ベビーゲートとは|設置場所についても
ベビーゲートとは:赤ちゃん用の通せんぼの柵
ベビーゲートとは、「赤ちゃん用の通せんぼの柵」のことです。自宅でママやパパが「大丈夫」と安心している場所でも、赤ちゃんにとっては思わぬ怪我や事故の原因になることがあります。かわいい我が子と守るために危険だと思われる場所にはぜひベビーゲートを設置して、赤ちゃんの安全を守りましょうね。
ベビーゲートの設置場所:キッチンや玄関など危ない場所に便利
ベビーゲートの設置場所としておすすめなのは、「キッチン」や「玄関」、「階段」、「ベランダの窓」などの危ない場所です。赤ちゃんは好奇心旺盛でどんな場所にも行きたがります。ちょっと目を離したすきに「あっ!」と冷や冷やする場面は日常茶飯事です。そんな心配を少しでも防ぐために是非ベビーゲートをつけましょう。
ベビーゲートを手作りするメリット・市販との違いも
ベビーゲートを手作りするメリット①とにかく価格が安くすむ
ベビーゲートを手作りするメリット1つ目は、DIYすると市販に比べて費用が安くすむ点です。100均のすのこやワイヤーネットを使って、簡単でシンプルなものから本格的な自立式の柵まで、アイデア次第でどうにでも手作りできます。設置する場所や赤ちゃんの月年齢に合わせて作り直せるのも、DIYのいいところですね。
ベビーゲートを手作りするメリット②サイズを自由に調整できる
ベビーゲートを手作りするメリット2つ目は、設置する場所によってサイズを自由に調整できる点です。手作りであればどんな形にも対応可能で、斜めの場所や、丸みを持たせたフォルムの柵、完璧に仕切る背丈の高い柵もどんな形にもできます。家の間取りや使用場所によって欲しいベビーゲートがDIYできるのは便利ですね。
ベビーゲートの手作りと市販との違い:市販品はデザイン性が高い
ベビーゲートの手作りと市販との違い、市販品はデザイン性と安全性が高いということです。市販のベビーゲートはおしゃれなデザインはもちろん機能性・安全性は高く、自動で開閉する扉が付いたものや、赤ちゃんには開けられない鍵付きの柵などがあります。お値段は手作りするよりもずっとお高めですが安心度は確実です。
ベビーゲートを作る時のポイント
ベビーゲートのDIYのポイント①ゲートをつける場所のサイズを測っておく
ベビーゲートのDIYのポイントの1つ目は、柵をつける場所のサイズを測っておくことです。市販品は高さや長さ、幅など、サイズがぴったり合うベビーゲートを見つけるのは意外と難しいものです。しかし、DIYであれば赤ちゃんの成長に合わせて自由自在にカスタマイズができ、不要になったら使い回しもできる万能品です。
ベビーゲートのDIYのポイント②赤ちゃんが寄りかかっても崩れない強度
ベビーゲートのDIYのポイントの2つ目は、赤ちゃんが寄りかかっても崩れない強度に保つことです。ハイハイやヨチヨチ歩きで自由に動き回れるようになった赤ちゃんは、意外と力持ちです。全体重をかけて寄りかかりますので、強度はとても重要です。倒れないように安全策をしっかりと考えた設計にしましょう。
赤ちゃんが生まれると自宅の安全・安心も心配ですが、何よりも今より荷物が倍以上増えます。赤ちゃん用品は思いのほか多いものです。下記でご紹介する関連記事には、そんな赤ちゃん用品の収納方法やアイディアを、100均商品やDIY方法などをご紹介しています。ぜひ一緒にチェックして赤ちゃんとの生活に備えましょう。
ベビーゲート手作りのアイデア10選|その1
ベビーゲート手作りのアイデア①突っ張り棒とワイヤーネットのベビーゲート
ベビーゲート手作りのアイデア1つ目は、一番一般的なDIYベビーゲート「突っ張り棒とワイヤーネットのベビーゲート」です。突っ張り棒とワイヤーネット、結束バンドは100均で購入でき、手作りするのもとても簡単です。キッチンや階段、部屋の間仕切り、玄関など、どんな場所のサイズに適応できるベビーゲートです。
- 突っ張り棒…2本
- ワイヤーネット
- 結束バンド
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1上の部分の突っ張り棒を突っ張る
- 2①の突っ張り棒にぶら下げる形でワイヤーネットをつけ、突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドでしっかりと固定する
- 3下の部分の突っ張り棒を突っ張る
- 4③突っ張り棒と②を結束バンドでしっかりと固定する
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア②ダンボールと布で作るベビーゲート
ベビーゲート手作りのアイデア2つ目は、「ダンボールと布で作るベビーゲート」です。段ボールはどこにでも手に入り、奥だけなのでとっても簡単。なるべく中身が重い方が赤ちゃんが寄りかかっても動かずに安心です。可愛い布や包装紙などで飾れば、赤ちゃんも喜ぶかわいいベビーゲートが手作りできますね。
- 本や中身が重いものが入ったままの段ボール
- 布
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1中身が入ったままの段ボールを柵を作りたいところに並べる
- 2段ボールを包むように布で覆って完成 ※布がずれないように両面テープなどで固定すると安心です
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア③牛乳パックでベビーゲート
ベビーゲート手作りのアイデア3つ目は、牛乳パックを使ってベビーゲートをDIYする方法です。牛乳パックは中身に新聞紙などをいっぱいいっぱい詰め込むと、とても強度が高まります。自立式にもできますし、赤ちゃんのおもちゃにもなる通せんぼです。布や包装紙などでデコレーションすると可愛いインテリアになります。
- 牛乳パック
- 新聞紙または不要な紙など
- ガムテープ
- カバーなどの布
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1乾燥させた牛乳パックに新聞紙または不要な紙をパンパンに詰め込んで、つぶれないように形を整えてフタを閉じる
- 2①を必要な数だけ作る
- 3②を必要な個数ガムテープでしっかり固定して繋げて完成 ※布や包装紙で飾ればおしゃれです
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア④100均すのこでオリジナル柵
ベビーゲート手作りのアイデア4つ目は、すのこでDIYするオリジナル自立式の柵です。すのこは等の材料は大半は100均などで購入できるので、とても安く、必要なサイズのベビーゲートを簡単に手作りできます。赤ちゃんが寄りかかっても倒れないように土台はしっかりと固定して、安全性を確認しておきましょうね。
- すのこ(100均のもの、または庭用フェンス)
- 木工ボンド
- 補強するための木の棒(1cm角)
- 紙やすり
- L字型木製ラティス
- ねじ
- 結束バンド
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1すのこ(または庭用フェンス)を横に並べ、木工ボンドで接着する
- 2①のボンドが完全に乾いたら、裏側に補強用の木の棒を木工用ボンドで固定する
- 3②のボンドが乾いたら、結束バンドでさらに固定し、強度を高めておく
- 4③の柵の上になる部分の角に紙やすりをかけて、とげやささくれをとって滑らかにしておく
- 5④にL字型木製ラティスを表と裏面にねじでしっかりと固定し、完成
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア⑤すのこの超簡単ゲート
ベビーゲート手作りのアイデア5つ目は、すのこの超簡単ゲートです。突っ張り棒とすのこで作れて、材料は100均で購入できます。結束バンドで固定する際、切り口は鋭利なので赤ちゃんが触らない位置に隠し、念のためにやすりなどで角を取っておくと安全です。見た目もおしゃれでインテリアにも馴染むベビーゲートです。
- すのこ
- 突っ張り棒
- 木工用ボンド
- 結束バンド
- 紙やすりなど
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1すのこ同士を木工用ボンドで接着し、完全に乾いたら結束バンドでさらにしっかりと固定しておく
- 2①の上下部分に突っ張り棒を結束バンドでしっかりと固定し、切り口やすのこのささくれ部分をやすりなどで角を取って、完成
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア10選|その2
ベビーゲート手作りのアイデア⑥ジョイントパイプのベビーゲート
ベビーゲート手作りのアイデア6つ目は、自立式の「ジョイントパイプのベビーゲート」です。自立式タイプのベビーゲートの長所は、フェンスを作るだけなので手作りしやすい簡単なところです。ただ短所としては、移動の度にフェンスをまたぐ必要があるので、場所によってはママやパパが引っかからないよう気をつけて下さい。
- 100均のジョイント用パイプ
- 100均のジョイントパーツ
- ワイヤーネット
- 結束バンド
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1パイプをジョイントに差し込んで、ベビーサークルの形を作る
- 2ワイヤーネットを結束バンドでパイプにしっかりと固定して完成
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア⑦つっぱり棒とレースのカーテン生地の柵
ベビーゲート手作りのアイデア7つ目は、「つっぱり棒とレースのカーテン生地の柵」です。ポイントは「レースのカーテン生地」という点です。向こう側が透けて見えるので、赤ちゃんの様子が伺えてパパもママも安心です。カラーレースなどおしゃれな布の他にも、網状の生地や透ける生地など可愛い布を使用してもいいですね。
- 突っ張り棒…2本(耐荷重量の大きいもの)
- 布(レースなど透けるタイプ)…必要なサイズ
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1布の左右の端をそれぞれ三つ折りして、アイロンで折り目を付けてミシンで縫い付ける
- 2①の上下の端を1㎝折りアイロンで折り目を付け、さらに10㎝折りアイロンで折り目を付けて、端をミシンで縫い付ける
- 3②の布に突っ張り棒を通して設置したら完成
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア⑧カーテン式のベビーゲート
ベビーゲート手作りのアイデア8つ目は、お好みの布を使った「カーテン式のベビーゲート」です。赤ちゃん柵として不要になったら目隠しとしても使用できます。安全ピンは楽チンですが、安全面ではちょっと心配…という親御さんもいると思います。そんな時は布用の接着剤で布を接着して、安心・安全対策を取ってくださいね。
- 突っ張り棒…2本(耐荷重量の大きいもの)
- お好みの布…必要な分だけ
- 安全ピン(または布用の接着剤)
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1設置したい場所の上下に突っ張り棒を突っ張る
- 2①の突っ張り棒に合わせて布をカットする
- 3①に②の布の端っこをクルッと巻きつけて、安全ピンで固定して完成
- 4※安全ピンで心配な方は突っ張り棒が通るサイズの輪っかを作り、布用の接着剤で接着して作りましょう
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア⑨赤ちゃんが遊べるベビーフェンス
ベビーゲート手作りのアイデア9つ目は、赤ちゃんも楽しい「赤ちゃんが遊べるベビーフェンス」です。赤ちゃんの好きなおもちゃやかわいい布をワイヤーネットに取り付け、自由に触ったり遊んだりできる「遊び場」を作ってあげるのです。家事などで忙しいママでも安心できる、赤ちゃん広場がご家庭にあるなんて素敵ですね。
- 突っ張り棒…2本(耐荷重量の大きいもの)
- ワイヤーネット
- お好きな布 ※フェルト生地やポケット、わっかなどをつけると赤ちゃんの遊び心を引き付けます
- 結束バンド
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1突っ張り棒の上下に、ワイヤーネットを結束バンドでしっかりと固定する
- 2①のワイヤーネットに布やおもちゃを取り付けて完成
【作り方】
ベビーゲート手作りのアイデア⑩自立式すのこゲート
ベビーゲート手作りのアイデア10つ目は、「自立式すのこゲート」です。とっても簡単DIYの代表ともいえる赤ちゃん用の柵です。通せんぼしたい廊下や、TV台の前、ベランダの窓のところなど、移動も楽々なので、家じゅうどこでも持ち運べます。開閉式ではないので、パパとママは移動のたびにまたいで通ってくださいね。
- すのこ(100均でも構いません)
- L字型金具
- ねじ
- 結束バンド
- 木工用ボンド
- 滑りどめクッション(100均で購入できます)
【材料】※サイズは調整してくださいね
- 1すのこ同士を木工用バンドで接着し、しっかり固まったら結束バンドでさらに固定して強度を増しておく
- 2①にL字型金具を表と裏の両方にねじで両方に取り付け、ぐらつかなようにしっかりと固定し確認しておく
- 3②のL字型金具の裏面に滑らないように滑り止めを貼り、ぐらつかなくなったら完成
【作り方】
市販のベビーゲートおすすめ3選
市販のベビーゲートおすすめ①扉開閉式の突っ張りゲート
市販のベビーゲートおすすめの1つ目は、扉開閉式の突っ張りゲートです。通るたびに毎回サークルをまたがらないといけない商品のは、いちいち意外と疲れます。しかし、開閉式のドア付きゲートであれば、親の負担も減少でき、安心に通せんぼができます。サイズや種類・性質も様々ですので、お好みのものを選んでください。
- 日本育児 ベビーゲート スマートゲイト II(6ヶ月~24ヶ月対象)扉開閉式の突っ張りゲート 幅木よけつき
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市販のベビーゲートおすすめ②自立式のおくだけ通せんぼ
市販のベビーゲートおすすめ2品目は、台所や階段登り口など危険な場所に置くだけで、赤ちゃんに通せんぼさせないためのお手軽なゲートです。自立式なので、置く場所も自由自在、家じゅう移動も楽々です。折り畳みができて収納もラクラクなので、「お孫さんの訪問時だけしか使わない」というご家庭にもおすすめの商品です。
- 日本育児 ベビーゲート おくだけとおせんぼ Mサイズ(6ヶ月~24ヶ月対象 )
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市販のベビーゲートおすすめ③開閉できるおもちゃパネル付のベビーサークル
市販のベビーゲートおすすめ3品目は、おもちゃパネル付のベビーサークルです。屋内スペースが、カラフルなパネルや様々なおもちゃがついた、赤ちゃんの安全な知育トイの遊びスペースに早変わりです。丈夫で形が崩れにくいので、よく動く元気な赤ちゃんにも安心なベビーサークルです。長期間使えるのでおもちゃになります。
- ベビーサークル ミュージカルキッズランド DX(6ヶ月~3歳半対象)おもちゃパネル付のベビーサークル (パネル18枚)
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ベビーゲートの代用になるものは
ベビーゲートの代用①突っ張り棚をそのまま柵にして通せんぼ
ビーゲートの代用アイディア1つ目は、簡易棚として大活躍の「突っ張り棚」を、通せんぼにしてしまうことです。種類も大きさも多様で、突っ張り強度も強めなので、ハイハイ時期やつかまり立ち時期の赤ちゃんには使える代用品です。しかし、柵の隙間が大きく開いているものは、赤ちゃんがすり抜けないよう注意してください。
ベビーゲートの代用②スツールボックスで柵の代わりに
ベビーゲートの代用アイディア2つ目は、「スツールボックス」を仕切り柵としてしようすることです。大きさ種類も豊富で収納力もあり、おしゃれなデザインのものなどたくさん種類があります。ママやパパの椅子変わりとしても使用できますね。ただし、赤ちゃんは1歳くらいになると登ることを覚えるので、注意が必要です。
ベビーゲートをDIYするついてに、赤ちゃんグッズの手作りに挑戦してみるのもいいですね。下記でご紹介する関連記事には、かわいい手作りの帽子やスタイなど、赤ちゃんグッズの簡単な作り方をご紹介しています。可愛い我が子のために赤ちゃん用品を手作りして、出産の時を待つのも今しかできない貴重な時間ですね。
ベビーゲートで赤ちゃんと安心の生活を!
いかがでしたでしょうか。赤ちゃん用の柵「ベビーゲート」を簡単にDIYできる方法や、手作りの便利さをご紹介いたしました。赤ちゃんはハイハイ時期やヨチヨチ時期になるとどこにでも行きたがるものです。安全を守るためにも危険な場所は通せんぼして、前もって安全対策をするのは親として最善の策で大切なことですね。
手作りDIYのベビーゲートなら、すのこやワイヤーネットなどの材料は100均などで購入できますので、安く済ませることができますし、市販品なら開閉式や自立式、可愛いデザインのベビーゲートなども種類が選べます。赤ちゃんの安全・安心のためにも、ご自宅の環境に合わったベビーゲートを選ぶといいですね。
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