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3歳児の反抗期って何?

3歳の反抗期とは自我が芽生え始めた証拠

泣く子供

「魔の3歳児」とも言われる第一反抗期である3歳という年齢ですが、これも成長の証という捉え方もできます。3歳になると、徐々に理解力も高まりますが、それでもまだ言葉や行動に未熟な部分が見受けられる時期でもあります。その為、自分の欲求が相手に上手く伝わらないという苛立ちから反抗的態度になるのです。

また、「自分で何でもやってみたい」「最初から自分でやりたい」という気持ちからやってみるけど、なかなか上手くできないというジレンマから余計に本人もイライラしてしまうのです。できないけど、自分でやってみたいという繰り返しから、徐々にそれが反抗的態度となって周囲を惑わせていると言えます。

しかし、自分で何でもやってみたい、自分でできるという想いは、一種の成長の証でもあります。その為、両親や周囲の大人は、一番手を焼く時期と思うかもしれませんが、一定期間を過ぎればその状況も徐々に落ち着いてきます。子育てをしている人、皆がぶつかる壁でもありますので、イヤイヤ期を乗り越える術を学びましょう。

とにかく何でも「イヤイヤ」

親子3人の写真

とにかくすべての事に対して「イヤイヤ」というのが、3歳児の反抗期の特徴でもあります。自己主張の気持ちが強く表れた時の気持ちを一番表現した言葉というのが「イヤイヤ」という言葉なんです。人からの指図に対して、猛烈に反発しているという事が一番相手に伝わるという事もあり、この言葉を多用する傾向にあります。

ここに、3歳児の反抗期の特徴についてまとめた記事があるので、併せて読んでみて下さい。3歳児を育児している方にも、参考になる事がたくさん書かれていると思いますので、イヤイヤ期を乗り越える為の子育てのヒントが、数多くまとめてあると思います。

3歳児の反抗期の5つの特徴は?

3歳児の反抗期の特徴①すぐに手が出る


何か書いている男の子

3歳児の反抗期の特徴1つ目は「すぐに手が出る」です。3歳にもなると、お友達と一緒に遊んだりする機会も格段に増えてくる時期です。しかし、そこは同じように反抗期を迎えた子供です。一緒に遊んでいるうちにおもちゃの取り合いで喧嘩になってしまう事もあるでしょう。子育て中のママがまず悩むところです。

それだけでなく、感情を抑える事も難しい時期ですので、そういう意味でも手が出てしまうのも仕方ないのかもしれません。また、お友達だけでなく、パパやママ、お姉ちゃん、お兄ちゃんに対して手を出してしまう事もあります。しかし、これも徐々に自分の感情をコントロールできるようになるので、気長に待ちましょう。

3歳児の反抗期の特徴②泣きわめく

親子で楽しむ様子

3歳児の反抗期の特徴2つ目は「泣きわめく」です。上手く言葉を使う事ができず、手が出てしまうのを注意されたとなれば、その状況を理解するだけの能力はまだ、ありません。自分ではどうする事もできない感情を抑えつけられれば、当然「泣きわめく」という事以外、できませんよね。

よく見るのが、「おもちゃ屋」さんや「スーパーのお菓子売り場」での子供の行動です。パパやママに対して、好きなおもちゃやお菓子を買ってほしいと泣きわめく子供を見た事がありませんか?しかし、それでも買ってもらえなかった場合、その感情をぶつける場所を見失い、その結果、泣きわめくという行為に走るのです。

3歳児の反抗期の特徴③物を投げる

投げる

3歳児の反抗期の特徴3つ目は「物を投げる」という事です。3歳にありがちなのが、すぐに手に持っている物を投げるという行為です。少しでも気に入らない事があると、手に持っている物をすぐにポイポイと投げる事で、相手に自分の気持ちを理解してほしいと伝えているのです。

また、「甘えたい」という感情を表している行為とも言えます。3歳にもなると下の子が生まれたり、その子の置かれている環境も大きな変化が訪れているという事もあるでしょう。その為、その感情を上手く汲み取って対処していく事も大事な事だと思います。子育て中のママは余裕がない事も多いですが、そこはグッと我慢です。

3歳児の反抗期の特徴④外出中に駄々をこねる


親子3人で寝転ぶ

3歳児の反抗期の特徴4つ目は「外出中に駄々をこねる」という事です。スーパーなどで激しく駄々をこねる子供を目にする事もあると思います。「お菓子を買ってほしい」「帰りたくない」というように、駄々をこねてすべての事に対して抵抗する事もあります。しかし、親としては周囲の迷惑も考え、子供の言う通りにします。

一度、そのような態度を取ってしまうと、子供は同じようにすればおもちゃやお菓子を買ってもらえるという風に感じてしまい、今後も同じ事をようにするようになります。その為、子供の言いなりになってしまうと、その事が結果として3歳の反抗期を助長する事になる事も子育て中の人は覚えておきましょう。

3歳児の反抗期の特徴⑤できる事もしなくなる

本を読む親子

3歳児の反抗期の特徴5つ目は「できる事もしなくなる」です。何でも「したくない」「イヤイヤ」という場合、今まで普通にできていた事も、急に拒否するようになってしまう事もあります。また、それを無理にやらせようとすれば、余計に暴れたり、泣いたりする事もあるでしょう。

下の子が生まれた時に、よく「赤ちゃん返り」という現象がありますよね。これも、今まで普通にできていた事が急に、できなくなってしまう事であり、それもこれも「周囲の関心を集めたい」という想いからそのような、行動に走ってしまうという事です。

ここに、3歳の子供の成長についての記事があるので、併せて読んでみて下さい。男の子、女の子別に見る、それぞれの成長の特徴についても書かれているので、そういう意味でも育て方のノウハウにおいても参考になると思います。

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3歳児の反抗期のしつけのポイント5選

3歳児の反抗期のしつけのポイント①子供の気持ちを受け止める事で対処

子供3人と母親

3歳児の反抗期のしつけのポイント1つ目は「子供の気持ちを受け止める」です。初めての子育てとなると、自分にも気持ちの余裕がない事からつい、頭ごなしに叱ってしまうと思いますが、まずは子供の気持ちを一度、受け止める事を意識してみて下さい。「遊びたい」と駄々をこねる際は「まだ遊びたいよね」という風です。

そして、理解していないかもしれませんが、その理由をしっかりと述べてみて下さい。その理由は、本人にはどうでもいい事なんです。大事なのは、ママが自分の気持ちを理解してくれたという事です。自分の気持ちをわかってもらえたという事が、本人は一番うれしく、その積み重ねで意思疎通を学んでいきます。

3歳児の反抗期のしつけのポイント②スキンシップを取る

抱き合う親子

3歳児の反抗期のしつけのポイント2つ目は「スキンシップを取る」です。これは、育て方の基本です。3歳といえば、まだまだ甘えたい盛りの時期です。反抗的な態度により、ママやパパに嫌われたくないという気持ちは持っているので、それがよりストレスとなって反抗的な態度を加速させている事も多いものです。

その為、まずはそれを安心させる為にも「抱きしめる」という事で、子供を安心させる事が何より大事な事です。3歳児育児というのは、子供だけでなく親もイライラしてしまうものです。その為、スキンシップを取る事でお互いの気持ちを落ち着ける効果も期待できます。その為、スキンシップの時間を定期的に取り入れましょう。

3歳児の反抗期のしつけのポイント③時間に余裕を持つのは子育ての基本

時計

3歳児の反抗期のしつけのポイント3つ目は「時間に余裕を持つ」です。3歳児育児の中で、パパやママが一番困る事は、急いでいる時に限って、思い通りに動いてくれないという事ではないでしょうか?その為、親ができる事は、時間に余裕を持って行動する事です。あらかじめ、思い通りに行かない事を想定して行動しましょう。

そうすれば、子供に当たってしまうという事もなくなると思います。できる事が少し増えたからと言って、何でもできるようになったという事ではありません。育て方の基本でもある時間に余裕を持つ事で、お互いイライラする事もなくなると思います。

3歳児の反抗期のしつけのポイント④言い方を工夫するのも育て方のポイント

肩車をする男性

3歳児の反抗期のしつけのポイント4つ目は「言い方を工夫する」です。イライラしてしまった時には、つい「早くしなさい」と頭ごなしに怒りをぶつけてしまう事も多いと思います。命令口調というのは、大人もそうですが、子供であっても反抗したくなる言葉なのです。その為、少し言い方を変えてみて下さい。

「~しなさい」ではなく、「~してほしいな」という風にお願いするような口調にしてみるだけでも、子供の捉え方は全然違ってきます。また、3歳児の心理を利用して競争してみるというのもいいかもしれません。競争する事で勝つ事の喜びを理解できたのであれば、徐々に反抗期も乗り越えていけるはずです。

3歳児の反抗期のしつけのポイント⑤そのわがままをまずは見守る

車に乗る親子

3歳児の反抗期のしつけのポイント5つ目は「そのわがままを見守る」です。3歳児の反抗期を乗り越える為には、やりたいようにやらせた結果、どうなるかという事を理解させるのも有効な方法です。やりたいようにやらせて、その結果自分が損する事もあるでしょう。また、気が済んでやらなくなる事もあります。

そういう意味でも、自分の気が済むまでやらせてみて、気持ちが落ち着くのをジッと待ってあげるという事も大事な事です。ママとして、その時間を耐えるというのは、育て方が間違っているのか自分を責める事もあるかもしれませんが、それにより反抗期の時期が終わるとなれば、試してみる価値はあると思います。

ここに、5歳の男の子・女の子の反抗期の特徴をまとめた記事があるので、3歳児の反抗期との違いも含めて、これからに備えておくという事も大事な事です。ぜひ参考にしてみて下さい。

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3歳児の反抗期は子供の気持ちを汲み取ってあげる事が大事

今回は「3歳児の反抗期」をテーマに、その特徴や対処法を紹介してきましたが、いかがでしたか?イヤイヤ期とも言われるこの時期ですが、育て方を楽にするには、まずは子供の気持ちを汲み取ってあげる事が何より大事な事です。一見するとわがままな行為ですが、上手く話せないもどかしさからそのような行動に出ています。

その事をまずは、子供の一番の理解者であるべき両親が気づいてあげる事が何より大事です。しつけをする事も大事ですが、一緒にその成長を喜び、乗り越えていくだけの心の余裕を持つ事により、早めに対処していく事もできるでしょう。間違っても自分の育て方が悪いと自分を責めるのは止めてくださいね。


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