玄米のメリットとデメリットは?
玄米のメリット①ビタミン・ミネラルが豊富
玄米のメリット1つ目は、ビタミン・ミネラルが豊富ということです。白米に比べ玄米は体に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なため、健康や美容に良いとされています。これは、精米した時に籾殻と一緒に栄養素が剥がれてしまうためです。玄米は食物繊維も豊富なので、便秘解消にも良いとされています。
玄米のメリット②美容効果が期待できる
玄米のメリット2つ目は、美容効果が期待できるということです。玄米にはビタミンEが特に多くの含まれているため、抗酸化作用があり衰えた肌やくすみがちな肌にも良く、美容効果が期待できます。他にもガンの抑制効果などもあると言われており、スーパーフードとして健康に気遣う年配の人にもおすすめの食材です。
玄米のデメリット①フィチン酸が体に悪影響
玄米のデメリット1つ目は、フィチン酸が体に悪影響ということです。フィチン酸は玄米や雑穀米などに多く含まれており、ミネラルを排出してしまう働きがあります。極度にミネラルが少ない食事と玄米を合わせて食べると、体へのミネラルの吸収を阻害し体に悪影響を及ぼしてしまいます。
玄米のデメリット②残留農薬が体に悪影響
玄米のデメリット2つ目は、残留農薬が体に悪影響ということです。残留農薬は白米より玄米の方が多いとされています。白米は精米することにより取り除かれるため、あまり心配することはありません。しかし玄米はぬかが付いたままなので、残留農薬が体に悪影響を及ぼす心配があります。
玄米の残留農薬の心配は、炊く前のひと手間で減らすことが可能です。玄米を水に浸すことで残留農薬を減らすことができます。普段から行っている人も多いかもしれませんが、玄米や白米に限らず野菜なども水に浸すことで残留農薬を減らすことができます。
お米や玄米は保存方法が悪いと美味しくなくなったり、虫が発生してしまうこともありまし。毎日美味しいお米を食べるために、お米の保存方法をしっかりしておきましょう。お米の保存方法を紹介している記事がありますので、合わせてご覧ください。
玄米の消化が悪い(消化不良)原因は?消化時間は?
玄米の消化が悪い(消化不良)原因①セルロース
玄米の消化が悪い原因はセルロースです。セルロースとは、玄米を覆っている硬い皮のことで、この皮を体内で上手く消化できないことがあります。しかしこのセルロースは食物繊維でできているので、しっかりとした方法で炊くことで消化を良くする役割へと変化させることができます。
玄米は発芽させることで消化も良くすることができます。長時間水に浸すことで玄米は発芽します。発芽させた玄米は、硬さがなくなりモチモチとした食間になります。また、玄米のデメリットであるフィチン酸や農薬が無毒化されるので、安心して食べることができます。
玄米の消化が悪い(消化不良)原因②噛む回数が少ない
玄米の消化が悪い原因2つ目は、噛む回数が少ないということです。玄米は硬い皮に覆われているので、白米を食べるときと同じように咬んでいては消化不良を起こしてしまうこともあります。消化を良くするために、白米やおかずよりも噛む回数を30回以上増やしましょう。
玄米の消化が悪い(消化不良)原因③食べ過ぎ
玄米の消化が悪い原因3つ目は、食べ過ぎです。白米よりも硬くミネラルの吸収も阻害してしまう玄米は、食べ過ぎてしまうと、上手く消化不良を起こしてしまいます。玄米はパサパサした食間で、食べにくいと感じる人も多く、水分で流し込んでしまいがちです。そのため、食べ過ぎてしまい消化不良になってしまいます。
玄米の消化が悪い(消化不良)原因④そのまま食べる
玄米の消化が悪い原因4つ目は、そのまま食べるということです。玄米は硬い皮で覆われているため、白米のようにそのまま炊いて食べると皮が硬いまま残ってしまい、上手く消化できずに、消化不良を起こしてしまうことがあります。
玄米の消化時間は3時間以上
玄米の消化時間は3時間以上と言われています。個人の消化の速度や炊き方、噛む回数によって異なりますが、平均3時間で消化されます。白米は皮に覆われていない分、玄米より早く消化されます。玄米は白米よりもパサつきや味に癖があることから、苦手とする人も多くいます。
玄米にはダイエット効果も期待できますが、食事を抜いたダイエット方法を取る人も少なくありません。しかしダイエットにもアンチエイジングに食事は重要であると言われています。見た目が若々しい人の食事の特徴をまとめた記事がありますので、是非合わせてご覧ください。
消化を良くする玄米の正しい食べ方は?
消化を良くする玄米の正しい食べ方①長時間水に浸ける
消化を良くする玄米の正しい食べ方1つ目は、長時間水に浸ける方法です。玄米は洗い方も白米と違ったコツがあります。まず軽く水洗いをし、汚れなどを流します。
次に玄米同士を擦るようにもみ洗いをします。これを3回程繰り返すことで玄米に細かい傷がつき、そこから水が入るので柔らかくふっくらと炊き上がります。玄米を洗った後は夏は12時間、冬は24時間水に浸けておくことで発芽し、体に悪影響な毒性を無くし栄養素も高めることができます。
水に浸けておく時間が長いので、2時間毎に水を入れ変えましょう。手間のかかる作業ですが、こうすることで玄米の硬さやパサパサ感がなくなり、消化も良くすることができます。
消化を良くする玄米の正しい食べ方②良く噛む
消化を良くする玄米の正しい食べ方2つ目は、良く噛むということです。玄米を発芽させてから炊くことで柔らかく消化も良くなりますが、さらに噛む回数を増やすことで消化が良くなります。一般的に一口30回噛むのが理想とされていますが、玄米を食べる場合は20回から30回プラスしましょう。
良く噛むことは消化を助けることの他に、様々な効果が期待できます。顎をたくさん動かすことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止になります。小さな子供や高齢者は脳の発達に効果があります。
消化を良くする玄米の正しい食べ方③食べ合わせに注意する
消化を良くする玄米の正しい食べ方3つ目は、食べ合わせに注意することです。玄米は発芽させることで食物繊維が豊富になります。そのため食物繊維が豊富な食材と合わせて摂ると、体からミネラル成分を排出しすぎてしまう恐れがあります。
玄米はリゾットや雑炊などにすると柔らかくなり、消化も良くなります。また玄米と合わせて食べると良い食材は、鶏肉やヨーグルトやチーズ、味噌などの発酵食品です。鶏肉や発酵食品は消化が良い食材なので、玄米の消化も促してくれます。
玄米の中でも酸素玄米が優秀で健康にいい
酵素玄米とは小豆を混ぜて炊いた健康にいいご飯
酵素玄米とは玄米と小豆、塩を混ぜて炊き、3日間保温したご飯です。そのままの玄米や、発芽玄米より健康にいいと言われています。3日間保温している間に玄米の糠に多く含まる酵素が働きます。この酵素の働きによって、玄米に含まれるビタミンやミネラルの吸収を良くしてくれたり、消化も良くなる効果が期待できます。
玄米のビタミンやミネラルと小豆のポリフェノールが美肌効果や健康にも良い食材で、肌の老廃物を排出し細胞の老化も防いでくれます。普通の玄米よりも消化が良いので、お通じも良くなりダイエット効果が期待できます。
酵素玄米の効能|代謝を上げる
酸素玄米の効能は、酵素の力で普通の玄米よりも代謝が良くなります。硬くパサつきのある玄米とは違い、柔らかくなってくるので消化しやすくなっています。そのため、食べ過ぎやお腹の弱い人は注意してください。
また、酵素玄米は豊富な栄養素とGABAが大量に取れるので、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。酵素玄米には水溶性食物繊維が豊富で、整腸作用もあり便秘の人にもおすすめです。デトックス効果など様々な効果が期待できるので、ダイエットに最適な食材です。
酵素玄米の簡単な作り方
酵素玄米の簡単な作り方は、まず玄米3合と小豆20gを水で軽く洗い、釜に入れ100cc程度の水と塩小さじ半分を入れ泡だて器で約5分から10分かき混ぜます。玄米に傷を付けることで水が入り、発酵が速やかに進行します。残りの水1100ccを加え、約8時間から10時間水に浸します。
玄米炊飯コースがある場合は玄米炊飯で、ない場合には少し水を多目にし通常炊飯か白米コースで炊いてください。炊きあがってから3日間保温させますが、1日1回そっと混ぜて3日間発酵させて出来上がりです。
玄米を食べることにより色々な良い効果が期待できます。ダイエットにも良いとされる玄米と相性の良い鶏肉もダイエットにおすすめです。鶏肉を使ったダイエットレシピを紹介している記事がありますので、是非合わせて読んでみてください。
玄米を美味しく食べて健康になろう!
スーパーフードと呼ばれる玄米は、炊き方や食べ方によって消化不良を起こしてしまうこともあります。食べ合わせの良い食材と合わせることで、玄米の効能をよりアップさせることができます。今回ご紹介した玄米の食べ方を参考に、美味しく食べて家族みんなで健康になりましょう。
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