小学校の運動会|開催時期や日程はいつ?
小学校の運動会の開催時期や日程はいつか①5月から6月にかけて
小学校の運動会の開催時期や日程の1つ目は、5月から6月にかけてです。昭和60年の頃は、全国の小学校の約3割が春の時期に運動会を行っていました。春は暑すぎず寒すぎない穏やかな気候で雨も少なくなおかつ台風が来る時期ではないため、運動会を行うのにちょうど良い季節だからです。
しかし、今ではその割合が増え約5割の小学校が春に運動会を行うようになりました。北海道では約8割、東北では約6割の学校が春に運動会を行っており、比較的寒い地域は農家にゆとりがあり、なおかつ雪の影響が少ない春に運動会を行う学校が多い傾向にあります。
一方沖縄では、梅雨の時期が早いため春に運動会を行うと梅雨とかぶってしまう可能性があるため、春に運動会を行う小学校は少ないようです。
小学校の運動会の開催時期や日程はいつか②9月から10月にかけて
小学校の運動会の開催時期や日程の2つ目は、9月から10月です。運動会は俳句の季語でも使われる言葉で秋を意味します。以前は、運動会は学校の関係者だけではなく地域の人たちも参加する一大イベントだったため、田植えや稲刈りなどの農業の繁忙期が終わる9月から10月にかけて運動会が行われるのが通例でした。
9月から10月は比較的過ごしやすい気候なため運動会にはもってこいの時期ですね。スポーツに親しむと言う意味を込めて体育の日が10月に定められたこともあって、体育の日の前後である9月から10月に運動会が行われるようになりました。
そのため、一昔前は全国の約6割の学校が秋に運動会を行っていました。しかし、今ではその割合が減り秋に運動会をする学校は約5割まで下がっています。また、今後も秋に運動会が開催される学校は減少する見込みです。
小学校の運動会の開催時期や日程はいつか③春と秋の両方
小学校の運動会の開催時期や日程の3つ目は、春と秋の両方です。昭和45年から50年頃は、比較的気候が穏やかな春と秋両方の時期に運動会をする学校が多くありました。しかし、週休2日制の導入に伴い授業日数が減ってしまいました。
そのため、授業日を確保するために今まで年2回行われていた運動会を1回に減らす学校が増え、今では運動会と言えば年1回と言う風潮になってきました。しかし、今でも小学校によっては、春と秋の両方運動会を行うと言うところもあります。
ただ、春と秋に運動会を行う小学校は今はとても少なくなっており、年2回運動会を行う学校は全国的に見ても2割程度しかありません。
秋から春に変わった理由は?
運動会が秋から春に変わった理由①熱中症対策
運動会が秋から春に変わった理由1つ目は、熱中症対策です。運動会が秋から春に変わった理由はいくつかありますが、運動会の開催時期が変わった一番の理由は熱中症対策のためです。近年、温暖化の関係で気温が上昇し、夏は毎年猛暑となっています。そのため、熱中症で倒れたり亡くなる人もとても多くなってきました。
運動会が秋に行われると、その運動会の練習は真夏の暑い日に行われることになり熱中症になる可能性が高くなります。また、運動会が9月に行われると残暑のためやはり熱中症が心配されます。こまめに水分補給を行っていたとしても、炎天下の中で動いていると水分補給が間に合わない場合もあり得ます。
また、運動会を見に来た保護者も暑い中長時間立ったまま運動会を観戦することになるため、保護者が熱中症になってしまう可能性もあります。このことも考慮し、熱中症対策として運動会の時期を秋から春に変更するところが多くなってきたのです。
運動会が秋から春に変わった理由②9月は台風の時期とかぶるため
運動会が秋から春に変わった理由2つ目は、9月は台風の時期とかぶるためです。毎年8月から9月にかけて日本に台風が上陸することが多く、波浪・洪水警報などが発令されると学校が休校になります。
台風などの天候の関係で運動会を中止する場合に備えて予備日を設けているところが多いですが、運動会が別日になってしまうと学校側や保護者側はその対応に追われることになり作業が大変になってしまいます。
そのようなこともあって、できる限り運動会当日に滞りなく行事を行えるように台風の少ない春に運動会を開催するところが多くなったのです。
運動会が秋から春に変わった理由③子供同士の親睦を深めるため
運動会が秋から春に変わった理由3つ目は、子供同士の親睦を深めるためです。春の時期は、新学期が始まったばかりで子供たちもまだクラスメートに慣れていない状態です。
そこで、クラスメートと仲良くなるきっかけ作りやクラスの団結力を高める狙いで、新学期が始まったばかりの春の時期に運動会をする学校が増えてきました。多くの子供たちは、新学期が始まってしばらくすると仲の良い子たちだけで固まって行動するようになると思います。
しかし、春に運動会を行うことでたくさんのクラスメートと関わるきっかけができ、それによってクラス全体の空気が良くなり楽しい1年を過ごすことができるようにと言う計らいもあります。
運動会が秋から春に変わった理由④受験勉強の時期とかぶるため
運動会が秋から春に変わった理由4つ目は、受験勉強の時期とかぶるためです。中学受験や高校受験はたまた小学受験など受験を控えている子供は、秋くらいの時期から受験勉強に専念したいと言う子が多くみられるようになってきました。
そのため、秋に運動会が開催されると受験勉強の妨げになってしまい、運動会にも専念できなくなってしまうと言う理由から運動会を春の時期に変更する学校もあります。
運動会が秋から春に変わった理由⑤秋に行われる行事を分散するため
運動会が秋から春に変わった理由5つ目は、秋に行われる行事を分散するためです。遠足や運動会、文化祭など1年の間には様々な行事がありますが、秋の時期は運動会、文化祭、合唱コンクールなど1年間の中でも最も行事が多い時期でもあります。
1つの時期に行事がかぶっていると、1つの行事が終わればすぐにまた別の行事の練習が始まるためその対応に追われることになります。そのため、秋に集中している行事を他の時期に分散させるために、行事の少ない春に運動会を変更する学校もあります。
また、運動会や文化祭などは保護者も多数参加する行事です。その時にどんな服装をしていけば良いのか悩む人は多いと思います。そこで、学校行事や授業参観に見合う服装をご紹介します。その記事を下に貼っておきますのでこちらも合わせてご覧ください。
「体育の日」は何をする?
「体育の日」にすること①積極的にスポーツをする
「体育の日」にすることの1つ目は、積極的にスポーツをすると言うことです。体育の日は、始めて日本でオリンピックが開催された昭和39年10月10日を記念して、毎年10月の第2月曜日は「体育の日」と呼ばれる国民の祝日が制定されました。
また、平成32年からは、「体育の日」から「スポーツの日」に名称が変わることが決定しています。この「体育の日」はスポーツに親しむことを目的としている日です。そのため、自ら積極的に体を動かすことを推進する日でもあります。
ジョギングやランニングなど身近なスポーツでも良いので、運動不足ぎみな人から日頃からスポーツをしている人まで何かしらのスポーツに取り組んでみましょう。
「体育の日」にすること②皆でスポーツを楽しむ
「体育の日」にすること2つ目は、皆でスポーツを楽しむと言うことです。「体育の日」は体を動かすことを目的としているため、1人でできるスポーツを行っても全く問題はありません。しかし「体育の日」は人と一緒にスポーツを楽しむと言う意味も込められています。
一人で自分のペースで体を動かすのも良いですが、誰かと一緒にスポーツに打ち込んだ方が楽しさも倍増しますよね。友達を誘ってテニスクラブや草野球、スポッチャなどでスポーツを楽しむのも良いでしょう。また「体育の日」は、出雲駅伝と呼ばれる島根県で行われる駅伝が開催される日でもあります。
その他にも「体育の日」では、各地でスポーツイベントが開かれたり、スポーツ施設を無料で開放してくれるところや、はたまた体力測定をしてくれるところもあります。このように「体育の日」は、その日ならではの楽しめるスポットがたくさんあるのでこの機会に出向いてみてはいかがでしょうか。
「体育の日」にすること③心身の健康を保つ
「体育の日」にすることの3つ目は、健康な体作りを心がけると言うことです。運動不足は、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病を発症してしまう可能性が高くなり、それに伴って脳卒中や心筋梗塞になるリスクも高まり最悪の場合は死亡してしまうこともあります。
また、疲労感、頭痛、うつ病、不眠などになってしまう可能性もあります。体を健康に保つことは心の健康にも繋がってきます。「体育の日」は、体だけでなく心の健康を培う日でもあるため、ストレスが溜まっている人ほどスポーツをして心身ともにリフレッシュしましょう。
また、ほとんどの人が職場やご近所付き合いなどの人間関係でストレスを感じていると思います。そんな、人間関係のストレス解消法をご紹介します。その記事を下に貼っておきますのでこちらも合わせてご覧ください。
前もって小学校の運動会の時期を調べよう
小学校の運動会の開催時期は、春に行われる学校が多くなってきましたが、秋に開催される学校もまだまだ多くあります。運動会は、子供だけでなく保護者が参加する種目もあるため、運動会が近づいて来るとトレーニングをする親御さんもいると思います。
通っている学校の運動会がいつ開催されるのかを前もって調べておき、それに備えて心と体の準備をして楽しい運動会を迎えてくださいね。
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