白トリュフってどんな食材なの?
白トリュフってどんな食材①世界3大珍味の1つ
白トリュフってどんな食材1つ目は、「世界3大珍味の1つ」です。世界3大珍味とはフォアグラ、キャビア、そしてトリュフです。高級食材として知られていてるきのこです。別名「セイヨウショウロ」と言われています。有名なのは白トリュフと黒トリュフの2種類ですが、食用にされていないものも含めて60種類あります。
白トリュフってどんな食材②価格は白いダイヤモンド
白トリュフってどんな食材2つ目は、「価格は白いダイヤモンド」です。トリュフは、人工的に作ることが出来ません。そして、土の中に埋まっているので見つけるにも人だけの力では困難で、特別な訓練を受けた豚や犬を使ってトリュフを探します。その為、価格はどうしても高価なものになってしまいます。
日本で購入する際には、1kgで60万ほどになります。収穫量が少ない時には、もっと値段は上がります。とても高価なことから、「白いダイヤモンド」と呼ばれることもあります。毎年オークションが行われる程、世界的に貴重とされています。そのオークションでは、750gが2300万円程で落札されたこともあります。
白トリュフってどんな食材③ガソリンやガスのような香りが特徴
白トリュフってどんな食材3つ目は、「ガソリンやガスのような香りが特徴」です。「香りを楽しむ食材」と言われる程、トリュフの香りには特徴があります。香りを表すのはなかなか困難ですが、多く例えられているのはガソリンやガス、バター、動物系の香りだと言われています。
犬や豚は、この独特で強烈な香りを目指して、トリュフ探しをするほど強い香りを持っています。初めて白トリュフと対面した人は、驚く香りなんだそうです。犬ではこの香りに参ってしまうことも多く、白トリュフの収穫には豚が起用されることが多いんだそうです。
白トリュフってどんな食材④香り重視!旨味はほとんどない
白トリュフってどんな食材4つ目は、「旨味はほとんどない」です。マッシュルームやシイタケのような味だという声が多いようです。旨味を感じるというよりは、香りを楽しむ食材のため、単体で食べても美味しさをあまり感じられないという人も多いです。生で食される白トリュフは、しっとりとしていて柔らかい食感です。
白トリュフってどんな食材⑤保存がきかないから値段も高い
白トリュフってどんな食材5つ目は、「保存がきかないから値段も高い」です。白トリュフは、皮部分がとても薄いです。その為、収穫するとどんどんと水分と香りがなくなっていきます。2日も経つと、更に香りが落ちてしまうんです。日本に輸送されてくるころには、9割の香りが消えてしまうと言われています。
その為、日本では収穫地と同じようなトリュフを味わうのは難しいんだそうです。日本でなかなか見られないのは、高価な他に保存がきかないという理由もあるのでしょう。
白トリュフってどこが産地?
白トリュフの産地①イタリアが有名
白トリュフの産地1つ目は、「イタリアが有名」です。白トリュフ産地として最も知られているのが、イタリアです。北西部にあるピエモンテ地方の「アルバ」という街です。国際フェアも開かれるくらいの収穫地で、毎年白トリュフを求めて世界各国から大勢の人が来客します。香港などで衛星中継をされ、話題になりました。
香港などで衛星中継をされ、話題になりました。中世の古くからの街並みが残っている街で、美食家の観光地としても有名な場所です。
白トリュフの産地②世界各地でも収穫されている
白トリュフの産地2つ目は、「世界各地でも収穫されている」です。1番有名な産地はイタリアと上記でご紹介しましたが、収穫されているのはイタリアだけではありません。ほとんどの白トリュフがイタリア産だと言われていますが、他にもフランスやメキシコ、アメリカなどでも発生しています。
白トリュフの産地②日本でも見つかったことがある
白トリュフの産地3つ目は、「日本でも見つかっている」です。トリュフが日本でも発見されていることを知っていましたか?日本で初めて発見されたのは、1976年に鳥取県で見つかったものです。近年でも研究や収穫がされていますが、食用のトリュフとして売られていることはほとんどないと言われています。
白トリュフと黒トリュフ何が違うの?
白トリュフと黒トリュフの違い①産地
白トリュフと黒トリュフの違い1つ目は、「産地」です。上記でご紹介したように、白トリュフはイタリア北西部のアルバが有名ですが、黒トリュフはまた別の場所が有名です。黒トリュフは白トリュフよりも産地とされる収穫地が多いのが特徴です。
有名なのは、フランスのプロヴァンス地方やペリゴール地方です。他にもオーストラリアや中国、イタリアなどでも収穫されています。
白トリュフと黒トリュフの違い②収穫時期
白トリュフと黒トリュフの違い2つ目は、「収穫時期」です。白トリュフは、主に9月末~12月の始め頃に収穫されることが多いです。それに比べ、黒トリュフは12月~2月の終わり頃までが収穫時期と言われています。白トリュフの方が収穫時期が短く、採れる時期も大きく違います。
白トリュフと黒トリュフの違い③値段
白トリュフと黒トリュフの違い3つ目は、「値段」です。10kg60万円程、100gで6万円という高級価格の白トリュフですが、黒トリュフは少し違います。黒トリュフの価格は1kg15万円程、100g1万円程です。トリュフ1つにしても、全然値段が違うのが分かりますね。
しかし黒トリュフは産地によって大きく価格の差があり、中国産のものだと100g1万円前後で購入することも出来るようです。白トリュフは産地も限られ、収穫時期も短いこともありますから、こんなにも価格が違うなかなか食べられない高級食材だということも納得です。
白トリュフと黒トリュフの違い④香り
白トリュフと黒トリュフの違い4つ目は、「香り」です。ガソリンやガスのような香りが白トリュフの香りの特徴です。黒トリュフの場合は、スパイスやきのこ、そして土の香りと例えられることが多いです。生の場合、黒トリュフは白トリュフほど香りが強くありません。しかし、熱を加えることで魅力的な香りが引き出されます。
白トリュフと黒トリュフの違い⑤調理方法
白トリュフと黒トリュフの違い5つ目は、「調理方法」です。白トリュフは、生で食べることが多い食材です。そのままでも香りが強いので、スライスをしてそのまま料理に乗せたり、混ぜたりして食べることが主です。比べて黒トリュフは、白トリュフと同様に生で食べることも出来ます。
上記でもご紹介した通り、黒トリュフは熱を加えることでより香りが出るので、火を通して調理をしてから食されることが多いです。焼いたり風味付けにしたりと、いろんな料理に使われます。
白トリュフの料理6選
白トリュフの料理①リゾット
白トリュフの料理1つ目は、「リゾット」です。白トリュフ料理として定番なのが、リゾットです。香りが立つ白トリュフは、シンプルな料理で食べることが多いんです。その為、リゾットもシンプルに仕上げます。玉ねぎとチーズ、米以外の素材は入れず、塩やバターなどで味付けをします。そこにたっぷりと乗せて食べます。
白トリュフの料理②パスタ
白トリュフの料理2つ目は、「パスタ」です。こちらもよく食べられている白トリュフ料理です。定番の白トリュフパスタは、卵を練った細麺の「タリオニーニ」や平打ち麺の「タリアテッレ」というパスタを使うことが多いです。
こちらもシンプルに塩とバターのみで味付けをしたパスタの上に、削ってスライスしたトリュフを乗せます。とにかくシンプルなパスタは、しっかりとした魅力的な香りが存分に味わえるようになっています。
白トリュフの料理③オムレツ
白トリュフの料理3つ目は、「オムレツ」です。白トリュフは、卵料理にもよく合います。バター、牛乳と塩を使ったシンプルなオムレツの上に、パスタやリゾットと同じ様にたっぷりと削ってかけて食べます。ふんわりとした卵の食感と、白トリュフの香りがとてもよく合います。
卵料理で言えば、1番シンプルな卵料理である目玉焼きも美味しく食べられます。とにかくシンプルな料理が、1番トリュフの魅力的な香りが味わえるんです!
白トリュフの料理④アイスクリーム
白トリュフの料理4つ目は、「アイスクリーム」です。意外な組み合わせかもしれませんが、これが美味しいと評判の料理です。濃厚なアイスクリームの上に、パラパラと乗せて食べます。他にも、アイスクリームに練り込まれている商品も販売されています。
「白トリュフはちみつ」というものも販売されていますので、そのはちみつをアイスクリームの上にかけて食べるという方法もあります。はちみつの甘さの中に、白トリュフの風味が味わえて、パンケーキやブルーチーズなどにかけても美味しいです。
白トリュフの料理⑤白トリュフ塩|手頃な価格で買える調味料
白トリュフの料理5つ目は、「白トリュフ塩」です。料理に取り入れやすく、手軽に楽しめるのが、トリュフ塩です。卵かけご飯にかけたり、目玉焼き、パスタなどにかけると、ほんのりと白トリュフの香りを楽しむことが出来ます。生のトリュフを買うよりも手に入りやすく、価格も手頃なのが嬉しいですね。
白トリュフの料理⑥白トリュフバター|手頃な価格で買える調味料
白トリュフの料理6つ目は、「白トリュフバター」です。バターに白トリュフの香り付けをしたもので、料理に加えるとトリュフの風味が楽しめます。茹でたじゃがいもやステーキ、パンに塗って食べると美味しいです。加工されているので日本でも手に入りやすく、美味しく食べることが出来ますよ!
生のトリュフに比べれば、断然手頃な価格で購入出来ます。白トリュフバターを塗って食べる美味しいパンは、コストコでも購入出来ます。下記の記事はコストコで購入出来る美味しいパンをご紹介しています。参考にしてみてくださいね。
白トリュフが食べられる日本の料理屋さん7選
トリュフが食べられる日本の料理屋さん①リストランテ・ダ・バッボ
トリュフが食べられる日本の料理屋さん1つ目は、「リストランテ・ダ・バッボ」です。東京の恵比寿駅から徒歩5分程のところにある、イタリア料理店です。看板が出ていないお店なので、知る人ぞ知る隠れ家レストランです。名物の「トリュフの手打ちタリオリーニ」は、コースの中でのみの提供になっています。
コース料理の値段プラス、時価の追加料金で食べることが出来ます。パスタが隠れてしまうほどたっぷりと乗せられたトリュフは、追加料金を払ってでも食べたくなるという絶品です。
トリュフが食べられる日本の料理屋さん②ロオジエ
トリュフが食べられる日本の料理屋さん2つ目は、「ロオジエ」です。新橋駅から徒歩6分程度のところにある完全予約制のフレンチ店です。こちらでは、ディナー限定の白トリュフスぺシャルコースが堪能できます。45,000円と高価ですが、その分高級白トリュフ料理で構成されたていて、存分に堪能出来るコースです。
日本ではなかなか食べられないコースなので、特別な日に特別な人と行きたいレストランです。たまには、こんなリッチなディナーもいいですね!
トリュフが食べられる日本の料理屋さん③かわむら
トリュフが食べられる日本の料理屋さん3つ目は、「かわむら」です。銀座駅から徒歩5分程のところにある、紹介がないと入れない完全予約制のステーキ店です。かわむらで有名なのが、11月頃から食べられる白トリュフをたっぷりと使ったコースです。
コンソメスープに入れたり、ステーキに乗せたり、アイスクリームにも白トリュフが使われていて、他店では食べることが出来ない白トリュフの多さに、初めての人は驚くと言います。
トリュフが食べられる日本の料理屋さん④六本木浜藤
トリュフが食べられる日本の料理屋さん4つ目は、「六本木 浜藤」です。六本木駅から徒歩1分とアクセス抜群なふぐ料理店です。浜藤では、11月1日から期間限定で、「白トリュフ、ふぐ白子&キャビアコース」を食べることが出来ます。茶碗蒸しやてっちり、雑炊などにキャビアや白トリュフがたっぷり使われています。
トリュフが食べられる日本の料理屋さん⑤テール・ド・トリュフ東京
トリュフが食べられる日本の料理屋さん5つ目は、「テール・ド・トリュフ東京」 です。外苑前駅から徒歩3分程のところにあるフレンチのお店です。ランチやディナーのコースには、別料金で白トリュフや黒トリュフをプラスして食べることが出来ます。個室も用意されているので、ゆっくり堪能できますよ!
トリュフが食べられる日本の料理屋さん⑥プリズマ
トリュフが食べられる日本の料理屋さん6つ目は、「プリズマ」 です。表参道駅から徒歩8分程のところにあるイタリアンのお店です。白トリュフシーズンには、ディナーで白トリュフコースが食べられます。コースは1つのみですが、デザートは選ぶことが出来ます。デザートにも白トリュフが使われているものが食べられます。
トリュフが食べられる日本の料理屋さん⑦ムッチーニ
トリュフが食べられる日本の料理屋さん7つ目は、「ムッチーニ」 です。東銀座駅から徒歩5分程のところにあるトリュフ専門店です。白トリュフが食べられるお店はコースメニューが多いですが、単品メニューなので好きな物が食べられます。ガトーショコラやスポンジケーキのデザートも白トリュフが使われていますよ。
高級食材白トリュフを堪能しよう
いかがでしたか?トリュフひとつにしても、白か黒かで大きな違いがあることが分かりますね。香りや産地、味、そして価格まで白トリュフはとにかく高級食材です。なかなか食べられるものではありませんが、日本でも食すことが出来ますので、特別な日に堪能してみるのもいいかもしれません。
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