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ネット(インターネット)でのマナーの重要性は?

インターネットでは全てが自己責任!自分の身は自分で守る必要がある!

トラブルに巻き込まれないように!

多彩なインターネットやSNSの発達によって、幼い子どもから大人まで幅広い年代の人達が気軽にインターネットを利用したコミュニケーションを行うことができるようになりました。しかし、ネットの発達と同時に、様々な場面で個人情報やパスワードなどをはじめとした、あなたの身の回りの情報を入力することになります。

また、ネットやSNSを利用するなかで、遠くに住む知らない人とコミュニケーションをするという方も多いです。様々な情報が行き交うネットは便利な反面、危険な一面も持っています。一度入力・送信した情報の全てを取り消すことは基本的に困難ですので、ネットで行う全ての行動は自己責任であると心に留めておきましょう

相手の顔が見えないネット上ではマナーが最も重要!

顔が見えないからこそマナーを大切に!

昨今は、スカイプをはじめとしたオンライン通話やテレビ電話などが発達してはいますが、いまだネット上のほとんどのやり取りでは「コミュニケーションをしている相手の顔が見えない」という特徴を持っています。そのため、自分・や相手の人柄・性格の全ては書かれている文章でしか察することができないのです。

そのため、実際に会って会話する以上に、ネット上で誰かとコミュニケーションを取るときにはマナーやネチケットが重要になってくるのです。ビジネスや趣味などの用途やコミュニケーションをする相手に合わせて、ルールを守って正しい言葉遣い・文章表現を用いるようにしましょう。

【基本編】知っておくべき正しいネットのマナー3選!

【基本編】知っておくべき正しいネットのマナー①パスワードはしっかり管理

思わぬトラブルに巻き込まれることも!

知っておくべき正しいネットのマナー基本編1つ目は「パスワードの管理」です。SNSやサイトなどにログインする時に、何気なく入力しているパスワードやアカウントですが、これらの情報はあなたが「正当な利用者や本人である」という証拠になる大切な情報なのです。

管理を疎かにしてしまうと、他者からの「乗っ取り」被害にあうだけでなく、電子マネーや現金を取られてしまう危険性もあります。パスワードの管理はもちろん、作成時には自分以外にはわからないものを使用するのが正しいマナーです。また、定期的にパスワードを変更すると、乗っ取り被害にあいにくくなりますよ。


また、家族や友達であっても同じユーザーIDやパスワードを共有するのは、誤解やトラブルの原因にもなるため、あまり正しいマナーであるといえません。たとえ他者のパスワードを入手することがあったとしても、本人にパスワードの変更をうながすようにし、決して勝手に入力することのないように注意しましょう。

【基本編】知っておくべき正しいネットのマナー②誹謗中傷をしないこと!

相手を傷つけることはしないで!

知っておくべき正しいネットのマナー基本編2つ目は「誹謗中傷はしないこと」です。匿名性が高く、どんな発言・行動も誰が行ったのかがわかりにくいのがネットの特徴の1つです。このネットの匿名性を利用して、他者を誹謗中傷するようなコメントがSNSやブログなどに書き込まれる被害も多いのです。

どんな場合であっても、誹謗中傷は他者の心を深く傷つけてしまう悪い行動であり、時には名誉棄損などによって訴訟事件などになる場合もあるのです。そのため、ネット上でコミュニケーションを行う時は、決して他者を傷付ける書き込みはしないようにしましょう。発言においても、お互いを尊敬し合うことが正しいマナーです。

【基本編】知っておくべき正しいネットのマナー③個人情報は掲載しないこと

個人情報はできるだけ入力しないように!

知っておくべき正しいネットのマナー基本編3つ目は「個人情報は容易に掲載しないこと」です。昨今はSNSにおいて投稿者の顔写真や個人情報が記載・掲載されている場面が多くあります。しかし、これらの情報に基づいて、ストーカー被害やネット上のトラブルに遭遇してしまうこともあるため、注意しましょう。

「顔は隠してあるから大丈夫!」と思う方も多いですが、掲載した人物に関する個人情報は本人の顔だけでなく、指の指紋や周辺の景色、服装・建物からも特定することが可能なのです。そのため、ネット上には安易に個人情報を記載・掲載しないようにすることが、ネット上の被害を防ぐ正しいマナーといえます。

【応用編】知ってるとかっこいい正しいネットのマナー3選!

【応用】知ってるとかっこいい正しいネットのマナー①情報の裏付けを取る

正しい情報を入手しよう!

知ってるとかっこいい正しいネットのマナー応用編1つ目は「情報の裏付けを取る」ことです。個人・法人・専門家などによって、日々膨大な情報が更新されているネット上では、掲載されている情報もまさに玉石混交です。掲載されている情報のなかには、引用元が明示されていないものや、嘘偽りが混ざっている場合もあります。


そのため、より正確な情報を得るためには1つのサイトだけでなく、同じジャンルの複数のサイトを参照したり、サイトに記載されている引用元が信用できるものかどうかを元のサイトや書籍で確認するなどといった「情報の裏付けを取る」ことを心がけるのが、ネット上の情報を取り扱うにあたっての正しいマナーです。

SNSなどに流された嘘の情報を安易に広めてしまうと、混乱やトラブルを引き起こしてしまう場合もあるため注意しましょう。専門家や医療従事者などによる情報は、書籍を出版している場合や発信者本人の経歴などが記載されている場合もあるため、様々なメディアを照らし合わせるのが正しい情報を収集する基本です。

【応用】知ってるとかっこいい正しいネットのマナー②著作権を守ること

画像や映像の使用には気を付けて!

知ってるとかっこいい正しいネットのマナー応用編2つ目は「著作権を守ること」です。SNSやネット上だけに関わらず、様々な場面で「著作権」という言葉を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?「著作権」とは、自身の著作物(作品や放送などの知的財産)を作者が独占する権利のことをいいます。

画像や音楽・アニメなどの様々な作品を守るための著作権ですが、SNSなどにおいては、他者が作成したイラストや画像を自分のものであると勝手にアップロード・販売をしたり、他者が作った映像や音楽を無許可で使用するなどといった悪いマナーが横行しているのも事実です。

著作権侵害によって、作者が得るべき利益が奪われてしまったり、罰金・訴訟などといったトラブルにつながることもあるのです。画像や映像を利用したい場合は、使用前にあらかじめ作者本人に使用許可を取り、作者が定める使用上のルールやマナーを守って使用するようにしましょう。

【応用】かっこいい正しいネットのマナー③メールの内容や宛先は事前に確認

仲間と一緒に確認するのもいいかも!

知ってるとかっこいい正しいネットのマナー応用編3つ目は「メールの内容や宛先は事前に確認する」ことです。SNSだけでなく、ビジネスシーンなどにおけるコミュニケーションにおいても重宝されるインターネットですが、メールなどを送信する前には、しっかり内容や宛先が正しいかどうかを確認するようにしましょう。

メールやコメントの本文はもちろん、間違った相手に送信することや他のメール・コメントと混ざっても分かりやすいように、宛先やタイトルなども見直しておくと良いでしょう。文章を中心としたやり取りにおいては、誤字や脱字などによって内容が変わってしまったり、相手に誤解を与えてしまう場合もあるため、注意しましょう

意外とやりがち!悪いネットのマナー例3選!

意外とやりがち!悪いネットマナー①他者が写っている写真を勝手に掲載する


写真はアナタだけの思い出にしよう!

意外とやりがち!悪いネットマナー1つ目は「他者が写っている写真を勝手に掲載する」ということです。SNSに写真をアップロードする方が多い現在ですが、なかには写真に写っている友達の許可を取らずにアップロードしたためにトラブルになったということも多いのです。

写真に一緒に写っている友達や他者の許可なくアップロードするのは「肖像権」の侵害にあたる場合があります。勝手に写真を撮られた・アップされた人のプライバシー侵害になるため、写真を撮影する時やアップロードする時には、あらかじめ一緒に写っている人の許可を得るのが正しいマナーといえます。

意外とやりがち!悪いネットマナー例②メールに容量の大きいデータを添付

大容量のデータは他の人の迷惑になる!

意外とやりがち!悪いネットマナー2つ目は「メールに容量の大きいデータを添付する」ことです。ビジネスや趣味などといった様々な場面で画像や動画などを送り合う場面もあることでしょう。しかし、あまりにも容量が大きいデータを添付したメールを送るのは基本的に悪いマナーであるとされています。

容量が大きすぎるデータは、送った相手のパソコンやスマホの負担になってしまうため、容量の大きなデータを送る時には、zipファイルにまとめるなどをして軽量化をするようにこころがけるのが基本的なマナーです。

意外とやりがち!悪いネットマナー例③他人の意見を罵倒する

他人の心を傷つけないで!

意外とやりがち!悪いネットマナー3つ目は「他人の意見を罵倒する」ことです。ネット上では実に多くの人々がブログやSNSにおいて意見したり、考えを書き込んだりしていますが、閲覧している情報のなかには、自分の価値観・考えとは正反対の意見や主張を目にすることも少なくありません。

しかし、このような場合でも他者の意見を罵倒するのは悪いマナーであり、ネット上では許される行いではありません。多彩な考え方や意見に触れられる環境であるネットだからこそ、他者の価値観を受け入れられるだけの心の余裕を持つことが必要です。偏見に基づいた意見は、トラブルや炎上のもととなるため注意しましょう。

ネットだけに関わらず、他人の悪口を言う人はあちこちに存在していますが、実は人の陰口や悪口を言う人には、一目ではわからない心理が隠されているのです。そこで関連記事では、他人の陰口・悪口を言う人の心理についてまとめた記事を掲載しています。

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インターネットやネチケットに関する法律・ルール

インターネットやネチケットに関する法律・ルール①肖像権

写真撮影もルールを守って!

インターネットやネチケットに関する法律・ルール1つ目は「肖像権」です。「肖像権」とは、私生活上の容姿を勝手に撮影される・撮影された写真・動画を勝手にアップロードするなどによる精神的苦痛から守られる権利のことをいいます。

また肖像権は、自分自身を守る「プライバシー権」とタレントなどが出演した時の利益や経済的価値を守る「パブリシティ権」の2つの側面を持っています。法律などで明記されてはいないため、侵害しても刑事上の責任が問われることはありませんが、民事事件では損害賠償請求などが認められる場合もあります。

インターネットやネチケットに関する法律・ルール②不正アクセス禁止法

不正なアクセスは絶対にしない!

インターネットやネチケットに関する法律・ルール2つ目は「不正アクセス禁止法」です。こちらの法律は、他者のIDやパスワードを入力したり、サイトなどの脆弱性を突いてハッキングなどにより利用権限がないにも関わらず、不正にアクセスするなどの行為を禁止する法律です。

SNSなどで横行している「なりすまし」もこの法律で禁止されている行動の1つであり、不正アクセス行為をした場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則が科される可能性があります。

ネットの正しいマナーを身に着けた大人になろう!

いかがでしたか?普段から何気なく利用しているインターネットですが、便利な反面トラブルに巻き込まれてしまう危険性も孕んでいます。今回ご紹介した正しいマナー・悪いマナーを参考に、正しい使い方でネットを利用していくことをこころがけましょう!

ネットを利用していると、他者の活動に対して批判・罵倒するなどの「アンチ活動」を行っている人を見かけることがあります。見ていて不快に感じることも多いアンチ活動ですが、実はアンチ活動を行うのには、ある心理が働いているのです。そこで関連記事では、アンチ活動をする人の心理についてまとめた記事を掲載しています

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