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2DKとはどんな間取りか?

2部屋にダイニングとキッチンのついた1部屋の間取り

ダイニング

2DKの基本的な間取りは、部屋数が2つに、ダイニングとキッチンが1部屋といった間取りです。コンパクトでありながら、広いスペースを確保できるので賃貸物件でも多く取り入れられている間取りでもあります。

レイアウトによっては2DKでも1LDKやワンルームとして使うことのできる部屋もあり、自由度がとても高く、一人暮らしからファミリーまで多くのライフスタイルの人に使いやすい部屋でもあります。

2DKと2K・2LDKの違い

違い

2DKと同じく2部屋にキッチンがついている間取りに「2K」と「2LDK」という間取りも存在します。聞いたことのある方も多いかもしれませんね。これらの違いはダイニング・リビングのスペースがあるかないかの違いになります。

まず、2Kはダイニングがついていないので、2部屋にキッチン1部屋という間取りになります。つまり、キッチンのみの部屋があり、ダイニングスペースはありません。キッチンに続く居室をダイニングとして使うことが多くなります。最近では珍しい間取りとなっていて、築年数が比較的古めの物件が多いです。

2LDKはキッチンにダイニングスペース+リビングスペースが確保されていて、広々とした間取りです。一人暮らしやカップルよりもファミリー向けの間取りと言え、ダイニングリビングを家族団らんスペースとして使い、2部屋を寝室や仕事部屋・ゲストルームとして使うこともできます。

賃貸で見られる2DKの間取り5種類

賃貸で見られる2DKの間取り①一人暮らしにおすすめコンパクト型

お隣さん

まず1つ目は、2DKの部屋で最も多い間取りが廊下がなく、部屋同士が直接つながっているコンパクト型です。無駄な空間がないので正方形の中に部屋が収まるのが特徴です。

玄関を入ってすぐにダイニングキッチンがあり、そのまま部屋に入ることができます。廊下がない分面積効率が良いことと、家賃もお手頃なものが多いのがメリットです。

賃貸で見られる2DKの間取り②縦長のワンルーム型

ワンルーム

次に2つ目は、ワンルーム型の間取りは玄関を入ってすぐにダイニングキッチンがあり、2部屋が奥に縦長に続いているタイプの間取りです。このタイプの部屋ならば襖を取ればワンルームとしても1LDKとしても使うことができます。ファミリーよりも一人暮らしの方におすすめの間取りの2DKの部屋と言えますね。


ただし、ファミリーの方でも小さい子どものいる方は、縦長ワンルーム型を選んだ方がお子さんに目が届きやすいかもしれません。コンパクト方のような真四角に近い間取りだと隣の部屋にいる子どもの様子が分かりません。しかし縦長ならば仕切りを取り払うことで視界がよくなり、子どもから目を離さずに済みます。

賃貸で見られる2DKの間取り③玄関脇DK型

ファミリー

3つ目は、玄関脇DK型は最初のコンパクト型とよく似ていますが、廊下がついているのがコンパクト型との違いです。廊下を経由することで直接部屋の中を見せなくて済み、プライバシーを確保をしたい方におすすめの間取りです。

この間取りの2DKは部屋の仕切りが襖や可動式になっている物件が多く、それらを取り払うことで縦長のLDKとして使用することも可能です。リビングも寝室もバルコニーに面した部屋なので快適な部屋づくりをしやすい間取りと言えます。

賃貸で見られる2DKの間取り④玄関脇寝室型

扉

4つ目の玄関脇寝室型は玄関脇DK型とよく似た間取り部屋になります。違いは玄関脇DK型は廊下の左右にダイニングキッチンとバストイレが配置されていますが、玄関脇寝室型はダイニングキッチンが玄関から離れた場所に配置されています。居室とダイニングキッチンの場所を入れ替えただけですが、使い勝手は異なります。

廊下側の部屋は玄関からすぐにアクセスできる部屋で、一人暮らしの方ならば書斎や収納も兼ねた部屋にすると良いかもしれません。また、廊下側とバルコニー側で部屋を分けることで二人暮らしやファミリーはもちろん、ルームシェアでもプライバシーを守ることのできる自由度の高い間取りと言えます。

賃貸で見られる2DKの間取り⑤横並び型

横並びの扉

5つ目横並び型の部屋の特徴は全ての部屋がバルコニーに面しているため、快適な空間を作りやすいことです。玄関を入って脇にバストイレ、名前の通り横並びに2部屋とダイニングキッチンが配置された間取りの部屋は一人暮らしからルームシェア、ファミリーと幅広い方に使いやすい造りの部屋です。

しかし横並び型は横幅が確保できないと作れないため、賃貸アパートなどでは珍しい間取りと言えます。また、全室日当たりが良いので家賃も少し高めであることが多いようです。

賃貸で2DKを選ぶメリット・デメリット

メリット①家賃が安い

安い

メリット1つ目は家賃のお手頃さです。交通アクセスの悪い1LDKよりも交通アクセスの良い2DKの方が家賃が安いということも多くあります。賃貸を利用する場合ひと月の家賃はできるだけ抑えたいもの。部屋数も多く、家賃が安い2DKを検討する価値は十分あると言えますね。


メリット②掘り出し物件が多い

掘り出しもの

メリット2つ目は2DKは1980年代に流行った間取りなので現在では減少傾向です。なのでよく探すと思いがけない掘り出し物件に出会える可能性もあります。リフォームをきちんとしている物件を見つけられれば、内装は新築や築浅と変わらない状態の部屋を格安で借りることも可能です。

デメリット①築年数を感じる物件が多い

古い家

デメリット1つ目はどうしても築年数が長い物件が多いので、室内はきれいでも外観や設備は古ぼけていたり、共通スペースに年季を感じることもあるのが現実です。そういった部分が気になる人は2DKに住むことをおすすめできません。

デメリット②二人暮らしで子供が生まれた場合やファミリーには手狭に感じる

狭い

デメリット2つ目はカップルの二人暮らしで子どもができた場合2DKでは少し手狭に感じて引っ越すという方が多いです。さらに子どもが成長したり、ファミリーで住むという場合は後のことを考えると2DKより2LDK以上を選ぶ方が良いですね。逆に一人暮らしならばこのデメリットは無視して大丈夫と言えます。

また、家族が増えると直面するのが収納の問題です。2DKはクローゼットなど収納スペースがついていない賃貸物件なので、気づけば散らかった部屋になっていることも多いです。圧迫感のない収納家具を買う、DIY可能な賃貸ならば押入れを改造して収納スペースを確保するなど収納とレイアウトは常に工夫が必要です。

2DKの基本レイアウト

基本レイアウト①リビング・食事・寝室をそれぞれ分ける

仕事部屋

1つ目は2DKは食事を摂るキッチン、くつろぐリビング、体を休める寝室分けると生活にメリハリをつけることができるのが最大のメリットです。なので各部屋に必要な家具やインテリアを置くことがレイアウトの基本です。また、キッチンに近い部屋を居室、遠い部屋を寝室にすると料理の匂いが移るのを防ぐことができます。

基本レイアウト②寝室は背の低い家具・リビングは背の高い家具を配置

広い寝室

2つ目は背の高い家具は部屋を狭く見せて圧迫感を出しますので、寝室にはなるべく背の低い家具を配置することでリラックスできる寝室を作ることができます。背の高い家具や縦長の家具は部屋面積の広いリビングに置くことをおすすめします。


基本レイアウト③部屋ごとにインテリアのテイストを分けるのもOK

色分け

3つ目は2DKはそれぞれ部屋が独立しているので、インテリアの色やテイストを分けるのも素敵ですね。古い賃貸物件で多い和室のある部屋ならばがらりと雰囲気を変えることもできます。居室は洋風、寝室は和風はもちろん、和室にも重厚感のある家具を配置して大正ロマン風にしてもおしゃれですね。

一人暮らしにおすすめの2DKのレイアウト

一人暮らしにおすすめのレイアウト①家具を大胆に配置

大胆なカラー

ポイント1つ目は家具のレイアウトとして壁際に配置するのが基本です。しかし一人暮らしの方はあえてその基本を崩すのも良いです。寝室にこだわりたい方はベッドを部屋の中央に置く、ソファーとテーブルを中央に置いてシアタースペースを作るなどレイアウトは無限です。ただし収納家具は壁際に設置するようにしましょう。

一人暮らしにおすすめのレイアウト②こだわり抜いたインテリアを選ぶ

こだわりの空間

ポイント2つ目は、一人暮らしの方ならばインテリアも自分の好みのもので統一しましょう。注意したい点は一人暮らしは文句を言う人がいない分、インテリアもごちゃごちゃしがちなこと。違うテイストのインテリアを置きたい場合は部屋を分けてテイストを変えるようにすると統一感のある部屋になります。

二人暮らしにおすすめの2DKのレイアウト

二人暮らしにおすすめのレイアウト①インテリアの配置は話し合う

相談する男女

二人暮らしで2DKの部屋を使う場合のポイント1つ目は、二人で二部屋使うのかそれとも一人一部屋ずつ使うのかでレイアウトが変わります。多く見られるレイアウトは一部屋を二人で使う寝室にしてダブルベッドを置くレイアウトです。インテリアはそれぞれ好きな色を一色ずつ取り入れるなど、よく話し合って決めましょう。

二人暮らしにおすすめのレイアウト②一部屋を共通の趣味の部屋として使う

ゲームをする男女

ポイント2つ目は、寝室を二人で使う場合空いたもう一部屋のレイアウトは思い切って共通の趣味の物を収納したり、飾ったりするための部屋にするというアイディアもあります。生活リズムの違うカップルでもこうして共通の趣味の部屋があれば、休日に一緒に楽しむこともできますね。

二人暮らしにおすすめのレイアウト③自部屋の家具やレイアウトは自由

仲の良い友達

ポイント3つ目はルームシェアとして二人暮らしをする場合は一人一部屋使って、食事は一緒にダイニングで摂るのがおすすめです。それぞれの部屋を好きなテイストのインテリアで飾ることができますが、各自の家具が必要となるため、広く見せるレイアウトを考えないとあっという間に狭い部屋になってしまいます。

また家具の種類やレイアウトを揃えて寮風にして、色やインテリアで各自好きなように飾るという方法もあります。同じ家具を使うことで統一感を出すことができ、すっきりとした印象になりますね

ファミリーにおすすめの2DKのレイアウト

ファミリーにおすすめのレイアウト①壁を利用する

すっきりした部屋

ファミリーで2DKの部屋に住む場合のポイント1つ目は、家具類など圧迫感のあるものはなるべく端にレイアウトして広い空間を確保する事です。玄関脇DK型の部屋に住んでいる方は縦長LDKとして部屋をレイアウトすることでより空間を広く見せることができます。

ファミリーにおすすめのレイアウト②インテリアで統一感を出す

統一感のあるインテリア

ポイント2つ目はモノトーンのインテリアを選ぶ、収納グッズをと揃えるなどがあります。子どもがいると学校で作った作品を飾ったり、おもちゃが増えたりとどうしてもインテリアの統一感が崩れて、生活感が出てしまいがちです。なので、インテリアを統一にして空間をまとめましょう。

ファミリーには手狭な2DKに大きな収納家具を置くことは部屋を圧迫してしまうのでおすすめできません。オープンラックなど圧迫感のない収納家具を使い、見せる収納と隠す収納を使い分けてより広々としたレイアウトを心がけましょう。

賢いレイアウトで快適な2DKライフを!

ホワイトルーム

賃貸では古い間取りの2DKですが、真四角に部屋が収まるタイプや縦長など様々な間取りがありましたね。参考になるレイアウトが見つかりましたか?ぜひ上手に家具やインテリアをレイアウトして快適な2DKライフを送ってくださいね。

また下記には一人暮らしにおすすめなワンルームのインテリアについての記事も載せさせて頂きました!よかったら読んでみてください!

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