ラミネーターの機械の使い方
ラミネーターの使い方①ラミネーターの機械を温める
ラミネーターを使うには、まず本体の電源を入れます。電源が入ると自動的に本体の温度が上がるので、設定温度まで上がるのを待ちます。機種によって温度が上がるまでの時間は差があります。温度の設定の仕方については本体やフィルムの取扱説明書でよく確認してください。
設定温度まで上がると、音やランプで知らせてくれます。尚、本体周辺も熱くなりますので周囲には熱に弱いものを置かないように気をつけましょう。
ラミネーターの使い方②ラミネートフィルムの準備をする
ラミネーターの温度が上がるのを待っている間に、パウチしたいものをラミネートフィルムに挟んでおきます。フィルムからはみ出さないように余裕のあるフィルムサイズを選びましょう。余白の目安は5ミリくらいです。
ラミネートカードのように細かいものを作るときは、いくつかのアイテムを一枚のフィルムにセットして一気に加工するやり方があります。その際はカットする時に必要になる部分の余白にも気を付けて配置しましょう。
ラミネーターの使い方③ラミネートフィルムを機械に挿入する
本体が温まったらラミネートフィルムを挿入します。フィルムの閉じてある側からゆっくりと本体に通していきましょう。出てきたばかりのシートは熱くなっているので気をつけましょう。フィルム同士がしっかりくっついていれば完成です。
ラミネーターの簡単な使い方を紹介している動画がありましたのでご紹介します。実際にやり方を見て頂ければ、難しいものではないことがお分かりいただけると思います。
ラミネーターとフィルムの使い方のコツ
ラミネーターの機械の使い方のコツ
ラミネーターを使用するにあたって失敗しないためのコツとして、本体が温まるのをきちんと待ってからフィルムを挿入しましょう。挿入したフィルムは自動で送られますので、焦らず無理に引っ張らないことも大事です。
機械内部の温度は100℃近くまで上がるのでやけどには要注意です。使用後はコンセントを抜いて、本体が完全に冷めるまで待ってからしまいましょう。毎回きれいな仕上がりにするため、取扱説明書でメンテナンスの仕方をよく確認することをお勧めします。
ラミネートフィルムの使い方のコツ
ラミネートフィルムの使い方にもちょっとしたコツがあります。フィルムに挟むものの余白部分は少なすぎても失敗のもとですが、逆に余白が多すぎたり、フィルムだけを機械に通すのも詰まりや故障の原因となります。フィルムを挿入する方向にも気をつけましょう。逆向きに挿入してしまうと大変なことになります。
ラミネートフィルムの出口に物が置いてあると、引っかかって曲がったりよれた仕上がりになってしまいます。きれいに仕上げるためにも、ラミネーターの周辺は片づけておくことをお勧めします。
ラミネーターでは加工できないもの
ラミネーターは高温で加工を行うため、パウチできないものもあります。金属やビニールでできたもののように高い温度で変質するものや、段ボールやフェルトのように厚みのあるものは機械に通すことが出来ません。無理に通すと故障の原因となります。
また熱を加えることで印字する感熱紙(レシートなど)や、クレヨンで描いたものなど熱に弱いものはラミネート加工できません。ラミネーターに通していいのかどうか、事前に取扱説明書などでよく確認するようにしましょう。
ラミネーターの使い方が分かったら、色々なことに活用してみましょう。ここからはラミネート加工したものの使い方、家庭や仕事場でも使える活用の仕方のアイデアやコツをご紹介します。
ラミネーターの使い道|家庭での活用アイデア
家庭でのラミネーターの使い道①写真や書類の保存
家庭でのラミネーターの使い道の一つ目は、写真や書類の保存です。きれいなまま丈夫で長持ちさせることが可能なので、パウチしたものをファイリングしてアルバム代わりにする、という使い方もできます。
ただし、赤ちゃんのエコー写真など感熱紙でできたものは機械を通すと消えてしまいます。その場合はコピーを取ったりスマホなどで撮影し直した写真をパウチしましょう。仕方なくどうしても実物を、という場合は写真屋さんに頼む手段もあるようです。
また100均では、ラミネーターの機械を使わなくてもラミネート加工できる透明なシートが販売されています。機械を通すと消えてしまうものには、こちらを活用してみるのもいかがでしょうか。詳しい使い方などは下記の関連記事をご覧ください。
家庭でのラミネーターの使い道②ラミネートカード
家庭でのラミネーターの使い道の二つ目は、オリジナルラミネートカードの作成です。やり方は簡単で、自分で描いたイラストやお気に入りの写真をラミネート加工して、好きな形に切り抜いて作ります。ラミネートフィルムははさみで簡単に切ることができますが、フィルムの角は刺さるととても痛いので丸く切りましょう。
パンチで穴を開けてリボンを通してしおりにしたり、金具を通すとキーホルダーになります。穴を開ける部分も考慮して切り抜くのがコツです。是非、お気に入りのキャラクターやペットの写真で作ってみてはいかがでしょうか。
その他、裏に安全ピンをつけるとバッジに、シート状のマグネットを張れば自分だけのマグネットが出来上がります。アレンジの仕方が多彩なので作って楽しい、活用して楽しいアイテムです。
ラミネーターの使い道|趣味の活用アイデア
趣味のラミネーターの活用アイデア①レシピの保護
趣味でのラミネーターの活用アイデアの一つ目は、レシピの保護です。プリントアウトしたレシピをラミネート加工しておけば、立て掛けておくことも容易ですし、水や粉がかかったとしても拭き取ることができます。お気に入りレシピはそのままパンチで穴を開け、ファイリングすれば次回のお料理にも便利です。
同様に、水に強いことを利用して、お風呂に持ち込むものをラミネートする使い方もあります。お子さん用のあいうえお表を浴室の壁に張ったり、スピーチ原稿や台本をお風呂でリラックスしながら覚えるためになど、そんなときに便利です。
趣味のラミネーターの活用アイデア②オリジナルポスターや下敷き
趣味でのラミネーターの活用アイデアの二つ目は、オリジナルポスターや下敷きの作成です。雑誌の切り抜きを組み合わせたり、好きなアイドルやアニメキャラクターの画像を使って自分好みに作ることが出来ます。ただし著作権、肖像権などの侵害にならないよう、あくまで個人使用にとどめましょう。
小さなお子さんをお持ちの方には、ランチョンマットとしての活用の仕方は如何でしょうか。お子さんがお気に入りのキャラクターと一緒なら毎日の食事も楽しくなるはずです。汚れてしまってもさっと拭けばいいのでお手入れも簡単です。
紙の重なりが多かったり、デコボコしているところが多いとうまくパウチされません。そんな時は一度カラーコピーを取ってから加工するというやり方があります。デコボコがなければ下敷きとしての使い方もできますね。
趣味のラミネーターの活用アイデア例③オリジナルタグ
趣味でのラミネーター活用アイデアの三つ目は、オリジナルのタグを作成することです。ラミネートカードのように切り抜いて、好きな大きさや形で作ることが出来ます。例えばガーデニング用であれば植物の名前、植えた日にち、肥料や水やりメモとして土に挿しておくことがで可能です。
ラミネートフィルムの表面には油性ペンで文字を書くことができるため、カードサイズでパウチしたものに輪ゴムや針金を通し、ボトルキープ用のタグとして使用しているお店もあります。繰り返し使う場合は、セロテープを貼った上に文字を書くと書き直しなどが容易になります。
ラミネーターの使い道|お仕事での活用アイデア
お仕事でのラミネーターの活用アイデア①メニュー表や掲示物
お仕事でのラミネーターの活用アイデアの一つ目は、メニュー表や掲示物の作成です。飲食店の各テーブルに置いてあるメニュー表がラミネート加工されているのを見たことがある、という方は多いのではないでしょうか。水や汚れに強く、作り直しも容易なのでよく利用されている使い方です。
大きな掲示物を作るのにもラミネート加工は便利です。やり方は意外と単純で、数枚のラミネート加工したシートをつなげるだけです。文字を一つずつつなげて宣伝広告にしたり、大きなイラストを分割してパウチ加工したものを組み合わせます。大きな加工品を安く手軽に作れるので、よく使われるやり方です。
壁に貼るだけではなく、床に貼り付けて順路の案内や、順番待ちの並び方案内の表示に使う、といった利用の仕方もあります。丈夫で量産もしやすい、ラミネート加工ならではの使い方ですね。
お仕事でのラミネーターの活用アイデア②ディスプレイ
お仕事でのラミネーター活用アイデアの二つ目は、ディスプレイへの利用です。紙を切って飾るだけではすぐにボロボロになってしまいますが、ラミネート加工したものを使えば長い期間、丈夫に飾ることができます。
例えばラミネート加工したものを切り抜き、横につなげるとガーランド風、縦につなげるとモビール風の飾りが出来上がります。それらをさらに重ねて暖簾風のディスプレイを作る、なんて使い方もあります。
ちょうちょやトンボのイラストをパウチして、切り抜いたものを壁に貼り付けたり、造花に止まらせたりすると、手軽に立体的な季節感を表現することが出来ます。お花見やお月見の雰囲気を出したり、クリスマスやハロウィンの飾りつけにも活用できるやり方です。
ラミネーターの使い方を知って楽しく活用しよう
ラミネーターは、やり方を覚えればアイデア次第で色々な使い方ができます。コツをつかめば難しいことはありませんので、是非チャレンジしてみてください。自分なりの活用の仕方が見つかったなら、きっともっと楽しくなりますよ。
またこの記事でDIYに興味を待たれた方はいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に下記にDIYについての記事を載せました。よかったらこちらも合わせてご覧下さい。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事