初心者でもリボンって編めるの?
まずはかぎ編みの基礎から始めよう!
初心者の方はリボンを編むために、まずはかぎ編みの基礎を覚えましょう。基本のリボンを編むのにもっとも多いのはかぎ針編みのくさり編み、こま編み、長編みなどの基本的な編み方。この三種類をマスターすればリボンを編むのにもう心配はいりません!まずは実際に道具を準備して何度か編んでみるのが一番です。
かぎ編みがまったく分からないという方は、こちらの動画を見ながら基礎を覚えてみてください。太めの毛糸を使っているので、動きが見やすいかと思います。最初は混乱するかもしれませんが、もし失敗したらほどけばいいので大丈夫です。繰り返すうちに自分の癖や加減がつかめて、目がきれいに揃うようになりますよ。
少しの材料ですぐにできあがる手編みリボンは初心者にぴったり!
小さな手編みのリボンは、少しの材料ですぐにできあがるので初心者の方にぴったりです。リボンに限らず小さいモチーフは、見た目よりも簡単・短時間で編めてしまうので達成感があります。隙間時間にささっと作ることができますので、忙しい人でも大丈夫ですよ!
ただし、まだかぎ編みに慣れていないうちはなるべく毛足の短い糸を使うことをおすすめします。ふんわりした毛糸は仕上がりも可愛いのですが、目が分かりにくいので拾い間違えたりして、形が崩れてしまうことがあります。
また、モチーフ編みは中途半端に残ってしまったあまり糸の消費にも最適です。かぎ編みをある程度やる方なら、そういった毛糸の在庫は結構眠っていたりしますよね。挫折してしまって毛糸の在庫がある、という方もこの機会にもう一度取り組んでみるのはいかがでしょうか?
リボンの編み方!リボンを編むのに必要なものは?
【リボンの編み方】準備するもの①かぎ針・レース針
リボンを編むために必要なもの1つ目は、かぎ針・レース針です。使用する糸のラベルを見れば対応かぎ針の号数が書いてあります。持ちやすくグリップがついていたり、細いシンプルなものだったり、針にもいろいろ種類があるので、自分の使いやすいものを選んでいいと思います。
かぎ針やレース針は手芸店のメーカー品だけでなく、最近はダイソーなどの100均各店でも気軽に購入できます。これから手編みを始めようという方は、まず100均で道具を揃えてみるのがいいかと思います。こちらの関連記事でもご紹介していますので、よろしければ一緒に読んでみてください。
【リボンの編み方】準備するもの②ニットなどお好きな糸
リボンを編むために必要なもの2つ目は、お好きな糸です。毛糸(ニット)でもいいですし、レース糸でも構いません。太い糸を使えば大ぶりでふんわりしたリボンが出来上がり、レース糸を使えば小さくてかわいらしいリボンになります。同じ編み方でも糸の材質を変えるだけで、まったく違う表情になりますよ。
毛糸もレース糸も、道具と同じく100均で手に入ります。レース糸も号数があり、100均で一番多いものは「#20」という少し太めのものです。細くなればなるだけ難しいので、小さいものに挑戦したい方はこのくらいから始めてみるといいかと思います。
【リボンの編み方】準備するもの③とじ針
リボンを編むために必要なもの3つ目は、とじ針です。太めの縫い針のようなもので、糸始末をするときに使います。今回ご紹介する編み図でもとじ針を使用しますので、持っていない方は100均もしくは手芸店で探してみてくださいね。太さの異なる針が、3~5本くらいのセットになって売られていることが多いようです。
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方3選
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方①ぐるぐる巻きのシンプルリボン
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方1つ目は「ぐるぐる巻きのシンプルリボン」です。長方形を編んで、中心は毛糸をぐるぐると巻いてまとめてあります。まずはシンプルながらも存在感のある、こちらの作品から始めてみてはいかがでしょうか。慣れてきたら糸を引き揃えて編むと、さらにかわいくなりますよ!
- お好きな毛糸を少量(本体用と真ん中に巻くものをそれぞれ)
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
- 目数リング(必要に応じて)
- 引き揃え用の糸(必要に応じて)
用意するもの
- 1糸を引き出し、くさり編み8目で作り目をします。引き揃えるときは2本重ねて引き出してください。
- 28目編めたらくさり編み1目で立ち上がり、作り目から奥側1本だけを拾って、こま編みを編みます。(間違えそうで自信がないという方は、動画を参照して端に目数リングなどをつけておきましょう。)
- 3同じ動作を端まで繰り返し、こま編みが8目編めたら再びくさり編み1目で立ち上がって、編地を返します。
- 42段目以降は前段のこま編みの頭「2本」をしっかり拾って、こま編みをしていきます。8目編めたらまた同じように立ち上がりを編んで、編地を返して続けてください。
- 5最初の作り目は数えず、こま編みを合計15段編みます。
- 615段目が終わったら糸をとじて長めに切り、とじ針に糸を通して裏側へ目立たないように糸始末をします。本体はここまでです。
- 7続いて中心の部分に使う糸をとじ針に通し、本体の形を整えながら針で縫い付けていきます。
- 8裏側で糸を結んでとめたら、お好みの幅になるまでぐるぐると巻いていきます。
- 9最後は本体に少し通しながらはずれないように糸始末をして、糸を切ります。これで完成です!
ぐるぐる巻きのシンプルリボンの編み方
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方②二重リボン
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方2つ目は「二重リボン」です。さきほどのリボンは平面で中心も巻くだけでしたが、こちらはふっくらと重なったような形で、中心もパーツを作って組み合わせます。1つ目のものとは少し違った立体感が出ます。ナチュラルな糸で編めば大人でも十分使えそうですね。
- お好きな毛糸を少量
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
用意するもの
- 1糸を引き出し、くさり編みを25目編んで作り目をします。
- 2くさり編み1目で立ち上がり、編地を返して、作り目の裏山を拾いながらこま編みを25目編み入れます。
- 3端までこま編みを繰り返したら、くさり編み1目で立ち上がって次の段へ移ります。この繰り返しでこま編み25目、合計5段編んでいってください。
- 4最後まで編めたら糸を長めにとって切り、本体はここまでで一旦終わります。編みはじめの短い残り糸の方だけは、とじ針で糸始末をしておいてください。
- 5続いて中心のパーツを編みます。新たに糸を引き出し、くさり編み7目で作り目をします。
- 6くさり編み1目で立ち上がり、本体と同じように裏山を拾ってこま編みを7目編みます。
- 7作り目は数えずに合計2段こま編みを編んだら、糸を長めに残して切ってください。本体と同じく、編みはじめの糸端はとじ針で糸始末をしてしまいましょう。
- 8本体の残しておいた糸にとじ針を通し、本体を輪っか状にしたら、縫い物の要領で端をとじます。あまった部分は縫い込んでとめてしまいます。
- 9縫い目の部分を中心にして形を整え、中心パーツの糸にとじ針を通したら、覆うようにして巻き付けてください。
- 10形と位置が決まったら、裏側で縫い付けていきます。そのとき本体も少しすくいながらとじていくと、形がしっかり固定されます。やり方は動画でも詳しく紹介されています。
- 11最後に残りの糸始末をしたら、完成です!
二重リボンの編み方
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方③結ぶだけリボン(編み図)
初心者でも簡単な可愛いリボンの編み方3つ目は「結ぶだけリボン」です。増し目や減らし目があるので少しだけ難易度は上がりますが、糸を切らずに本体を一気に作ることができます!結んでリボンの形を作る、ヘアゴムなどにぴったりの作品です。基本のかぎ編みに慣れてきたらぜひこちらも挑戦してみてください。
- お好きな糸を少量
- かぎ針(編み図では3号を使用)
- とじ針
- はさみ
用意するもの
- 1糸を引き出し、くさり編みを1目編みます。ここが作り目になりますので、あまりきつく編まないように注意してください。
- 2くさり編み1目で立ち上がり、さきほどの作り目にこま編みを3目編み入れます。
- 3編み図にしたがって増し目・減らし目をしながら19段こま編みを編んでいきます。
- 4中心の結ぶ部分は、こま編み5目を14段繰り返します。
- 5最初に編んだ方向とは逆方向に、増し目・減らし目をしながら編んでいきます。段数は全部で53段になります。
- 6最後に糸を軽く引き締めてとじ、糸始末をしたら完成です!ヘアゴムなどに結んで形を整えてあげてください。
結ぶだけリボンの編み方
中上級者の方向け!リボンの編み方2選
中上級者の方向け!リボンの編み方①ふんわりリボン
中上級者の方向け!リボンの編み方1つ目は「ふんわりリボン」です。足まで編むのでここまでの編み方とはちょっと異なります。アクセサリーパーツや、作品のワンポイントにおすすめです!これまでとは違って中長編み・長々編みなどの編み方が使用されていますが、動画内でゆっくり解説されていますよ。
- お好きな糸を少量
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
用意するもの
中上級者の方向け!リボンの編み方②小さなちょうちょリボン(編み図)
中上級者の方向け!リボンの編み方2つ目は「小さなちょうちょリボン」です。編み図配布サイトは英語での紹介なのですが、写真でひとつひとつ工程が載せてあるので英語や編み図が読めない人でも大丈夫です。こちらも輪の作り目から始める編み方ですが、引っ張ってとじないタイプの方法で編まれています。
- お好きな糸を少量
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
用意するもの
- 1糸を引き出し、くさり編みを5目編みます。
- 2最初の1目と編み終わりを引き抜いて、小さな輪っかの形にします。ここが作り目になります。
- 3そこからくさり編み4目で立ち上がります。
- 4輪の作り目の中に長々編みを合計5目編み入れ、5目めが編めたら、くさり編みを4目して輪の中に引き抜きます。これでリボンの片側が完成しました。
- 5もう一度くさり編み4目で立ち上がり、長々編み5目、くさり編み4目、引き抜き編み1目を片側と同じように繰り返してください。
- 6中心部に巻くので糸を長めに残し、とじ針を通します。最後の引き抜きを起点にして中心をぐるぐる巻いていってください。
- 7とじ針ではずれないように糸始末をしたら形を整えて、これで完成です!
小さなちょうちょリボンの編み方
可愛い手作りリボンのアイデア5選
可愛い手作りリボンのアイデア①ヘアゴム
可愛い手作りリボンのアイデア1つ目は、ヘアゴムです。リボン作品ではもっとも多く作られているもので、ハンドメイド初心者の方にもおすすめ。材料も安くすみますし、簡単にたくさん作れるのでバザーやフリマなどに出すのもいいですね。糸や大きさを変えて、親子でお揃いにしたりしても素敵です。
可愛い手作りリボンのアイデア②アクセサリー
可愛い手作りリボンのアイデア2つ目は、アクセサリーのパーツとして使用することです。細いレース針で小さな手編みのリボンを作ったら、ピアスやネックレスなどに取り付けるだけ。大きめに編んでバングルのように使用している方も見かけられました。レース糸だとオールシーズン使えますよ。
可愛い手作りリボンのアイデア③ペットの首輪
可愛い手作りリボンのアイデア3つ目は、ペットの首輪です。蝶ネクタイのようでかわいいですよね!大事なペットのおめかしに、小さなリボンを編んであげてみてはいかがでしょうか?取れて飲み込んだりしないように、しっかりと取り付けてあげてくださいね。
可愛い手作りリボンのアイデア④ブローチ
可愛い手作りリボンのアイデア4つ目は、ブローチです。裏側にパーツを取り付けるだけで簡単にできますし、シンプルなストールの留め具などにすると、ぱっと華やかになって素敵ですよ。同じ要領で、クリップも作れます!ビーズなどを編みつけてもかわいいです。
可愛い手作りリボンのアイデア⑤カバンなどのアクセント
可愛い手作りリボンのアイデア5つ目は、カバンなどのアクセントに使う方法です。他の手編み作品につけてみたり、既成品に縫い付けるだけでもオリジナル感が出ます。お子さんにも喜ばれそうですね。
初心者でも簡単な編み方で可愛いリボンを編もう!
編み物に触れたことがない初心者の方でも、少し慣れればリボンは簡単に編むことができます。最初から完璧に作ることはできなくても、やり直しが苦にならないので挫折しにくいのが強みです。繰り返すうちに、今度はこのモチーフをつける大きな作品を作ってみたくなってくるかもしれません。
ぜひ今回ご紹介した編み図や動画を参考にして、かわいいリボンから編み物を始めてみてはいかがでしょうか?他にもネット上にはたくさんの素敵な編み図がありますので、慣れたらいろいろなものを編んで、編み物の世界を楽しんでみてみてくださいね。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事