記憶力がいい人の脳の特徴とは？学力テストや勉強ができる人の理由も

記憶力がいい人間の脳の特徴6選！

記憶力がいい人間の脳の特徴①覚えることではなく思い出すことが得意

記憶力がいい人間の脳の特徴1つ目として、覚えることではなく思い出すことが得意ということがあります。記憶力が良い人でも、覚えられる容量には限界があります。たまに一度見たことは絶対に忘れない！という驚異的な能力を持った人がいますが、それは極稀です。ほとんどの場合、私達と同じ容量しか持っていません。

それではなぜ記憶力が良いのかと言うと、覚えることではなく思い出すことが得意だからです。何かのきっかけですぐに「そういえばこうだった」と思い出すことができるのです。覚えたことを何度も思い出すうちに、記憶が持続するようになり、記憶力が向上するのです。

記憶力がいい人間の脳の特徴②覚える情報の選択がうまい

記憶力がいい人間の脳の特徴2つ目として、覚える情報の選択がうまいということがあります。記憶力があまり良くない人は、それが必要な情報かそうでないかが判断できていません。そのため、すべての事を覚えようとして結局覚えられないのです。

一方記憶力が良い人は、「これは覚える、これは覚えなくていい」という選択能力に長けています。必要なことのみをピンポイントで覚えるので、脳に負担をかけずにすみます。また、重要なことは必ず頭に入っているので周りから「記憶力が良い」と評価されます。

記憶力がいい人間の脳の特徴③どんなことにも興味を持つ

記憶力がいい人間の脳の特徴3つ目として、どんなことにも興味を持つということがあります。記憶力が良い人の脳は、常に動いています。様々なことに興味を持ち、知りたいと思っているため、脳が稼働し続けます。脳が動いていると人の記憶力は上昇しやすいです。そのため、どんなことにも興味を持つ人は記憶力が良いのです。

記憶力がいい人間の脳の特徴④記憶することを楽しんでいる

記憶力がいい人間の脳の特徴4つ目として、記憶することを楽しんでいるということがあります。記憶するのが嫌い、何かを覚えるのが嫌と苦手意識を持っている人は、記憶力は伸びません。記憶力の良い人は、記憶対象に興味があるのと同時に、記憶することそのものを楽しんでいるのです。

「今日はこれだけ覚えられた！」「こんな昔のことでも忘れていない」など、記憶に対して楽しさを抱いています。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、記憶力にもこのことが言えます。記憶を楽しめる脳であれば、記憶力は自然と上昇していくのです。

記憶力がいい人間の脳の特徴⑤集中力が高い

記憶力がいい人間の脳の特徴5つ目として、集中力が高いということがあります。記憶力が良い人の脳は、集中能力にも長けているという研究結果があります。集中して記憶することができれば、その記憶は持続しやすいのです。

記憶力がいい人間の脳の特徴⑥マルチタスクが得意

記憶力がいい人間の脳の特徴6つ目として、マルチタスクが得意ということがあります。記憶力が高い人は、複数のことを同時に行う能力があります。同時にいろんなことができる人の脳は、活発に動きやすく、記憶が定着しやすいのです。

学力テストや勉強ができる人の理由とは？

学力テストや勉強ができる人の理由①身近なことに置き換えて覚えている

学力テストや勉強ができる人の理由1点目として、身近なことに置き換えて覚えているということがあります。例えば日本史を覚えるとき、「織田信長は1組の〇〇、豊臣秀吉は3組の△△」など、現実と歴史をつなぎ合わせているのです。このような行動を続けることで、重要なことを思い出せる脳になるのです。

学力テストや勉強ができる人の理由②繰り返し復習をしている

学力テストや勉強ができる人の理由2点目として、繰り返し復習をしているということがあります。たまに、復習しなくても一度覚えたことは忘れないような人もいますが、ほとんどの人は違います。覚えたことを繰り返し反復し、記憶に定着させているのです。

学力テストや勉強ができる人の理由③目や耳などを使いながら勉強している

学力テストや勉強ができる人の理由3点目として、目や耳などを使いながら勉強しているということがあります。人間は、使う体の箇所が多いほど記憶力が上がるという特徴を持っています。物事を目で覚えながら口に出して、それを耳で聞く、手を動かす…など、より多くの部位を使っているのです。

人間の記憶力に最も深く関係しているのは目です。その次が、耳で聞く聴力です。記憶するときは、目で見るだけでなく耳でも情報を聞きましょう。自分の覚えたいことを録音し、日常的に耳で聞いて覚えるのも効果的です。目、耳、口、手など、できるだけ多くの部位を可動させるよう心がけてみてください。

学力テストや勉強ができる人の理由④一旦全ての物事を頭に叩き込んでいる

学力テストや勉強ができる人の理由4点目として、一旦全ての物事を頭に叩き込んでいるということがあります。記憶力が良い人は、授業などで一度全ての物事を覚えます。完全に覚えられない場合でも、何かしらの手がかりだけでも記憶します。

そうすることで、テスト前の勉強などで「そういえば先生はこう言っていた」と、思い出しやすくなります。人間は、一度も耳にしたことのないことを覚えるのは苦手です。しかし、うっすら記憶に残っていることはすんなり覚えることができます。記憶力の良い人は、このように効率の良い勉強をしているのです。

学力テストや勉強ができる人の理由⑤自分を制御する能力に長けている

学力テストや勉強ができる人の理由5点目として、自分を制御する能力に長けているということがあります。自分で勉強をしている場合、だらけてしまったりサボリ気味になってしまいがちです。しかし、勉強ができる人は自分の感情の制御がうまいです。

「これをやったら〇〇をしよう」「ここまでは絶対に終わらせる」などの意思が、他の人より高いのです。このストイックさが、テストで平均点以上の結果を生むのです。

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法！

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法①逆さ言葉遊びをする

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法1つ目として、逆さ言葉遊びをするということがあります。「ガラス」を「スガラ」、「めぐすり」を「りすぐめ」と言いかえるような遊びです。これによってお題の言葉を覚える記憶力を鍛えたり、脳に刺激を与えることができ、記憶力向上が期待できるのです。

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法②替え歌を作ってみる

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法2つ目として、替え歌を作ってみるということがあります。今日の出来事や自分の感情などを替え歌にするのです。今日何があったか、自分が何を思ったかのトレーニングにもなりますし、決められたメロディーで感情を当てはめる必要があるため、脳が活発に動きます。

歌うのは苦手…という方や、高齢者の方は、替え歌ではなく俳句や短歌がおすすめです。季語など難しいことは考えず、5・7・5のリズムで言葉をはめることを楽しんでみてください。

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法③料理をする

記憶力・学力をあげるためのトレーニング方法3つ目として、料理をするということがあります。料理をする想像だけでも構いません。何を作るか、どんな手順が必要か、調味料はどれくらい入れるのかなど、料理には工程がたくさんあります。その工程を行なったり、想像することで脳が刺激されます。

脳の記憶力・学力をあげる食べ物！

脳の記憶力・学力をあげる食べ物①チョコレート

脳の記憶力・学力をあげる食べ物・飲み物の1つ目として、チョコレートがあります。チョコレートには、脳の神経を活性化させ、認知力を上昇させる効果があるとされています。糖分があまり含まれていないビタータイプや、高カカオの商品がおすすめです。

脳の記憶力・学力をあげる食べ物②くるみ

脳の記憶力・学力をあげる食べ物・飲み物2つ目として、くるみがあります。くるみには、リノレン酸という成分が多く含まれています。この成分は、脳の記憶力を維持する効果や老化を食い止める働きがあります。

脳の記憶力・学力をあげる食べ物③チーズ

脳の記憶力・学力をあげる食べ物・飲み物3つ目として、チーズがあります。チーズにはレシチンと呼ばれる成分が含まれており、これは記憶力・集中力を底上げする力を持っています。この成分はチーズだけでなく豆類や芋類、ナッツなどにも含まれています。チーズが苦手な方は、これらの食べ物でレシチンを補いましょう。

脳に負担がかかる！記憶力の低下につながる原因とは？

脳の記憶力低下の原因①日常的に頭を使わない

脳の記憶力低下の原因の1つ目として、日常的に頭を使わないということがあります。脳は筋肉などと同じで、動かさないとどんどん衰えていきます。意識的に何かを覚えようとしない人は、脳の働きが鈍り記憶力がどんどん低下していきます。

脳の記憶力低下の原因②体を動かさない

脳の記憶力低下の原因の2つ目として、体を動かさないということがあります。体を動かすことで、脳の働きは活発になると言われています。普段全く動かない人は、記憶部分を司る脳の部位が動かないため、記憶力が徐々に低下していきます。

脳の記憶力低下の原因③寝る前にブルーライトを浴びている

脳の記憶力低下の原因の3つ目として、寝る前にブルーライトを浴びているということがあります。寝る前にパソコンやスマートフォンを眺める人は多いですよね。しかしその行為は、記憶力の低下につながります。寝る前のブルーライトは、睡眠の質をさげてしまいます。

記憶は睡眠と親密に関係しているため、睡眠の質を下げるということは記憶力を低下させることとつながります。記憶力をあげたいのなら、寝る前にスマートフォンを見るのはやめるようにしてください。

ブルーライトは、人の脳や目に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。寝る前でなくても、ブルーライトはカットしたほうが良いでしょう。そこでこちらに、ブルーライトカットメガネについての記事をのせておきます。普段ブルーライトを多く浴びる方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。

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脳の記憶力は誰でもあげられます！

意外に思われるかもしれませんが、記憶力はいくつになっても改善することができます。大人になった後でも訓練次第で記憶力をあげられるのです。記憶力の低下に悩んでいる方は、「もう大人だから」と諦めずに、今からでも訓練を始めてみてください！