四柱推命・十干十二支について!
四柱推命に関して
四柱推命は、中国で「陰陽五行説」を元に生まれた人の命運を推察するという方法です。四柱推命は、年・月・日・時間の4つの干支によって成立します。また四柱推命という呼び名についてですが、これに関しては中国の原書で見られず日本独自のものだと言われています。
ですが英語圏での呼び名で「Four Pillars of Destiny」 または「Four Pillars Astrology」などと呼ばれていて、四柱推命も既に世界的に使用されています。中国では「子平」「三命」「命学」「命理」「八字(パーツー)」などと呼ばれています。
四柱推命の発祥
四柱推命の発祥の歴史は、中国で618年から始まる唐の時代より前からだったのではないかと言われております。唐より何百年も後に始まる明の時代で、萬育吾氏という方が「唐の時代から幾度命術が変わったものか」と感嘆していたのです。そのため、唐の時代以前からあったのではないかと言われています。
1100年頃、四柱推命の歴史で最古の書を執筆した南宋の徐居易である徐子平が、命学の祖といわれています。また一説には、戦国時代に天子の秘書官で蘭台御史だった珞琭子が、命理の始まりだったとされております。
徐楽吾氏は、扶抑・調候の意味を現代流に解説した本を、日本でも影響が及ぶほどに何冊も出版しました。それが現在の四柱推命学の元となってます。ただ滴天髄が編集したのは600年ほど前だそうで、その頃には子平の理論が完成していたことになるのです。そのため軌跡を温故知新として現代から追う形となります。
四柱推命が日本で伝わった歴史
四柱推命が日本に伝わったのは、江戸時代に桜田虎門が「淵海子平」の翻訳本を出したことから始まります。関東方面では高木乗氏、関西方面では阿部泰山が「泰山派」と言う流派を広げていき、現在の書店に並んでいる書籍でも泰山派を名乗る人が多いのです。
昭和初期、初代高木乗氏が「命理学会」を創設しました。その弟子である安田靖氏は「日本推命学研究会」をおこして、命式の五行を「円形の五行図に分布する方法」を考案しました。また一目で強弱を把握できる方法だととらえています。
日本命理学会の武田考玄氏は、中国の原書を長年研究して翻訳を行いました。そして「扶抑用神」に重点をおいた本を発表しました。昭和40年頃に、台湾から張耀文氏が来日し「透派」は中国子平を占術研究家を対象にしただけでなく、「香草社」を自らが運営してたくさんの書籍を出版されました。
十干について
十干(じっかん)とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からできている集合のことを言います。また干支を書く際に、干を支の前に書くことで天干(てんかん)とも言います。古代に中国で考えられて、日本に伝わりました。
五行に2つずつ、木(もく、き)・火(か、ひ)・土(と、つち)・金(こん、か)・水(すい、みず)にそれぞれ当てはめます。さらに陰陽を割り当てて、日本では陽・兄で陰・弟としています。例えば「甲」を「木の兄」(きのえ)、「乙」を「木の弟」(きのと)などと呼んでおります。
十二支について
十二支(じゅうにし)とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称です。上記で十干を天干とも言うと紹介しましたが、十二支は地支(ちし)とも言います。十二支は戦国時代に作られた陰陽五行説よりさらに古く、陰陽五行説による説明は占いの道具としての設定で後付けとも言われています。
また十二支を生命消長の循環過程とする説もあるようですが、それに関しては干支を幹枝と解釈した際に生じた植物の連想と、同音漢字を使った一般的な語源俗解手法による後漢時代の解釈であるため、どちらも学問的な意味はないのです。
女性編!四柱推命|戊午の性格・特徴3選!
四柱推命|戊午の性格・特徴①積極的である
四柱推命でわかる戊午の女性の性格の1つ目です。戊午の女性はとても積極的に行動するタイプです。そのため困っている人を手助けすることや、相談に乗りアドバイスをして寄り添ってあげるなどを積極的に行うことができます。
そのため周囲の人々からは、思いやりがあってとても頼りがいがある人という認識をされています。そして特にトラブルなどの困難に巻き込まれてもめげず立ち向かいます。そういう時に真価を発揮させることができるので、自然と仲間たちに慕われるリーダー格になるのです。
ただし、積極的であるがゆえに幼少期から親の言う事を聞かずに自分が思うがままに行動してしまうところがあります。困難にめげずに立ち向かえる強さはとても良いのですが、人の言う事を聞かずに行動してしまう点は、少し気を付けた方が良いでしょう。
四柱推命|戊午の性格・特徴②根性がある
四柱推命でわかる戊午の女性の性格の2つ目です。戊午の女性はとても根性がある性格です。上記でも紹介した積極的な行動で、自然と周りに人が集まっていきます。そしてリーダー格になっていくので、人々を引っ張っていく強さがあります。その強さも根性があることからだと思います。
またその根性から、問題の発生やトラブルに巻き込まれても慌てることはありません。周りが大騒ぎしようと物ともせずに解決しようとする根性があるのです。そのため大切な人のピンチでも、慌てないで支え続けてくれるタイプです。
しかし仕事を一生懸命に取り組むことで、裏付けられた自信と実力があります。その点はとても良いのですが、根性からか上司や目上の人に対して少々反抗的な態度に出てしまいがちです。そのため目の敵にされやすく、若いうちは苦労する可能性がとても高いのです。
四柱推命|戊午の性格・特徴③面倒見がある
四柱推命でわかる戊午の女性の性格の3つ目です。人の面倒見がとても良い性格です。積極的な性格も合わさり、なお困った人をほっておけない性格です。面倒見がよくて積極的に、そして根性があるため周囲の人からはとてもありがたい存在であるのです。
戊午の人の特徴は、雄大で大きい存在に感じる山そのものです。集まって来る周囲の人に安心感を与えさせることができます。さらに面倒見の良さから周りを助けアドバイスしてと、リーダー格になり周りを引っ張っていくのも納得の性格です。
男性編!四柱推命|戊午の性格・特徴3選!
リーダー志向
四柱推命でわかる戊午の男性の性格の1つ目です。リーダー志向が強いため、自分の意見を素直に聞いてくれる人を好んで仲間にしたいと考えます。ただし自分が思うがままに行動してしまう傾向があるので、なかなか相手の気持ちを掴むことができません。
それでも自分の意見を曲げたり、妥協することが許せないので結果として孤立してしまいがちです。また目の前にある仕事などに対してはとても一生懸命に取り組むことができるのですが、長期的な計画などの案を立てることがとても苦手です。
リーダーシップを発揮したいのですが、周囲の人の思いなどをまとめることが出来ずに結果バラバラになってしまう可能性があります。そのためリーダー志向は強いけれども、結局個人プレーとなってしまうようです。そうしていくと独立という考えが浮かんできて、個人事業を始めるというパターンも多くあるのです。
大胆な行動をする
四柱推命でわかる戊午の男性の性格の2つ目です。仕事にも恋愛にも何事にも一生懸命に取り組める性格なので、初めて挑戦することにも思い切って大胆に行動をします。さらに目標は大きく掲げて立ち向かうタイプです。
そして特異な能力も兼ね備えているタイプのようで、度胸があって何にも恐れることはないのです。物事に対しても、とても悠然であり落ち着いて取り込むことができます。そのため周りに集まる人々から尊敬されることでしょう。
プライドが高く負けず嫌い
四柱推命でわかる戊午の男性の性格の3つ目です。プライドが高く、負けず嫌いな性格です。ライバル関係にある人に負けることを特に嫌がり、どんな時も正々堂々と戦っていきます。負けてしまうと激しく動揺してしまい、口を利かずに孤立してしまいます。
また戊午の男性が部下の場合、気難しいところもあるので上司は少々扱い方に困ってしまうところもありそうです。現実的な考えを持つところも特徴としてあるので、ただ命令するよりは論理的な説明をしてから指示を出す方が良いでしょう。正論を直球でぶつけてしまい、若いうちは可愛げがないと言われ苦労することもあります。
四柱推命|戊午の運勢は?恋愛運/金運/仕事運
戊午の運勢!恋愛運
四柱推命でわかる戊午の運勢についてです。まず恋愛運の運勢ですが、とてもエネルギーがあるのが特徴です。そのため豊富で多彩な恋愛をします。結婚後、仕事を続けながらでも家庭を守ることができる良妻賢母の素質もあります。
ただし勝気な性格な面があるので、強気な相手との恋愛の場合は絶えず意見がぶつかってしまう傾向にあります。どちらかが折れなければいけないのですが、お互いに嫌がります。また戊午の人の特徴として、口を利かなくなってしまう傾向があります。結婚するなら優しく尽くしてくれる男性か従順で優しい女性が良いでしょう。
2019年の戊午の恋愛運は、自分の事で精一杯になってしまい投げやりな言動が多くなるとのことです。人とのトラブル・失恋・離婚、また子供とのいざこざも起きやすい時となる可能性が高いです。対人関係が不安定となる年になってしまいそうですので、注意が必要です。
戊午の運勢!金運
四柱推命でわかる戊午の金運についてです。2019年の運勢は金銭面で損失が多くなりそうな可能性が高い年です。人間関係のトラブルからも金銭の失敗が出ているようで、マイナスな要因が多くありそうな運勢だと考えます。
2019年は金運が低迷しそうな予感の戊午の運勢ですが、下記にて金運アップに効果があると言われている画像や壁紙についての記事を紹介しております。ぜひ運勢アップにお役立てください。
戊午の運勢!仕事運
四柱推命でわかる戊午の仕事運についてです。2019年は独立したいという気持ちが高まることや、積極的な行動ができるようになります。新しく計画をしてみることや、新しい自分への努力するための勇気が湧いてきます。ぜひ新しいことにチャレンジしてみましょう。
そのため新しい仕事の企画や、転業を行うのには良い年でもあります。ただし人間関係でのトラブルや、金銭面の失敗が目立つ可能性が高い年になります。多少の困難・苦労があっても乗り越えていくことができる運気でもあります。
四柱推命|戊午との相性について!
戊午と相性がバツグン!|「癸未」
四柱推命でわかる戊午と相性がバツグンなのは、「癸未」です。水性の性質である癸未は、大地を潤してくれる雨なのです。植物が育つため必要な水をもたらして成長を促すため、積極的に行動をする戊午の人との相性は良いです。戊午の人と癸羊の人は、信頼しあえる関係になることでしょう。
恋人・結婚相手として相性の良い|「丙寅」
四柱推命でわかる戊午と恋人・結婚相手として相性の良いのは、「丙寅」です。火性の陽の「丙」と、木性の陽の「寅」からできた干支です。温かい太陽、大きな樹木をイメージをさせます。大らかで平等に照らす太陽なので、誰であっても明るく接する丙寅の人の性格を表しています。
雄大な山と表される戊午は、丙寅の人の太陽のエネルギーを受けてさらに成長させることができるのです。プライドが高く思い通りにならないと口を利かなくなるタイプと、どんな人にも分け隔てなく接することができるタイプです。そのため戊午の人と、丙寅の人の恋愛や結婚での相性はとても良いです。
そんな戊午の人と恋愛の相性がよかった丙寅の人の2019年運勢についてや、性格・恋愛などについての記事を下記にて紹介しております。ぜひご覧になって丙寅の人についてチェックしてみましょう。
相性が最悪|「丙子」
四柱推命でわかる戊午と相性が最悪なのは、「丙子」です。丙子は火性の陽の「丙」と、冬の水性の陽の「子」が重なりできた干支です。冬の冷たい海の上で輝く、太陽の光というイメージなのです。そのため丙子の人の性格は、冷たい感情・暖かい感情が混ざりあっている神経質な性格です。
自分の思いどおりにならないことを嫌がる戊午の人と、コントロールすることができない丙子とは相性が悪いのです。もちろん必ずしも、戊午の人と丙子の人が相性が悪いことで仲良くできないというわけではないと思います。
そんな戊午と四柱推命では相性が悪いといわれる丙子の人の運勢や、性格についても次の記事では紹介しております。ぜひとも確認して、少しでも丙子の人のことについて知りましょう。
四柱推命での戊午の2019年
いかかでしたか?四柱推命の歴史から、戊午の人の性格・運勢などを紹介していきました。2019年の戊午は少々金運が低迷気味の運勢でした。また対人面のトラブルがあるようで、特に「身旺」の人には気をつけたほうが良い可能性が高いです。
ですが困難を乗り越えれないわけではなく、忙しい年となりそうですが活気にあふれそうです。そして特に「身弱」が2019年良い年のようで、戊午の人の協力者・援助者が出現する可能性があり積極的な活動ができるという期待があります。
あなた自身、もしくはあなたの気になる人や大切な人などが戊午なのでしょうか。戊午の性・相性・運勢や四柱推命を知っておいて、これからスタートする2019年をさらに明るく素敵な良い年にできるようにと願っております。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事