市販の扇風機用の保冷剤とは?
市販の扇風機用保冷剤とは「平べったい氷枕」
最近では扇風機に取りつけられる、扇風機用の保冷剤が市販で売っています。扇風機のファンの周りに貼り付けられる商品で、見た目は「平べったい氷枕」のようなものです。この扇風機用の保冷剤は、扇風機の風をあらかじめ冷やすことによって、より一層冷却力を増そうという商品です。
市販の扇風機用保冷剤の効果
市販の扇風機用保冷剤を使うと、それなりに涼しくなり、扇風機の風の温度が下がっていることがわかります。ただしその涼しさというのはエアコンやクーラー並みの涼しさではもちろんありません。そのためかえって身体を冷やしすぎる心配もありませんし、使い方によってはエアコンやクーラーよりも便利と言えます。
扇風機用保冷剤は手作りすれば市販のものを買わなくていい!
扇風機用の保冷剤は手頃な価格で購入できますが、100均などで手軽に買えるものや、すでに自宅にあるものを使えば、手作りでも保冷剤の代用品を作ることは簡単です。自作の扇風機に使える保冷剤を作るのはとても手軽なので、わざわざ扇風機用保冷剤を購入する必要はありません。
暑い夏の必需品!エアコンやクーラーと扇風機の利点の違いは?
エアコンやクーラーは広いエリアを涼しくできる
クーラーが室内を冷却する力は大変強力なので、広いエリアを冷やすことができます。その威力は大型クーラー1台でオフィス全体を涼しくすることができるほどで、建物の外は大変暑くても、事務所の中はクーラーが効きすぎて身体が冷えすぎてしまうという時もあるほどです。それほどクーラーは広範囲を涼しくできるのです。
エアコンやクーラーは短い時間で室内の空気を冷やすことができる
寝室用の小型のエアコンやクーラーであっても、室内全体を涼しくするのに10分もかかりません。エアコンやクーラーの強力な風は、広いエリアを冷やすことができるだけではなく、その強い冷却機能のために短時間で室温を変えることができます。「気温26度の服装」についての記事がありますので、合わせてご覧ください。
扇風機の風の方がエアコンやクーラーよりも身体に優しい!
オフィスに勤めている女性の中には、オフィスに入っているクーラーのために冷え性になる人もいます。同じ姿勢で体を動かすことがないのに、クーラーで室温が冷えすぎてしまうために体温も低くなってしまうからです。そういった点では扇風機の風の方がクーラーよりも身体に優しく、冷え性を誘発することもありません。
扇風機を使う方が電気代がお得!
常識的なことですが、エアコンやクーラーよりも扇風機の方が消費する電力が少ないので、その分電気代がお得です。何時間もつけっぱなしにするのなら、クーラーよりも扇風機の方がお財布にやさしい冷房器具なのです。「オール電化住宅の電気代平均」についての関連記事がありますので、合わせてご覧ください。
夏の夜は保冷剤を使った扇風機はエアコンやクーラーよりも良い?
寝冷え注意!真夏の夜でも眠っている時には扇風機の方が良い
前述のように、クーラーよりも扇風機の風の方が身体を冷やしすぎることがないので、眠って意識がなくなっている時につかうなら扇風機の方が身体に良いのです。保冷材を使ってより冷たい風を送ることができる扇風機なら、寝入りばなに室内の熱い空気に悩まされることもなく、つけっぱなしにして寝ても体を冷やしすぎません。
赤ちゃんには保冷剤付きの扇風機の方が良い
赤ちゃんや小さい子供は、大人と違って身体が繊細なので、クーラーをつけっぱなしにした状態で眠ると風邪をひいたりお腹を壊したりしかねません。猛暑の夜には、眠り始める時にクーラーの風を入れるくらいは良いですが、赤ちゃんや小さい子供が寝入ってしまったら、保冷剤付きの扇風機に切り替えた方が安心です。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物6選
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物①ペットボトル
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の1つ目は「ペットボトル」です。ペットボトルに水や凍らせてもいい液体を入れたものを冷蔵庫の冷凍室で凍らせて、保冷剤として使います。凍らせたペットボトルはタオルで巻いて使うと、長時間保冷剤として使い続けることができます。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物②弁当用のジェル保冷剤
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の2つ目は「弁当用のジェル保冷剤」です。お弁当用のジェル保冷剤の他にも、もっと小さなパックになったジェル状の保冷剤も、同様に自作保冷剤として使うことができます。凍らせたお弁当用の保冷剤も、長持ちさせるためにタオルで巻くと水滴となって熱が逃げません。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物③洗濯用ネット
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の3つ目は「洗濯用ネット」です。洗濯用ネットの取り付け方は、扇風機のファンの部分に洗濯ばさみやクリップでぶら下げて使います。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物④フック付きバスケット
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の4つ目は「フック付きバスケット」です。「フック付きバスケット」の取り付け方は、扇風機のファンの前面にフックを突き刺して下げます。そうして扇風機の前面に取り付けたバスケットの中に、保冷剤を入れて使います。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物⑤氷枕(水枕)
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の5つ目は「氷枕(水枕)」です。氷枕や水枕は、扇風機の保冷剤としては少し大きいですが、洗濯用のネットやタコ糸などで扇風機の保冷剤として使えますし、繰り返し使えることが利点です。お弁当用の保冷剤やペットボトルと同じように、タオルで巻くと長時間使えます。
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物⑥タコ糸
100均で買える扇風機の自作保冷剤として使える物の6つ目は「タコ糸」です。ちょっと見た目はよくありませんが、凍らせた水の入ったペットボトルや氷枕など、大き目なものををタコ糸で縛って、扇風機のファンの前面に取りつけると保冷剤として使うことができます。
扇風機に付ける保冷剤の自作方法4選!
扇風機に付ける保冷剤の自作方法①凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く
扇風機に付ける保冷剤の自作方法と付け方の1つ目は「凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く」です。熱で溶けにくいようにタオルで巻いたペットボトルを小さいバケツなどで扇風機の前に置きます。バケツにタオルを敷き、タオルで巻いた凍ったペットボトルを何本も同じバケツに入れると、長時間持たせることができます。
扇風機に付ける保冷剤の自作方法②ネットを扇風機の前面に取りつける
使いまわしがきく小型の洗濯用ネット
Hommyランドリーネット 洗濯ねっと
扇風機に付ける保冷剤の自作方法と付け方の2つ目は「ネットを扇風機の前面に取りつける」です。クリップや洗濯ばさみで洗濯用ネットを扇風機のファンの部分に取りつけます。取り付けた洗濯用ネットに、十分に凍らせたジェル状の弁当用などの保冷剤を入れます。自作の保冷剤の用の洗濯ネットは目の粗いものを選びましょう。
扇風機に付ける保冷剤の自作方法③フック付きバスケットを扇風機にかける
扇風機に付ける保冷剤の自作方法と付け方の3つ目は「フック付きバスケットを扇風機にかける」です。100均で売っている小さめのフックのついているバスケット(ミニラック)を取り付けて、小さめの保冷剤を中に入れて使います。「8月上旬・中旬・下旬の東京の服」についての記事がありますので、合わせてご覧ください。
扇風機に付ける保冷剤の自作方法④大きい保冷剤はタコ糸で取り付ける
扇風機に付ける保冷剤の自作方法と付け方の4つ目は「大きい保冷剤はタコ糸で扇風機に取り付ける」です。氷枕などの大きめの保冷剤にちょうどいい洗濯ネットなどがなかった場合には、タコ糸を使って扇風機取り付けます。タオルで氷枕を巻くと、水滴が下に落ちることもなく長時間室温を下げることができます。
扇風機に自作の保冷剤を取り付けるときの注意点とは?
室温が暑すぎる時にはまず熱い空気を外に出す
もしもあまりにも室温が暑すぎる時には、扇風機に自作保冷剤を取り付けて動かし始める前に、窓を開けて扇風機を最大の風速にして回し、まず熱くなりすぎている室内の空気を外に出してしまいましょう。その方が室温が多少は下がるので、同じ保冷剤を少しでも長く使い続けることができますし、体感温度も低くできます。
手作りの保冷剤は扇風機の前の方に取り付ける
自作の保冷剤の扇風機への付け方は、扇風機の前に取りつけて冷たい風を送るような付け方をすることが肝心です。扇風機の保冷剤を扇風機の後ろに取りつけると、保冷剤が溶けにくく長持ちしますが、送る風が冷えないので、扇風機の風自体が冷たくならないので、あまり涼しくならないので気を付けましょう。
熱すぎる真夏には濡れタオルを扇風機の首のところにセットする
あまりにも熱い真夏の夜などでは、自作の保冷材だけでは十分に涼しくなったようには感じないかもしれません。そういう時には冷たい水を含ませたタオルを扇風機の首のところに置いてみましょう。そうすると扇風機が後ろから取り込む風の温度を下げることができるので、幾分扇風機の風の温度を冷たくすることができます。
手作りの保冷剤はタオルで巻くと水滴が落ちず長時間室温を下げられる
前述のように、自作の保冷剤をタオルで巻くことによって、保冷剤の冷たい温度が外に逃げなくなるので、長時間使うことができ、一定の冷たさで室温を下げることができます。手作りの保冷剤をタオルで巻くと保冷剤の氷が解けてしまっても水滴が下に落ちないので、カーペットや畳が濡れてしまうことを防ぐこともできます。
試してみよう!結構お手軽な手作りの扇風機用保冷剤
扇風機の利点の最大のところは、何といっても電気代がかからず、身体にも優しいところです。生まれたばかりの赤ちゃんが暑がるからといって、エアコンやクーラーをガンガン効かせるのは大変危険です。赤ちゃんばかりではなく、小さな子供や体が弱っているお年寄りや病人の方にも、やはり扇風機は身体に優しい冷房装置です。
その反面、扇風機の風はエアコンやクーラーよりも温度がどうしても高いので、猛暑の時期は扇風機だけでは暑すぎ、特に夜は暑さで眠れないということもあります。そんな時には手作りの保冷剤を取り付けた扇風機を使ってみましょう。保冷剤を使わない時よりは、扇風機の風の温度がいくらか下がるので使い勝手が良いものです。
それでもどうしても室温が高すぎる夜などには、エアコンやクーラーにタイマーを利かせ、保冷剤を取り付けた扇風機の風と併用すると良いでしょう。完全に眠ってしまった時には、人間の体温は思いのほか下がっているものなのです。そういう時にはエアコンやクーラーが停止していて、扇風機の風だけを使う方が良いのです。
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