クリアファイルを用いた扇子の作り方は?
クリアファイルを用いた扇子の材料と作り方
一風変わった可愛い扇子を手作りしたい方のために、クリアファイルを用いた最も簡単な扇子の作り方をご紹介します。厚紙等を使った扇子の作り方と比較すると、クリアファイルを使った作り方の方が難しいですが、一度作り方をマスターすることができればお子さんでも簡単に制作できるんです。
クリアファイルで作る扇子は厚紙より透明感があり、見た目も涼しさ満点なので、暑い夏にはピッタリです。透明なクリアファイルだからこそ演出できる、清涼感溢れたクリアな扇子に仕上がります。透明なクリアファイルなら絵も描きやすいので、クリアファイルがお家にある方はぜひ作り方を参考に自作してみて下さい。
- A4サイズのクリアファイル1枚
- ボタン1つ
- ヘアゴム1つ
- 油性ペン
- 穴あけパンチ
- 定規
- カッター
クリアファイルで作る扇子の材料
- 1A4ファイルを横向きに置きます。縦20.5cm、横5cmの四角を6つ、油性ペンで描いていきます。
- 2上から5cmのところから1番下で、左右から1.5cm空けたところまでカッターで傷をつけます。
- 3クリアファイルに絵柄を描きます。ツルツルしていない面に描くと、絵が剥げにくいです。
- 4油性ペンで描いた線に沿って切ります。
- 5カッターで傷をつけた左側の折線を山折り、右側を谷折りにします。折っていくと自然とN字の形になります。
- 6下に少し隙間を空けた状態で、穴あけパンチで1枚1枚穴を開けます。
- 7切ったクリアファイルの1枚目の右側と2枚目の左側を重ね、同様にこの作業を繰り返します。
- 8全部重なったら、ヘアゴムをつけたボタンを穴に通して完成です。
クリアファイルを用いた扇子の作り方
クリアファイルとペットボトルで扇子を工作する方法
クリアファイル扇子には、ペットボトルと組み合わせた作り方もあります。クリアファイルにペッボトルで骨組みを追加することで、しっかりと仕上がります。デザインの面でも、厚紙で作った扇子と比べて負けないくらい可愛いです。クリアファイルを用意したら、作り方を参考にぜひ自作してみて下さい。
- A4サイズのクリアファイル1枚
- 1.5リットルサイズのペットボトル
- マスキングテープ
- 両面テープ
- お茶碗
- はさみ
- 穴あけパンチ
- 飾りつけのシールやデコレーショングッズなど
クリアファイルとペッボトルで作る扇子の材料
- 1クリアファイルを横にします。くっついている部分を切り開いて、A3サイズにします。
- 2クリアファイルの上にお茶碗を半分置き、シャーペンで半円の印をつけます。
- 3今付けた印に合わせてクリアファイルがおうぎ形になるよう、マジックで20cm間隔の印をつけます。
- 4今付けた印と、お茶碗でつけた印に沿って切るとおうぎ形になります。
- 5最終的に折りが16面になるよう、バランス良く折っていきます。
- 6数が合わなくなってしまったら、その一面はカットしましょう。両サイドの一面には両面テープを貼っておいて下さい。
- 7続いて、ペットボトルの頭とお尻の部分を切り落とし、真ん中の真っ直ぐな部分を骨組みに使います。
- 81cm間隔で21本切ったら、穴あけパンチで穴を開けます。
- 93本の束にし、マスキングテープをぐるぐるに巻き付け固定します。
- 10上記で紹介したのと同様、穴にゴムを通し、両面テープでクリアファイルとくっつけたら完成です。
クリアファイルとペットボトルを用いた扇子の作り方
割り箸を使ってクリアファイルの扇子を手作りする方法は?
割り箸とクリアファイルで手作りする扇子の作り方
クリアファイルオンリーとは一風違ったデザインで、骨組み重視でしっかり作りたいという方には、私たちにとても身近な割り箸がオススメです。割り箸で折りたたみ可の扇子を作るのは少々難しいので、今回は開いたまま使える、クリアファイルと割り箸の手作り扇子の作り方を紹介します。
市販の扇子の白い厚紙部分が見開きに使われているように、クリアファイルに厚紙同様、独自のオリジナルデザインを描いていきます。クリアファイルの他にも輪ゴムやピン等、身近な道具を使って簡単に作ることができるので、厚紙が手元にない無い方はこちらもオススメです。
- 割り箸4本
- クリアファイル
- 輪ゴム
- テープ
クリアファイルと割り箸の手作り扇子の材料
- 1割り箸の下、約1cmの部分を輪ゴムで結び開きます。
- 2開いた部分は、対角線上に交差するようにして輪ゴムをかけます。
- 3クリアファイルを割り箸よりも少し大きめの扇形に切ります。
- 4クリアファイルに割り箸をテープで貼り付け、固定します。
- 5もう一枚のクリアファイルの周りと割り箸をテープで固定し、割り箸が付いた紙に貼り付けます。
- 6はみ出た部分を切って調整したら完成です。
クリアファイルと割り箸の手作り扇子の作り方
クリアファイルと割り箸で扇子を手作りする時の工作のポイント
テープでクリアファイルを貼る時に、しっかり固定すると安定感のあるよりキレイな仕上がりになります。クリアファイルの上に厚紙や布を貼りたい時は、ボンドをたっぷり布に染み込ませた後、アイロンで軽く伸ばすとピシッと仕上がります。やりすぎるとファイルがよれよれになるので注意しましょう。
テープの貼り方に指定はなく、一部を固定するだけだと不安な方はクリアファイルと割り箸全体にテープをしっかりつけても良いです。割り箸がむき出しになっている方に布や厚紙を貼るとテープの部分を隠せます。クリアファイルだけではなく、さらに骨組み作りからこだわりたいという方向けの作り方です。
注意点として、割り箸は太さが均一ではなく、厚みも部分によって異なります。本格的に見栄えがキレイな扇子を作りたい時は、割り箸を削って形を整える必要があります。骨組みからこだわって徹底的に作るとなると、クリアファイルの加工も必要なため、時間も手間もかかることを心に留めておきましょう。
既製品の厚紙や布をクリアファイルの扇子に使う時の作り方は?
既製品の扇子の作り方・工作方法①紙(布)を剥がす
まず、既製品の厚紙や布を剥がします。扇子を手作りする際は、デザインが完成している既製品の厚紙や布を貼ると一番簡単に自作できます。クリアファイルに描くデザインに困ったら、既製品のデザインを切り貼りするのも良いです。まずは紙(布)を剥がすところから始めます。既製品の扇子とテープも用意して下さい。
既製品の扇子によっては剥がしやすさも異なります。簡単に剥がれなくても力一杯引っ張らないで下さい。和紙を剥がす場合は、初めに水を少々つけるときれいに剥がせます。不慣れなうちは失敗することもあると思いますので、本格的で高価な扇子ではなく、100均の扇子で挑戦することをおすすめします。
- 1張り替える扇子を開いたら、骨組みの部分を固定します。
- 2扇子が閉じないように骨組みをしっかり押さえながら、端から紙(布)を丁寧に剥がします。
扇子の紙(布)の剥がし方
既製品の扇子の作り方・工作方法②紙(布)を張り替える
紙(布)を剥がしたら、自作のクリアファイルに貼っていきます。自作したものの方がオリジナリティがありますが、クリアファイルを使っているだけでも自作感が出るので、デザインが苦手な方は挑戦してみてください。ボンドとはさみも用意してくださいね。
- 1クリアファイルにボンドをムラがないように塗っていきます。
- 2のりしろ作るため、紙(布)の上5mm程度を残して貼ります。
- 3のりしろとクリアファイルにボンドをつけ、もう一枚の紙(布)を貼っていきます。折り目をつけたら出来上がりです。
扇子の紙(布)の貼り方
クリアファイルを色んなサイズに切った時にも対応できるように、やや大きめの紙(布)にデザインしておくことをオススメします。扇子の張り替え方についてはこちらの記事でも紹介しています。
クリアファイルとジュリアナ風扇子を組み合わせた作り方とその魅力は?
ジュリアナはバブリー時代の象徴
こちらのバブリーな扇子は、ジュリアナ扇子と呼ばれています。有名なディスコ、「ジュリアナ東京」で使われていたため、通称「ジュリ扇」とも言われています。現代の若者の間でも人気があるようで、ライブやコンサートを盛り上げるために自作する人もいるんですよ。
ジュリアナ風扇子は羽がたくさんついている
バブル期代表作のジュリアナ扇子は、派手な装飾が施されており、羽がたくさんついているとても可愛い扇子です。本来「和」をイメージさせる落ち着いたデザインの扇子や、クリアファイルオンリーで作った清楚感のある扇子ではなく、まるで貴族が使うようなとてもゴージャスな扇子です。
クリアファイルと割り箸を用いたジュリアナ風扇子の作り方
ジュリアナ風扇子の作り方は、上記で紹介した割り箸とクリアファイル扇子の作り方を模倣します。クリアファイル扇子全体にふわふわの羽をたくさん貼り付ければ、簡単に可愛い扇子を手作りすることができます。扇子に貼り付ける羽は、100均でも購入できます。たくさんつけて、ふわふわ感が出れば出るほど可愛いです。
ジュリアナ風扇子は羽がメインの扇子なので、振り回して使うことから割り箸の骨組みを作ります。既製品でも羽がパラパラと落ちてしまうことがありますが、ジュリアナ風扇子を購入した場合でも、自分で手作りする方法を知っていれば修理もできますね。とても豪華なジュリアナ風扇子、ぜひ一度自作してみてくださいね。
クリアファイルならではの可愛い自作扇子のデザイン3選
可愛い自作扇子のデザイン①正月飾り用の扇子
可愛い自作扇子のデザイン1つ目は正月飾り用の扇子です。華やかな飾り作りが大変そうだと感じるかもしれませんが、骨組みの部分は不要なのでクリアファイルにピッタリです。クリアファイルに金色や和柄の折り紙を貼ったり、お花や水引きのような部分のデザインまで手作りすると、オリジナリティのある作品になります。
可愛い自作扇子のデザイン②和風扇子
可愛い自作扇子のデザイン2つ目は和風扇子です。着なくなった浴衣や、浴衣用の生地を購入して扇子にします。布でできている上、既製品を張り替えるだけで手作りできるので、長く使うことができて環境にも優しいですよね。柄は映える部分がメインにくるよう、配置を考えて切り抜きましょう。
可愛い自作扇子のデザイン③夫婦扇子
可愛い自作扇子のデザイン3つ目は夫婦扇子です。和装結婚式の写真撮影で良く使われます。実際にレンタルも可能ですが、自作の扇子ならお財布にも優しく、また一生の思い出として記念品にもなります。オリジナリティを出したい方は、ぜひ手作りに挑戦してみましょう。
一見シンプルな分デザイン性がないと難しそうだと思うかもしれませんが、クリアファイルで作れば特別感は満載です。透明のクリアファイルに文字や模様を描いたり、折り紙や水引きのデザインをつけるだけなので、誰でも簡単に自作できます。和風に仕上げるのも良いですし、洋風に作るのもおしゃれですね。
クリアファイルで手作り扇子を作ってみよう!
クリアファイルの扇子1つとっても、色んなデザインがありますね。上手に作れたものは、誰かにプレゼントしても喜んでもらえるかもしれません。気になった作り方やデザインがあったら、ぜひ挑戦してみてください。
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