寝香水とは?
夜寝る前につけて朝のほのかな香りを楽しむ使い方が寝香水
寝香水とは、夜寝る前に香水を身につけることをいいます。一般的な使い方の、朝出かける前につける方法の場合、香らせ過ぎることがありえます。その一方、寝香水の場合ならば、朝目覚めたときには香りが穏やかになりますので、そのおそれがないことが最大のメリットです。
お出かけにつけていく機会がなくて、使わなくなった香水がある、そんな香水を消費したい場合にも、寝香水をおすすめします。寝香水による朝の香りはほのかなものですので、あまりTPOを選ばないことが魅力です。もちろん、リラックスしてよく眠れるという効果もあります。
歴史上の女性も夜寝る前の習慣にした寝香水
寝香水は、単なる現代の流行でなく、歴史が古いのです。あのクレオパトラは、バラの香りを好んでいました。特に、ダマスクローズという種類のバラを芳香剤として愛用していたそうです。アロマテラピーでは、バラの香りは、女性ホルモンを調整する効果を持つとされています。
また、寝香水を好んだエピソードで有名な女性に、マリリン・モンローがいます。彼女の愛用した香水は、シャネルのNo.5です。このシャネルのNo.5は、濃厚な石鹸の香りが特徴の香水です。大人の女性の高貴な印象を演出できて、寝香水にももってこいの香水です。
翌日まで香り続く!寝る前に香水をつける場所のおすすめ5選
寝る前に寝香水をする場所のおすすめ①首から上
寝る前に寝香水をする場所のおすすめの1つ目は、耳の裏やうなじなどの首から上です。特に、耳の裏につけた場合には、香りをダイレクトに楽しめます。耳の裏は、鼻に近い箇所だということがポイントです。香りをしっかり嗅いで寝たい人には、耳の裏につけることが一番です。
また、寝香水をする場所として、うなじもおすすめできます。うなじにつける使い方は、翌日香らせたい場合にぴったりです。夜寝る前にうなじに香水をつけておくと、女性の色気を翌日に演出できます。ほのかな香りで、あざとくない色気を目指せますので、寝香水を推奨します。
寝る前に寝香水をする場所のおすすめ②髪の毛
寝る前に寝香水をする場所のおすすめの2つ目は、髪の毛です。寝香水の場所として髪の毛がおすすめの理由は、翌日動きに合わせて香らせられることにあります。女性らしさを感じさせるパーツに寝香水をすれば、翌日にふんわり香りますので、フェロモンのレベルも上がります。
髪の毛に寝香水をする場合には、ヘアコロンがおすすめです。最近では、香り以外の機能がついたヘアコロンも各種販売されています。そのヘアコロンも、出かける直前に使えば香り過ぎの恐れがあります。そこで、寝香水ならば、翌朝には香りはかすかに感じる程度になります。
寝る前に寝香水をする場所のおすすめ③手首
寝る前に寝香水をする場所のおすすめの3つ目は、手首です。手を顔の前に持ってくる寝相の人にとっては、香りをダイレクトに楽しめる場所として推奨できます。それ以外の寝相の人にとっても、香りに敏感な人の場合には、寝香水をするのにぴったりの場所だといえるでしょう。
寝香水にもおすすめの香りとして、バニラの香りがあげられます。なぜなら、バニラの香りには安眠作用があるからです。ここで、バニラ系の香水の中で厳選したものを紹介しましょう。バニラ系の甘い香りにも色々ありますが、ムスク系などのはじめとしてここで取り上げています。
寝る前に寝香水をする場所のおすすめ④下半身
寝る前に寝香水をする場所のおすすめの4つ目は、ウエストや膝の裏などの下半身です。香りに敏感な人の場合には、ウエストや膝の裏といった下半身が、程よい香りが感じられるためおすすめします。翌日出かける際には、近づいたらわかるくらいの微香をまとうことができます。
中でも、ウエストは体温が高いため香水が香りやすく、リラックス効果が実感しやすいというメリットがあります。香りがきつすぎると眠れないような人の場合には、鼻から遠い場所である下半身への寝香水が良いでしょう。ちょうどいい香りが感じられて、安眠につながります。
寝る前に寝香水をする場所のおすすめ⑤枕やベッドなどの寝具
寝る前に寝香水をする場所のおすすめの5つ目は、枕やベッドなどの寝具です。下半身につけても香りがきつく感じられる人の場合には、枕やベッドなどの寝具につける方法がおすすめです。枕カバーなどの寝具を香らせれば、リラックス効果が実感できるでしょう。
ちなみに、コットンに香水を浸して枕元に置くという使い方もあります。この方法ならば、香りをきつく感じる人は少ないらしいです。また、枕などの布に吹きかけるための香水も、最近では販売されています。身体に直接つけるだけでなく、間接的に香りをつける寝香水の方法もあります。
つけるだけで魅力アップ!おすすめの香水7選!
寝香水におすすめ①ウッディ系香水・Hermesナイルの庭
寝香水におすすめのウッディ系香水は、Hermesナイルの庭です。このウッディ系のシリーズ一番の人気を誇る香水は、夜に寝香水として使うのにもぴったりです。爽やかさとナチュラルさがこの香りの特色ですので、甘い香りが苦手な人でも違和感なく使えるでしょう。
このナイルの庭は、男性の愛用者も多い香水です。それでも、ネットでは女性による口コミも目立ちます。つまりは、性別を問わず幅広く愛されていることを示しています。汗をかく夏場には、この爽やかな香りがありがたいです。夏といえば、暑さで寝付けない夜に、これで寝香水をすれば安眠できるでしょう。
寝香水におすすめ②ソープ系香水・ジバンシイプチサンボン
寝香水におすすめのソープ系香水は、ジバンシイプチサンボンです。このソープ系の香水ですが、赤ちゃんでも使えるように、アルコールは使用されていません。そのことと、石鹸の優しい香りから、老若男女を問わず幅広く愛用されています。現在ではかつてほどの勢いはなくても、コアなファンがいます。
赤ちゃんがいる生活でも香水を楽しみたい、そんな場合には、shiroの香水もおすすめできます。このブランドは、自然由来の成分で作られたオードパルファンや練り香水を提供しています。夜に寝香水としても使える香水を、shiroは多彩に商品展開しています。
寝香水におすすめ③東洋系香水・アユーラナチュラルスプレー
寝香水におすすめの東洋系香水は、アユーラナチュラルスプレーです。アユーラの香水は、スプレーで手軽に楽しめることが魅力です。特に、ナイトメディテーションとナイトハーモネーションのシリーズは、夜寝る前に使うための香水ですので、寝香水にはもってこいでしょう。
このシリーズの特色は、東洋の香りを採用している点です。西洋のハーブの香りと絶妙なバランスで配合されているため、安らかな気分に導いてくれる香りです。アユーラでは、この香水をつけた後で深呼吸をすることをすすめています。ストレスを感じた時に、ぜひ一度お試しください。
寝香水におすすめ④柑橘系香水・ロクシタンヴァーベナオードトワレ
寝香水におすすめの柑橘系香水は、ロクシタンヴァーベナオードトワレです。ロクシタンは、オーガニックにこだわった商品展開で有名なブランドです。この香水に使われているヴァーベナも、オーガニック栽培です。香りの方は、爽やかな柑橘系の香りで性別を問わず好まれています。
このヴァーベナオードトワレはトップノートが柑橘系の香りです。この柑橘の爽快感が幅広い支持の理由ですが、ミドルノートでヴァーベナの花の香りが感じられます。そして、ラストノートはローズとゼラニウムで、フローラルな印象です。なお、ボトルが古風でおしゃれな点でも人気です。
寝香水におすすめ⑤フローラル系香水・ディオールブルーミングブーケ
寝香水におすすめのフローラル系香水は、ディオールブルーミングブーケです。このシリーズにはオードトワレとローラーパールとがあります。ピオニーとダマスクローズのフローラル系の香りを、ベルガモットやベースノートのホワイトムスクの香りで演出しています。
また、ローラーパールのシリーズは、携帯に便利な小型ボトル入りになっている点が特色です。外出先で香水をつけたい、つけなおしたいときに重宝します。また、ロールオン型で一滴も無駄にせずに香水が使える点もうれしいです。
寝香水におすすめ⑥フルーティー系香水・チャンスオータンドゥル
寝香水におすすめのフルーティー系香水は、チャンスオータンドゥルです。この香水の香りは、グレープフルーツの香りがフルーティーな要素になっています。また、ジャスミンのフローラルな香りと、ホワイトムスクの香りも配合されています。
この香水は、発売されて以降、シャネルの香水の中でも特に人気の高い香水です。このシリーズにはオードトワレの他に、ヘアミストのシリーズもあります。より控えめな香りがいい女性には、このヘアミストがぴったりでしょう。
寝香水におすすめ⑦布用香水・DURANCEピローミスト
寝香水におすすめの布用香水は、DURANCEピローミストです。こちらは、先ほども解説したように、枕などの布に吹き付けるための香水です。枕やベッドなどの寝具を香らせるだけでなく、ダニ除けの効果も期待されます。
このピローミストを、夜だけでなく昼も使いたい人には、衣類に振りかけて出かけることをおすすめします。もともとほのかに香るような商品ですので、香水の香りが苦手な人でも使いやすい商品であり、持ち歩いてこまめにつけられます。
寝香水という新しい香りの楽しみ方で安眠を
香水には出かける直前につける使い方だけでなく、寝香水という楽しみ方があります。夜寝る前の習慣にすれば、安眠が期待できて使わない香水の消費ができます。お気に入りの香りを見つけて、就寝時のお供にしてみてください。
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