そもそもキャットタワーとは?安い費用でも簡単に作れるの?
キャットタワーとは室内飼い猫のための遊び場や運動場のようなもの
外を自由に歩き回る猫に比べ、室内飼いの猫はどうしても運動不足に陥りますよね。そうした運動不足や猫の遊び場を提供するためのものが、キャットタワーです。キャットタワーは必ずしも必要なものではありませんが、愛猫を想うなら作ってあげることをおすすめします。
また猫専用の遊び場ができれば、飼い主の部屋を荒らされたりといったことも少しは解消できると考えられています。互いに得られるメリットもあるため、キャットタワーを作る家庭は多いといえます。
キャットタワーがもたらす猫にとってのメリット
キャットタワーは単に運動不足の解消や遊び場といったメリットだけではありません。飼い主・猫両方が得られるメリットがありますが、主に猫が得られるメリットの方が大きいといえるでしょう。
- 運動不足の解消
- 遊び場ができる
- 爪とぎをできる場所ができる(作れば)
- 落ち着ける場所になる
- ストレス発散につながる
キャットタワーで猫が得られるメリット
キャットタワーは作り方によっては、猫の爪とぎ場になることもあります。またおもちゃをつけてあげれば、いたずら防止になり飼い主にとっても得られるメリットがより大きくなるでしょう。
安い費用でもキャットタワーは簡単に自作DIYできる!
でもキャットタワーって買うと意外と高いため、購入を諦めてしまう飼い主も多いですよね。そんな時におすすめなのが、自作DIYでキャットタワーを作ってしまうことです。安い費用でも簡単に作れる方法もありますし、猫のための場所も作れます。
例えば段ボールを使用したり、自然に落ちている木を拾って使ったり、2×4木材を使ったりなど、意外と費用を抑えて作る方法はいくらでもあります。市販のものよりも、飼い主が作ってあげた方が猫も落ち着くでしょうから、これを機にDIYへと飛び込みましょう!
自作キャットタワーをDIY!作る前の下準備や必要となるもの
自作キャットタワーDIYで必要となるもの
キャットタワーを自作DIYする場合には、いくつか自分で材料を揃える必要があります。使う材料によって使う工具などが異なるため、まずは自分がどんな材料を使ってキャットタワーを作ってあげたいか、イメージを固めておきましょう。
- 段ボールや木材
- つっぱり棒
- 麻布
- 丈夫な紐など猫の遊び道具となるもの
- ハンモックやかごなど猫が休める場所を作れるもの
- 厚手の布など木材に貼れる布類
- 木工用ボンドや接着剤
自作キャットタワーDIYに必要となる主なもの
基本的に猫の安全を考えた材料と、キャットタワーを作るための材料、遊ぶための材料などが必要になります。自分が作りたいと思うキャットタワーに合わせて、必要となる材料を集めましょう。
自作キャットタワーを安い費用で作るときにおすすめの材料
自作DIYには憧れるけれど、実際に作るとなると、お金がかかってしまうのは確かです。しかしキャットタワーは家にあるものを活用すれば費用を抑えられますし、お金がかからない材料も存在します。
- 段ボール
- 拾ってきた木材や太めの枝
- 家にすでにある猫のおもちゃなど
安い費用でキャットタワーを作りたいときにおすすめの材料
通販などで届いた段ボールを再利用したり、拾ってきた木材や枝はそのままキャットタワーでも使えます。また布類も、要らない洋服や古くなった猫用ブランケットなどを再利用すれば、費用は抑えられますよ。
自作キャットタワーを賃貸で作る場合にはディアウォールがおすすめ
キャットタワーは賃貸やマンションでは作れないと思っている人も多いですが、実は賃貸でもディアウォールなどを使えば可能となっています。壁を傷つけないようにディアウォールを使い、賃貸でも飼い猫にキャットタワーを作ってあげることができるのです。
またキャットウォークと違い、土台をしっかりと作れば据え置きタイプと同じように丈夫なキャットタワーも作れます。キャットタワーはキャットウォークと違って壁を傷つけないものが多いので、賃貸でも気軽に作ってあげられるのが良い点ですね。
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方①作りたいイメージを固めよう
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方1つ目は「作りたいイメージを固めよう」です。キャットタワーを作るといっても、何も考えずに作り始めては途中で挫折してしまいます。最後まできちんと作り上げるためにも、作る前にしっかりと「こうしたキャットタワーを作る」というイメージを固めましょう。
例えば、キャットタワーに吊り橋を作ったり、アスレチックを作ったりしたいなど、飼い主によって「こうしたい」という希望はさまざまですよね。自分の思い描く、愛猫のためのキャットタワーを考えましょう。
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方②材料をイメージに合わせて切る
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方2つ目は「材料をイメージに合わせて切る」です。段ボールや木材などを揃えたら、イメージ通りになるように切っていきます。段ボールなら窓となる穴をあけたりなどの方法がありますね。
逆に木材であれば、イメージ通りに組み立てられるように必要に応じてのこぎりで切っていきます。ディアウォールを使う場合には、天井と床の長さを測り、商品が推奨する長さを差し引いたサイズに切り分けましょう。
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方③材料を組み立てる
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方3つ目は「材料を組み立てる」です。段ボールや木材を切り分けたら、今度はイメージ通りに組み立てるだけです。ディアウォールを使ったり、突っ張り棒を使ったり、すのこを使ったりと工夫してみましょう。
また猫の爪とぎ場を作ってあげる場合には、麻布を巻いたり太めの紐を柱に巻き付けてあげると良いでしょう。他にもカラーボックスや棚に穴をあけて登れるようにしたり、つっぱり棒を使って組み立てたりしてみましょう。
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方④材料をしっかりと固定させる
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方4つ目は「材料をしっかりと固定させる」です。段ボールでも木材でも、カラーボックスや棚であっても、しっかりと固定させることを忘れないようにしましょう。ネジやビス、釘などの金具を使ってしっかり固定させます。
固定させないと猫が飛び乗った際に崩れてしまう恐れがあるため、ケガに繋がる危険性が高くなります。段ボールならガムテープや両面テープなどを使い、木材やカラーボックス、棚は金具を使って固定させ、猫がケガしないようにしてあげましょう。
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方⑤猫が痛くないよう工夫をする
自作DIY!キャットタワーの簡単な作り方5つ目は「猫が痛くないよう工夫をする」です。組み立て終わり、強度を確認したらあとは最後の仕上げです。クッションや布などを使って猫が痛くないよう工夫をしてあげましょう。
クッションや布を使ってあげると、猫がくつろげる場所を作ってあげることができます。おもちゃなどの遊び場の他にくつろげる場所も作ってあげると良いですね。ここまでくれば殆ど手作りのキャットタワーは完成といえるでしょう。
またキャットタワーの他にもキャットウォークに興味があれば、以下の記事を一度ご覧になってください。キャットウォークと組み合わせることで、より猫がのびのびと遊べる場所ができますよ。
自作キャットタワーをよりおしゃれに作る作り方は?
キャットタワーをおしゃれに作る作り方①アスレチックを作ろう
キャットタワーをおしゃれに作る作り方1つ目は「アスレチックを作ろう」です。ただ猫のおもちゃをつけるだけでなく、アスレチックになるよう木材を工夫して組み立てることでおしゃれなキャットタワーを作ることができます。
安い費用でおしゃれなキャットタワーを作るなら、丈夫な段ボールを作りたい形に切り、厚紙や色紙を貼ってみましょう。例え段ボールであっても、作り方次第でよりおしゃれに、より遊び心溢れるキャットタワーにすることもできますよ。
キャットタワーをおしゃれに作る作り方②棚やカラーボックスを活用しよう
キャットタワーをおしゃれに作る作り方2つ目は「棚やカラーボックスを活用しよう」です。さまざまな色合いがあるカラーボックスなら、それだけでキャットタワーに彩りを与えることができます。組み立て方によってはアスレチックの一部としても使えますね。
例えば3連の棚やカラーボックスなら、穴をあけて横にすれば通り抜けできるアスレチックになります。また3連を2つならべ、移動できるよう考えて穴をあければ、猫用の迷路にもなりますね。棚やカラーボックスも、工夫しだいで猫の遊び場となりますよ。
キャットタワーをおしゃれに作る作り方③組み立て方を工夫しよう
キャットタワーをおしゃれに作る作り方3つ目は「組み立て方を工夫しよう」です。どんな材料であっても、ただ積み重ねれば良い、ただ組み立てれば良いというだけでは面白みのないキャットタワーになってしまいます。
組み立て方を工夫するだけでも、猫の遊び場としての幅は広がります。すのこを斜めにして使ったり、段ボールを家のように組み立てたりなど自分なりの工夫をしてみましょう。DIYは自分が楽しみ、自分の思うがままに作る心が大切ですよ!
自作キャットタワーの作り方の注意点
自作キャットタワーの作り方の注意点①安い費用だけを追求しない
自作キャットタワーの作り方の注意点1つ目は「安い費用だけを追求しない」です。安い費用で作ることもできるキャットタワーですが、安いことだけを追求しすぎないようにしましょう。費用を削ればそれだけ安全性も欠ける危険性があるからです。
節約・工夫は大切ですが、費用をケチるのは違います。簡単な材料で、簡単な作り方でもキャットタワーのDIYは可能です。しかし安さだけを追求せず、猫がどうやったら気に入ってくれるかもきちんと考えてあげましょう。
自作キャットタワーの作り方の注意点②アスレチックなどは安全性を考慮
自作キャットタワーの作り方の注意点2つ目は「アスレチックなどは安全性を考慮」です。棚やカラーボックスなどの材料でアスレチックを作る場合には、安全性をきちんと考慮しましょう。ただ組み立てれば良いのではなく、どう組み立てたら猫がケガをしないかを考えます。
組み立て方によっては不安定で倒れやすいキャットタワーになる恐れもあります。棚などを利用してタワーを作るなら、床に滑り止めを置いたり、つっぱり棒やディアウォールで天井と固定できるようにしておきましょう。
自作キャットタワーの作り方の注意点③賃貸は壁を傷つけない作り方をする
自作キャットタワーの作り方の注意点3つ目は「賃貸は壁を傷つけない作り方をする」です。賃貸であっても簡単に作れるキャットタワーですが、賃貸はいくつか気をつけなければいけないことがありますよね。
例えば壁への傷がその一つです。倒れないよう固定するために釘などの金具・工具を使ってしまうと、壁を傷つけ、大家とのトラブルの原因になります。自分の住まいの状態によっては、固定する金具が使えない場合もあるため、ディアウォール活用法を知っておくなどしておきましょう。
簡単な作り方で愛猫のために自作キャットタワーを作ってあげよう!
キャットタワーは作り方が難しいと思われやすいですが、実は簡単に作れる方法だってあります。難しいと思うだけでは作ってあげることはできませんから、まずはイメージ固めから始めて材料を揃えてみましょう!
家にある棚やカラーボックスを使えば費用は抑えられますし、アスレチックへの変身も遂げます。自分の工夫、想像次第では他にないアイディアを出すことも可能なので、愛猫のためにキャットタワーを自作してみましょう!
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