人気のロゼットの作り方|メインの材料4つ
①リボンやサテン
プリーツ部分になる材料が、リボンやサテンです。手芸店や、100円ショップのハンドメイドコーナーなどで安く揃えることができます。デザインに合わせて色や太さ、素材を選びましょう。2色以上を組み合わせてハンドメイドするのもおすすめです。関連記事では、100均のリボンを紹介しているので、ご覧ください。
②型紙
プリーツを作るときに、リボンやサテンなどのプリーツの材料を貼り付けていくパーツです。初心者向けのロゼットには必要ない場合もまりますが、中心部分の飾りを作る重要な役割があります。難易度に合わせて使いましょう。ネット上でダウンロードできる型紙を使うと、2色以上のロゼットも簡単に作ることができますよ。
③くるみボタン(中心部分)
ロゼットの中心部分には、くるみボタンを使うことが多くあります。上級者の方は、裏面にピンがついたものを使うとアレンジが効きます。初心者の方は「足なし、打ち具つきのキット」を購入するとロゼットに使いやすいですよ。くるみボタンも、100均のハンドメイドのコーナーなど、安いものが多く販売されています。
④布•フェルト
布は、くるみボタンに貼り付けるために使う材料です。デザインによっては、シンプルな布にスタンプを押したりして文字を入れることもできますよ。フェルトは、ロゼットの裏面に貼り付けて縫い目などを見えなくするために使います。ロゼットのアレンジ次第では、様々なパーツに使うこともできるマルチな材料です。
人気のロゼット|基本パーツの作り方は?
作り方①型紙
型紙の材料には、厚紙を用意します。この型紙に、リボンを貼り付けてプリーツを作っていくイメージです。中心部のくるみボタンよりひとまわり大きい円の中心に穴がいた、ドーナツ状の型紙を作ります。片面に両面テープを貼ったら完成です。ネットでは型紙をダウンロードできるので、気になる方は探してみてください。
- 1厚紙を、くるみボタンよりひとまわり大きめの円形にカットする。
- 2片面の全体に、両面テープを貼る。はみ出た部分はカットする。
- 3中心にくるみボタン程度の穴を開けて、ドーナツ状にする。一箇所に切り込みが入っていてOK。
- 4型紙の完成!
型紙の作り方
作り方②プリーツ
リボンやサテンを用意します。用意した型紙の両面テープを剥がして、リボンを貼っていきましょう。完成したロゼットをイメージして、リボンを蛇腹状に折りながら型紙に固定していきます。その時、型紙の中心部分にはみ出たリボンをボンドで貼ると、プリーツが崩れません。型紙を一周したら、シンプルなプリーツの完成です。
- 1用意した型紙の両面テープを剥がす。
- 2リボンなどを、蛇腹状に折りながら型紙に固定する。
- 3途中、プリーツの幅が均等になっているか確認する。
- 4型紙からはみ出た、中心部分のリボンをボンドで貼る。(塗ってもOKです。)
- 5リボンが型紙を一周したら、端と端を貼り合わせる。
- 6プリーツ部分の完成!
プリーツの作り方
作り方③くるみボタン
中心部分には、くるみボタンを使います。布を、ボンドを使ってくるみボタンの表面に貼り付けましょう。この時、布の中心に文字を入れたい場合は、貼り付ける前に作業をしてください。裏側にも布を固定して、裏の金具をはめ込みます。くるみボタンのキットも人気です。気になる方は使ってみてはいかがでしょうか。
- 1打ち具つき、足なしのくるみボタンを用意する。
- 2くるみボタンよりひとまわり大きく、布をカットする。
- 3くるみボタンの表面と裏面にボンドをつけて、布を貼り付ける。
- 4裏面に打ち具をはめ込む。
- 5くるみボタンの完成!
くるみボタンの作り方
作り方④テール
ロゼットの脚に当たるのが、テールです。プリーツと同じリボンやサテンを使用しても良いですが、2色の異なる色で作るのもおすすめですよ。まずは、ロゼットの大きさの約2倍のリボンをカットします。次に、両方の先端をV字にカットしましょう。リボンを逆V字に折って重なった部分をボンドで止めたら、テールの完成です。
- 1ロゼットの中心の約2倍のリボンを用意する。
- 2両端をV字にカットする。
- 3リボンを、逆V字に折って重なった部分をボンドで固定する。
- 4テールの完成!
テールの作り方
作り方⑤パーツを組み立てる
プリーツ部分の中心に、くるみボタンを貼り付けます。テール部分は、長さのバランスを見て裏面から固定しましょう。最後に、裏面が隠れるようにフェルトを貼り付けたらロゼットの完成です!これでシンプルなロゼットが完成しますが、くるみボタンの周りにビーズを付けるなど簡単なアレンジを加えると可愛くなりますよ。
- 1プリーツの中心に、くるみボタンを貼り付ける。
- 2テール部分を、1の裏面に固定する。(表から見たバランスを確認しましょう!)
- 3ロゼットの完成!
- 4ビーズを付けたり、テールにレースを貼り付けたり、アレンジは自在です!
組み立て方
初心者編|簡単シンプルロゼットの作り方4選
①プリーツリボンロゼット
ロゼット作り初心者の方は、初めからプリーツになっているリボンを使うと簡単です。また、材料を最小限に抑えることができますよ。作り方はシンプルです。プリーツリボンをロゼットの大きさにカットして、台紙になる厚紙に貼り付けるだけで基本の形が完成します!テールとくるみボタンを貼り付ければ完成です。
- 1厚紙を、ロゼットよりひとまわり小さい円形にカットする。
- 2厚紙の片面に、両面テープを貼る。
- 3プリーツリボンを、円周分の長さカットする。
- 4厚紙の両面テープを剥がしながら、プリーツリボンを丸く貼る。
- 5くるみボタンとテールを貼り付けて、完成!
プリーツリボンロゼットの作り方
②簡単プリーツロゼット
手順は基本の作り方と同じですが、仕切り板をプリーツ作りに使う方法です。まず、25センチの仕切り板を2枚重ねてテープなどで固定します。固定した仕切板の隙間に、リボンやサテンなどの材料を挟み込んでいきましょう。飛び出た部分を並縫いすると、プリーツの完成です!簡単に2色のプリーツを作ることも可能です。
- 1100均などで販売している仕切り板を用意する。
- 2約25センチの長さにカットした仕切り板を、2枚重ねて固定する。
- 3仕切り板の端に、テープなどでリボンの先端を固定する。
- 4リボンを並状になるように、仕切り板の隙間に通していく。
- 5必要な長さになったら反対の先端を固定して、リボンの上部を並縫いする。
- 6完成したプリーツを使って、基本のロゼットを作る。
- 7簡単プリーツロゼットの完成!
簡単プリーツロゼットの作り方
③マステロゼット
マステだけで、簡単なロゼットを作ることができます!お好みのマステを10センチにカットします。片方の先端の接着面を1センチ残して、半分に折りましょう。さらに、接着面を5ミリ残して半分に折ると小さな輪ができます。これを数個作って花形に組み合わせ、中心にお好みのシールを貼ればロゼットの完成です!
- 1お好みのマステを10センチにカットする。(ロゼットの大きさによってアレンジしましょう。)
- 2片方の先端の接着面を1センチ残して、半分に折る。
- 3さらに、接着面を5ミリ残して半分に折る。
- 4完成した小さな輪を、数個(8〜12個程度)作って、花形に組み合わせる。
- 5中心にお好みのシールを貼る。
- 6テールをつけて完成!
マステロゼットの作り方
④折り紙ロゼット
折り紙ロゼットはシンプルで、初心者でも簡単に挑戦できます。四等分してカットした折り紙を、8段の蛇腹折りにします。蛇腹を半分に折って、折った中心が円心になるように4つを丸く並べて貼り付けましょう。蛇腹パーツに中心部分とテールをつけたら、折り紙ロゼットの完成です!2色以上の折り紙を使うのもおすすめです。
- 1折り紙を四等分にカットする。
- 21枚ずつ、8段の蛇腹折りに折る。
- 34つの蛇腹を半分に折って、折った中心が円心になるように丸く並べて貼り合わせる。
- 4完成したパーツに、中心部分とテールをつけたら、折り紙ロゼットの完成!
折り紙ロゼット
上級者編|アレンジロゼットの作り方3選
①ダブルプリーツロゼット
ダブルプリーツロゼットはプリーツが2色になる、上級者向けのロゼットです。型紙の両面に両面テープを貼って、裏と表にプリーツを貼り付けましょう。リボンは、幅の違うサテンを使ったり、2色以上を組み合わせると、上級ロゼットに仕上げることができます。くるみボタンとテールをつければ、完成です。
- 1型紙の両面に両面テープを貼る。
- 2表にプリーツを貼り付けたら、裏面にもプリーツを作る。太さや素材の違うリボンを使うと良い。
- 3くるみボタンとテールをつければ、ダブルプリーツロゼットの完成!
ダブルプリーツロゼットの作り方
②シフォンロゼット
上級者の方には、シフォンロゼットがおすすめです。幅5センチのシフォンの、端から0.5ミリの部分を並縫いします。さらに、端から1センチの部分を平行に並縫いしたら、初めに縫った糸を引っ張りギャザーにしてください。形を整えて、両端を縫い合わせればプリーツの完成です!2色以上のシフォン使いも素敵ですよ!
- 1幅5センチのシフォンを用意して、端から0.5ミリの部分を平行に並縫いする。(ロゼットの大きさを意識した長さに縫いましょう。)
- 2さらに、端から1センチの部分を平行に並縫いする。
- 31で縫った糸を引っ張ってシフォンを寄せて、ギャザーにする。
- 4適度な大きさになったら形を整えて、シフォンをカットする。両端を縫い合わせる。
- 5くるみボタンとテールをつければ、シフォンロゼットの完成!
シフォンロゼットの作り方
④オリジナルロゼット
上級者の方は、基本をアレンジして、シンプルかつオリジナルのロゼットを作るのをおすすめします!リボンを2色以上ミックスしたり、くるみボタンをビーズで装飾したりとアレンジは様々です。ハンドメイドならではのロゼットを作りましょう。関連記事でご紹介しているレースアイテムも、アレンジの参考にしてくださいね。
- くるみボタンの周りを、ビーズなどで装飾する。
- テールをフリンジにする。
- プリーツをお好みの布で作る。
- 布とシフォンなど、異素材を組み合わせる。
- くるみボタンに、写真を貼り付ける。
- テールの中心に、レースをプラスする。
- レインボーのリボンを使う。
ロゼットのアレンジアイデア
人気のロゼットの使い道3選
ここまで、ロゼットの材料や、初心者と上級者に分けてロゼットの作り方をご紹介しました。最後に、ハンドメイドしたロゼットの使い道をチェックしていきましょう!せっかく作ったロゼットを、有効活用してくださいね。
①結婚式の演出アイテム
SNSなどで話題のロゼットの使い方が、結婚式の演出アイテムとしての使い方です。ハンドメイドな結婚式にはオリジナル性が出ておすすめですよ。新郎新婦用の2色を作るほか、ゲストの名前入りロゼットも人気です。簡単な作り方を選べば、初心者でも大量生産が可能です!
②マタニティロゼット
マタニティロゼットも、ネットで話題になっています。シンプルなマタニティキーホルダーを自分の好みにアレンジできるとあって、女性に大人気です。くるみボタンの部分を、マタニティキーホルダーで代用すれば、初心者の方も挑戦できますよ。2色以上のレインボーサテンを使えば、写真のようなかわいいデザインになります。
③ヘアゴム
ヘアゴムへのアレンジは、ハンドメイドアクセサリー好きの方にもおすすめです。一般的に安全ピンをつけて仕上げるロゼットですが、裏面にヘアゴムを縫い付ければ、かわいいハンドメイドアクセサリーが完成します。上級者、初心者問わず作ることができるので、ロゼット作りに慣れてきたら活用してみてはいかがでしょうか。
人気のロゼットの作り方をマスターしよう!
多くのハンドメイドファンに人気の手作りロゼットは、シンプルな作り方をマスターすればアレンジ次第でオリジナルの一点を作ることができます。サテンとシフォンを組み合わせたり、2色以上の材料をミックスするだけでも上級者のような作品が仕上がりますよ。あなたもぜひ、人気のロゼット作りをマスターしてみてください!
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