電気ケトルの汚れの正体
ティファールなどの電気ケトルに付く白い斑点の水垢は水道水の結晶
ティファールなどの電気ケトルを使っていると、内側の金属部分に白い斑点のような水垢が発生します。この原因は、水道水に含まれているミネラルやマグネシウムに、熱が加わることによって結晶化するからです。
一番熱が伝わりやすいのはステンレスのような金属部分なので、白い結晶がつきやすくなるというわけです。この結晶のことを「カルキ」と呼ばれており、摂取しても人体に影響はありません。
しかし、カルキがついたまま使用するとティファールなどの電気ケトルの寿命を減らす可能性がある他、見た目が悪くなります。放置したまま使用を続けるとこびりついてしまい、掃除しても中々取れないことになるので、気になる人はこまめに掃除しましょう。
ティファールなどの電気ケトルに付く茶色い汚れは水道水の不純物や鉄分
ティファールなどの電気ケトルの中に、茶色い汚れが発生していることがあります。これもカルキと同じように水道水に含まれている不純物や鉄分が原因です。こちらも人体に影響はないと言われています。
しかし、この汚れに赤色や黒色が含まれている場合は、電気ケトル内に傷ができている可能性があります。ステンレス部分の傷が水に触れて加熱されることにより、錆が発生しています。錆を取ろうとして掃除しても、また新しい傷を生み出す可能性があるので、買い換えた方が良いでしょう。
ティファールなどの電気ケトル内で夏に発生する黒い点々は湿気で出来たカビ
夏の暑い時期に、水を入れたまま放置すると黒い点々が発生することがあります。これはティファールなどの電気ケトル内に、入ったままの水が蒸発して湿気が溜まったために、カビにとって好都合な環境になってしまったのが原因です。
この場合は、水垢と同じように掃除すればカビを除去できます。カビを発生させない方法としては、夏場は余った水を捨てるようにして、できれば中を乾燥させましょう。
こちらの記事では、キッチンの収納方法について難易度別にまとめられています。電気ケトルの他に、電子レンジや炊飯器など置いたはいいけど、食器などはどう置けばいいかわからない人が大勢います。キッチン周りをスッキリさせて使いやすくしたい人は、こちらの記事を読んで、キッチンを綺麗に片付けましょう。
電気ケトルのクエン酸での掃除方法・頻度も
100均で買えるクエン酸を使った掃除・洗浄方法
「電気ケトルの汚れの正体」で紹介した水垢は、100均で販売されているクエン酸や重曹を使って掃除・洗浄することで落とすことが可能です。スポンジなどを使って拭き取るよりも簡単で楽なので、下記に掲載されている方法を使ってみましょう。
- 1電気ケトルに水を入れ、沸騰させます。
- 2お湯が入った状態のまま、電気ケトルの中にクエン酸を大さじ1杯入れてかき混ぜます。
- 3もう一度沸騰させたら、約2時間放置します。
- 4お湯を捨てて、水垢が落ちたか確認します。
- 5落ちない場合は、1〜4を繰り返しましょう。
- 6全て落ちたら軽く水で洗い流します。
- 7見た目で異常がなければ終了です。
クエン酸を使った内部の掃除・洗浄方法
クエン酸の他に、レモン水や酢を使う方法もあります。クエン酸と同じ分量で済むので、クエン酸がないという人は、レモン水や酢で代用して使用しましょう。また、使った後の匂いが気になる人は、クエン酸や酢と一緒に重曹を大さじ2杯入れましょう。
クエン酸には食用と洗浄用が存在しますが、洗浄に使う際はどちらを使用しても問題ありません。もし余ったクエン酸を食用として使う場合は「食品添加物」や「食品用」と表記されているものを使用しましょう。
100均で買える重曹を使った掃除・洗浄方法
内部洗浄は大事ですが、外部の掃除も忘れてはいけません。お湯の飛び跳ねや、手垢によって、電気ケトルの外部に汚れが付着することがあります。中を掃除・洗浄する際は外部も掃除・洗浄しましょう。
- 1バケツなどにお湯を溜め、その中に重曹を大さじ2杯入れます。
- 2ふきんを入れてきつく絞り、拭き取ります。
- 3拭き取り終わったら乾拭きします。
重曹を使った外部の掃除・洗浄方法
掃除する際は、表面だけでなく、持ち手や蓋、注ぎ口も拭き取りましょう。些細なことですが、細部まで掃除することでより綺麗になるので、気分転換的にもおすすめです。
クエン酸や重曹を使った掃除・洗浄をするべき頻度
クエン酸や重曹を使って掃除をしても、放置してしまうとまた水垢が溜まってしまいます。そうならないためにも、1週間に1回を目安に掃除しましょう。
特に内部洗浄は、お湯を沸騰させてからクエン酸や重曹を入れて放置するだけなので、楽かつ時間の余裕が生まれます。部屋の掃除をしている間に、電気ケトルの掃除が済むので、見た目や寿命のためにも、内部だけは掃除・洗浄しましょう。
こちらの記事では、片付けられない女性の心理や特徴について、まとめられています。部屋の掃除が面倒だったり、掃除が嫌いという女性は意外に存在します。だからと言って掃除しないままでいると部屋がゴミ屋敷になってしまいます。そうならないためにも、こちらの記事を読んで掃除ができるようになる対処法を学びましょう。
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法①余った分を洗浄用スプレーに
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法その1は、余った分を洗浄用スプレーに活用する方法です。クエン酸は水垢を落とす他にも、抗菌効果も持っています。そのため、キッチン、お風呂、トイレといった水回りの掃除に活躍する洗剤に変身します。
200mlの水にクエン酸を小さじ1杯加えるだけで洗浄用スプレーが完成するので、クエン酸が少し余った人におすすめの活用法です。洗浄用だけでなく、食用でも使用できるので、試してみましょう。
特に水垢を落とすのに重要な役割を持つ洗剤ですが、より良い効果を発揮させるためには、水垢に浸透させる必要があります。下記に効率的な方法を掲載するので、水回りの掃除が苦手という人は、試してみましょう。
- 1水垢がついている場所にキッチンペーパーを被せる
- 2クエン酸で作った洗浄用スプレーをキッチンペーパーの上から吹きかける
- 3約2時間放置したら、キッチンペーパーを剥がします。
- 4水垢をスポンジなどでこすると簡単に落ちます。
クエン酸で作った洗浄用スプレーを水垢に浸透させる方法
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法②余った分を料理の材料に使う
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法その2は、余った分を料理の材料に使う方法です。食用クエン酸は市販の清涼飲料水にも使われているので、料理に使うほか、ジュースとして飲むことも可能です。使用の際は、食用かどうかを確認してから使うようにし、洗浄用を使用しないようにしましょう。
500mlの水に小さじ1杯の食用クエン酸とオリゴ糖を少々加えれば、スポーツドリンクになったり、芋煮を作る際にクエン酸をひとつまみ入れると煮崩れ防止になります。
この他にも、里芋やごぼうといった野菜を調理する前に、1Lの水に小さじ1杯のクエン酸を加えたものを30分つけておくと、滑りやえぐみが取れるだけでなく、色が綺麗になって見栄えが良くなります。
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法③余った分を美容効果に有効活用
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法その3は、余った分を美容効果に有効活用する方法です。弱酸性で、皮膚の代謝を促す効果を持つため、美肌効果やアンチエイジング効果といった美容に良いとされています。試す場合は、誤飲の可能性を考慮して、食用を使うと良いでしょう。
例えば、ニキビ顔のピーリングには50ccの水と5gのクエン酸を混ぜたものを塗布して、5分後に洗い流して保温したり、入浴剤として浴槽にクエン酸を80g入れたら炭酸風呂として疲労回復や体臭予防にもなります。
こちらの記事では、ダイソーやセリアといった100均ショップで販売されている美容液についてまとめられています。クエン酸を使って体を綺麗にした後は、美容液を使って保温をする必要があります。こちらの記事を読んで、自分のお肌に合った成分が含まれている美容液を探してみましょう。
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法④余った分を健康効果に有効活用
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法その4は、余った分を健康効果に有効活用する方法です。クエン酸には疲労回復効果があるほか、不足しがちなミネラルを吸収する効果を持つため、体に良いとされています。しかし、洗浄用を摂取するとかえって害になる可能性があるので、必ず食用か確認してから使用しましょう。
食用クエン酸を水に溶かして飲んだり、料理の隠し味として使うことで摂取しやすくなり、体内に取り込むことが可能です。しかし、5時間後には体の外へ出てしまうので、こまめに摂取する必要があります。
食用クエン酸のみを摂取するよりも、ビタミンと一緒に摂取する方が効率よく働いてくれるので、野菜や果物が入ったスムージーの中に入れると良いでしょう。
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法⑤余った分を殺菌効果に有効活用
電気ケトルの掃除に使ったクエン酸の活用法その5は、余った分を殺菌効果に有効活用する方法です。殺菌だけでなく、細菌増殖防止の効果もあるため、お風呂のカビを除菌するだけでなく、食材に加えて防腐することも可能です。
食用クエン酸を食材に加えることで、料理が傷みにくくなり、食中毒が発生しにくくなります。しかし、効果があるからといって入れすぎると味が変わります。なので、味付けが変わらないようにひとつまみだけ入れましょう。
こちらの記事では、おしゃれなランチバッグについてまとめられています。夏に食べるお弁当も美味しいですが、それを持ち運べるバッグがおしゃれでないと気分が乗りません。こちらの記事を読んで、気に入ったランチバッグを探してみましょう。
電気ケトルはこまめに掃除しよう!
毎日使うほど便利なティファールなどの電気ケトルですが、放っておくと水垢が溜まってしまいます。カビではないから体に害はないとはいえ、気にしてしまうと気持ちよく使えないので、1週間に一度は水垢を落とすようにしましょう。また、使う場合は食用か洗浄用かを確認し、洗浄用を料理に使わないようにしましょう。
こちらの記事では、ダイソーやセリアといった100均ショップで販売されている湯たんぽについてまとめられています。寒い時期には湯たんぽのような暖かいアイテムが欲しくなります。冷えた体のままでは体調が悪くなるので、必需品でもあります。こちらの記事を読んで、ライフスタイルにあった湯たんぽを探しましょう。
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