簡単なトートバッグの作り方
帆布（ハンプ）を使った簡単なトートバッグの作り方
トートバッグの作り方は直接縫いのみなので、ソーイング初心者さんも簡単にトライできます。特に、無地やドットなど柄に上下のない布は、両サイドを縫うだけでもステキなトートバッグができます。持ち手はカバンテープを利用すれば、縫い付けるだけでOKです。これは手芸店や100均などで安く購入できます。
帆布生地は丈夫で水にも強いので、買い物バックとして使うのにぴったりです。帆布は、作る前にアイロンをかけておくことが重要です。しわを伸ばして置いたり、縫い目のポイントを付けておけば作業がしやすくなります。また、生地が厚くて硬いので厚地用のミシンの針や糸を準備しましょう。
帆布のトートバックは生成りでもオシャレに見えるのがうれしいポイントです。まずはマチ付きや、裏地付きでないシンプルなものから初めて見ましょう。生地のほつれが心配な場合は、最初にジグザグミシンやロックミシンをかけておけば大丈夫です。また、ポケットは先に縫い付けておきましょう。
キルティング生地を使った簡単なトートバッグの作り方
キルティング生地を使用しての作り方をご紹介しましょう。キルティングのバックは、幼稚園や小学校でのレッスンバックによく使われます。トートバック作りをこのタイプからスタートする方も多いのではないでしょうか。まずはマチ付き裏地付きでないシンプルなものから作ってみましょう。
キルティング生地のバックは使っていると生地の糸や中の綿がはみ出て来ます。縫い始める前に、生地の端にジグザグミシンをかけておきます。また、キルティング生地は厚くてキレイに縫えないことがあります。こういった場合は、バイアステープを利用すると楽です。バイアステープは手芸店や100均で安く購入できます。
キルティング生地も、光沢のあるものを選ぶと大人っぽい雰囲気に仕上がります。暖かみがあるので、秋冬シーズンのお出かけによく似合います。また、マチ付きやファスナー付けをマスターすれば、トートバックの作り方を応用してポーチも手作りできます。
ポケット付きトートバックの作り方
ポケットの作り方をご紹介しましょう。ポケットがあると、細かいものやさっと出したいものを入れておくのに便利です。基本的に、本体の生地を縫い合わせる前に付けておきます。また、ポケット口を三つ折りにするのでその分の大きさを計算にいれて、布を裁断しましょう。
内ポケットやマチの部分に付けるのも同様に、表地と縫い合わせる前につけておきます。持ち手などと一緒につい付けたい場合は仮止めをしておくと安定して縫いやすくなります。大きさや数、色柄などを工夫するとオシャレで、使い勝手のいいトートバックに仕上がります。
ファスナー付きトートバックの作り方
トートバックにファスナーを付けると、中の物がこぼれ落ちなくて安心です。ファスナー付けは表地に直接つける作り方と、口布を使う作り方があります。どちらにしても、作り方にあまり違いはありません。この時、持ち手は先に仮縫いで付けておきます。
まずは、袋口全部にファスナーを付ける作り方をご紹介します。そうするとマチのある無しが関係ないので簡単です。裏地付きにする場合はその分、手間が増えますが基本的に作り方は同じです。ミシンに片側抑えがあるとファスナーに当たらず楽に縫えます。余ったファスナーは3センチくらいの余裕を持たせてカットします。
100均ショップでも帆布など、トートバッグ作りに利用できる生地がたくさん売られています。最近では色柄や大きさのパリエーションがとっても豊富になりました。クッションカバーの布を利用しても面白いですよ。この記事を参考に自分なりのデザインでトートバッグを手作りして見ましょう。
マチ付きトートバッグの作り方
マチ付きトートバッグの作り方①シンプルタイプ
マチ付きトートバッグは物を沢山入れられるというメリットがあります。また、中ポケットを付ければ小物の収納や整頓がしやすくなります。初心者には作り方が難しいのでは、と思うかもしれませんが、分かって見ればとっても簡単なんです。勿論、一枚布でも可能です。
マチ付きの作り方は、本体を作った後、脇の合わせ目を中心に三角形を両側に折ります。この時、直角三角形を作るのがポイントです。三角定規でサイズを決めて、縫い目の選を引くと正確です。また、マチの分だけバック本体の幅が減ることを予め計算しておきましょう。
マチ付きトートバッグの作り方②マチ布分離タイプ
別の布でマチを付ける作り方もあります。このは、タイプはトートバックの幅とマチの大きさを別にして計算できるメリットがあります。作り方は意外と簡単で、両サイドを縫い合わせる前にマチ部分の布を付けます。マチ布イコールマチの大きさですから、マチ布の中央と本体との縫い合わせ目で三角を作ります。
最後に押しミシンをかけるとキレイです。この作り方は生地の組み合わせて随分とイメージが変わります。自分なりに工夫して、オシャレなトートバックを手作りして見ましょう。
裏地付きトートバッグの作り方
裏地付きトートバッグの作り方①マチ付き無し
裏地付きのトートバックの作り方はいろいろありますが、これも分かれば難しいことはありません。まずは、一枚布でマチのない簡単な作り方をご紹介します。
表地と裏地の両方を中表に追って、両サイドを縫います。そして、共に口の部分を1センチくらい中に折って、アイロンをかけておきます。表地には先に持ち手を仮縫いして固定しておきます。
次に裏地を両サイドの縫い目と中心を合わせて、表地の中に収めます。この時、裏地を表地よりほんのわずが下にずらして付けるのが、キレイに仕上げるポイントです。まち張りや洗濯ばさみで固定してから、くるっとミシンを一周かければ完成です。
裏地付きトートバッグの作り方②マチ付き
マチ付きのトートバックに裏地を付ける作り方をご紹介します。表地と裏地の両方に同じ手順でマチを作ってから縫い合わせます。他にも表地と裏地を中表に縫い合わせた後、ひっくり返す方法など、いろいろな作り方があります。希望のデザインや好みに合わせて作ってみましょう。
手作りトートバッグのデザイン例7選
手作りトートバッグのデザイン例①ポケットのアレンジ
ポケットは簡単にアレンジ出来て、バリエーションを楽しめる作り方です。ポイントは布を縫い合わせる前にすべて付けておくことです。ポケット口は予めアイロンで折り返して縫っておきます。持ち手と合わせたい場合は仮縫いをしておくと楽に作業できます。バイアステープでアクセントを付けても楽しいです。
手作りトートバッグのデザイン例②帆布のアレンジ
帆布のトートバックはそれだけでもオシャレです。でも、それをちょっとアレンジするだけで全く違う印象になります。スタンダードなデザインとしては、持ち手とポケットの色を変える作り方です。他にもプリント生地と合わせたり、裏地付きのデザインを工夫したりと様々なバリエーションを楽しめます。
手作りトートバッグのデザイン③持ち手一体タイプ
取っ手までを一枚布で作ると、また一味違った可愛いトートバッグに仕上がります。難しそうに見えですが、持ち手を別に付ける作業がいらないので比較的短い時間で作れます。持ち手部分を縫う時は先にアイロンで内側に折っておいてから合わせます。マグネットボタンやホックを付ければ、中身がこぼれるのを防げます。
手作りトートバッグのデザイン例④巾着付き
このトートバッグは小さいタイプで作ると可愛らしく仕上がります。作り方は口布を大きくして、紐で締めるようにします。ファスナーを付けるより簡単な上、どこかノスタルジックな雰囲気があってオシャレです。開け閉めが楽なのと、中の物がこぼれないのでお弁当入れや小物入れにぴったりです。
手作りトートバッグのデザイン例⑤フェイクファーの活用
フェイクファーを利用すると、手作りとは思えないほど、高級感のあるトートバックに仕上がります。マチの部分にフェイクファーを使ってもステキです。ブーツなどと合わせて、ドレッシーなファッショにも十分似合いそうです。フェイクファーは手芸店で安く手に入ります。
手作りトートバッグのデザイン例⑥リバーシブル
裏地付きのトートバックの場合、持ち手の付け方を工夫することでリバーシブルに使えます。自分の好みの色柄で二種類のバックを同時に作れてしまうなんてステキですよね。その日の気分で使い分けを楽しんでください。
手作りトートバッグのデザイン例⑦ジーンズのリフォーム
はき古したジーンズをリフォームすると、素敵なトートバッグを作れます。ジーンズは既に筒状になっていて、必要な長さに切って縫えばいいのがメリットです。また、ポケットやボタン穴、ラベルなど工夫次第でそのままデザインに活用できます。ジーンズの生地も丈夫なのでトートバッグ向きです。
トートバッグが似合うファッション
トートバッグが似合うファッション①ストリートファッション
トートバッグはどんなシーンでも活躍できますが、流行りのストリートファッションにぴったりです。特に帆布のトートバックはTシャツやニットにジーンズ、シンプルなワンピースなどがよく似合います。学生から主婦まで、たくさんの人に愛されるのもシンプルに気軽に使えることが否決かもしれません。
トートバッグが似合うファッション②ブラウス・キャミソールワンピース
生地や色を選べばオフィスやフォーマルなシーンにも合わせられます。書類などが入る大きめのサイズは、通勤にも便利です。秋冬はフェイクファーを使ってブーツなどと合わせてもオシャレです。また、持ち手をチェーンに変えればドレッシーなファッションにも合わせられ、工夫次第でどんなシーンでも活躍できます。
トートバックは生地やデザインよって、様々な表情が出せます。この記事を参考に自分の好みとニーズに合ったバックを手作りして見ましょう。
手作りトートバッグでオシャレ度アップ！
トートバッグがこんな簡単に手作りできるなんて、驚きですよね。手持ちの端切れや、古着なども活用できるのもメリットです。気に入って捨てれない洋服も裏地に活用して見ましょう。サイズやデザインを工夫すればいろんな種類のトートバッグが出来上がります。自分だけのオシャレなトートバックを手作りして見ましょう。
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