北欧の住まい・インテリアとは?
北欧の住まい・インテリアとは①北ヨーロッパの5カ国
北欧ってどこ・北欧の住まい・インテリアの1個目は『北ヨーロッパの5カ国』です。北欧は、北ヨーロッパのデンマーク・スウェーデン・ノルウェーの3国(王国)と、アイスランド・フィンランドの2国(共和国)を合わせた計5カ国です。北欧をモデルにしたコーディネートは「スカンジナヴィアンスタイル」とも言われます。
北欧の住まい・インテリアとは②高緯度に位置する国々
北欧ってどこ・北欧の住まい・インテリアの2個目は『高緯度に位置する国々』です。北欧は地球の高緯度に位置し、気温が低く夜が暗く、日照時間が短いので「家で過ごす為の快適さ」を追求します。北欧の住まいは、雪に備える三角屋根や屋根裏部屋、煙突や暖炉、薪ストーブ、断熱構造、温もりと光を感じる工夫が特徴です。
北欧インテリアの基本スタイルとは?
北欧インテリアの基本スタイルとは①ナチュラルな木の温もりの床・家具
北欧インテリアの基本スタイルの1個目は『ナチュラルな木の温もり』です。北欧は国土の大部分が「森林」です。日本と同じ「木造住宅」がほとんどで、壁や床、家具には「北欧パイン材」が使われます。パイン材は熱伝導が低いので裸足で歩いても体温が奪われない特質があります。パインは日本の松(マツ)の事です!
北欧インテリアの基本スタイルとは②柔らかな照明と美しい白い内装
北欧インテリアの基本スタイルの2個目は『柔らかな照明と美しい白い壁』です。北欧の冬は日照時間が短いので、部屋の中で「温もり・光を感じる事」が重要とされます。照明にこだわる為、個性的なペンダントライトが多く、美しい白い内装に反射した優しい木漏れ日のような素敵な照明は「北欧ならでは」なイメージです!
北欧インテリアの基本スタイルとは③明るく色彩豊かなカラーチョイス
北欧インテリアの基本スタイルの3個目は『明るく色彩豊かなカラーチョイス』です。北欧スタイルと言えば「色彩豊かで魅力的なカラーチョイス」です。北欧4ヶ国の国旗の色を見ると連想できる様に「赤・白・青・黄色」が北欧カラーの象徴的イメージです。部屋を明るく・快適にというスタイルは「北欧風の基本」です!
北欧インテリアの基本スタイルとは④部屋が広く見える工夫をする
北欧インテリアの基本スタイルの4個目は『部屋が広く見える工夫をする』です。北欧の住まいは「熱気を逃さない事(断熱性・気密性)」が大切です。質の高い木材を住まい作りに使って断熱性を高くし、部屋の温もりを保つ為に天井を低めに作る等の技術があります。その為、部屋を広く見えるインテリアが好まれます。
北欧インテリアのテイスト・イメージとは?
北欧インテリアのテイスト・イメージとは①ナチュラル・ウッド
北欧インテリアのテイスト・イメージの1個目は『ナチュラル・ウッド』です。ナチュラルな雰囲気を出すには、北欧パイン材の北欧家具を置き、素材にこだわる部屋作りが大切で、先端が狭くなる直線美、または曲線美のある家具を選ぶ事です!素材へのこだわりとフォルムの良さは心地よさを追求する北欧家具の象徴です!
北欧インテリアのテイスト・イメージとは②シンプル・ホワイト
北欧インテリアのテイスト・イメージの2個目は『シンプル・ホワイト』です。シンプルな雰囲気を作るには、物を詰め込まないスカスカ感が大事です。大地を覆うスノーホワイトをイメージし、寒い夜の暖炉やランタンの灯りの様な暖色系の照明を使いましょう!ホワイトレザーを入れると印象が変わり、モダンさを加えます!
北欧インテリアのテイスト・イメージとは③クール・モダン
北欧インテリアのテイスト・イメージの3個目は『クール・モダン』です。モダンな雰囲気を作るには「温もりの比率を少なめ」にしましょう。無機質にしたい為、ライト・グレーをベース、差し色は寒色(青緑、青紫)やモノトーン(白黒)を入れます。退屈しないようアートを飾り、差し色はほんの少しを心がけましょう!
北欧インテリアのテイスト・イメージとは④ヴィンテージ・レトロ
北欧インテリアのテイスト・イメージの4個目は『ヴィンテージ・レトロ』です。北欧ヴィンテージ(アンティーク)は、1940年〜1970頃の北欧の有名デザイナーであるハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン等が作り上げた「上質な家具」の事です。北欧ヴィンテージやレトロを取り入れるとより本格的です。
北欧の人々は安可愛いから等の理由で買い物をせず「長く使える家具」を愛します。北欧ヴィンテージの歴史のある家具は、人から人へ引き継がれ、古さや歴史が増すほど「希少価値」は高まります。そして「持ち主の財産になる」という考え方があります。歴史的なこだわりの一品を取り入れると一目置かれます!
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例は?
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例①ベースカラーを決める
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例の1個目は『ベースカラーを決める』です。まず「壁・床・天井等のベースカラー(70%)」を選んだら「カーテン・ソファキャビネット等のメインカラー(20~30%)」と「クッション・アート・小物等のアクセントカラー(10〜5%)」の計3つの配分をイメージしましょう!
- 1ベースカラーは、部屋が広く見える心地いい色を選ぶ
- 2好きな色はメインカラーかアクセントの色に使う
- 3すべてのカラー配色は同系色でまとめる
カラースキーム(色彩計画) - ベースカラー
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例②メインカラーは3色までにする
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例の2個目は『メインカラーは3色までにする』です。北欧インテリアには「アース・カラー」を使う事が多く見られます。地球上の自然をイメージした「大地(ブラウン)」や「植物(グリーン)」「空や海(ブルー)」等の、少しくすみのある・落ち着きのある色合いです!
- 1アースカラーは「部屋に開放感」を与えるので、カーテン・ソファキャビネット等におすすめ
- 2好きな色といっても色数を増やすとまとまりないので3色までで統一
- 3メインカラーは「部屋の目的に似合う色」を選ぼう
カラースキーム(色彩計画) - メインカラー
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例③溶け込まないアクセントカラー
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例の3個目は『溶け込まないアクセントカラー』です。インテリアのポイントとなるのが「クッション・アート・シェード・小物等のアクセントカラー(10〜5%)」です。部屋のベースカラーやメインカラーと区別化できる「ヴィヴィッド系のはっきり鮮やかな色」を使いましょう!
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例④観葉植物で生命力を与える
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例の4個目は『観葉植物で生命力を与える』です。観葉植物は「生命力」をプラスできます!外国のブリキ缶を鉢カバーにしたり、麻のハンキングネットで吊り下げたり、ガラス瓶のテラリウムで魅せたりすると「北欧感」がでます!部背が高いウンベラータは部屋のシンボルとなります!
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例⑤北欧の伝統的な装飾を受け継ぐ
北欧インテリアのコーディネートのコツ・例の5個目は『北欧の伝統的な装飾を受け継ぐ』です。北欧フィンランドの「ヒンメリ」は、太陽祭・誕生祭・クリスマスの伝統的な装飾で、自然崇拝の北欧でお守りにされます!麦わらに糸を通し、硝子玉を散りばめたり、光が揺れるのを楽しみます!部屋のアクセントにおすすめです!
北欧インテリアの部屋やリビングのテキスタイルとは?
北欧インテリアの部屋やリビングのテキスタイルとは①ボタニカル柄
北欧インテリア・部屋やリビングのテキスタイルの1個目は『ボタニカル柄』です。北欧のテキスタイル(生地)のデザインでよく見かけるのは、自然・植物をモチーフにしたものです。北欧の白い冬に「生き生きした生命力」を感じることができ、リラックスができます。ウッド材の北欧家具にもよく合います!
北欧インテリアの部屋やリビングのテキスタイルとは②森と動物柄
北欧インテリア・部屋やリビングのテキスタイルの2個目は『森と動物柄』です。北欧のテキスタイルのデザインには「森に生きる野生動物達」もよく見かけます。独特なタッチで描かれた動物達はとても愛らしく、心がほっこりとできます。北欧の深緑の森でキャンプを楽しんでいる気分にもなれます!
北欧インテリアの部屋やリビングのテキスタイルとは③ノルディック柄
北欧インテリア・部屋やリビングのテキスタイルの3個目は『ノルディック柄』です。北欧の伝統的なノルディック柄は、雪の結晶・幾何学模様を繋げていく柄の事です。ノルディック柄は、冬の象徴のようなテキスタイル・デザインで「レトロなコーディネート」で使えます。部屋に「ほんわかした雰囲気」を加える柄です!
北欧インテリアの部屋やリビングのテキスタイルとは④ジオメトリック柄
北欧インテリア・部屋やリビングのテキスタイルの4個目は『幾何学模様』です。幾何学模様は「ジオメトリック(Geometric)」ともいい、円や図形を組み合わせて規則性をもって並べた模様です。モノトーンのジオメトリックを部屋に取り入れると「モダン」な雰囲気や「スタイリッシュさ」が出ます。
北欧ヴィンテージ家具・インテリアブランド・ショップは?
北欧ヴィンテージ家具・インテリアブランド・ショップ①IKEA
北欧を象徴する北欧家具と雑貨のお店と言えば『イケア(IKEA)』です。IKEAは、創業者イングヴァル・カンプラード(Ingvar Kamprad)氏の故郷である「スウェーデン」の南部、エルムフルトという小さな村(人口約1万人)に生まれました。今や世界最大チェーンとなり、知らない人はいないでしょう!
IKEAは、低価格で、北欧らしいデザイン家具が豊富で、託児所サービスまであります!そして、完成品ではない材料が販売され、販売する商品にはスウェーデン語の名前があります!また、組み立ては自分でします!安さと共に、創る喜びを味わう事ができ、愛着をもてる工夫がなされていて、世界中で最も愛されています。
北欧ヴィンテージ家具・インテリアブランド②Marimekko
北欧を象徴するテキスタイル・ブランドと言えば『マリメッコ(marimekko)』です。マリメッコのデザイナーである「マイヤ・イソラ(Maija Isola)」氏がデザインした「ウニッコ(UNIKKO)」が有名です。丸みある花柄が連続するパターンで、クッションやクロス等に使うと一層「北欧感」が出ます。
ウニッコには誕生秘話があります。創始者のマイヤ・イソラ氏が花柄は要らないと言った事に対し、デザイナーのマイヤ・イソラ氏が「これでも必要ないですか」と見せたのが「ウニッコ」でした!そして、1960年大統領候補の妻ジャクリーン・ケネディ氏がマリメッコの洋服を購入し、マリメッコは世界的に有名になりました!
北欧インテリアを取り入れて快適スタイリッシュな部屋作りをしましょう!
北欧の生活では「いかに快適に・楽しく過ごすか」という文化が根付きます。日本でも「家で過ごす為の快適さの追求」という北欧スタイルが共感され、大人気です!北欧は四季があり、日本と似ている所から、北欧の住まい・インテリアから学ぶ事が非常に大きいのです!ご参考にしてみてくださいね!関連記事もおすすめです!
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