飛び出すクリスマスカードを作るのに必要なもの
①必要な材料
必要な材料は100円ショップにあります。仕掛け部分を作るときにカッターナイフがあるときれいに切れますので、ぜひそろえましょう。特にハサミ、カッターナイフ、カッターマットなどは手作りするときには欠かせません。
- ハサミ
- カッターナイフ
- カッターマット
- コンパス
- 定規
- ヘラ
- 両面テープ
- 加工のされた厚紙
- カラーペン
必要な材料
②あると便利な材料
カード作りにあると便利な材料を紹介します。カードを作り終えたあとの飾り付けに便利な材料です。こちらも100円ショップで材料をそろえるだけでなく、あなたのご家庭に眠っている可愛いリボンを使ってもいいですよ。
- デコレーション用のシール
- 好きなマスキングテープ
- 折り紙
- 小さな飾りリボン、ギフト用のリボンなど
- スパンコール
- ラメパウダー
- 木工用ボンド
あると便利な材料
ツリー編|飛び出すクリスマスカードの簡単な作り方
①飛び出すクリスマスカード
画用紙を半分に折り、「わ」の部分を短冊状に切って作るクリスマスツリーのカードです。作ってみると仕掛けも簡単なので、工作の苦手な方にもおすすめできますよ。デコレーション次第でとても可愛い作品が作れますのでぜひ挑戦してみましょう。
- 1たたんだ時にハガキ大になるよう、緑の画用紙を切って半分に折ります。
- 2「わ」を右にして置き、カード右上の頂点から左下の角に向かって線を引きましょう。
- 3「わ」を手前に向けて置き、先ほど引いた斜め線まで3回切り込みます。
- 4切った部分を奥に向けて倒し、谷折りにしたら戻してください。
- 5飛び出す部分の形を崩さないよう、カードを開いてたたみます。
- 6余白部分にメッセージを書き、デコレーションをしましょう。
飛び出すクリスマスカード
ツリーのカードを手作りするのは意外と簡単なんです。これまでは工作が苦手だからうまくできるはずがない、と思っていたあなたも少し自信を持ってもらえたのではないでしょうか。モチーフごとに可愛い作品を紹介しますので、他のものにもぜひ挑戦してみてください。
②ツリーを2枚貼り合わせて作るクリスマスカード
切り抜いたツリーのモチーフを貼るだけの、クリスマスカードの作り方を紹介します。「他の人とカードのデザインがかぶったらどうしよう」と考えているあなたにぴったりのカードですよ。ツリーの型紙を用意して着るのは難しそうですが、やってみると意外と簡単ですので手作りしてみてくださいね。
- 1ツリー用の緑の画用紙と、貼り付けるカード本体用の画用紙、ツリーの型紙に使う厚紙を用意してください。
- 2厚紙にツリーの絵を描いて、切り抜いておきましょう。型紙に使います。
- 3緑の画用紙を半分に折り、「わ」を手前にして置いたら「わ」より1.5センチほど離して先ほど作ったツリーの型紙を置きましょう。
- 4ツリーの型紙の周りをカッターナイフで切りますが、根本部分は切りはなさないでください。
- 5画用紙をひっくり返してもう片面も同じように切り、ツリーを2枚作りましょう。
- 6ツリー部分を除いて緑の画用紙にのり付けし、片面ずつカード本体に貼ってください。
- 7カードを開いたら、ツリーにのりをぬってしっかり貼り合わせて完成です。
ツリーを2枚貼り合わせて作るクリスマスカード
③三角形の紙を貼って作る飛び出すクリスマスカード
次はよりリアルなツリーをモチーフにしたメッセージカードを紹介しましょう。動画では半分に切った紙から切り抜く方法で三角形を作っていますが、長く切った紙を切り分けてもいいですし半分に折った紙から切り抜くようにしてもかまいません。あまり構えずに手作りしてみてくださいね。
- 1折るとハガキ大になるカード台紙を用意し、ラメ入りの緑の厚紙は縦2センチ、横18センチのサイズに切っておきます。
- 2細長く切った紙を4センチ、6センチ、8センチの長さに測って切り分けてください。
- 3切って作った長方形の紙はすべて半分折りにして、縦の折れ線をしっかりつけましょう。
- 4紙を開いたら角を紙の縦線に沿って左右とも三角形に折り曲げ、折った部分を下に向けて置きます。
- 5紙を3枚とも二等辺三角形の形に折ったら、別に用意したカード台紙を半分に折ってください。
- 6三角形の折り曲げたところにのりをつけ、カードの中心線に三角形の縦線を合わせて貼りましょう。
- 74センチ、6センチ、8センチの三角形を上から順番に貼ればカードが完成です。
三角形の紙を貼って飛び出すクリスマスカードを作る
ここまでいろいろなツリーのカードの作り方を紹介しました。緑だけでなく紙の色を白や金色に変えるだけで、印象もガラリと変わりますしデコレーション次第で華やかにもシックにもなります。クリスマスツリーのモチーフは定番ですが、工夫次第でいくらでもあなたらしいカードに仕上がることでしょう。
ギフトボックス編|飛び出すクリスマスカードの簡単な作り方
①4回切るだけ!飛び出すギフトボックスカード
- 1たたむとハガキ大になるよう画用紙を切って半分折にし、「わ」を手前にして置きましょう。
- 2カードの右端から左に向かって2か所、ハサミかカッターで3センチの切れ込みを入れてください。
- 3その左隣に2センチ、その左隣に1.5センチの長さに切れ込みを入れ、切った部分をすべて谷折りにします。
- 4折って戻したら、仕掛け部分の形を崩さないようカードをそっと開いてたたみましょう。
- 5別に用意したマスキングテープや折り紙を、立体部分に貼って完成です。
4回切るだけ!飛び出すギフトボックスカードを手作りしよう
飛び出す箱の部分の大きさに合わせて切った紙を貼ると、ギフトボックスカードが簡単に作れます。立体部分にリボンを貼り付けても可愛いですし、吹き出し型に切った紙を貼ってメッセージを書いてもいいですね。ぜひ手作りに挑戦してみましょう。
②2か所切るだけ!モチーフを貼って作るギフトボックスカード
飛び出すカードと言うと、こちらの作り方や仕掛けを思い浮かべるかもしれません。紙を半分に折り、「わ」の部分に2か所切り込みを入れて谷折りにするところはこれまでどおりです。カード本体を開いてたたみ、折りグセをしっかりつけたら別の白い画用紙を用意しましょう。
- 1折るとハガキ大になるように画用紙を切り、半分に折って「わ」を手前にして置きましょう。
- 2「わ」の中央部分に2か所切り込みを入れて谷折りにします。
- 3カードをそっと開いてたたんだら、別紙にギフトボックスなどのモチーフを描いてください。
- 4モチーフを切り抜いたらのり付けをして、立体の部分に貼ります。
2か所切るだけ!モチーフを貼って作るギフトボックスカード
立体部分の仕掛けが隠れる程の大きさで、ギフトボックスの絵を描いて切り抜きます。仕掛けを増やして雪だるまやケーキのモチーフを貼っても可愛いですよね。厚紙に貼ってから使うとモチーフ部分の紙の強度も増します。余白部分には忘れずにメッセージを書き添えましょう。
ジャバラモチーフ編|飛び出すクリスマスカードの簡単な作り方
①丸い紙を貼り合わせた可愛い雪だるまのカード
ジャバラの両端の紙にのりをつけて、台紙に貼ると立体雪だるまのメッセージカードが完成します。バケツの絵も描いてあげると可愛いですよ。
- 1カード台紙を半分に折り、模様や色のついた画用紙を別に用意しておきましょう。
- 2模様つきの紙や画用紙にコンパスで円を描き、6枚切ります。
- 3ハサミで切り抜いたら半分に山折りし、外側片面だけのりをつけてください。
- 4のり付けしたところに半分折りにした円を貼り、貼った円のもう片面にのりをつけます。
- 5もう1枚半円を貼ってジャバラにしたら両端にのりづけしてカード台紙に貼り、開くと飛び出すようにしましょう。
- 6最初に作ったジャバラの下に、もうひとつジャバラを作って貼り付ければ雪だるまカードの完成です。
丸い紙を貼り合わせた可愛い雪だるまのカード
②立体おヒゲサンタの飛び出すカード
ジャバラを使う立体カードの作り方を応用して、簡単なサンタのおヒゲカードに挑戦してみましょう。絵を描くのが苦手でも、折り紙を切って貼るだけで可愛いサンタさんの顔が完成します。目の代わりに黒いシール、眉毛のかわりに白いシールを重ねて貼ってもいいですね。
- 1カード台紙を半分折にしたら、ジャバラ用の画用紙を別に用意してください。
- 2ジャバラ用の画用紙に1.5センチの高さで横線を引き、さらにその上に15本ほど横線を引いておきましょう。
- 3引いた線に合わせて谷折りと山折りを繰り返し、1.5センチ幅のジャバラを作ります。
- 4長いジャバラを作ったら、8センチ、6センチ、4センチ幅に切り取って両端に両面テープを貼りましょう。
- 5カード台紙本体に丸く切り抜いた薄オレンジの画用紙を貼り、黒や白のシールで目や眉毛を、赤い画用紙でサンタの帽子を作ってください。
- 6台紙につけた縦線に沿って、サンタの口元から長い順にジャバラを貼ります。
- 7貼り終えたら剥離紙をすべてはがし、カードをたたんで接着したら完成です。
立体おヒゲサンタの飛び出すカード
サンタのヒゲが飛び出す面白い手作りカードを紹介しました。紙を折る回数も使う紙によって変わるので、作る前に確認し、調整してみましょう。
飛び出すクリスマスカードをうまく作るときのポイントは?
①丁寧に紙を折る
折って作る工作は、角と角が少しでもずれていると見栄えが良くありませんよね。うまく作るポイントはズバリ、あせらず丁寧に作業することです。折り紙が得意な人の手元を見ると、紙の角をぴったり合わせて丁寧に折っていますよね。指定された工程を省かないこともきれいに仕上げるコツです。
立体カードに限らず工作は、少しでも線や折り目がずれると仕上がりに影響します。仕掛けがスムーズに動くようしっかり貼り合わせ、紙の厚さに注意してみましょう。
②切る前の下準備が大事
少し面倒かもしれませんが、切る前にヘラでガイド線を入れましょう。裁縫箱に入っているものでも、100円ショップにあるものでも構いません。鉛筆で線を引くと跡が残ってしまい、うまく消すのはなかなか難しいです。紙の材質によっては消しゴムを使うと紙が毛羽立つこともありますので、ヘラがあると便利ですよ。
あなたはメッセージを書いている途中でつづりがあっているか、言葉の使い方を間違えていないか気になることはありませんか。作業をサクサク進めるためにも、どんなメッセージを書くか考え、つづりや言葉の使い方を確認しておくとスムーズに進められます。別の紙に書いたものを切って貼るのも方法の1つです。
仕掛けをきれいに作ることと同じくらいに、メッセージの内容は大切にしてください。差しさわりのない定型文ばかりでも寂しいものですから、短くても受け取った相手がニッコリしてくれそうなメッセージを考えてみてくださいね。
③カッターを使うときれいに仕上がる
線を引いたらあとは切るだけですが、ハサミよりもカッターをおすすめします。円を切り抜くときに欠かせないハサミも、直線を切る時は線ががたつくことがあるからです。きれいに仕上げるのであれば、ぜひカッターとカッターマットを使いましょう。
一時的に使うだけなら、100円ショップにもグッズはそろっていますよ。カードの見栄えをよくするコツは、線通りにきれいに切って仕掛け部分をきっちり作ることです。装飾よりも立体部分に気を遣うと仕上がりにも影響します。
カッターでは作業しにくい場合、アートナイフもおすすめです。持ち手がペンのように丸みを帯びているので握りやすく、細かい部分を切るのに向いていますよ。カードに可愛い模様を描いて切り抜きたいときは、ぜひ検討してみてください。
簡単な飛び出すクリスマスカードを手作りしてみよう
今回は飛び出すクリスマスカードの作り方を紹介しました。立体カードは仕掛けが難しそうに見えますが、丁寧に切って折り目をつけるのが大切です。飛び出すカードの立体部分さえしっかり仕上げておけば、市販品にも見劣りしません。
手作りの最大の魅力は、この世界に1つしかないという点にあります。普段お世話になっている人に、さりげないメッセージを書いて送ればきっと喜ばれますよ。
今回の記事では上手な作り方を紹介しましたが、一番大切なのは「あなたが大切な誰かのためにカードを手作りしようとしている」ことです。ぜひ今年は失敗を恐れずに、飛び出すクリスマスカードを作ってみてくださいね。
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