自転車のブレーキ音がキーキー鳴る原因は?
自転車のブレーキ音がキーキー鳴る原因①チェーンの油切れ

自転車のブレーキ音がキーキー鳴る原因1つ目は、チェーンの油切れです。普段、特に気にならないブレーキ音ですが、ライトを付けた途端うるさくなったり、雨で濡れた自転車を漕いだ時にキーキー音がするようになったという事も少なくありません。これらは、チェーンが汚れていたり、劣化が原因である事も多いものです。
また、自転車専用のスプレーを使う事でキーキー音が改善する事も期待できます。直し方を知っておけば修理代の節約にもなりますので、原因箇所にもよりますが、後に紹介する直し方を参考に、ぜひ自分で修理できる事は試してみて下さい。
自転車のブレーキ音がキーキー鳴る原因②ブレーキが原因

自転車のブレーキ音がキーキー鳴る原因2つ目は、ブレーキ音が原因であるケースです。ブレーキを掛けた途端、かなり大きな音が鳴っているのを聞いた事がある人も多いと思います。自転車のブレーキというのは、前輪、後輪両方に備わっています。この場合、早めのメンテナンスで改善する可能性も高いと言えます。
自転車のキーキー音を改善する為に、チェーンに油をさす事も多いと思いますが、むやみに注油するのは、逆効果になる事もあるので注意しましょう。ここに、自転車専用オイルを購入する際に参考になる100均でも変える万能オイルを紹介している記事があるので、参考にしてみて下さい。

自転車のブレーキ音の直し方は?
自転車のブレーキ音の直し方①前輪から異音がする場合

自転車のブレーキ音の直し方1つ目は、前輪から異音がする場合の直し方です。前輪のブレーキに汚れが付いている場合には、それがブレーキの異音の原因となっている可能性もあるので、綺麗に取り除く事で改善する可能性もあります。しかし、ここの汚れは手強い事が多いので、クレンザーや台所洗剤を活用しましょう。
しかし、ここで注意が必要なのが、油分の入った洗剤を使うのは避けるという事です。油分を含んだ洗剤をブレーキの洗浄に使用してしまうとブレーキが滑りやすくなってしまい、いざという時にブレーキが効かないというトラブルに繋がってしまう懸念があるからです。また、ブレーキの汚れを落としても改善しない事もあります。
その場合には、ブレーキシューを取り除きましょう。ブレーキシューを取り外すと、そこに付着した汚れを取り除く事により、音が改善する可能性も高まります。ブレーキシューを削る事で、表面が摩擦でツルツルになっていたものが凸凹になるので、これにより改善できるかもしれません。
自転車のブレーキ音の直し方②後輪から異音がする場合

自転車のブレーキ音の直し方2つ目は、後輪から異音がする場合です。後輪のブレーキは、前輪のものとは全く違うものです。後輪のブレーキは、パッと見ただけではどこにあるのかわからないケースがほとんどです。後輪のブレーキは、「ハンドブレーキ」と呼び、後輪の軸部分に付属している円盤状のものです。
後輪ブレーキは、前輪のブレーキに比べ、専門的な知識が必要となりますので、前輪のブレーキを自分でメンテナンスしても改善されない場合には、近所の自転車屋さんに持って行くなど専門家の力を借りましょう。ここに、自転車の音が気になる時に参考になる原因や対処法をまとめた記事があるので、読んでみて下さい。
自転車のブレーキ音の修理代の相場は?
チェーンが原因の場合には相場は2,000円前後

自転車のブレーキ音の修理代の相場について、詳しく見ていきましょう。まずは、チェーンが原因の場合の相場です。チェーンが原因の場合に考えられるのは、チェーンの外れや張り、最悪の場合にはチェーンの交換などが必要なケースがあるのも覚えておくべきでしょう。チェーンの外れは、1,500円程度が相場です。
自分でメンテナンスをしようとして、誤ってチェーンが外れてしまった場合には、自分で解決するというのはなかなか難しいので、そういう場合には自転車屋さんに持って行きましょう。次に、チェーンの張りの調節です。これは、比較的、時間もコストも掛かりませんので、540円程で解決するケースがほとんどです。
しかし、チェーンは、自転車のパーツの中でも一番消耗が激しいというのも事実です。また、汚れやすい場所でもあるのでそれだけブレーキ音のキーキーとした音に直結している事も多いです。その為、経年劣化すればチェーンの交換が必要となるのは仕方ありません。チェーン交換は1,400円~2,000円が相場です。
ブレーキが原因の場合には1,000円以内で解決する事がほとんど

自転車のブレーキ音の原因の多くは、ブレーキ自体に問題があるケースが多いのも事実です。ブレーキは、自転車を使用するにあたって、一番大事な部分でもありますので、少しでも違和感がある場合には、早めの対処が必要となるのは、明らかです。ブレーキの効きが悪いと感じればすぐに修理に出す事も大事です。
また、チェーン交換などに比べても、ブレーキが原因である場合には、修理代はそんなに掛からない事がほとんどです。例えば、ブレーキ調節であれば前輪が450円、後輪が500円程度、ブレーキワイヤー交換であれば700円、ブレーキゴム交換680円というように、比較的コストを抑えて修理できるというのも事実です。
また、定期的にメンテナンスが必要な自転車ですので、転勤族などである場合には、全国展開しているような業者で自転車を購入するというのも工夫の一つでしょう。もちろん、購入していなくても修理を請け負ってくれる業者も多いですが、購入した所でメンテナンスをした方がコストを抑える事も可能な場合が多いです。
ブレーキのうるさいキーキー音を発生させない為にも錆びさせない

ブレーキのキーキー音の多くは、「錆」が原因である事も少なくありません。自転車のパーツのほとんどは、鉄で作られているので、それだけ水に弱いというのは覚えておくべきでしょう。錆ればそれだけ、見栄えという点でも悪くなってしまうのは理解できると思います。また、自転車自体の機能も低下させてしまいます。
また、チェーンが錆びてしまうと、どうしてもペダルが重くなってしまったり、普段使いしている人にとっては、頭の痛い結果になってしまうので、そういう意味でも雨の日にはしっかりと水気を拭き取るなどのひと手間は大事になってくると思います。
ここに、コストコの自転車のおすすめを紹介している記事があるので、この記事で、コストコで購入できる子供用の自転車やクロスバイクの値段を知るヒントとしてみて下さい。

自転車のブレーキ音がキーキーうるさい時の応急対処法は?
チェーンのたるみを直す

自転車のブレーキ音がキーキーうるさい時の応急対処法1つ目は、チェーンのたるみを直すです。あらゆる原因を追究していくうちに、チェーンのたるみを見つけた場合には、チェーンのたるみを改善する対処法をしていきましょう。チェーンのたるみを直すには、後輪にある車止めナットとブレーキネジをゆるめます。
そして、チェーン調節ナットを締めながら程よい張り具合になるまで、調節していきましょう。チェーン調節が終われば、ブレーキネジと車止めナットを締めて下さい。しかし、チェーンのゆるみを直すのは、素人がやってしまうと失敗に繋がる懸念もあるので、自信が無い場合には、自転車屋さんに持って行きましょう。
むやみに触って、チェーンが外れてしまえば、結局、自転車屋さんに持って行く事になってしまうので、そういう意味でも自転車の修理の経験がない場合には、自転車屋さんに持って行くのが無難でしょう。
修理の際にむやみやたらにスプレーなどで注油するのは危険

自転車のブレーキ音がキーキーうるさい時の応急対処法2つ目は、むやみやたらに注油するのは危険だという事です。金属音がうるさい時には、まず注油という対策を講じる人も多いと思います。確かに、注油する事により、動きがスムーズになったりというメリットがあるケースが多いのも事実です。
しかし、中には、注油した事により、動きが滑らかになるどころか逆に、動かなくなってしまい使えなくなったという事にもなりかねません。自転車で注油してはいけない場所というのは、ゴムが使用されている箇所です。ゴム製品に油が付着してしまうと、滑りやすくなってしまうので、タイヤだと危険です。
また、無知のまま注油してしまうと、思わぬトラブルを引き起こしてしまうのは、目に見えていますので、すぐに注油するのではなく、まずは専門家の意見を参考にしてみるというのもおすすめです。
鳴き止めにはタイヤの空気を意識する

自転車のブレーキ音がキーキーうるさい時の応急対処法3つ目は、タイヤの空気圧を意識するです。自転車がキーキーうるさい時には、タイヤの空気が抜けて、自転車全体に負担が掛かる事により、歪みが出来てしまう事も理由の一つとなります。その為、日頃から通勤や通学に自転車を使用する人は、定期的に空気を入れましょう。
一人暮らしの人やマンション暮らしの人などは、空気を入れるタイミングがなかなかないという人もいるでしょう。しかし、今では、スーパーの駐輪場などにも常備してあるケースも増えてきていますし、100均にも手軽に空気を入れる事の出来るアイテムが売っている所もあります。
これらを上手く利用する事により、定期的にタイヤの空気圧は一定にしておく事をおすすめします。ぜひ参考にして、定期的に空気圧を入れておく癖を付けておきましょう。
ペダルが原因の場合にはサドルをお手入れする事で解決する事もある

自転車のブレーキ音がキーキーうるさい時の応急対処法4つ目は、ペダルが原因の場合にはサドルをお手入れする事により、解決する事もあるというものです。長時間、サドルにオイルをささなかった事で、傷みやすくなってしまい、キーキーという異音が発生してしまう懸念があります。
また、今では自転車専用のスプレーなども購入する事ができますので、これにより、だいたいの音は解決する事も多いものです。ここに、様々な観点から自転車のキーキー音を解決する方法を紹介している記事があるので、この記事により、何が原因かを探るヒントとしてみて下さい。
自転車のブレーキ音うるさい場合はプロの力を借りるのが最善
今回は、「自転車のブレーキ音の原因」をテーマに、うるさい時の直し方や修理の方法、また、スプレーを使うタイミングなどについても詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか?ブレーキ部分だと前輪、後輪どちらが原因かによってもその対処法は、変わってくるというのも事実です。
また、キーキー音を直そうと自分でやってしまった事により、状況が悪化してしまうパターンも懸念されます。それを防ぐ為にも自分でやる事に自信が持てない人は、プロの手を借りるというのがいいでしょう。プロの力を借りれば当たり前ですが、修理代が掛かってしまいますが、それでも確実な方法と言えます。
鳴き止めを自分でするのは、リスクが高いとは言っても、修理代を節約する為には知っておいいて損はないと思います。その為、この記事で紹介した直し方を参考に、ぜひブレーキ音がうるさいという場合には、できる事は自分でやってみて下さい。
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