初級編|花束のラッピング方法おすすめ2選!
花束のラッピング初級編①簡単な筒型包み
1つ目の花束のラッピング方法は、シンプルで簡単な筒型包みです。とても簡単でシンプルな方法ですが、きちんとして見えるのが特徴です。配色や包装紙の素材を変える事で用途も幅広く、ちょっとしたプレゼントからお祝い事にも使えます。
下記の作り方になれてきたら、上の画像のようにふちを折り込んでも印象が変わります。色々試してみるといいでしょう。小さめの花をまとめたブーケ向けの包み方です。ホチキスで止める部分は目立たないように気を付けるのがコツです。
- 包みたい花束
- 包装紙
- 好みのリボン
- ホチキス
筒がた包みに必要なもの
- 1 包装紙の長辺を、5㎝程折り込む
- 2包装紙の中心にブーケを置いて1周包む
- 3上の開いている部分を合わせ、ホチキスまたは目立たないテープで留める
- 4高さを調整する。この時頭を完全に覆ってしまうか、少し花が出るようにするかで印象が変わる
- 5花束の結う部分を決めて、そこを一度握って紙に癖をつける
- 6癖をつけた部分をリボンで結って完成
筒型包みの手順
花束のラッピング初級編②正方形の包装紙での包み方
花束のラッピングの仕方2つ目は、正方形の包装紙でラッピングする方法です。画像のように巻くだけでも十分おしゃれですが、不繊紙を加える事で柔らかな印象に仕上げる事ができます。
動画のような大きな花束から、小さまブーケまでこの方法で包む事ができます。慣れれば短時間でできて配色などでバリエーションも効く方法ですので、ぜひマスターしましょう。
- ティッシュ
- ビニール袋
- アルミホイル
- 不繊紙
- 正方形の包装紙
- 好みのリボン
- セロハン
- ホチキス
- テープ
正方形の紙包みに必要なもの
- 1根元をティッシュでくるみ、湿らせる
- 2根元にビニール袋をかぶせる
- 3ビニール袋の口を縛り、テープで留める
- 4アルミホイルでくるむ
- 5花束を不繊紙の上に置き、根元が隠れるように畳む
- 6左右にひだを寄せてホチキスで留める
- 7包装紙の上に対角線上におく
- 8底を折りこみ、左右の紙を畳む
- 9結う部分を握って、癖を付けておく
- 10セロハンの角と花側の角が合うように置き、短い方を下にして畳んでセロテープで留める
- 11結う部分で再度握って癖をつけ、セロテープで留める
- 12リボンをしっかり結いつける
- 13底を丸めてセロテープで留め、花の頭側の包装紙やセロハンを好みで切る
- 14形を整えて完成
正方形の紙包みの手順
POINT
主役はあくまで花束
ラッピングはシンプルに仕上げるのがおすすめです。あれもこれもと飾り付けてしまうと、丁度人間が服に着られている状態と同じように、折角選んだ花の魅力を損なってしまう事になります。ラッピングは花をきれいに見せるように、花束の色に似合う包装紙やリボンを選びましょう。
中級編|花束のラッピング方法おすすめ2選!
花束のラッピング中級編①小さなブーケのラッピング
花束のラッピング方法3つ目は、小さな花束向けの方法です。花束のアルミホイルまで巻いてあれば、すぐに包むことができます。包装紙を2枚使う事で、よりおしゃれになりますので、色の組み合わせも楽しんで選びましょう。
ホチキスで止める工程があるので、手を引っ掛けないように注意してください。保水ペーパーはティッシュやキッチンペーパーなどで代用できます。
- 保水ペーパー
- 輪ゴム
- ビニール袋
- 包装紙
- リボン
- ホチキス
小さな花束のラッピングに必要なもの
- 1根元に保水ペーパーを巻いて輪ゴムで留める
- 2保水ペーパーを湿らせてビニール袋をかぶせて輪ゴムで留める
- 3アルミホイルで巻く
- 4包装紙を花束の幅よりおおきく切る
- 5花束を包装紙の対角線上に置き、底を折り上げる
- 6左右を畳み、結う部分を輪ゴムで留める
- 7角の部分を内側に折り込んでホチキスで止める
- 8リボンを作る。リボンを左右交互に合計6つひだを作り、その中心にリボンを通して留める
- 9作ったリボン飾りで結う
小さな花束のラッピングの手順
花束のラッピング中級編②2枚の紙を使うラッピングの仕方
4つ目の花束のラッピング方法は、2枚の違う包装紙を使った方法です。柄や色味の違う包装紙を組み合わせる事で、豪華に見えます。また、柄や配色を工夫する事で表情や雰囲気が変わり、様々なシチュエーションに使う事ができます。
更にリボンを添えるとぐっとおしゃれになるので、花の色合いやプレゼントをしたい人に合った配色、雰囲気を考えて選ぶといいでしょう。包装紙は高くつく印象がありますが、100均に豊富な種類の取り揃えがあります。100均の包装紙については下の記事に詳しく乗っています。併せて参照してください。
- 柄や色味の違う包装紙2枚
- テープ
- 好みのリボン
2枚の紙で包む包装に必要なもの
POINT
包装紙は2枚使うと豪華に見える
包装紙は1枚で仕上げたり、同じ柄や色で揃えたりしても素敵ですが、豪華に見せたいのであれば2枚の色や柄を使うのがおすすめです。
上級編|花束のラッピング方法おすすめ2選!
花束のラッピング上級編①ショーケースラッピング
5つ目の花束のラッピング方法は、包装の上から花束を鑑賞できる包み方です。正面を向いている大きな花がある場合などは、この包み方が良く似合い、花を保護する事にもなります。
見栄えもするので、少し大きな花束や高級感を出したい場合にも使う事ができます。リボンの幅は小さすぎず、花束の幅までの大きさのものがバランスよく仕上がるでしょう。
- 包装紙
- セロハン
- 好みのリボン
- 外側の包装紙
- セロテープ
ショーケースラッピングに必要なもの
- 1包装紙の中心に花束を置いて、左右のひだを寄せる
- 2セロハンの上に置く
- 3花が潰れないようふんわりと包む。左が上になるように
- 4セロテープで留め、細心の注意を払って留めた部分を後ろにする
- 5下から持つように根元を持ち、テープで留める
- 6少しかぶさるように包装紙をカットし、右から閉じてから下から持つように根元を縛る
- 7リボンを作る。加減してループを作り、間にリボンを通して固定する
- 8作ったリボン飾りをしっかりと結って止めて完成
ショーケースラッピングの手順
花束のラッピング上級編②憧れの大きな花束を包む方法
花束のラッピング方法6つ目は、大きな花束を花束の幅より小さい包装紙複数枚で包む方法です。大きな花束は贈られた側も驚くほど嬉しいでしょう。
それなりに大きな包装紙が必要だと思われるかもしれませんが、包み方を工夫して、ずらしながら包むと大きなものでも包む事ができます。動画のように大きな花束を自分で作る場合は、途中で固定しながら作りましょう。
- 保水ペーパー
- 薄い包装紙
- 外をくるむ包装紙複数枚
- 好みのリボン
- テープ
大きな花束を包むのに必要なもの
- 1束ねた花束の長さを調整し、保水ペーパーを巻いて、湿らせる
- 2ビニール袋で覆ってテープで留める
- 3薄い包装紙で根元部分を巻く
- 4包装紙を花束に沿わせ、テープで留める
- 5少しずつずらしながら一周する
- 6底を包んでテープで止め、リボンを結って完成
大きな花束を包む手順
POINT
お店級のラッピングはやり方を守る事
お店のようにラッピングするのは、手順を守れば簡単です。慣れて来たのであれば個性を出すのにアレンジをするのもいいのですが、基本の重要な手順を抜かさないようにしましょう。
番外編|ブーケにおすすめのリボン
①リボンをパーツごとに作る方法
折角自分でラッピングするのであればリボンにもこだわりたいものです。こういったリボンで一番簡単な方法は、パーツごとに切り出し、ホチキスで止めるタイプのリボンです。普通にリボン結びをするより作るよりもはるかに簡単に作る事ができますので、不器用な人にもおすすめです。
- リボン(太いもの)
- リボン(細いもの)
- 針と糸
- グルーガンとグルー
必要なもの
- 1太いリボンを好みの大きさで2周巻く。2周目は1週目とずらしてまく
- 2中心を波縫いし、余分なリボンを切って絞る
- 3細いリボンも同様にする
- 4細いリボンを中心で一つ結びにしたものを用意しておく
- 5太いリボンのパーツの上に、細いリボンのパーツをグルーガンで取り付ける
- 61つ結びのパーツの結び目の裏側にグルーを付け、細いリボンの上に接着する
- 7後ろにぐるりと巻きつけ、余分なリボンを切る
- 8長さを調整しながら、足になる部分を切り出し、中心にグルーを付けて結んだ時のような絞りがでるように調整
- 9二つ折りにしてグルーで固定する
- 10大きなリボンのパーツに接着して、形を整えて完成
パーツごとに作るリボンを作る手順
②プレゼント用に使えるループリボンを作る方法
こちらのリボンも簡単に作る事ができ、覚えておくと重宝します。ねじりながらループを作り、中心を結うタイプのリボンの作り方です。リボンの作り方は人によってやりやすい方法が変わってきますので、作りやすい方法でリボンをつくるといいでしょう。下記の動画が音声付きで分かりやすいです。
ねじっている部分を最後にワイヤーで留めるので、ねじる位置は全て合わせましょう。リボンは100均でも可愛いものが売っています。花束に似合う雰囲気のものを探してみましょう。100均のリボンについては下の記事に種類などの記載がありますので、こちらも参照してください。
- リボン
- ワイヤー
- はさみ
- ニッパー
ループリボンを作るのに必要なもの
- 1リボンの端を持ってねじり、小さなループを作る。リボンをねじる位置はすべて同じ
- 2小さなループの両端に、リボンをねじって少し大きめのループを作る
- 3小さなループで交わるXをつくるように、ねじって2より少し大きめのループを作る
- 42のループの両端に3で作ったのと同じくらいのループを作る
- 5下に、リボンの先部分の長さをイメージしながら大きなループをつくる
- 6抑えながら5のループを半分に切り、ねじっていた部分をワイヤーで留める
- 7形を整えて完成
ループリボンを作る手順
POINT
手作りリボンで気持ちを込めて
普通のリボン結びでも十分可愛いのですが、折角包装するのであればリボンも思い切って手作りしましょう。より気持ちをこめやすくなります。幅は、花束の幅程度が丁度良いとの事です。
番外編|生花以外の花束2選!
①長持ちするドライフラワー
花束を贈りたいけれど、生花だとすぐに枯れてしまうかも、と思う方も多いでしょう。そんな時にはドライフラワーの飾りを送るのもおすすめです。ドライフラワーは自然の風合いを活かしたもので、その年を重ねる毎に味わい深さが増します。
ただしそれ故に、枯れた花、と悪い印象を持つ人もいるので、相手が女性、特に年上の場合は気を付けましょう。また、どうしてもそれを送りたい場合は、永遠に枯れない花などと言葉を添えるのがおすすめします。
②流行りのペーパーフラワー
海外でペーパーフラワー、つまり紙でできた花が人気と聞いた事のある方もいるでしょう。高々紙と思うかもしれませんが、花嫁のブーケや贈り物としても人気です。
その人気の秘密は折り紙で精巧に折られた花や本来あり得ない色味の花も作る事ができる事、更には1本1本見た目に違いがある事も味の一つです。手作りする事で、さらに相手に気持ちを込める事ができるので、手作りのプレゼントとしても人気です。
花束のラッピングで花をプレゼントしよう
花束は女性に贈るプレゼントの定番として人気です。その花束を自分で、おしゃれに可愛くラッピングする方法を紹介しました。お店に任せればきれいに包んでくれますが、ラッピングを自分でする事で、より相手の印象に合わせたり、心を込めたりすることもできます。
今回紹介した方法のほとんどは、小さなブーケから大きな花束など様々な花束で使えます。庭に咲いた花を切り花としてあげる時にも、自分で作った花束を包む場合にも覚えておくと重宝するでしょう。
花束の花の種類やリボンの種類も贈る相手の好みや印象に合わせ、それに似合う包装紙やリボンを決めるといいでしょう。お世話になった人や親しい友人の、誕生日などのイベントに、花束を自分でラッピングして贈りましょう。
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