明テープを貼る
吸盤の吸着力を強力にさせる方法の1つ目は、お風呂のタイルや壁に透明テープを貼るという方法です。吸盤の強力さを保たせるために、表面がツルツルしている透明テープを壁などに貼るようにすることで吸盤の真空状態を作りやすくできます。100均のテープに関しては以下の記事も参考にしてください。
吸盤の吸着力を強力にさせる方法②お風呂タイルや壁やシンクにシールを貼る
吸盤の吸着力を強力にさせる方法の2つ目は、お風呂タイルや壁やシンクにシールを貼るという方法です。ただのシールではなく、吸盤接着用のシールが存在しているのでそちらを活用しましょう。吸盤の吸着力を強力にさせてくれるためのアイテムなので、くっつかない吸盤に使用することも可能です。
もちろん、くっつかない吸盤だけではなく通常の吸盤に使うことも可能です。普段使っている吸盤をより強力にさせたいならば便利なアイテムだと言えます。
吸盤の吸着力を強力にさせる方法③お風呂タイルや壁やシンクに接着剤を使用
吸盤の吸着力を強力にさせる方法の3つ目は、お風呂タイルや壁やシンクに接着剤を使用する方法です。通常の接着剤ではなく専用の接着剤が売られています。この接着剤を使うことで吸盤を強力にすることができます。また、くっつかない吸盤をくっつけることも可能です。
接着剤は透明なのではみ出ても気にする必要がないのも嬉しいポイントです。また、接着剤と聞くと取り外すのが大変なイメージですが、取り外しが非常に簡単で、吸盤の周りからゆっくりとはがすことで取り外すことができます。
吸盤を強力にくっつけるコツやその付け方は空気を入れないようにする
吸盤を強力にくっつけるコツやその付け方は、空気を入れないようにするということです。吸盤とくっつける面の間に空気が入り込んでしまうと、真空状態が保たれなくなり、結果的に吸盤がくっつかない原因となります。吸盤の付け方に注意するだけでそれを予防することができます。
吸盤の跡を消す方法
吸盤の跡を消す方法①ガラスには専用の研磨剤を使う
吸盤の跡を消す方法の1つ目は、ガラスには専用の研磨剤を使うという方法です。吸盤が強力だったり付け方によっては、ガラスに吸盤の跡が残ってしまうことがあります。そんな時は、ガラス専用の研磨剤で拭き取ることで吸盤の跡を消すことができます。
最初に中性洗剤で拭いてみてそれでも落ちない場合に使用するのがいいでしょう。コツとしては拭くときのスポンジを柔らかめのスポンジにするということです。こうすることでガラスを傷つけることなくスポンジの跡を消すことができます。
吸盤の跡を消す方法②シンクにはメラミンスポンジ
吸盤の跡を消す方法の2つ目は、シンクにはメラミンスポンジを使うということです。強力なスポンジはその付け方によってはシンクにも跡がついてしまうことになります。しかし、メラミンスポンジならその跡を簡単に消すことができます。
メラミンスポンジと聞くと、特殊なスポンジのように考えるかもしれませんが、メラミンスポンジとは『激落ちくん』のことです。100均でも購入できるのでぜひ活用してください。
吸盤の跡を消す方法③カビ用洗剤
吸盤の跡を消す方法の3つ目は、カビ用洗剤です。強力な吸盤を付けると跡が残ることはあります。また、その付け方によっても跡になることもあります。吸盤の強力さや付け方が原因で残る跡の場合には激落ちくんなどのメラミンスポンジで落とすことができます。
しかし、メラミンスポンジだけでは落とせない跡があります。その場合には原因はカビの可能性があります。そんな跡にはカビ用洗剤で対処しましょう。特にお風呂場などの場合にはカビが原因の可能性があるので注意してみましょう。
吸盤の跡を消す方法④除光液
吸盤の跡を消す方法の4つ目は、除光液を使うという方法です。カビが原因でもなくメラミンスポンジでもなかなか落ちない場合には、除光液を使用してみましょう。100均で買えるマニキュアを落とすための除光液で跡を消すことができます。
おすすめ吸盤紹介
おすすめ吸盤①スーパーホワイトタコ
おすすめ吸盤の1つ目は、スーパーホワイトタコです。非常に強力なフックでかなり重い荷物にも耐えられます。野外でも使うことができるので非常に重宝する吸盤だと言えます。使い方には多少のコツは必要ですがアウトドアにまで使える強度です。
使う時に、吸盤と増圧板と三角スクリューとS字フックの4つの部品を組み合わせます。これらを上手に使うことで強力な吸盤にすることができ、様々なシーンで使うことができるようになります。価格が安く1個売りなので必要な個数だけ購入できるのも嬉しいポイントです。
おすすめ吸盤②フック吸盤
おすすめの吸盤の2つ目は、フック吸盤です。吸盤についているフックを左右に動かすことで吸着と取り外しができる便利品です。5キロまで耐えられるので家の中で使うには十分使えます。
重い荷物を引っ掛けるのには使い辛いのですが、サランラップやアルミホイルを入れた袋を引っ掛けたりするには十分に役立つアイテムです。特に取り外しが簡単にできるので、手軽に使える点が使いやすポイントです。
おすすめの吸盤③吸盤革命
おすすめの吸盤の3つ目は、吸盤革命です。天井に設置したときに21キロもの重さに耐えるので、物干しざおを吊るすのに非常に役に立つ吸盤です。ここまでの重さに耐える吸盤はなかなかありません。工事現場でも使えるレベルの吸盤です。
吸着面がジェルのようになっているタイプなので、吸盤の中が真空になりやすいという特徴があります。つまり、多少であればデコボコしている面にも取り付けることが可能です。通常の吸盤ではデコボコした面では真空状態が作れず、くっつき辛いのですが吸盤革命はジェルなので問題ありません。
くっつかない吸盤を強力にさせる方法を知ろう!
いかがでしたか?くっつかない吸盤を強力にさせる方法について紹介してきました。吸盤の持ちをよくするには、接着面を清潔に保つことが大切です。今回の記事を参考にして、吸盤を強力にしていきましょう!
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