【初心者向け】手編みのニットバッグの編み図3選
初心者向けのニットバッグの編み方&編み図①ジャンボかぎ針で作るバッグ
初心者向けの手編みニットバッグの編み方&編み図1つ目は、ジャンボかぎ針で編むザクザクバッグです。こちらの作品は、ジャンボかぎ針(10㎜)と呼ばれる、太いかぎ針を使用して編むので、編み目が大きく簡単でスピーディーに仕上げられます。コマ編みと鎖編みで構成されているので初心者にも編みやすいのが魅力です。
また、作品の編み方や編み図は、手芸用品の製造・販売を専門とする、クロバー株式会社が掲載しているものなので、わかりやすく丁寧に紹介されています。太めの毛糸やTシャツヤーンなどの流行の編み糸を使いながらも、シンプルな仕上がりのニットバッグなので、服とのバランスも取りやすく日常使いにもピッタリです。
初心者向けのニットバッグの編み方&編み図②超極太毛糸のふわもこバッグ
初心者向けの手編みニットバッグの編み方&編み図2つ目は、超極太毛糸で編むふわもこバッグです。こちらのバッグは、超極太毛糸を6目×13段編むだけで作ることができるかわいらしいニットバッグです。持ち手をつけなければクラッチバッグとしても使えますし、市販のプラスチックの持ち手に付け替えることもできます。
この作品は、基本的にはすべての工程をかぎ針で編んでいますが、超極太毛糸なので指編みでも代用することができます。編み糸が太いうえにバッグのサイズも小さいので、すぐに編み終えることができそうです。作り方が簡単なのに見た目もかわいいので、子供用はもちろん、身近な人への贈り物としても喜んでもらえそうです。
初心者向けのニットバッグの編み方&編み図③コマ編みのマルシェバッグ
初心者向けの手編みニットバッグの編み方&編み図3つ目は、コマ編みのマルシェバッグです。一見難しそうにも見えるマルシェバッグですが、ほとんどがコマ編みの繰り返しなので根気は必要ですが、難易度はそれほど高くありません。最初はバッグの底部分から輪になるように編んでいき、増し目をして編んでいきます。
バッグの側面は、少しずつ目を増やすことによって口が広がったきれいな形のマルシェバッグが完成します。好みでボタンやタッセルをつけてアレンジしても良さそうです。写真のバッグは、秋冬のコーディネートにもピッタリの赤色が印象的なニットバッグです。持ち手の色を変えてアクセントをつけているところもおしゃれです。
もし、タッセルづくりに自信がなければ、100均の各ショップでも購入することもできます。次の関連記事では、ダイソーやセリアの店頭に並ぶタッセルやタッセルアクセサリーを紹介しています。詳しいタッセルの作り方などもレクチャーしています。ぜひ参考にしてみてください。
【上級者向け】手編みのニットバッグの編み図3選
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図①玉編みバッグ
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図の1つ目は、Tシャツヤーンで作る玉編みバッグです。コロンとしたかわいらしい編み目が特徴の玉編みは、バッグ以外にもニット帽子や手袋などにも使われる女性に人気の編み方です。今回の編み糸はTシャツヤーンと呼ばれる、Tシャツを細長く割いたような糸を使用します。
Tシャツヤーンは、毛糸とは違った布っぽい質感が楽しめるうえ、一本一本がしっかりと太めなので編み上がりが早いという利点もあります。Tシャツヤーンは、Tシャツから自分で作っても良いですが、かなり手間がかかります。手芸店はもちろん、100均のショップでも販売されているので最初はそちらを利用しましょう。
下の関連記事では、初心者でも簡単にハンドメイドで作れる「かごの編み方」を紹介しています。かぎ針を使用して毛糸やTシャツヤーンで編むかごは、お菓子を入れたり、雑貨や小物を収納したりと用途も幅広いです。詳しいレシピや動画なども掲載されているので是非チェックしてください。
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図②模様編みクラッチバッグ
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図2つ目は、かぎ針で編む模様編みのクラッチバッグです。女性から人気の高いアイテムでもあるクラッチバッグも、ニット素材ならば柔らかい雰囲気の仕上がりになります。まずは長方形に編んで袋状にして留め合わせるだけなので、模様編みをマスターしていれば比較的簡単です。
写真のように木製のボタンをつけたり、マグネットホックなどで留めるデザインも素敵です。今回の作品サイズは少し小さめなので、使用毛糸は約2.5玉ぐらいで出来上がります。ニット素材のクラッチバッグは、カジュアルなパンツスタイルはもちろん、スカートやロングコートなどとコーディネートしてもかわいいです。
最近では、有名人の間でもニットクラッチバッグはおしゃれなアイテムとしてSNSなどにも多数アップされています。ほかにも下の関連記事では、ニット素材のクラッチバッグの作り方5選を紹介しています。初心者でも簡単に作れる編み方はもちろん、100均の便利グッズを使用した方法なども掲載しているのでおすすめです。
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図③グラニーバッグ
上級者向けの手編みニットバッグの作り方&編み図3つ目は、グラニーバッグです。グラニーバッグというのは、ギャザーやタックの入った少し丸みのあるデザインのバッグです。今回掲載しているのは、コマ編み、鎖編み、長編みのみで編めるグラニーバッグです。好みで模様編みを入れたり、配色を変えたりも楽しめます。
持ち手の部分は、毛糸で作るか市販の持ち手を編み込んでもOKです。バッグの内側に内布を縫い合わせて、マグネットホックやワンポイントタグなどをつければ、より本格的な仕上がりが期待できます。毛糸は3~4玉程度を使用するコンパクトなグラニーバッグなので、ちょっとしたお買い物などにも使いやすそうです。
下の関連記事では、布製のトートバッグの作り方を紹介しています。バッグの内側につける内布のつけ方やファスナーのつけ方など、くわしい手順を説明した動画とともに紹介しています。より本格的なバッグ作りを目指している人はぜひ関連記事も参考にしてみてください。
かぎ針の編み図の見方は?
編み図は編んだ時の見た目を記号化したもの
かぎ針用の編み図は、編んだ時の見た目イメージをそのまま図面化したものです。編み図からは、JISで定められた共通記号によって、目数や段数、編み方を読み取ることができます。編み図があれば、だいたいの出来上がりサイズやデザインが頭の中にイメージできるので、初心者でも迷わずに作品を仕上げることができます。
編み図は基本的に下から上へと見ていく
編み図は基本的に下から上へと見ていきます。たいていの編み図には下から番号が振られている事が多いのでわかりますが、番号が省略されている場合もあります。その場合は基本的に、下から上へと編んでいくと考えてください。また、作品が円形のものの場合は、作品の中心の輪の部分から「円編み」で編み始めます。
編み目記号の編み方を習得しましょう
最後に、編み目記号にあわせた編み方を習得しましょう。編み図のなかには、JISで定められた共通の編み図記号が記されています。作品を作るときは、編み図記号を見て、どんな編み方をするのかを考えながらイメージを深めます。初心者向けの作品には、鎖編みやコマ編みなどの記号が多く使われているのでわかりやすいです。
代表的な編み目記号は、鎖編みが〇印、コマ編みが×もしくは+印、中長編みがT印です。そのほかにも多種類の編み目記号が存在しているので、全部覚えなくてもその都度わからないものを調べながら、少しずつ習得してください。また下の外部サイトでは、編み図記号と編み方が詳しく掲載されているので参考にしてください。
初心者向けニットバッグの編み方は?
初心者におすすめのニットバッグは「ズパゲッティバッグ」
初心者向けのニットバッグのおすすめは、ズパゲッティバッグです。「ズパゲッティバッグ」はオランダのHoooked社が手掛けた「Hoooked Zpagetti(フックドゥズパゲッティ)」という布製の編み糸を使って作られたバッグのことです。様々なシーンで使えてかわいいと、若い主婦を中心に人気の作品です。
ズパゲッティで作るタッセル付きバッグの作り方・編み図
次に、ズパゲッティで作るタッセル付きバッグの作り方を紹介します。バッグに使用する編み糸は、もともとはTシャツやカットソーなどを裁断する際に出る余分な糸を利用したものです。今回の作り方は、ほとんどがコマ編みで進められるので、かぎ針編みの初心者にも比較的簡単に編み上げられます。
- ズパゲッティ(使用糸)
- かぎ針
- 丸カン2個
- カニカン1個
- 革ひも30㎝
ズパゲッティのタッセル付きバッグ:準備するもの
- 1輪の作り目で編み始め、バッグの底部分をコマ編みで6段分編みます
- 2次にバッグの側面部分をコマ編みで14段、編み図の通りに増やし目をしながら編みます
- 3持ち手の部分は、鎖編みとコマ編み14目分編んで作ります
- 4丸カンとカニカンでタッセルを作り、バッグにつけて完成です
ズパゲッティのタッセル付きバッグの作り方
下の関連記事では、ダイソーやセリアで販売している初心者にもピッタリなかぎ針を紹介しています。100均のショップ別のかぎ針紹介やおすすめの毛糸などもピックアップしています。「どんな編み物用品を使えばよいか悩む…」という編み物初心者さんにもおすすめの記事です。
編み図を見ながら素敵なニットバッグを編んでみよう
今回は「編み物は初心者だけれど、かわいいニットバッグを作ってみたい」という人におすすめのニットバッグの作り方を上級者編とあわせて紹介しました。流行りのズパゲッティやグラニーバッグなど、おしゃれな作品も紹介しています。秋冬のファッションに合わせて取り入れたいという人は、ぜひ挑戦してみてください。
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