獺祭の美味しい飲み方は?
獺祭の美味しい飲み方①冷や(常温)
獺祭の美味しい飲み方1つ目は、冷や(常温)です。はじめて飲む人も、そうでない人も最初の一杯は是非、獺祭を冷や(常温)で飲むのをおススメします。
先ず、鼻先に芳醇でフルーティーな香りにうっとりして、口の中で華やかさと甘味をを感じたのち、喉越しに広がる絹の様な滑らかさを味わう。他のお酒で酔いがすすんで味がわからなくなる前に、是非「獺祭」本来の味わいを愉しんで欲しいですね。
では、獺祭の冷や(常温)で飲むならどんな種類が良いかと言いますと「磨き二割三分 遠心分離」がおススメです。冷蔵庫から取り出して10分程度常温で放置。ややぬるめに感じるくらいがベストな飲み時です!獺祭特有の香りや、甘味を感じられることでしょう。
獺祭の美味しい飲み方②冷酒
獺祭の美味しい飲み方2つ目は、冷酒です。本来常温で飲むのが王道の獺祭です。しかし日本酒は、りんご酸など多くの酸が含まれているため、冷やせば酸が感じなくなりとてもスッキリとした味わいで、口当たりが良くなります。
冷たくなると不思議と味覚が鈍くなり、ついつい飲みすぎてしまうのはコレが理由なんですね。獺祭を冷蔵庫に入れて冷やして飲む温度は、大体4~5度ぐらいで雪冷え(ゆきびえ)と呼ばれる温度が丁度美味しいと言われています。味と香りが楽しめて、酸味が苦手な人にはおススメな飲み方です。
では、獺祭を冷酒で飲むならどんな種類が良いかと言いますと、「獺祭50」や「磨き三割九分 遠心分離」です。味のキレがよくなり、フルーティ感が際立ちます。アルコール度数は14~16度でかなり高めですので、ゆっくり飲んで味わいをお楽しみください。
獺祭の美味しい飲み方③オンザロック
獺祭の美味しい飲み方3つ目は、オンザロックです。獺祭にはなんと焼酎も存在しています。獺祭の日本酒を造る際の酒粕を使用している米焼酎が主原料となっています。そのためとても上品な吟醸香が楽しめる非常に貴重な焼酎となっています。
中々市場に出回らないなため、出逢った際には、ためらうコトなくゲットする事をおススめします。日本酒としては特徴的なフルーティーな香りが豊かな獺祭。更に凝縮しているのが獺祭の焼酎。
通常、米焼酎はすっきりしているだけで、香りは余り感じないのに比べて、獺祭の焼酎は華やかな香りと、甘く感じる口当たりはまるでブランデーを飲んでるよう。ですが、アルコール度数39度と非常に高いためオンザロックで、氷の溶ける音を愉しみながら飲むコトをおススメします。
獺祭の美味しい飲み方④スパークリング
獺祭の美味しい飲み方4つ目は、スパークリングです。日本酒でスパークリングだなんて、少し驚いてしまいますよね。日本酒を二次発酵させてから発泡性をもたせたため、口に広がる米麹の香りとフルーティな香りが見事に融合しています。スパーグリングワインと勘違いしてしまう程の飲みやすさに仕上がっています。
また米麹と聞くと甘酒を思い出す方もいるかもしれませんが、獺祭スパークリングはキチンと発酵過程を踏まえているため、米麹のもったりした感じはなくスッキリとした飲み心地です。なので、獺祭のスパークリングにひと手間加えてリキュールや果物・ジュース等混ぜて、見た目にも鮮やかなカクテルとしても美味しく頂けます。
キンキンに冷やして飲むコトをおススメします。アイスクリームを入れて食後のデザートのように楽しんだり。初めての日本酒でも、ファーストステップには丁度良い頂き方かもしれませんね。日本酒にも色々な飲み方があるなんて驚きますよね。カクテルの作り方が気になった方は是非こちらの記事も参考にしてみてください。
獺祭の美味しい飲み方⑤熱燗ではなく「ぬる燗」
獺祭の美味しい飲み方5つ目は、熱燗ではなく「ぬる燗」です。寒い時期には、やはり暖かいお酒でマッタリしたいですよね。獺祭には、ぬる燗専用にわざわざ造られたお酒があるのです。熟成をすすめる為に、比較的高い温度で1年間熟成させた、吟醸香が控えめなお酒に仕上がっています。
では、獺祭をぬる燗で飲むならどんな種類が良いかと言いますと、「獺祭 純米大吟醸 温め酒」です。旨味とバランスが良く、アルコール度数が他の獺祭より若干低い14度となってます。飲み心地がまろやかで香りがほんのり広がり、滑らかな口あたりが特徴的です。
「獺祭 純米大吟醸 温め酒」のおススメの温度は40度です。人肌より少し温かいくらいが丁度良いと言われています。実は大吟醸の熱燗は爽やかな甘味が失われ、雑味が生まれてしまうためNGとされています。ですが、獺祭のぬる燗専用で造られた「温め酒」は是非肌寒くなった時期に試してみたいものですよね。
獺祭の飲み方|一緒に食べたいおつまみ・お菓子は?
獺祭の飲み方|一緒に食べたいおつまみ・お菓子①ポテトチップス
獺祭の飲み方に合うおつまみ・お菓子1つ目ははポテトチップスです。えっ?意外!と思った方多いと思います。特に塩味をおススメします。獺祭の独特の甘味と、ポテトチップスの塩味の相乗効果で美味しくお酒がすすみます。何よりお手頃なので、試してみる価値ありですよね。
獺祭の飲み方|一緒に食べたいおつまみ・お菓子②合鴨のロースト
獺祭の飲み方に合うおつまみ・お菓子2つ目は、合鴨のローストです。獺祭には色々な種類があるのですが、その中でも「その先へ」に合わせるおつまみとしておススメします。口に含んだ時に味わい深さが広がり、奥行が感じられ「その先へ」の控えめな清らかな香りと程よくマッチしていて思わず箸がすすみます!
獺祭の飲み方|一緒に食べたいおつまみ・お菓子③生湯葉
獺祭の飲み方に合うおつまみ・お菓子3つ目は生湯葉です。吟醸香が高く、さらっとした喉越しの獺祭「二割三分」には濃厚なおつまみがおススメします。豆乳を加熱し凝縮させた生湯葉の味わいは、格段に獺祭との相性が良く、見事に旨味を引き出しくれます。クイクイとお酒がすすんでしまうコト間違いなしです。
獺祭が飲めるおすすめのお店は?
獺祭が飲めるおすすめのお店①獺祭Bar23
獺祭が飲めるおすすめのお店1つ目は、京橋にある「獺祭Bar23」です。オフィスビルの地下にある落ち着いた感じのお店です。獺祭の蔵元山口県の「旭酒造」さんが手掛ける専門のバーなので、品揃えは豊富です。注文に迷ってしまった時は、専門のバーテンダーさんが丁寧に飲み方を教えてくれるので安心です。
またこちらはリアルショップも併設していて、中々購入できない商品も取り揃えていて、親切に美味しい飲み方や保存方法など教えてくれます。お土産としても、自分のご褒美としても、わざわざ足を運んで購入してみる価値はあります。
獺祭Ber23
住所 | 東京都中央区京橋3-1 東京スクエアガーデン B1 |
営業時間 | 11:00-14:30(L.O 14:00) 17:00-24:00(L.O 23:00) |
定休日 | 日・祝 |
獺祭が飲めるおすすめのお店②六本木遊ヶ崎
獺祭が飲めるおすすめのお店2つ目は、六本木にある「六本木 遊ヶ崎」です。本格懐石が楽しめるこちらは、とても雰囲気のある大人なお店。三浦半島から捕れる旬な食材を中心に、伊万里焼の食器でこだわりの食事がいただけます。
六本木 遊ヶ崎
住所 | 東京都港区六本木6-8-21 SKビル 1F |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 日曜・祭日 |
獺祭が飲めるおすすめのお店③大衆割烹藤八
獺祭が飲めるおすすめのお店3つ目は、中目黒にある「大衆割烹 藤八」です。こちらは40年以上続く老舗の大衆居酒屋で昭和の雰囲気を色濃く残した、ワイガヤの愉しいお店です。店内にはグルリとメニューが貼られ、選ぶのに迷うほどで圧倒されます。どれもこれもリーズナブルなお値段なので気にせず獺祭が楽しめます。
大衆割烹 藤八
住所 | 東京都 目黒区 上目黒 3-1-4 グリーンプラザ 2F |
営業時間 | 17:00~23:30 |
定休日 | 日・祝 |
獺祭の保存方法は?
獺祭の保存方法①日本酒
獺祭保存方法1つ目は「日本酒」です。一般的に日本酒は普通酒から大吟醸と段階があります。しかし、獺祭の日本酒は大吟醸のみです。温度別で保存方法が変わってきますので最新の注意が必要。下記にそれぞれの保存方法を記載しましたので参考にして美味しく頂いてください。
- 華やかな香りで濃密な味わい。これを崩さないためにも保存温度は10度前後がベスト。ワイングラスで飲むコトをおススメします。
「二割三分」
- 圧倒的な甘味を感じることが出来るためにも先ず冷蔵庫で冷やしてから常温で放置。12度まで温度を高めてから愉しむコトをおススメします。
「三割九分」
- 香り高く程よい甘味があり、しかも長くその甘味を感じられ、その余韻に長く浸っていたくなる程の美味しさ。その豊かな香りをムダにしないためにも、保存温度は12度あたりがベスト。冷やしすぎること無く、ゆっくりと温度が上がるにつれて起こる、味の変化を心ゆくまでお愉しみいただけます。
「その先へ」
獺祭の保存方法②スパークリング
獺祭保存方法2つ目は「スパークリング」です。特に飲みやすいとして人気高い獺祭のスパークリング。キンキンに冷やしての保存方法がおススメです。栓を開けた瞬間に立ち上る芳醇な香りと、繊細でフレッシュな味わいをお愉しいただけます。
獺祭の保存方法③焼酎
獺祭保存方法3つ目は「焼酎」です。獺祭の焼酎はとても日本酒に近い味わいですがアルコール度数39度なので、そんなに一気に飲み干せませんよね。ですが極力、開封したら2~3日に飲みきることをおススメします。酸化しやすいので冷暗所もしくは冷蔵庫に立てての保存がベストです。
獺祭の豆知識
獺祭の豆知識①「獺祭磨き二割三分」は世界をも魅了する手法
獺祭の豆知識1つ目は、「獺祭磨き二割三分」は世界をも魅了する手法です。二割三分とは?知っている人はスルーしてくださいね!精米したのち雑味となるタンパク質を取り除く「磨き」作業を7日間。なんと168時間もかけて最後の23%まで磨きあげて仕上げているのです。そうです!そこから二割三分と名づけられました。
ひと粒だけならまだしも、お酒が出来る量となると、気を失いたくなる程の手間暇がかけられているんです。通常磨きは50%以下で大吟醸と認められていますが、更に23%とまで丁寧に磨きに磨いて出来上がったお酒、獺祭。この米の磨き歩合は、日本最高峰として日本のみならず、世界も認めています。
獺祭が出来上がるまでの過程を少しでも知ってしまったアナタは、また一段と獺祭を美味しく感じて飲めるかもしれませんね!もっと詳しく獺祭の歴史について知りたいと思った方は、蔵元の旭酒造さんのホームページを添付しましたので是非のぞいて見てください。
獺祭の豆知識②獺祭ブランド
獺祭の豆知識2つ目は、「獺祭ブランド」です。正直、驚きます。お酒に留まらず、食品・グッズ・化粧品と品揃え豊富に揃えています。原材料は獺祭で使用してるのと同じ「山田錦」です。ネットでも購入出来るようになりましたが、実際リアルショップに行って購入するのも良いですね。では幾つかご紹介しますね。
- 一口食べた瞬間に広がる大吟醸の芳醇な香りは獺祭そのもの!滑らかに喉元を通り過ぎて程よい甘さが後をひく美味さです。ハマる人続出してます。
獺祭の大吟醸酒粕アイス
- お酒の味はしませんが、サクッとした歯ごたえで塩味。小ぶりなのでお酒のおつまみには丁度良いですね。
大吟醸酒米 山田錦煎餅
- 純米大吟醸磨き二割三分の酒粕から生まれた貴重な石鹸です。香りも刺激もなく洗い上がりはしっとりツルツルです。泡立てネットで良く泡立てて使用するのをおススメします。
手作り酒粕 獺祭石鹸
- 獺祭を美味しく飲んで貰うために作られたグラス。手にすっと馴染むサイズ感が丁度良い。価格も手頃な398円!思わず欲しくなる値段設定ですよね。
獺祭専用 貴人グラス
獺祭の美味しい飲み方を知ろう!
獺祭には色々なタイプと飲み方があり、ひと言では語り尽くせない程の奥深いお酒だという認識を持っていただけたかとは思います。ですが、実際に体感してみないと、中々実感として湧いてきませんよね?
海外からもわざわざ足を運んで、飲みに来てくれるほどの人気ぶりに、日本人の私たちがその勢いに触発されて、改めて日本のお酒「獺祭」に魅了されているかもしれません。
でもココで気付いて欲しいのは、どんなに美味しいお酒でも、自分が本当に美味しいと感じたお酒を、自分のペースで飲んで、愉しむことが造り手にとっても一番の喜びだと言うことです。流行に流されるコトなく、自分の味覚を信じて、本当に美味しいと思えるお酒に出会えるきっかけづくりになれたら嬉しいです。
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