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2歳児の会話の発達段階は?

2歳〜2歳2ヶ月頃の会話の発達は二語文

子供

2歳〜2歳2ヶ月頃の会話の発達は目まぐるしく、使える言葉が300言語ぐらいに増加します。使えるといっても自己流のバリエーションで豊かに表現していくので、宇宙語のようで大人が聞いてもわからない言葉もあります。会話はまだ不完全ですが、一歳の時とは違う文を繋げた話し方になっていきます。

この時期は色んな言葉を操作して他者とコミュニケーションが取れるようになってきます。例えば大人の言葉をオウム返ししたり、単語を二語繋いだ簡単な二語文を使うようになってきます。「でんしゃ・きた」「パン・たべる」「こうえん・いく」などです。日常の中で触れた言葉を繋いで自分の気持ちを表していきます。

2歳3ヶ月〜2歳半頃の会話の発達は三言文しゃべる子も

子供

2歳3ヶ月〜2歳半頃の会話の発達は緩やかに成長して500言語ぐらいに増加します。主語と目的語と述語など3つの単語からなる三言文を上手に繋げてしゃべるようになってきます。「でんしゃ・バス・きたよ」「ママ・いちご・ちょーだい」「〇〇くん・バナナ・たべてる」などです。

2歳半になると大人との会話が少しずつ成立するようになってきます。その分、2歳半頃は「〇〇したい」「〇〇したくない」とはっきりとした意思表示をするようになってきます。いわゆる「イヤイヤ期」「魔の2歳児」と言われるように「いや」「やだ」の言葉を使って嫌がることも増えてきます。

2歳7ヶ月以降の会話の発達は多語文をしゃべる段階に

子供

2歳7ヶ月以降の会話の発達は、三言文にさらに単語が含まれた四言文、五言文と多語文をしゃべるようになっていきます。意思表示がすっかり上手になってくると本当は「おいしい」のに「おいしくない」と逆の言葉を言って大人の気を引こうとしたりし始めます。

さらに「いま、テレビをみるの」や「きのう、パンダさん見たよ」「あした、おでかけ行きたい」など現在・過去・未来についての会話が成立するようになっていきます。会話が成立し出すと子供と触れ合う楽しみもたくさん増えます。


会話の発達は性別や個人差があるので焦らないで

家族

会話の発達は性別によっても大きく関係します。男の子に比べると女の子の方が好奇心が旺盛なので言葉を話すのは比較的早い傾向にあります。またお話が好きな子や、口数が少ない子、しゃべることよりも遊びに夢中な子などの子供たちの個性や性格によっても発達が異なるので、どうしても差を感じることもあるでしょう。

他の子と比べると自分の子供の会話の発達が遅すぎるのではないかと過剰に心配してしまうパパ・ママもいるでしょう。2歳児であまり言葉を話さなくても心配することありません。大事なのは話せることではなく、大人の会話を理解できているかどうかです。子供のペースに合わせて発達していくのを温かく見守っていきましょう。

2歳児の会話の発達段階がわかったところで、2歳児におすすめの遊びはご存知でしょうか。下記の記事では2歳児の遊びのコツや注意点、室内でのおすすめ遊び、外遊びでのおすすめの遊び、遊びにおすすめのおもちゃや本などご紹介しています。ぜひ参照してみてくださいね。

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2歳児の会話の発達を促す方法は?

2歳児の会話の発達を促す方法①先回りお世話をしない

子供

2歳児は言葉がまだ発せなくても心配ないと言われてもパパやママは心配になる人が多いでしょう。そこで少しでも子供の会話の発達を促す方法をご紹介していきましょう。まず1つ目は先回りしてお世話をしないようにしましょう。

パパやママがかわいい子供のためと思って先回りしてお世話を焼きすぎてしまうと、「〇〇やって」や「〇〇して」という要求が満たされてしまい、子供が言葉でお願いを要求するタイミングを逃してしまいます。子供のために色々世話を焼きたくなる気持ちをぐっとこらえて子供から自発的に要求できる状況を作ってあげましょう。

2歳児の会話の発達を促す方法②絵本の読み聞かせをする


本

2歳児の会話の発達を促す方法2つ目は絵本の読み聞かせをしてあげることです。絵本は表現力や創造力、読んでいる言葉を聞く集中力も養います。2歳をすぎるとストーリーを理解し始める子も増えてくるので、ストーリーがわかりやすい絵本や、トイレや歯磨きなどの生活習慣につながる絵本などを読んであげましょう。

2歳に読み聞かせをするコツは子供に絵本を選ばせたり、読み時間を決めることです。例えば絵本は夜の寝かしつけの前に読むことにすれば、寝る前の親子の最高のコミュニケーションになります。色んな種類の本を読んであげたくなりますが、同じ本を毎日続けて読み聞かせしてあげると言葉がでやすくなるとも言われています。

2歳児の会話の発達を促す方法③積極的に話しかける

子供

2歳児の会話の発達を促す方法3つ目は積極的に子供に話しかけてみることです。子供と一緒に過ごす時はどんなことでも構わないので話しかけてみましょう。絵本の読み聞かせをしているときやテレビを見ているとき、ご飯を食べているときでもパパやママから積極的に話しかけて会話に耳を傾けさせてみましょう。

一緒に出かけるときは「今日はお外に遊びにいくよ」「お外は寒いよ」とか、絵本の読み聞かせているときは「このあとどうなるんだろうね」とか、ご飯を食べるときは「おいしいね」「お腹いっぱいだね」などその時の状況にあった声かけを子供の目をみて言ってあげるようにしましょう。

2歳児の会話の発達を促す方法④子供が発した言葉に反応してみる

子供

2歳児の会話の発達を促す方法4つ目は子供が発した言葉に反応してあげることです。子供がそばにきて何か言葉を発したら、「そうなんだね」「すごいね」としっかり反応してあげましょう。子供は自分の話したことを聞いてくれているという安心感が芽生えて、どんどん積極的にコミュニケーションを取りたくなります。

たとえ宇宙語みたいで何を話しているかわからなくても、相槌を打つことはとても大事です。子供が疑問に思って聞いてきたそぶりを見せたときはわからなくても丁寧に教えたり、子供が発した言葉に補足をつけて返してあげたりするなど、些細なことの積み重ねが子供の脳を刺激していき会話の発達を促します。

2歳児の会話の発達を促す方法⑤テレビやスマホは見せすぎない


テレビ

2歳児の会話の発達を促す方法5つ目はテレビやスマホは見せすぎないことです。子供がテレビやスマホを見ている時間は家事が進むので親からすればとても楽になります。ただし、テレビやスマホは「一方通行」のコミュニケーションでしかありません。会話を伴わないので子供が言葉を発する機会がなくなってしまいます。

テレビやスマホを見ることは決して悪いことばかりではありません。時にはCMなどから言葉を覚え、言葉を発することもあります。全く見せないのではなく、テレビやスマホを見るときは一緒に会話しながら見るようにしましょう。

2歳児の会話の発達を促す方法⑥脳を刺激する遊びを取り入れる

遊び

2歳児の会話の発達を促す方法6つ目は脳を刺激する遊びを取り入れてみることです。例えばシールを剥がしたり、小さなものを摘んだりすることなどの指先の発達は脳の発達を大きく刺激します。脳の刺激を促せば会話の発達にも影響してきます。

シールを貼る・剥がすとか、おはじきを使って皿から皿へ移動させたり、絵本のページをめくらせたり日常生活の簡単なことを遊びで取り入れてみましょう。意識的に指先を使うことは会話の発達にも影響し、文字を書くための筆圧にも影響するなどいいことづくめです。

2歳児の会話の発達を促す方法⑦無理強いしない

子供

2歳児の会話の発達を促す方法8つ目は無理強いはしないことです。他の子が流暢にしゃべるのを見るとやはり焦りを感じて「これは?」「あれは?」「それは?」と早く言葉を引き出せるように頑張ってしまいがちです。大人のがむしゃらな頑張りは子供に伝わってその子にとってはストレスに感じてしまうこともあります。

子供のコミュニケーションを取りたい、話したいと思う気持ちを大切にしてあげましょう。それが成長にも繋がっていきます。無理強いせず、自然に会話が発達していくのを見守ることも大事でしょう。

2歳から2歳半ぐらいになればそろそろ子供部屋を用意してもいい時期です。下記の記事では子供部屋の収納方法・アイデアを初級・中級・上級などの難易度別に3選ずつご紹介しています。DIYや100均グッズでの収納方法も3選ずつご紹介しています。かさばるおもちゃを整頓するのにぜひ参考にしてみてくださいね。

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2歳児との会話で疲れた時の対処法は?

2歳児との会話で疲れた時の対処法①無視はしない

子供

次は2歳児との会話で疲れた時の対処方法をご紹介します。2歳は会話が発達してくるものの、まだちゃんとした会話は成立しない場合が多いでしょう。そんな状態が続くと疲れてくることもあります。1つ目の対処法は子供が発する言葉はできるだけ無視はしないであげましょう。

子供はママの変化にはとても敏感なので無視をされると不安定になってしまい、夜泣きなどに繋がります。どんなに疲れていても子供が発した言葉は受け止めて反応してあげましょう。

2歳児との会話で疲れた時の対処法②預けてみる

預ける

2歳児との会話で疲れた時の対処法2つ目は誰かに預けてみることです。自分の両親に1日子供を預けてみるとか、ベビーシッターや施設に一時保育してみましょう。ママのストレスがたまってしまうと子供に対しても悪影響がでてしまいかねません。頼れる所に頼って少し息抜きをしてみるのをおすすめします。

2歳の会話の発達を温かく見守ろう!

2歳児は2歳から2歳半、2歳半から3歳までに目まぐるしい会話の発達をします。どんどんしゃべる子もいるし、しゃべることに興味のない子もいます。子供の成長には個性と個人差があるので、大人は心配しすぎずその子のペースに合わせて温かく見守ってあげましょう。


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