初心者でもどんぐり帽子って編めるの?
どんぐり帽子とはどんぐりが被っている帽子をモチーフにしたニット帽です!
まずはどんぐり帽子についてご紹介します。どんぐり帽子とは、まさにどんぐりが被っている帽子をモチーフにしたニット帽のことです。コロンとしたフォルムに頭のてっぺんにちょんとついた部分がとっても可愛いですね。お子様のお友達同士で、また親子でお揃いで被ってリンクコーデにしてもとっても可愛いですね!
どんぐり帽子は手編み初心者さんが挑戦するのに最適です!
どんぐり帽子は手編み初心者さんが編み物に挑戦するのにとてもおすすめです。どんぐり帽子は赤ちゃん用や子供用であればサイズも小さく、日数を掛けずに編むことができます。増やし目をする必要がありますので少し根気が要りますが、数えながら編んでいくだけなので、慣れれば1日で完成させることも可能になります。
手編みのどんぐり帽子は赤ちゃんへの出産祝いにも!
これから寒くなる季節になります。手編みのどんぐり帽子は新生児の赤ちゃんへの出産祝いにもぴったりです。毛糸の素材は自分で選ぶことができますのでお母さんから赤ちゃんへのプレゼントとしてはもちろん、ご友人の赤ちゃんへのプレゼントとして編んでも喜ばれそうですね。
どんぐり帽子の編み方!どんぐり帽子を編むのに必要なものは?
どんぐり帽子を編むのに必要な道具は?
- 毛糸
- かぎ針 または 棒針
- とじ針
- 目数リングと段数マーカー(必要に応じて)
- 編み図
- ハサミ
まずは道具を揃えましょう!
まずは道具を揃えましょう。手芸屋さんではもちろん、最近は100円ショップでも道具を揃えることが出来ます。初心者の方で今後も続けることができるか不安、という方は気軽に挑戦することができて安心ですね。ここから各道具についてご説明していきます。
どんぐり帽子を編むのに必要な道具①毛糸を選ぶ
まずは毛糸を選びます。完成をイメージし、色や素材を選んでいきます。色は暗い色ですと編み目が見辛くなってしまうため、初心者の方には明るい色味がおすすめです。また、細い糸だと作業が細かくなるため、初心者の方には太めの毛糸をおすすめします。ざっくりと編むことができ簡単に編むことができますよ。
素材は、秋冬に被る場合はウールの割合が多いものを選ぶと暖かく防寒具としても役立ちます。春夏に被る場合は綿素材の割合が多いものを選ぶと丸洗いできるので汗っかきの子供におすすめです。また赤ちゃんに被せる場合は綿100%のものを選んであげると、赤ちゃんの敏感は肌にも安心です。
どんぐり帽子を編むのに必要な道具②編み針のサイズを選ぶ
毛糸を選んだら編み針を選びます。編み針にはかぎ針と棒針がありますが、初心者の方には断然かぎ針をおすすめします。かぎ針は1本で始められ、中断もしやすいので初心者向けといえます。数種類の編み方を覚えればコースターやアクリルたわし、編みぐるみにも挑戦することができます。
かぎ針は2/0~10/0号まであり、数字が大きくなるにつれてかぎ針は太くなっていきます。毛糸によって適切なかぎ針のサイズがありますが、ほとんどの毛糸のラベルに記載されているのでラベルに従って選びます。初心者の方には6/0~8/0号くらいの毛糸を選ぶと編みやすいと言われています。
こちらの記事には100円ショップのダイソーとセリアで購入できるかぎ針と、どのかぎ針に適した毛糸・作品がまとめられていますので興味のある方はぜひご覧になって挑戦してみてください!
どんぐり帽子を編むのに必要な道具③とじ針
とじ針とは作品すべてを編み終わった後に糸の始末をするための道具です。こちらも糸の太さによって大きさを選ぶ必要がありますが、100円ショップのセリアなどには3種類の大きさのものがセットになったものが販売されていますので、そのようなものを購入することをおすすめします。
どんぐり帽子を編むのに必要な道具④目数リングと段数マーカー
目数リングは段の編み始めの1め目につけて、編み始めを見失わないようにする道具です。初心者の方が帽子のような円状の作品を編もうとすると、段の編み始めを見失ってしまうことがあります。そのような事態を防ぐためにも、目数リングをつけておくととても便利でs。
段数マーカーは5段ごとや10段ごとの編み終わりにつけ、自分がいま何段編んでいるか分かりやすくする道具です。大きな作品ほど編んでいる段数が分からなくなりやすいため、装着しながら編み進めていくととても便利な道具です。
ただ目数リングと段数マーカーは安全ピンなど身近なもので代用している方もいらっしゃるので、必要な方は購入して使ってみてください。
どんぐり帽子を編むのに必要な道具⑤編み図
編み図とは、料理のレシピにあたる編み方を書いた手順が書いてあるもののことです。編み図には必要な毛糸の数など作品を編むのに必要な情報がすべて盛り込まれているので、編み図を読み解くことができれば作品を作ることが出来ます。ただ編み図のマークはとても専門的なので初心者の方がすぐに読み解くことはできません。
編み物に慣れてきたら本やインターネットで調べながら読み解いてみてください。現在ではYouTubeに編み方の手順がアップロードされていたり、無料で編み図を公開している作家さんもいらっしゃるのでそのようなところから編み図を探してくることもできます。もちろん本屋さんでも作品集が販売されています。
初心者でも簡単な可愛いどんぐり帽子の編み方3選
初心者でも簡単などんぐり帽子の編み方①細編みだけで編むどんぐり帽子
初心者の方におすすめのどんぐり帽子1つ目は、細編みだけで編むどんぐり帽子です。細編みはかぎ針編みを始める際に一番最初に覚える編み方です。
この細編みを増やし目をしながら編んでいけばどんぐり帽子を完成させることが出来ます。細編みのやり方を詳しく説明している動画あがありますので、わからない方はまずこちらを見てから挑戦してくださいね。
- 毛糸 (中太毛糸2~3玉)
- かぎ針 (毛糸に適した太さのかぎ針。6/0号~8/0程度ものが編みやすい)
- ハサミ
- とじ針
準備するもの(頭囲50~52cmのキッズ用)
- 1輪の作り目を作り、その中に細編みを5目編み入れ閉じます(1段目)。
- 2増やし目をせず1段ずつ閉じながら5段細編みを編みます(2~6段目)。
- 37段目はすべての目に増やし目をして引き抜き編みで閉じます。
- 48段目は増し目、増し目なしを繰り返しながら一周編み閉じます。
- 59段目は増し目、増し目なし、増し目なしを繰り返しながら一周編んで閉じます。
- 610段目からは増し目なしを1つずつ増やしながら一周ずつ閉じながら編んでいきます。
- 7必要な大きさ(頭囲)まで編み広げたら、その後は増し目無しの段を3段ほど編みます。
- 8とじ針で閉じ、糸をハサミで切って糸始末をしたら完成です。
編み方
初心者でも簡単などんぐり帽子の編み方②細編みと長編みで編むどんぐり帽子
初心者の方におすすめのどんぐり帽子の編み方2つ目は、長編みと細編みで編むどんぐり帽子です。細編みをマスターしたら次は長編みにも挑戦してみたくなりますよね。
長編みを覚えることができればマフラーやアクリルたわしなど挑戦できる作品の幅がぐんと広がります。作り方をとても詳しく解説している動画がありますので参考にしながら挑戦してみてください。動画内では毛糸の色を変えていますが一色のみで作っても可愛いですね。
- 毛糸1~2玉 (動画内では合太毛糸)
- かぎ針 (毛糸に適した太さのかぎ針。動画内でも6/0号を使用しています)。
- ハサミ
- とじ針
準備するもの (頭囲42~50cmのキッズ用)
- 11段目は輪の作り目を作り、その中に長編みを5目編み入れ閉じます。
- 22段目は増やし目なしで5目長編みを編み、閉じます。
- 33・4段目はすべての目に増やし目をし、閉じます。
- 45段目は増やし目、増やし目なしを交互に繰り返し一周編みます。
- 56段目は増やし目、増やし目なし、増やし目なしを1セットにして繰り返し、一周編みます。
- 67段目~9段目はからも同様に増し目なしを1つずつ増やしながら編んでいきます。
- 710~17段目は増し目なしで編みます。
- 818~20段目からは細編みに変えますが、増し目なしで一周ずつ閉じながら編みます。
- 9とじ針で閉じ、糸をハサミで切って糸始末をしたら完成です。
作り方
初心者でも簡単などんぐり帽子の編み方③ボーダー柄のどんぐり帽子
次に紹介するのはボーダー柄のどんぐり帽子です。基本的な編み方は細編みと長編みなので変わりませんが使う毛糸の色を変えるだけで印象がガラっと変わりますね。写真のように何色も使っても可愛いですし、2色でボーダー柄を作っても可愛いです。また1段ずつ色を変えてもカラフルでお子様にぴったりな帽子になりそうです。
毛糸の色の変え方は段の編み終わりの引き抜き編みを行う際に、新しい色の糸で引き抜き編みを行うだけですが、こちらも詳しく説明している動画がありますので参考にしてみてください。色を変えるだけで簡単にオリジナリティが出せますので、色んな色を組み合わせて自分だけのオリジナルのどんぐり帽子を作ってみてください。
中上級者の方向け!どんぐり帽子の編み方2選
中上級者向けのどんぐり帽子の編み方①フルーツモチーフのどんぐり帽子
中上級者向けのどんぐり帽子の編み方の1つ目はぶどうをモチーフにしたどんぐり帽子です。このどんぐり帽子ではパプコーン編みという編み方を使って編んでいます。また使う毛糸の色を変えればリンゴ、梨、オレンジなど様々なフルーツのどんぐり帽子を編むことが出来ますよ。
- 毛糸(茶・紫・緑)
- かぎ針 (毛糸に適した太さのかぎ針)
- ハサミ
- とじ針
準備するもの
- 1まず茶色の毛糸でヘタになる部分を編みます。
- 2紫色の毛糸に変え、長編みで増し目をしながら3段ほど編みます。
- 3パプコーン編みを増し目をしながら必要な大きさ・長さになるまで編みます。
- 4必要な大きさになったら増し目なしで細編みを1段編みます。
- 5緑の糸で葉っぱになる部分を編み、とじ針を使ってヘタの付近に縫い付けます。
- 6とじ針で閉じ、糸をハサミで切って糸始末をしたら完成です。
作り方
中上級者向けのどんぐり帽子の編み方②表引き上げ編みのどんぐり帽子
中上級者向けのどんぐり帽子の編み方の2つ目は、表引き上げ編みを使った編み方です。引き上げ編みの特徴は編地にポコっとした筋が現れることです。帽子だけでなくカバンなどでも多く用いられる人気の編み方です。表引き上げ編みを使ったどんぐり帽子の詳しい作り方を紹介している動画がありますのでご覧ください。
- 毛糸 (動画内では極太毛糸を使用しています)。
- かぎ針 (極太毛糸には8/0~10/0号のかぎ針が適しています)。
- ハサミ
- とじ針
準備するもの
- 11段目は輪の作り目に鎖編み3目で立ち上がり、長編みを5目編み入れ引き抜き編みで閉じます。
- 22段目から表引き上げ編みをし、増し目をしながら必要な大きさ・長さまで編みます。
- 3必要な長さまで編めたら最後の1段は細編みを一周編みます。
- 4(棒針編みができる方は動画のようにアフガン編みにしても可愛いです。)
- 5とじ針で閉じ、糸をハサミで切って糸始末をしたら完成です。
作り方
可愛い手作りどんぐり帽子のアイデア5選
可愛いどんぐり帽子のアイデア①麦わら素材のどんぐり帽子
可愛いどんぐり帽子のアイデア1つ目は、麦わら帽子の素材で編むどんぐり帽子です。どんぐり帽子というと毛糸で編んだニット帽のイメージがありますが、こちらの素材で編めば夏でも被れる手編みのどんぐり帽子が出来上がります。こちらの素材はエコアンダリヤというビスコースレーヨン100%で出来た糸です。
通気性に優れており紫外線吸収率も80%あるので、夏用の糸としてとても人気を集めています。また写真のように赤や青、かすり染めなど様々な色が用意されているので自分の好きなイメージに合わせて選ぶことが出来ますよ。
可愛いどんぐり帽子のアイデア②パプコーン編みのぽこぽこどんぐり帽子
可愛いどんぐり帽子のアイデア2つ目は、パプコーン編みのぽこぽこどんぐり帽子です。中上級者向けのどんぐり帽子でもご紹介したパプコーン編みですが、編み方を変えるとポンポンがついたようになりとてもキュートですね。
可愛いどんぐり帽子のアイデア③オリジナルモチーフを付ける
可愛いどんぐり帽子のアイデア3つ目は、オリジナルモチーフを付けたどんぐり帽子です。オリジナルモチーフは毛糸も細いもので作ることが多いので中上級者向けですが、かぎ針編みに慣れたら挑戦してみたいですね。写真ではいかりのモチーフを付けていてかっこいいイメージに仕上がっています。
リボンやお花・ボタンなどを付けるとキュートなイメージに仕上がります。またイニシャルのモチーフを編んで付けるのもとても可愛いです。付けるモチーフによってイメージを変えることができるのは手編みならではですよね。こちらの記事には簡単な花の編み方も載っていますので様々な作品にも挑戦してみてくださいね。
可愛いどんぐり帽子のアイデア④どんぐり帽子のベレー帽
可愛いどんぐり帽子のアイデア4つ目は、ベレー帽の形をしたどんぐり帽子です。ベレー帽は一見難しそうに見えますが、どんぐり帽子から増やし目をする数を変えて減らし目をすることができれば簡単に手編みで編めてしまいますよ。
可愛いどんぐり帽子のアイデア⑤キャラクターモチーフ
可愛いどんぐり帽子のアイデア5つ目は、キャラクターモチーフのどんぐり帽子です。こちらのどんぐり帽子はセサミストリートのバートをモチーフにしています。通常のどんぐり帽子を編んでフェルトで目と鼻と眉毛を作り、毛糸で髪の毛を作っていてとても可愛く仕上がっています。
毛糸の色の選び方次第では様々なキャラクターを作ることができそうです。テーマパークに行く時のリンクコーデ用としてお揃いで制作したり、ハロウィンの仮装用としてもぴったりです。
初心者でも簡単な編み方で可愛いどんぐり帽子を編もう!
以上、初心者の方でも簡単に編めるどんぐり帽子の編み方と可愛いアイデアをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。編み物は難しそうで敬遠しがちですが、簡単な編み方をいくつか覚えればどんぐり帽子も編むことができます。興味を持った方はぜひ挑戦して、手編みの心がこもったほっこりする帽子を被ってみてくださいね。
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