キャットウォークの作り方は？賃貸での注意点や失敗しない方法も紹介１

そもそも猫のためのキャットウォークって？タワーとの違い

キャットウォークとは高い位置にある猫のための通り道

日々愛猫のために何か作ってあげられないかと悩む飼い主さんは多いでしょう。そんな人におすすめなのがキャットウォークで、キャットウォークとは「高いところにある猫のための通り道」のことです。猫の習性を利用した通り道ともいえます。

猫の室内外が多い現代において、猫の運動不足解消や安心できる場所を提供する目的でキャットウォークは広く利用されています。賃貸であっても作れるキャットウォークはあるため、愛猫に何かしたいと願っているなら自作キャットウォークに取り掛かってはどうでしょうか？

キャットウォークとキャットタワーの違い

キャットウォークの他にも、猫のための設備はありますよね。その代表例が「キャットタワー」です。キャットタワーとは猫のための塔のような遊び場のことです。キャットウォークと同じように、猫の居場所や運動場所として使用されています。

キャットウォークとキャットタワーの違いは、縦に伸びるか横に伸びるかです。ウォークは通り道ですし、タワーは塔ですよね。横に広げて部屋中を歩きまわさせるか、縦に伸ばして上下運動を楽しんでもらうか、愛猫に合う方を選んであげましょう。

簡単で安い！自作DIYキャットウォークのメリット

キャットウォークを部屋に設置すると、猫にとってメリットが多くなります。何もない部屋で飼うよりも、キャットウォークやキャットタワーを作ってあげた方が猫の運動のためにもなるでしょう。

自作キャットウォークのメリット

• 猫の運動不足の解消になる
• 猫の上下運動の練習になる
• 猫とのコミュニケーションツールになる
• 猫に快適な部屋生活を提供できる
• 費用が安く済む

キャットウォークは猫にとって運動の面で高いメリットを発揮します。またプロに頼むよりも自作した方が費用を安く抑えられます。賃貸でもディアウォールなどを使えば自作可能なので、興味があるなら愛猫のためにも作ってみましょう！

賃貸やマンションでも大丈夫！簡単自作キャットウォークづくりのための準備

賃貸やマンションでも安い素材でも簡単にキャットウォークは作れる！

キャットウォークを作る際に飼い主さんがぶつかる壁と言ったら、やはり「賃貸マンション」「壁を傷つけたくない」「プロに頼むと高い」などの問題でしょう。しかし最近は誰でも簡単に、安い費用で材料を集められ、キャットウォークを作ることが可能となっています。

例えばディアウォールがそうです。ディアウォールは木材をはめ込み、壁に設置することで壁に穴をあけることなく、さまざまなDIYを楽しむことができます。こうした道具を使えば、賃貸であっても失敗することなく猫のためにキャットウォークが作れますよ。

まずはどんなキャットウォークにしたいかデザインを決めよう

キャットウォークを自作するにあたり、まずやらなければいけないのは、どんなデザインにするかです。作り方を調べるのも当然ですが、まずは自分たちがどのようなキャットウォークを猫のために作ってあげたいか、アイディアを練りましょう。

プロの作品を参考にしても良いですし、Instagramなどで先輩たちのキャットウォークを見比べるのも良いですね。既存の作品を参考にしつつ、自分たちの住まいや愛猫に合わせたオリジナルのキャットウォークのデザインを考えましょう！

賃貸やマンションのためのキャットウォークに必要なもの・下準備

愛猫にキャットウォークを自作してあげるためにも、デザインを決めたら必要となる材料を集めましょう。デザインに合わせた必要なものはキャットウォークそれぞれですが、主に賃貸で作るなら以下のような材料が必要になります。

賃貸でキャットウォークを自作するうえで必要なもの

• ディアウォール
• ツーバイフォー材（ディアウォールサイズの木材）
• 棚材
• 金具やビス・ネジ・釘など
• その他必要な工具
• 必要に応じてペンキやニス

殆どがホームセンターで揃えられる道具ばかりです。またキャットウォークをカラフルにしたい、おしゃれにしたいと考えているなら、木材にペンキやニスを塗って艶出しするのも良い作り方ですよ。

【賃貸やマンションでも大丈夫！】簡単自作キャットウォークの作り方

自作キャットウォークの作り方①木材を部屋の高さや幅に合わせてカット

自作キャットウォークの作り方1つ目は「木材を部屋の高さや幅に合わせてカット」です。買ってきたツーバイフォー木材は、そのままでは部屋の高さと一致しないことがあるため、部屋の高さに合わせてカットする必要があります。

のこぎりなどを使ってカットすることができるなら自分で行い、無理であれば高さや長さを図り、購入した店舗で有料でカットしてもらうこともできます。ただしディアウォールをはめ込む長さ（45mm推奨）を考慮してカットしないと、高さ（長さ）が合わないことになるので注意しましょう。

自作キャットウォークの作り方②木材にペンキやニスを塗っておく

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自作キャットウォークの作り方2つ目は「木材にペンキやニスを塗っておく」です。カラフルなキャットウォークや見栄えを良くするためにニスを塗る場合には、初めに処理を施しておきましょう。組み立てた後からだと、大変塗りにくいからです。

ただし使う塗料については、ペットに害のない安全性の高いものを使用するように注意します。塗料はペットに害ある成分が含まれているため、使用するなら天然塗料がおすすめです。また心配な場合には、塗料は使わずにアクリル板などでおしゃれさを追求しましょう。

自作キャットウォークの作り方③棚材を取り付ける

自作キャットウォークの作り方3つ目は「棚材を取り付ける」です。ツーバイフォー木材は細長い素材が多いため、猫の通り道を作ってあげるには別で棚材が必要です。棚板や工具を用意し、思い描くデザインに沿って棚板などを設置していきましょう。

また棚板をツーバイフォー木材に取り付ける際には、強度がなければ猫に危険が及びます。電動ドライバーがあると大変便利なので、できれば用意しておきましょう。棚柱、棚板の順で設置し、強度を確かめながらDIYを進めましょう。

自作キャットウォークの作り方④木材にディアウォールをはめ込む

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自作キャットウォークの作り方4つ目は「木材にディアウォールをはめ込む」です。ある程度出来上がったら、ツーバイフォー木材の両端に用意しておいたディアウォールをはめ込みましょう。この時に、きちんとサイズを測っていないと追加でカットする、または作り直す羽目になります。

またカットした両端が水平でないと、ディアウォールが上手くはめ込みません。DIY初心者だとのこぎりを使うのもやっとでしょうから、きちんと長さを図ってお店でカットしてもらった方が確実でしょう。

自作キャットウォークの作り方⑤壁に沿ってできたキャットウォークを設置

自作キャットウォークの作り方5つ目は「壁に沿ってできたキャットウォークを設置」です。キャットウォークができあがったら、あとは壁に沿って設置するだけです。大きさによっては一人での設置が難しいので、協力できる助っ人と共に設置しましょう。

また設置後はすぐに猫たちを遊ばせるのではなく、強度があるか確認してからにしましょう。設置前と設置後で強度を再確認することで、より猫たちの安全に繋がります。また設置後に「こうしたい」という点が見られたら、その都度改善していきましょう。

またキャットウォークの作り方やデザインについては以下の記事でも紹介しています。一度ご覧になると、よりキャットウォークの作り方が分かりますよ。

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猫のためのおしゃれな自作DIYキャットウォークの作り方アイデア

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア①透明なアクリル板

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア1つ目は「透明なアクリル板」です。木材を棚材として使用するのも自然な感じがあり良いですが、より猫の歩く姿を楽しみたい、おしゃれさを出したいなら、透明なアクリル板がおすすめです。

透明になっているアクリル板なら、下から除けば猫がどのように歩いているのかが伺えます。また猫もこちらを上から伺うことができるので飼い主さんとのコミュニケーションツールとしても役立ちます。他にも猫の肉球を拝みたい人におすすめですよ。

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア②横の空間も使う

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア2つ目は「横の空間も使う」です。ディアウォールを使うとどうしても縦の空間の意識が強くなります。それを打開しておしゃれさを演出するためにも、横の空間にも注目してみましょう。

例えば金具を使って天井から吊り橋を設置したり、棚柱を設置し棚板を部屋を囲うように設置するのも良いですね。一か所だけキャットウォークを作るのではなく、部屋全体を意識したデザインづくりもおすすめですよ。

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア③タワーと同化させる

おしゃれ自作DIYキャットウォークの作り方アイデア3つ目は「タワーと同化させる」です。キャットウォークだけを作るのではなく、キャットタワーも同時に作ってあげると、より猫たちが遊べる空間となります。

キャットタワーも自作DIYが可能ですし、作り方もそう難しいものではありません。どちらも作って組み合わせてあげるとおしゃれさも増しますし、DIYがより楽しく感じます。負担にならなければ、キャットタワーの作り方を学び、自作キャットタワーにも挑戦してみましょう！

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点①強度確認を怠らない

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点1つ目は「強度確認を怠らない」です。安全に愛猫にキャットウォークを使ってもらうためにも、安全確認や強度確認は怠らないようにしましょう。

これを怠ると、設置後に棚や金具などが外れてしまい、猫が落下する危険性が高くなります。安全に猫がキャットウォークで遊べるために、また失敗せずに作り上げるためにも、取り付けたら強度と安全確認は必ず行いましょう。

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点②飼い猫に合うものを

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点2つ目は「飼い猫に合うものを」です。どんなキャットウォークでも、どんな猫に対応するというわけではないのが自作キャットウォークの欠点です。猫だって、その子の特性や特徴がありますよね。

また猫の年齢によっては、飛び移れる距離も変わってきます。自分が飼っている猫に合わせた距離、高さ、幅をよく考慮して、安全なキャットウォークを作ってあげましょう。

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点③安全性も考慮

失敗しない猫のためのキャットウォークの作り方注意点3つ目は「安全性も考慮」です。安い費用だけにこだわって作ると、安全性が欠けたキャットウォークになってしまいます。愛猫のためですから、費用が多少かかっても、安全性は追求した方が良いでしょう。

とはいっても、プロに頼むよりも自作した方が断然安い費用で作れるキャットウォークです。あれこれと素材を見に行くのも楽しいですから、節約して安い費用でと考えるのではなく、安い費用でも猫が楽しめるキャットウォークを作る意気込みで取り組んでみましょう！

安い費用で楽しくDIY！愛猫のためにキャットウォークを自作してあげよう

キャットウォークは高いものと思い込んでいる人も多いですが、実は安い費用でも簡単に作れるものです。ただし簡単にできるといっても、適当に組み立てれば良いというものではありません。

愛猫のためにと思うなら、作り方や注意点をよく意識し、安全性の高いキャットウォークを作ってあげましょう。猫の安全は飼い主の安全にも繋がるので、互いが楽しく気持ちよく使用できるキャットウォークを実現しましょう！