おみくじの種類は?
おみくじの一般的な種類は7種類
おみくじの一般的な種類は、7種類あると言われています。種類の名前は、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶です。読み方は、だいきち・きち・ちゅうきち・しょうきち・すえきち・きょう・だいきょう、です。ただし、末吉をすえきちではなく、まつきちと載せているところもあるので、読み方は深く考えなくてもいいです。
おみくじの引ける神社で7種類の入っている割合は、神社ごとにきめることができます。凶・大凶が約20~30%、大吉を含む吉のつくものが70~80%の割合のところもあります。とはいえ、確率で引くのではなく、自分の運勢を占うために引くものなので、あまり割合を考えなくてもいいかもしれませんね。
おみくじの種類は神社によって違う
おみくじの種類は、神社によって違います。大凶や凶を入れると参拝者が落ち込んでしまうという理由で入れないところがあったり、7種類以上のおみくじが入っているところもあります。例えば、伏見稲荷大社に入っているおみくじの種類は、実に17種類もあります。この神社では、大吉よりもさらに上の大大吉が存在します。
また、凶後大吉という大吉もあります。普通の吉や小吉などもありますが、小凶後吉や吉凶未分末大吉など、読むのに一苦労するような個性的な種類のおみくじも入っています。他にも、平や吉凶相光などの名称のおみくじが入っている神社もあります。
読み方や意味が分からなかったら、直接神社に聞いてしまった方が早いですね。巫女さんとのコミュニケーションをとれるいい機会にもなります。
おみくじの内容の一覧はあらかじめ覚えておくと分かりやすい
おみくじの内容の一覧はあらかじめ覚えておくと分かりやすいです。おみくじの内容は、待ち人や失せ物など、分かるようで分からないような単語がたくさん出てきます。適当に読み流してぼんやり意味が分かっているよりは、あらかじめおみくじによく出てくる単語の一覧を覚えておくと分かりやすくなります。
- 待ち人、待人:良い方向に人生を導いてくれる人
- 失せ物:落とし物やなくしたもの
- 走り人:失踪した人、いなくなった人
- 本復、本服:病気や地位、財産などの回復
- 障り:障害やトラブル
- 抱え人:使用人などの雇っている人
- 造作:家の建築や改築
- 平:平凡、普通
代表的なおみくじの内容の一覧
どの言葉もなかなか覚えにくいものばかりですね。下記の記事では、おみくじにおける縁談の意味を紹介しています。縁談以外の恋愛項目についての説明や、おみくじを引いた後にどうするべきかなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
恋おみくじやキャラクターおみくじなど種類がたくさんある
運勢の種類ではなく、おみくじとしての種類もたくさんあります。神社にもよりますが、恋おみくじやキャラクターおみくじなど、ただ単に吉凶を教えてくれるだけではなく、可愛くて面白いおみくじもあります。ストラップのお守りがおまけで付いてきたりと、楽しさ満載です。お好みのおみくじを引いてみてください。
また、神社ではお守りもたくさん売っています。下記の記事では、縁結びのお守りに対して詳しく紹介しています。縁結びのお守りをつける場所や置き場所、お守りの取り扱いポイントやお守りの効果を高める方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
おみくじの運勢の順番は?
おみくじの運勢の順番は大吉が一番いい
おみくじの運勢の順番は、大吉が一番上です。神社によっては、大大吉が一番上になりますが、どこの神社でもそこは変わりません。また、大凶が一番下の運勢になります。大凶や凶が入っていない神社だと、一番下の運勢がどの種類になるのかちょっと分かりにくくなります。
やはり大吉が出ると嬉しいですよね。下記の記事では、夢でおみくじが出てきた夢占いについて紹介しています。夢占いにおけるおみくじの基本的な意味や、夢の中で大吉が出た意味、おみくじを買ったりもらったりした意味など、詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
おみくじの吉の順番は地域や神社によって違う
おみくじの吉の順番は、地域や神社によって違います。おみくじの吉の順番は、大きく分けて2パターンあります。まず一つ目は、大吉の次に吉がくるパターンです。その次に、中吉・小吉と続きます。二つ目は、大吉の次に中吉、小吉と続き、次に吉がくるパターンです。こちらは、大中小となっているので覚えやすいですね。
おおまかにいうとその2パターンですが、実は神社によって違います。さらに、同じ神社でも、いくつかおみくじを取り扱っている場合があります。その場合、おみくじごとに順番が違っていたりもします。また、普通の大吉や小吉などではなく、吉凶相交末吉や小凶後吉などを入れている神社もあります。
引いた種類のおみくじの運勢の順番を確実に知りたかったら、直接その神社で確認する必要があります。どのおみくじを引いて、どんな種類のおみくじだったのか、聞いてみてくださいね。
おみくじの悪い運勢の種類を引いても大事なのは内容
おみくじの悪い運勢の種類を引いても、大事なのは内容です。例えば、大吉を引いてもいい内容が書かれているとは限りません。待ち人が来なかったり、失せものが見つからないと書かれているかもしれません。また、大吉は頂点だから、あとは落ちていくだけという考えもあります。
凶や大凶を引いても、落ち込むことはありません。割合の少ない凶や大凶を引けたのは、むしろ大吉を引くぐらいの強運を持っていると言えます。内容も、凶だからといって悪いとは限りません。おみくじには、旅行は避けた方がいい、などアドバイスも書かれています。種類ではなく内容を重視しましょう。
おみくじの小吉と末吉の順番の位置は?
おみくじの小吉と末吉の順番の位置は小吉の方が運勢がいい
おみくじの小吉と末吉の順番の位置は、小吉の方が運勢がいいです。吉には、大吉や中吉など、色々な吉があります。小吉と末吉ではどちらも吉としては微妙なイメージがありますが、末吉を末端の吉として考えれば分かりやすいです。おみくじの運勢の順番は神社によって違いますが、末吉が小吉より上の運勢の場合はありません。
神社によっては、末小吉なんてものもあります。末吉なのか小吉なのか分かりにくいですが、この末小吉は末吉よりも順番的には下になります。末吉よりもさらに小さい、と考えれば分かりやすくなるでしょう。
おみくじの小吉の意味は少し縁起がいいという意味
おみくじの小吉の意味は、少し縁起がいいという意味です。吉が小さいと思うと悪いイメージになりますが、要するに、小さな良いことが訪れるという意味などがあります。小吉の順番は末吉よりも前です。一番運勢がいいとされる大吉から数えて、大吉・中吉・小吉の順番だと上から三番目に運勢がいいことになります。
大吉の次に吉がくる場合だと、大吉・吉・中吉・小吉の順番になるので、四番目にいい運勢ということになります。ただの小吉だと、上から三番目か四番目にいい運勢なんだと覚えておきましょう。
おみくじの末吉は吉の中では一番下
おみくじの末吉は、基本的には吉の中では一番下です。神社によってさまざまな種類のおみくじがあり、吉のつくおみくじが他にあったとしても、末吉は下の方の吉になります。末吉の末という字は、末端ということで吉の端の方を意味してるのではありません。順番を考えるとそう考えがちですが、末には違う意味があります。
実は末には、末広がりという意味があります。古くから日本において、末広がりは縁起がいいとされてきました。末広がりには、しだいに栄えるという意味があるからです。末吉の末には、未来やこれから、しだいにという意味があります。
つまり、おみくじを引いた時点では運はいいとは言えないが、この先未来において、しだいに運勢が良くなって吉が訪れるという意味です。なので、一番小さい吉だとか、端っこの吉という意味ではありません。おみくじの内容をよく読んで、何をどうしたら吉が訪れるか確認してみてくださいね。
おみくじを結ぶ順番は?
おみくじを結ぶ順番①一旦持ち帰る
おみくじを結ぶ順番一つ目は、まずは一旦持ち帰ることです。昔は、大吉が出た場合は持ち帰り、凶が出た場合は神社で結んでいった方がいいという意見が多かったです。しかし、凶が出ても大吉が出ても、吉凶に関わらず一度はおみくじを持ち帰るといいとされています。これは、神様からのメッセージだからです。
一度目を通しただけでは、メッセージを覚えることはできません。おみくじの内容を教訓とし、常に見返して行動できるようにするといいです。そのため、おみくじを結ぶ前に何度も読み返せるよう一度持ち帰るのです。問題が解決したり、想定していた期間が過ぎたら結びにいきます。
おみくじを結ぶ順番②神社の木や結ぶ場所に結ぶ
おみくじを結ぶ順番二つめは、神社の木や結ぶ場所に結ぶことです。結ぶという行為は、神様との縁を結ぶという意味につながります。引いたおみくじが凶などの良くない内容であった場合は、結ぶことで厄を落とすことにもつながります。
おみくじをご神木などの木に結ぶのは、木の生命力にあやかって、願い事が叶うようにという気持ちが込められています。ただし、木におみくじを結びすぎたせいで木が弱ってしまう場合もあります。結ぶ場所が指定されていた場合は、そちらに結ぶ方がいいでしょう。
おみくじを結ぶ順番③結んでも結ばなくてもどちらでもいい
おみくじを結ぶ順番三つめは、結んでも結ばなくてもどちらでもいいことです。おみくじは引いたら一旦持ち帰って、アドバイスの内容が解決されたり期間が過ぎたら結ぶ方が順番としては正しいように感じますが、実は好きにしていただいて構いません。内容を覚えていられるなら、すぐに結んでしまっても大丈夫です。
おみくじの内容を何度も読み返して参考にしたいのなら、持ち帰る必要があります。しかし、おみくじの内容によっては、読んだ時点で納得したり、思いが晴れたりする場合もあります。そのため、必ずしも持ち帰る必要はありません。おみくじは引いたら、結ぶか持ち帰るか、好きな方を選んで大丈夫です。
おみくじの引き方は?
おみくじの引き方①先に参拝を済ませる
おみくじの引き方一つ目は、先に参拝を済ませることです。初詣などは参拝客が多くて、おみくじの方が空いているから先におみくじを済ませたいと思ってしまう人もいるかもしれません。しかし、おみくじを引く前に、きちんと神様にご挨拶をして参拝を済ませることが必要です。
参拝も、正しい手順で行いましょう。神社に訪れた時から参拝は始まっています。まず、鳥居をくぐる前に一礼をしましょう。鳥居をくぐる前は、帽子を取り、左足から歩きだします。参道は左側の端を歩きましょう。参道の真ん中は神様の通り道なので、真ん中を歩くと神様の邪魔になってしまいます。
そして、手水舎で手と口を清めます。まず右手で柄杓を持ち、水をくんで左手で洗います。柄杓を左に持ち替えたら、右手を洗います。再び右手に柄杓を持ち、左手に水をためて口をすすぎます。左手で口元を隠しながら水を吐き出したら、左手を洗います。最後に、両手で柄杓を立て、柄の部分に水を流したら終了です。
おみくじの引き方②神様におみくじを引くことを心の中で伝える
おみくじの引き方二つ目は、神様におみくじを引くことを心の中で伝えることです。二礼二拝したり鈴を鳴らしたりと、神社ごとにお祈り方法は違います。それぞれの神社の手順で参拝をしたあと神様に祈る時、心の中で神様に向かっておみくじを今から引くことを伝えます。
まず、今悩んでいること、気になっていることを心の中で思い浮かべます。恋愛がうまくいっていなかったり、転職を考えていたりと、人それぞれでしょう。それを神様に伝えた後、「これからおみくじを引くので、なにかメッセージやアドバイスをお願いします」と伝えます。
おみくじの引き方③雑念を捨て静かな心でおみくじを引く
おみくじの引き方三つ目は、雑念を捨て、静かな心でおみくじを引くことです。おみくじは神様からのお言葉です。むやみに運試しに大吉が出てほしいとか、とにかく運勢がいい種類のおみくじが出てほしいと思っても意味がないです。
神様にも伝えた、自分が解決したい事や悩みに対して、メッセージをお願いしますと思いながらおみくじを引きます。この時、吉凶も気になりますが、具体的に何が書いてあるのかが大事です。また、項目はいくつもありますが、自分の必要な項目だけを見ます。
おみくじの引き方④一日に何度も引かない
おみくじの引き方四つ目は、一日に何度も引かないことです。たまに、悪い内容のおみくじが出たから、いい運勢のおみくじが出るまでたくさん引くという方もいますが、やめましょう。おみくじを引くこと自体に回数制限はありません。ただし、凶がイヤだったからとか大吉が欲しいという理由での引き直しはよくないです。
おみくじにおいて大事なのは、吉凶ではなく内容の方です。内容こそが神様からのメッセージです。吉兆ばかりを意識して内容を軽視するのは神様に対して失礼です。一日に複数回引く場合は、欲しいアドバイスが違う場合なら大丈夫です。例えば、一回目は恋愛に対しての悩みごとで、二回目は仕事に対しての悩みごとなどです。
神様からメッセージが欲しいくらいの叶えたいことがある場合は、願掛けをするという方法もあります。下記の記事では、願掛けの方法や注意点について詳しく紹介しています。神社への願掛けの方法や、禁酒などの断ちもの、お百度参りなど色々紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
おみくじの順番を知って運勢を知ろう
おみくじの順番は、種類によっても違いますね。小吉と末吉の順番の場合は、おおまかな基本パターンでいくと、小吉の方が上で、末吉が吉の一番下ということを覚えておけば大丈夫そうです。しかし、末吉は一番下の吉でも悪い運勢というわけではなく、これからよくなるという前向きな意味があります。
末吉でも落ち込む必要はありません。一番大切なのは、吉凶ではなく書かれている内容です。内容は、神様からのメッセージです。正しい手順で参拝をし、神様にお参りするときに具体的に何についてのメッセージが欲しいか心の中で伝えることが大切です。引いたおみくじの中の必要な項目だけを確認しましょう。
納得できない吉凶を引いたとしても、何度も引き直すのはおすすめできません。神様から欲しいアドバイスのジャンルが違う時などは、その都度引いても大丈夫です。おみくじを持ち帰るのも結ぶのも、自分で自由に選ぶことができます。おみくじの順番や引き方などを覚えて、運勢を知り生活や行動の参考にしましょう。
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