ヘアドネーションとは?目的は?
ヘアドネーションとは①髪の毛を寄付すること

ヘアドネーションとは、髪の毛を寄付することを意味します。寄付といえば、お金を想像する方も多いのではないでしょうか?でも、ヘアドネーションは、長い髪の毛をお持ちならば誰でもできる寄付ですよ。お金で寄付をすることに戸惑いがあるのであればヘアドネーションを検討してみましょう。
ヘアドネーションとは②医療用ウィッグを作ることが目的

ヘアドネーションとは、医療用ウィッグを作ることが目的です。最近のウィッグは、人毛でなくても自然に見えるウィッグもありますよね。でも、ウィッグは高価みたいです。ヘアドネーションは、18才以下の子供たちに無償でウィッグを提供するという趣旨の寄付になりますよ。
病気などの理由によって髪の毛を失った子供たちに無償でウィッグを提供することで子供たちに笑顔になってもらおうという趣旨のボランティアです。
ヘアドネーションについて紹介しました。ほかにも髪の毛をキレイに保つ方法についても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。

ヘアドネーションのメリットは?
ヘアドネーションのメリット①人の役に立てる

ヘアドネーションのメリット1つ目は、人の約二立てるということです。ヘアドネーションをすることで人の役に立つことができますよ。長い髪の毛を提供するだけで、自分以外の誰かが笑顔になるところを想像すると嬉しいですよね。
ヘアドネーションのメリット②気軽に寄付ができる

ヘアドネーションのメリット2つ目は、気軽に寄付ができるということです。寄付といえば、お金がたくさん必要なイメージがありますよね。災害などの寄付のニュースを見ると多額のお金が寄付されており自分には無理であると諦めてしまっている方も多いと思います。でも、ヘアドネーションならほとんどお金が要りません。
長い髪の毛と送ることに必要な経費以外必要がありませんよ。なので、お金をたくさん持っていなくても寄付を行うことができます。髪が長いということも財産の1つなので自信を持ちましょう。今まで寄付をしたくても費用の面で諦めていた方は、ヘアドネーションを検討してみてはいかがでしょうか?
ヘアドネーションのメリット③環境にも良い

ヘアドネーションのメリット3つ目は、環境に良いということです。髪の毛は、気軽に捨てますが意外と分解することに時間がかかってしまうようです。なので、ヘアドネーションによって医療用ウィッグを作ることは環境にも貢献しているということになりますよ。
ヘアドネーションのメリットについて紹介しました。ほかにも髪の毛をキレイに保つ方法についても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。

ヘアドネーションの注意点は?必要な髪の長さは?
ヘアドネーションの注意点①長さは31センチ以上

ヘアドネーションの注意点1つ目は、31センチ以上の長さに髪の毛を切ることです。ヘアドネーションに必要な髪の毛の長さが31センチ以上なので、まずはこの部分を必ず守ってください。自分で切ると思い切って髪の毛を切ることができないこともあるので注意してください。長すぎるくらいの方が良いでしょう。
ただ、31センチ以下の髪の毛でも美容師の練習に使われているそうです。その費用が医療用ウィッグを作るときの費用になるので無意味ではありませんよ。でも、せっかくなので31センチ以上の髪の毛を送って医療用ウィッグにして欲しいですよね。
ヘアドネーションの注意点②白髪やカラーでもOK

ヘアドネーションの注意点2つ目は、白髪やカラーでもOKということです。白髪やカラーの髪だったらダメだろうなと思い込んでいませんか?著しく傷んでいることがなければ、どんな髪の毛でもヘアドネーションをすることができますよ。なので、気にせずにヘアドネーションをしてみましょう。
ヘアドネーションの注意点③引っ張って切れるとNG

ヘアドネーションの注意点3つ目は、引っ張って切れるとNGということです。パーマやカラーは大丈夫でも著しく傷んでしまっている髪の毛はヘアドネーションをすることができません。具体的には引っ張って切れてしまったりする髪の毛は、著しく傷んでしまっている髪の毛であるとされていますよ。
ヘアドネーションの注意点④完全に乾かす

ヘアドネーションの注意点4つ目は、完全に乾かすということです。濡れている髪の毛は、細菌などが繁殖したりと不衛生です。なので、医療用ウィッグに作り替えることができなくなってしまいます。シャンプーなどをする前の完全に乾いているときに髪の毛を切るようにしておきましょう。
ヘアドネーションの注意点⑤一束は同じ人の髪で

ヘアドネーションの注意点5つ目は、一束は同じ人の髪の毛でまとめるということです。梱包の中には、複数の人の髪の毛が混じっていても良いですが一束に混ぜてはいけません。複数の人の髪の毛が混じった束では医療用ウィッグを作ることができないので気を付けましょう。
ヘアドネーションの注意点⑥包装を簡易にする

ヘアドネーションの注意点6つ目は、包装を簡易にするということです。梱包は簡単にするようにしておきましょう。髪の毛をビニール袋に入れて袋に入れる程度が良いと思います。ダンボールの箱などに詰めるとごみが増えてしまうので止めておいてください。
ヘアドネーションの方法は?
ヘアドネーションの方法①美容院を探す

ヘアドネーションの方法1番目は、美容院を探すことです。ヘアドネーションを行っているNPO団体のジャーダックなどが推奨する美容院や行きつけの美容院など好きな美容院で大丈夫です。ただ、自分でカットをするということは避けた方が良いかもしれません。自分でカットをすると上手く切ることが難しいかもしれません。
美容師が使っているハサミの方が断面がキレイに切ることができるでしょう。また、普段からヘアドネーションを行っている美容院であれば手続きを手伝ってくれる可能性もあります。美容師は髪の毛の専門家なので、ヘアドネーションについて知っている方も最近は増えているはずですよ。
ヘアドネーションの方法②31センチ以上の長さで切る

ヘアドネーションの方法2番目は、31センチ以上の長さで切るということです。毛を束にしてその上1センチ程度の場所からカットします。そのとき、湿っていてはいけないので気を付けてくださいね。慣れている美容師であれば説明しなくても方法を理解してくれていると思います。
慣れていない美容師にカットしてもらう場合は、こちらから説明するようにしましょう。また、新人の美容師だと思い切って切ることが怖くて31センチ以下になってしまったという話も聞くので説明は必須だと言えます。
ヘアドネーションの方法③ドナーシートに記入

ヘアドネーションの方法3番目は、ドナーシートに記入することです。髪の毛を寄付するときにドナーシートを送付するので記入しましょう。任意なので記入できる範囲で構いません。NPO団体であるジャーダックのサイトにPDFファイルがあるのでダウンロードし、印刷して記入をしてください。
必要事項は、性別、現在の年齢、カット時の年齢、都道府県、カラーの有無、パーマなどの化学処理の有無の6項目になります。また、ヘアドネーションを行っているときの写真も募集されているようなので興味がある方は送ってみましょう。その写真はメールで送ることもできるそうですよ。
- 性別
- 現在の年齢
- カット時の年齢
- 都道府県(現住所)
- カラーの有無
- パーマなどの化学処理の有無
ドナーシートの必要事項
ヘアドネーションの方法④返信用封筒を用意

ヘアドネーションの方法4番目は、返信用封筒を用意することです。返信用封筒の用意は、ジャーダックなどの団体があなたに髪の毛を送った後に確かに受け取りましたということを知らせるために受領書を送付するときに使われます。
長形3号、洋形2号などの受領書が入るサイズの封筒を用意してください。封筒の表面に自分の住所を書きましょう。封筒の裏面に差出人としてジャーダックなどの住所を記入してください。
長形3号、洋形2号の封筒であれば82円切手を貼ると完成です。それより大きい封筒になると金額が変わるので注意してください。受領書は、1人1枚という計算で5枚までであれば同一住所に1枚の封筒を使って送ることができます。
- 1受領書が入る大きさの封筒を用意しましょう。
- 2封筒の表に自分の住所を記入しましょう。
- 3封筒の裏に差出人としてジャーダックの住所を記入してください。
- 4長形3号、洋形2号であれば82円切手を貼りましょう。
- 5最後にヘアドネーションに同梱してください。
封筒の用意の手順
ヘアドネーションの方法⑤髪の毛をジャーダックなどに発送する

ヘアドネーションの方法5番目は、ジャーダックなどに送ることです。日本でヘアドネーションを受けている代表的な団体はNPO団体のジャーダックです。ほかにも団体はあるようなので好きな団体を見つけて送りましょう。もちろん、日本以外の国にもヘアドネーションを受けている団体は多数ありますよ。
どこの団体に髪の毛を送る場合でもヘアドネーションを送るときの決まりを守ってカットした髪の毛、ドナーシート、受領書の返信用封筒を入れて送りましょう。郵送の金額に関しては、郵便局などに行って測ってもらってください。金額が足りないと送ることができない上に手間をかけてしまうので注意してください。
POINT
ジャーダックの住所
〒531-0072 大阪市北区豊崎5-7-11-803 NPO法人JHD&C
ヘアドネーションの方法⑥ジャーダックから受領書が届く

ヘアドネーションの方法6番目は、受領書が届くことです。ジャーダックにヘアドネーションを送ってから1ヶ月程度の時間が経つと受領書が届きます。なので、受領書が届けばヘアドネーションは完了です。電話による到着確認やその後の髪の毛の行方については答えてもらうことができないので注意してください。
また、受領書以外のボランティア証明書などは発行できないそうです。慣れるとヘアドネーションもスムーズに行うことができそうですよね。1度、行ったら再び髪の毛が伸びたときにまた行ってみましょう。
ヘアドネーションのデメリットは?
ヘアドネーションのデメリット①伸ばすに時間が必要

ヘアドネーションのデメリット1つ目は、髪の毛の長さをのばすには時間が必要ということです。31センチ以上の髪の毛をのばすことは意外と時間がかかってしまいます。髪の毛は個人差がありますが1ヶ月に1センチ程度の長さが伸びるといわれています。31センチを伸ばそうと思うと3年近くかかってしまいますよね。
ヘアドネーションのデメリット②髪をキレイに伸ばすことが難しい

ヘアドネーションのデメリット2つ目は、髪をキレイに伸ばすことが難しいということです。髪の毛は1ヶ月に1センチ程度伸びますが、伸びると毛先から傷んできますよね。なので、傷みを取り除くために毛先だけ切って整える方も多いと思います。そうすれば、31センチになる日は遠くなってしまいます。
早く31センチに届いて欲しいと全く切らなければ、少し社会生活を送るには難しい見た目になってしまったりもしますよね。時間がかかってしまってもほどほどにキレイに整えながら伸ばしていく方が良いでしょう。
ヘアドネーションのデメリット②切った後が短くなってしまう

ヘアドネーションのデメリット3つ目は、切った後が短くなってしまうことです。元々、ラプンツェルのように長い髪の毛を持っている人ばかりではありませんよね。頑張って髪の毛を伸ばした方であれば、ヘアドネーションのために31センチ以上も髪の毛を切ってしまうとベリーショートくらいの長さになってしまいます。
でも、自分が良いことをしたことによる結果なので気にならないという方が多いです。いつも長い髪の毛の人であれば、たまには短い髪の毛も良いかもしれませんね。
ヘアドネーションで髪の毛を寄付してみよう

ヘアドネーションとは何かについて紹介しました。髪の毛を寄付することであることを知っていても具体的な方法などを知らない方も多かったですよね。今回は、必要な長さやNPO団体であるジャーダックのことも紹介しました。
難しく考えていたかもしれませんが意外と簡単ですよね。長い髪の毛さえあれば、誰でも行うことができるボランティアなので行ってみましょう。
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