【DIY】自作ステンシルシートに必要な材料は?
DIY|クリアファイルでステンシルシートを自作
クリアファイルに文字を写してステンシルシートを自作する時に必要な材料です。パソコンやスマホ、プリンター(なければコンビニプリントなど利用)、A4クリアファイル、A4プリント用紙、スティックのり、カッター、はさみ、金属製定規、カッティングマット、スプレーのり、マスキングテープ(固定用)を揃えましょう。
DIY|シールシートでステンシルシートを自作
シールシートに文字を写してステンシルシートを自作する時に必要な材料です。パソコンやスマホ、プリンター、シールシート、カッター、はさみ、金属製定規、カッティングマットを揃えましょう。
【DIY】ステンシルシートの作り方は?
プリンターを使ったステンシルシートの作り方
プリンターを使ったステンシルシートの作り方は、フリーフォントや無料で使えるデザイン画からお好きな物をプリントアウトします。A4クリアファイルの底を切り両開きにしたら中央からはさみで切ってクリアファイルを2つに分けましょう。プリントしたA4用紙の裏一面にスティックのりを塗ります。
クリアファイルの光沢面に用紙を貼り付けます。剥がすとしわになるのでずれないように慎重に貼りましょう。のりが乾いたらカッターで切り抜きます。全部切り終わったら、クリアファイルからA4用紙をはがして完成です。クリアファイルは洗えば繰り返し使えるので経済的で便利ですよ。
シールシートを使った作り方は、プリントしたシートを切り抜くだけの簡単作業なので楽ですね。カッターで切り抜く時にシールがよれたり台紙まで切り抜かないように気を付けましょう。シールシートは繰り返し使えません。
直接文字や絵を書くステンシルシートの作り方
クリアファイルやシールシートに直接文字や絵を書くステンシルシートの作り方です。プリンターを使わず文字やデザイン画を写す場合は、油性ペンとクリップが必要になります。クリアファイルやシールシートとデザイン画がずれないようにクリップでしっかり固定しましょう。
透明でないシールシートはデザイン画を透かして写せないので絵を見ながら自力で書く事になります。器用な方や絵に自信がある方向けの作り方です。出来るだけプリンター利用をおすすめします。
カリグラフィー風の文字や曲線が多いデザイン画はステンシルの王道でとてもきれいですね。しかしステンシル初心者の方は最初から複雑なフォントやデザイン、素材を選ばず簡単に書ける物から試しましょう。何度も書いているうちに作り方のコツが掴めるので、慣れるまでは100均の安い材料を使うと経済的ですよ。
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン5選
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン①壁に大きな文字
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン1つ目は、壁に大きな文字を書いたステンシルです。何枚かに分けてステンシルシートを作る大作になります。複雑なカットがないので作業しやすい作品です。市販のウォールデコやステンシルシールでお好みの物がなかなか見つからない時は自作してしまいましょう。
壁を飾る物がポスターや絵、写真では平凡すぎて嫌な方にはステンシルにトライしてみましょう。ステンシルなら見栄えも良くインパクトがあるのでおすすめですよ。壁は立った状態での作業になるので1シートごとに水平を測りながら慎重にステンシルシートを貼りましょう。シンプルなデザインがカッコいいですね。
立った素材にペイントするのは絵の具やスプレーが垂れる心配があります。一度に大量の絵の具を塗らないように気を付けてください。グラデーションは難易度が高くなるので慣れてからにしましょう。筆やスポンジは真上から使うときれいに塗る事ができます。ステンシルシートが浮いていないか調整しながら作業しましょう。
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン②布にステンシルする
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン2つ目は、アクリル絵の具で布にステンシルします。無地のトレーナやTシャツなどにステンシルしてオリジナル作品を作りましょう。イベント時にメンバーでお揃いのTシャツにステンシルするのも可愛いですよ。
トレーナーやTシャツにステンシルする時の注意点です。最初にステンシルシートにのりスプレーを塗っておく事で絵の具が滲みにくくなります。また後ろの生地まで絵の具が染みこまないように新聞紙や画用紙をはさんでおきましょう。塗り終えたら乾くまでさわらないようにしてください。当て布をして軽くアイロンをかけます。
ストレッチが効いたトレーナーやポリエステル素材の物は、ステンシルがはがれやすいようです。布の素材を調べておくと良いですね。布用スプレーの扱いに慣れていない方は布用絵の具をスポンジで塗りましょう。力加減を均一にしないとムラになるので注意が必要です。
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン③色を組み合わせる
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン3つ目は、色を組み合わせる方法です。単色使いとは違い一度にスプレーできないので手間はかかりますが、出来あがりがきれいですね。無地の帆布バックは通販で簡単に手に入ります。ステンシルして素敵なオリジナルバックに変身させましょう。
複数の色を使ったりグラデーションを付けたりすると、見た目が華やかで可愛さが増しますね。グラデーションは絵の具を使うと難しいので専用のスタンプ台がおすすめです。布の他にも普通紙、和紙、木材、皮革、テラコッタなどに使えて便利ですよ。服にペイントする時と同様に最初にスプレーのりを使いましょう。
クリアファイル以外にもマスキングテープの性質を利用したステンシルの作り方があります。隙間を空けて何本かマスキングテープを貼り、テープとテープの間をアクリル絵の具で塗るとストライプのステンシルが完成します。マスキングテープの性質が説明された記事があります。マスキングテープで作る時の参考にしてください。
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン④曲面にステンシル
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン4つ目は、曲面にステンシルです。平面と比べて浮きやすいので木べらを使って空気が入らないようにシートを貼るときれいにできますよ。ステンシルシートの周りをマスキングテープで覆うように貼っておくと安心ですね。
錆びにくいタイプのラッカースプレーや絵の具を使うと、屋外で使うガーデニング用品にもステンシルできます。グリーンとステンシルはとても相性が良いのでたくさん作って飾りたいですね。波打ったタイプのポットや缶にもきれいにステンシルできますよ。
キッチンにもボトルやプラスティック容器など曲面の物がたくさんあります。調味料入れに品名をステンシルすれば使いやすくて可愛くなります。無地のシンプルな食器に陶器用スプレーでステンシルするのも素敵ですね。お子様の名前入りのマグカップやお皿を作ってあげると喜ばれますよ。記念日のプレゼントにもおすすめです。
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン⑤濃淡をつける
【DIY】自作ステンシルシートにおすすめのデザイン5つ目は、濃淡のあるデザイン画の組み合わせです。自作のオーナメントを使ったクリスマスツリーの飾り付けは、ウキウキしますね。クリスマスカラーも可愛いですが、ベージュ系も上品で素敵な配色です。麻ひもを通してお部屋のドアノブにぶら下げても可愛いですよ。
濃淡を出すためにステンシルシートを淡い花びらと濃い花びらに分けて作りましょう。素材全体を塗ったら、わざと色むらを付けたり極薄くラインをひいたようなかすれた模様を所々に付けています。重ね塗りする時は色が混ざらないように最初の絵の具が乾いてからにしてください。
背景が乾いたら下に来る色のデザインシートを貼って塗ります。絵の具が乾いたら重ねたい方のデザインシートを貼りましょう。画像のタイプは淡い色が先で後から濃い色を重ねています。雪の模様は先がとがった鉄筆や竹串に絵の具を少量取ってポンポンと付ければ完成です。
ステンシルスプレーのコツは?
素材に合ったステンシルスプレーを選ぶ
ステンシルには布スプレーやラッカースプレーが合います。布スプレーは、服やかばんにステンシルする時に使います。色むらになりにくく使いのでおすすめです。スプレーのりを併用して使うと滲み防止にもなります。ラメ入りの布スプレーを使うと、きらきらしてゴージャス感が増しますよ。
ラッカースプレーは、電気器具や家具、自転車、屋内外の鉄製品や木製品に向いています。雨や紫外線、錆に強いのでガーデニングアイテムにぴったりですね。淡いミルキーホワイトから艶消し黒までカラーバリエーションも豊富にあります。有害なフロンや鉛化合物を一切使用していないタイプを選ぶようにしましょう。
スプレー以外にもステンシルに使える塗料が色々発売されています。100均のアクリル絵の部には金属に塗れる物もあるのでキッチン用品やガーデニングのアイアン素材に使えますよ。下の記事にも金属塗料が紹介されているので参考にしてください。
スプレーする時は近付けすぎない
面積の大きい物にステンシルする時はスプレーで色付けすると便利です。ただステンシル初心者さんにはやや難しい工程かも知れません。デザインシートに近付けすぎると濃くなったり色むらの原因になります。ステンシルシートの隙間からスプレーが入り垂れる事もあるので、シートから少し離し必ず真上からスプレーしましょう。
スプレーを使う時は、作品とステンシルシートの間に隙間がないようぴったり貼られている事が重要です。隙間があるとスプレーが流れて文字が崩れる事があります。また作品の周りを汚さない為にも新聞紙やいらない紙を広めに敷いておきましょう。作業する時は汚れても良い服に着替えておくと良いですよ。
少し薄いぐらいがきれいな仕上がりのコツ
スプレーは少し薄いぐらいに塗るのが、色むらも目立たずきれいに仕上がるコツです。とにかく薄く塗る事を心がけ、シートから少し離してスプレーしましょう。スプレーする時の速さを一定に保ち平行に動かすときれいに塗れます。乾かして色の出方を見た上で薄ければ重ね塗りしましょう。いきなり濃く塗るのは厳禁ですよ。
立体的な物にスプレーする時は、垂れないように寝かせてスプレーしましょう。スプレーに限らず筆やスポンジで塗る時も必ず真上から塗るのがステンシルの鉄則です。
家中ステンシルで可愛くしよう
ステンシルは、使えない物がないくらい色々な物を可愛くデコレーションしてくれます。小さくステンシルするだけでおしゃれに可愛く変身しますよ。少しぐらい失敗しても、自作した物は味のある作品になります。
いらない木材を使ってインテリア風にステンシルしたり、お部屋の窓や外構のブロック塀におしゃれなロゴのステンシルをしたりとアイディアは無限にあります。お好きな文字やデザインを使えばきっとステンシルDIYが楽しくなりますよ。
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