【プラ板】100均アクリルキーホルダーの作り方
必要な材料と道具
自作アクリルキーホルダーの最も簡単でポピュラーな作り方が、プラ板を使う方法です。材料も道具も100均で揃えることができます。そのほかにビーズやシール、マスキングテープなどでデコレーションをすることもできるので、好きな材料を選びましょう。UVライトはレジン液の硬化に使いますが、自然光でも固まります。
- プラ板
- イラストや写真などの画像
- レジン液
- 金具パーツ
プラ板アクリルキーホルダーの材料
- ハサミ
- 穴あけパンチ
- クッキングシートまたはアルミホイル
- 本など重しになるもの
- つまようじ
- UVライト(なくてもOK)
- ヤットコ
プラ板アクリルキーホルダーに必要な道具
①イラストの描画・印刷
まずはプラ板に好きなイラストや模様を描きます。色落ちやにじみを防ぐため、油性ペンまたは顔料系のマジックペンを使いましょう。文字を入れたいときは転写シール(ステンシルシール)がおすすめです。転写シールも100均で買えます。
100均にはプリンターで印刷できるタイプのプラ板もあります。こちらは好きな画像をプラ板に印刷するだけです。写真やキャラクターなどを印刷すると、手作りでも本格的な仕上がりになります。
POINT
先に穴を開けておこう!
プラ板は加熱すると固くなります。必ず加熱する前に、穴あけパンチで金具を通す穴を開けておきましょう。
②オーブンで加熱
プラ板のデザインが終わったら、オーブントースターで加熱します。プラ板がくっつく場合もあるので必ずクッキングシートやアルミホイルを敷きましょう。加熱時間はオーブントースターやプラ板の種類によって異なります。プラ板のパッケージなどに書いてあるので、確認してから加熱をしてください。
③重しで成形
加熱が終わったらすぐにプラ板を平らな場所に移動し、本などの重しをプラ板の上に乗せます。プラ板が曲がってしまうのを防ぎ、平らな形で固めるためです。この作業をすることで、きれいな手作りキーホルダーが出来上がります。この時も重しにプラ板がくっつかないように、クッキングシートなどを間に挟むと安心です。
アクリルキーホルダーをビーズやシール、マスキングテープなどでデコレーションしたい場合はプラ板の加熱が終わった後にします。マニキュアなどでラメを足しても可愛いです。オリジナルのデザインを楽しみましょう。
④レジンでコーティング
プラ板が折れないようにレジンでコーティングをします。レジンを塗ることでイラストや模様の色落ちも防止できます。表面にレジンを伸ばしたら、つまようじで気泡を潰しましょう。UVライトなら30秒から1分で硬化できます。自然硬化の場合は、日当たりの良い場所に1日置いてください。
POINT
穴をふさがないよう注意!
レジンを伸ばす時は、金具を通すために開けた穴をふさがないように注意してください。穴につまようじなどを刺しておくと安心です。
⑤金具パーツをつけて完成
最後に必要な金具パーツをつけたら、オリジナルの自作アクリルキーホルダーの完成です。パーツはシルバーや金、アンティーク調など様々なテイストがあります。自分の作品に合う雰囲気の材料を選んでください。また100均のプラ板の中には、キーホルダーの材料として金具パーツが入っているものもあるので便利です。
金具をつけるときはヤットコなどで口を開いて、パーツを穴に通す場合があります。動画で紹介されているので参考にしてみてください。コツをつかめば力もいらず、女性でも簡単にできる作業です。
【レジン】100均アクリルキーホルダーの作り方
必要な材料と道具
レジンだけでも簡単に手作りキーホルダーが作れます。プラ板よりも様々な材料を使うことができて、立体的なデザインも可能です。レジンだけでアクリルキーホルダーを手作りする場合は、シリコンモールドなどの型があると便利です。もちろん、どの材料も100均で手に入ります。
- 封入パーツ(押し花やビーズなど)
- シリコンモールド(なくてもOK)
- レジン液
- 金具パーツ
レジンアクリルキーホルダーの材料
- シリコンモールド(なくてもOK)
- ピンセット
- つまようじ
- UVライト(なくてもOK)
- ヤットコ
レジンアクリルキーホルダーに必要な道具
①封入パーツを配置
型の中にレジン液を少量流し入れ、押し花やビーズなどを配置します。気泡が入らないように、ピンセットでそっと置いていくのがポイントです。気泡が入った場合はつまようじで潰します。レジン液はすぐには固まらないので、焦らずゆっくりとレイアウトしましょう。
②レジン液を流し込んで硬化
配置し終えたら、型いっぱいまでレジン液を流します。型を使わない場合はパーツ全体をレジン液でコーティングします。気泡が入らないように静かに入れるのがポイントです。レジンを流し終えたら、つまようじで気泡を取り除いて硬化します。追加でデコレーションをする場合も、レジンが接着剤代わりになります。
③金具パーツをつけて完成
レジンでアクリルキーホルダーを手作りするのはとても簡単です。しかし硬化するととても固くなるので、金具パーツをつけるのが少し大変な場合もあります。キリやピンバイスで穴を開けてパーツをつけるという作り方もあります。動画もたくさんあるので、参考にしながらオリジナルのアクリルキーホルダーを完成させましょう。
レジンはアクリルキーホルダーだけでなく、アクセサリー作りの材料としても人気があります。レジンを使えば、初心者でも簡単にアクセサリーが手作りできるのです。こちらの記事で作り方や作品例が紹介されています。レジンが余った時などにぜひ挑戦してみてください。
【ラミネート】100均アクリルキーホルダーの作り方
必要な材料と道具
続いてご紹介するのはプラ板とレジン、そしてラミネートを使ったオリジナルのアクリルキーホルダーの作り方です。イラストや画像をラミネートすることで、色や大きさを変えることなく簡単にキーホルダーにできます。色落ちの心配がないのも嬉しいポイントです。
ラミネートだけでも大丈夫ですが、補強のためにプラ板を土台にします。さらにレジンでコーティングをすることでぷっくりとした立体的な質感に仕上がります。必要な道具はプラ板で作るアクリルキーホルダーと同じです。
- ラミネートフィルム
- イラストや写真などの画像
- プラ板
- レジン液
- 金具パーツ
ラミネートアクリルキーホルダーの材料
- ハサミ
- 穴あけパンチ
- クッキングシートまたはアルミホイル
- 本など重しになるもの
- つまようじ
- UVライト(なくてもOK)
- ヤットコ
ラミネートアクリルキーホルダーに必要な道具
①素材をラミネート
まずはイラストや画像をラミネートフィルムに挟みましょう。100均にはシールのようなラミネーター不要のフィルムがあります。フィルムを開いて素材を置き、シールを貼り合わせるように閉じるだけで、簡単にラミネートが完成します。フィルムは柔らかいので、好きな形に切ってキーホルダーにするのもおすすめです。
POINT
ホコリに注意!
ラミネートするときは、素材と一緒にホコリなどの細かいゴミが入らないよう気を付けてください。ホコリを見つけた場合は、手ではなくマスキングテープなどでそっと取り除きましょう。
②プラ板を切って加熱
ラミネートは薄く、曲がりやすいのでプラ板を土台にします。加熱した後にラミネートよりもひと回り大きいサイズになるようにプラ板を切ります。背景のように模様をつけたい場合は、この段階でデコレーションしておきましょう。穴あけパンチで金具を通す穴を開けたら加熱をして、重しで平らにします。
③レジンでプラ板にラミネートを接着
レジンを使って、プラ板にラミネートを接着します。透明なレジン液であれば、多少はみ出しても大丈夫です。はがれないように隅までレジンを伸ばして接着しましょう。接着面を硬化したら、全体をレジンでコーティングします。かなり丈夫な自作キーホルダーができあがります。
④金具パーツをつけて完成
最後に金具パーツをつけたら完成です。金具パーツのつけ方も、プラ板を使ったアクリルキーホルダーの作り方と同様です。先にご紹介した動画を参考にしながら、自作キーホルダーを仕上げましょう。
100均のグッズでアクリルキーホルダーを作るポイント
①イメージを決めてから作る
アクリルキーホルダーを手作りするときは、サイズやデザインなどのイメージを決めてから作りましょう。イメージしておくことで材料も過不足なく用意できますし、スムーズに作業を進められます。SNSなどでオリジナルの作品をアップしている人も大勢いるので、デザインの参考にしてみてください。
②プラ板は縮むことを計算してカット
プラ板は加熱すると4分の1から6分の1まで小さくなります。焼き上がりがどのくらいのサイズになるかを計算したうえでデザインしましょう。手書きでデザインする場合は、細かすぎる模様が見えづらくなってしまうことがあります。また焼き上がりは色が濃くなるので覚えておきましょう。
③金具パーツのサイズに注意
金具パーツにもサイズがあります。完成品の大きさをイメージして選ぶのも大切ですが、プラ板やレジンなどにきちんと通るかどうかという点も大事です。プラ板は加熱すると縮むので、穴あけパンチで開けた穴も小さくなります。「パーツが太くて穴に入らない」という失敗が起こりやすいので気を付けましょう。
100均グッズで作れる!アクリルキーホルダーのアイデア4選
①プラ板×自作のイラスト
こちらはプラ板にイラストを手書きした、自作のアクリルキーホルダーです。パーツをいくつも作ってチャームにすることでオリジナル性を演出しています。複数のチャームをつなげるには丸カンという金具パーツが必要です。簡単に使えて、ハンドメイドの様々なシーンで活躍します。材料の1つとして用意すると便利です。
②プラ板×プリント
こちらはアーティストのロゴマークをプラ板に印刷した自作アクリルキーホルダーです。背景の文字は印刷しても良し、転写シールを活用しても良し。短時間で簡単に、おしゃれな作品ができあがります。穴にボールチェーンを通してバッグなどに提げると可愛いです。
③レジン×押し花
こちらはレジンと転写シール、そして押し花を使ったオリジナルの自作アクリルキーホルダーです。さりげなく散りばめられたラメも綺麗です。押し花をレジンでコーティングすることで色落ちせず、長持ちさせることができます。押し花の作り方も簡単なので、手作りキーホルダーと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
④ラミネートの自作アクリルキーホルダー
こちらはラミネートだけで作った自作アクリルキーホルダーです。プラ板やレジンは使わず、材料費もおさえたシンプルなカードタイプのキーホルダーに仕上がっています。様々な模様の紙をラミネートすることでシンプルながら華やかな作品ができます。友達にプレゼントするのもおすすめです。
100均グッズでオリジナルのアクリルキーホルダーを作ろう!
アクリルキーホルダーは作り方が簡単で、デザインの幅も広いです。100均で手に入る材料だけで、いくつもキーホルダーを作れます。色々なデザインを試して、自分だけのオリジナルアクリルキーホルダーを手作りしてみてください。
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